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2024年03月22日更新
【2024年】千曲市のリフォーム補助金・助成金一覧と受け取る方法の解説!
目次
リフォーム補助金・助成金の一覧(千曲市)
千曲市では、空き家のリフォームや木造住宅の耐震化、蓄電システムの設置、新婚世帯の居住、介護や支援が必要な方、障害のある方のために行うバリアフリー改修に対する補助や助成などを利用できます。
以下では、リフォーム関連の主な補助や助成金などについて、千曲市で利用できる制度をご紹介します。
情報は2024年1月27日現在のものであり、ご利用前には要件など詳細に関して確認が必要です。
制度名 | 対象 | 補助金額 | 期間 |
---|---|---|---|
千曲市 空き家バンクリフォーム補助金 | 市の空き家バンクに登録した物件においてリフォームや家財処分を行う場合 | リフォーム工事は対象経費の2分の1(上限100万円) 家財処分は経費の2分の1以内(上限10万円) | 売買契約日または初めの賃貸借契約日から起算して1年を経過する日までの期間 |
千曲市 木造住宅の耐震改修工事補助金 | 市内にあり、1981年5月31日以前に着工された木造住宅に耐震改修を行う場合 | 耐震改修工事に直接かかる費用の5分の4(80%)以内の額(上限100万円) | 終了 |
千曲市 蓄電システム設置補助金 | 市内にある住宅に、住宅用太陽光発電システム用の蓄電システムを設置する場合 | 発電システム及び蓄電システムの同時設置 対象経費の1/10(千円未満切り捨て) 限度額150,000円 蓄電システム設置対象経費の1/10(千円未満切り捨て) 限度額100,000円 | 設置工事着工前 |
千曲市 結婚新生活支援事業補助金 | 新婚世帯が市内で住宅を購入や賃借して居住する場合 | 1世帯あたり 夫婦ともに29歳以下:上限60万円 それ以外:上限30万円 | 令和5年4月1日から令和6年2月29日まで ※予算に達し次第終了 |
介護保険 居宅介護住宅改修・介護予防住宅改修 | 要介護か要支援の認定を受けた市民が、小規模な改修を行う場合 | 費用の9~7割 (上限額20万円) | 期間の定めなし |
千曲市 重度障害児・者住宅改修費の給付 | 市内の自宅で暮らす、身体に重度の障害がある学齢児以上の方が、段差解消など自宅でのバリアフリー化を行う場合 | 上限額20万円 | 期間の定めなし |
千曲市 障害者にやさしい住宅改良促進事業 | 市内の自宅で暮らす65歳未満の方のうち、1級から3級の身体障害者手帳を交付された方が、居室や浴室、トイレなどをバリアフリー化する場合 | 補助対象経費から補助対象経費の10分の1を乗じて得た額(千円未満切上げ)。補助対象経費の上限額は70万円。 | 予算に限りがあります。 |
千曲市 空き家バンクリフォーム補助金
市の空き家バンクに登録した物件においてリフォームや家財処分を行う場合、購入または賃借して10年以上居住や維持する方なら、それぞれ費用の一部に関して補助を受けることができます。
補助は、登録された空き家を購入または賃借した方のうち、転入または定期的に滞在する方で、10年以上居住または維持する見込みの方が対象です。
なお、転入日や物件の所有者との関係などについて要件があります。
リフォームや家財処分は、市内にある業者に依頼して行うもので、リフォームについては費用が20万円以上、家財処分については費用が5万円以上のものが補助の対象です。
補助金は、リフォームについては100万円を上限として、家財処分については10万円を上限として、それぞれ費用の2分の1が支給されます。
申請には期限があり、事前に市の建設課空き家対策係への相談が必要です。
千曲市 木造住宅の耐震改修工事補助金
市内にあり、1981年5月31日以前に着工された木造住宅に耐震改修を行う場合、居住する所有者または2親等以内の親族なら、100万円を上限として耐震改修費用の80%以内について補助を受けることができます。
住宅は、木造在来工法による2階建て以下の建物のうち、個人所有の戸建住宅であって、市の耐震診断による総合評点が1.0未満のものが対象です。
耐震改修は、工事後の総合評点が0.7以上かつ改修前の評点を上回る工事が補助の対象です。
補助金の受け取りは、業者が代理で受領できる制度が導入されています。
申請者は補助額を差し引いた金額の支払いですむため、費用の負担が軽減されます。
なお、申請者についての所得制限や耐震改修工事の要件などがあります。
申請前に市への相談が必要です。詳細については、市の建設課建築監理係にご相談ください。
千曲市 蓄電システム設置補助金
市内にある住宅に、住宅用太陽光発電システム用の蓄電システムを設置する場合、自ら居住する住宅に新たに設置する方または設置済みの建売住宅を購入する方については、設置費用の一部について補助が利用できます。
補助は、システムの購入費用と設置工事にかかる費用を対象に、10万円を限度として費用の10分の1が支給されます。
発電システムと蓄電システムの同時設置の場合は限度額が15万円になります。
システムには一定要件が定められています。
予算残額の確認や事前申請が必要なため、要件なども含め市のホームページや環境課で確認する必要があります。
千曲市 結婚新生活支援事業補助金
市内で住宅を購入や賃借して居住する新婚世帯なら、住宅の購入や賃借費用、引っ越し費用、リフォーム費用の一部について、一世帯当たり30万円を上限とする補助を利用できます。
新婚世帯は、2023年1月1日から翌年3月31日までに婚姻届けを提出して、その時点の年齢が夫婦ともに39歳以下の世帯が対象です。
住民登録や所得などの要件があります。
なお、夫婦ともに29歳以下の新婚世帯の場合は、上限額が60万円に増額されます。
補助の対象となる経費は、2023年1月1日から2024年3月31日の間に支払われたもので、建物の購入費用、賃料や敷金、礼金、公益費、仲介手数料などの賃借に要した費用、引越し費用が対象となります。
また、リフォーム費用についても補助の対象になります。
ただし、倉庫や車庫、外構、エアコンなどの設置費用は補助の対象になりません。
申請前の相談が必要で、予算額に達した時点で受付が終了となります。
詳細については、市のホームページまたは「こども未来課」でご確認ください。
介護保険 居宅介護住宅改修・介護予防住宅改修
市内の自宅で暮らす、要介護か要支援の認定を受けた市民なら、自宅での日常生活を容易にするために小規模な改修を行う場合、20万円を限度として、改修費用の9割から7割について支給を受けることができます。
介護保険の負担割合に応じ、費用の1割から3割は利用者負担です。
通常は、業者へ費用全額を支払った後に保険給付分が支給される償還払いですが、要件を満たす場合は、自己負担分だけを支払う受領委任払いも選択可能です。
改修は、段差・傾斜の解消、手すり取付け、引き戸や洋式便器への取替え、滑り防止・移動円滑化のための床材変更などが対象で、付帯して必要な解体や下地補強などの工事も含まれます。
事前の申請が必要です。手続きについては、要介護認定のある方は担当のケアマネジャーへ、要支援認定の方は市の地域包括支援センターへの相談が必要です。
なお、制度の窓口は、市の高齢福祉課となっています。
千曲市 重度障害児・者住宅改修費の給付
市内の自宅で暮らす、身体に重度の障害がある学齢児以上の方なら、段差解消など自宅でのバリアフリー化を行う際は、20万円を上限として改修費用の一部について給付が利用できます。
給付は、下肢機能障害や体幹機能障害、乳幼児以前の非進行性の運動機能障害により、3級以上の身体障害者手帳の交付を受けている方が対象です。
バリアフリー化は、引き戸や洋式便器への取替え、移動しやすい床材への変更、手すり取付け、床段差の解消などが対象で、費用は、これらの生活動作を補助する用具の購入費と改修工事費が給付の対象になります。
通常、補助額の10%を自己負担しますが、所得税非課税世帯は補助額の5%に軽減されます。
また、生活保護世帯については自己負担がありません。
事前申請が必要なため、あらかじめ市の福祉課障がい者福祉係にご相談ください。
千曲市 障害者にやさしい住宅改良促進事業
市内の自宅で暮らす65歳未満の方のうち、1級から3級の身体障害者手帳を交付された方などなら、居室や浴室、トイレなどをバリアフリー化する場合、70万円を上限として費用の9割について補助が利用できます。
身体障害者手帳が4級から6級の方であっても、独り暮らしなど常時介護する方がいない場合は補助の対象です。
住宅は、対象となる方または生計を一にする方が所有するもの、あるいは、所有者の承諾があるものが給付の対象です。
改修は、住宅の一般改築や改造に併せて行われるものは対象外で、補助の対象者や介護者の利便を図るために行う部分的な改良工事が補助の対象です。
事前申請が必要で、所得制限があります。
詳しくは市の福祉課障がい者福祉係にご相談ください。
「千曲市」の補助金申請の流れと必要書類
リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。
補助金の申請方法とその手順
最初に補助金制度の詳細を確認する
まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。
補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。
見積もりを作成してもらう
次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。
補助金申請書の提出を行う
リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。
申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。
審査・承認を経てリフォーム工事に着手
申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。
補助金の受け取り
リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。
なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。
そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。
リフォーム補助金の申請時の必要書類
リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。
補助金申請書
これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。
見積書
リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。
リフォーム計画書
「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。
建築図面
補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。
所有者の同意書
建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。
証明書類
補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。
リフォーム後の報告書
報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。
なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。
千曲市のリフォーム会社の選び方
千曲市では、空き家リフォームや耐震改修、蓄電システム設置、新婚世帯の市内居住、バリアフリー化などに対する補助や助成などの制度が利用可能です。
このような助成・補助などの制度を利用したい場合は、制度に詳しいリフォーム業者を選ぶことがおすすめです。
千曲市近郊の坂城町や上田市、長野市なども含めれば、リフォーム会社の選択肢が増えます。
また、地元のリフォーム業者や会社なら、費用を抑えることにもつながります。
ただし、リフォームする箇所別に得意・不得意もあるため、依頼するリフォーム業者や会社が何を得意としているか、口コミも確かめることが大切です。
下記の「千曲市で評判のリフォーム会社一覧」では、千曲市にあるリフォーム会社を紹介しています。
リフォーム業者や会社を選ぶ際は、ぜひ参考にしてください。
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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。
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リフォームする際のポイント
もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。
リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。
正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。
その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。
それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。
複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。
このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
荒川行政書士事務所
荒川朋範行政書士。金沢大学人間社会学域地域創造学類を卒業後、地元金融機関に就職。融資業務を経験した後に営業係として活動、定期預金契約数全店1位を獲得。現在は、行政書士法人を設立し、業務の拡大を目指して活動中。
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