2024年06月21日更新

監修記事

二階のベランダを広くしたい!増築の費用相場・メリット・注意点を徹底解説!

今までベランダといえば、洗濯物や布団を干す機能面ばかりが重視され、デザイン性やその他の用途に関して無視されていたように感じます。しかし近頃、このベランダをもっと有効活用しようという動きがでてきました。狭く感じてもベランダを後付けで拡張したり新設したりすることは、広さだけではなく快適で安全なスペースを作ることにもなります。そこで、ベランダのリフォーム費用や価格をまとめました。

まずは
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ベランダとバルコニーの違いとは?

普段なにげなく使っているベランダとバルコニーという言葉ですが、その違いについて知らない方は多いかもしれません。

ベランダとバルコニーの違いは、屋根の有無と設置する階数です。どちらも建物から室外にせり出したスペースですが、屋根の有無が一番の違いといえます。

ベランダは、階数の定義がないため1階でも屋根があればベランダと呼びます。屋根があるため風が強くない限りは、洗濯物が濡れることはないでしょう。

バルコニーは、屋根がないため太陽の光でガーデニングを楽しむことができます。マンションなどの広いバルコニーは、ルーフバルコニーと呼びます。

ベランダもリフォームやメンテナンスが必要

リフォームを優先しやすい室内に比べて、毎日使っても後回しにしてしまいがちなベランダのリフォーム。

洗濯物や布団を干すのは毎日のことでも、ベランダの景観や機能面は二の次になってしまうこともあります。

近年では、デザイン性や開放感を意識したベランダの活用が注目され、もっと有効活用したいという動きがでてきました。

今回は、ベランダの拡張や後付けによる新設や増設のリフォームで、さらに便利になる方法をご紹介します。

ベランダの増築・後付け・拡張リフォームにかかる費用や価格は?

ベランダは屋外にあり、洗濯物や布団を干すため、そのような用事のある時だけ出入りする場所になりがちです。

そのため、気づかないうちに床部分や壁との接続部分が腐食していたり、傷んでいるということもあるかもしれません。

また、ベランダの設置されている方角によっては、日当たりが悪く洗濯物を干しづらいと感じることもあるようです。

室内とベランダの高さが合わない場合や狭くて使いにくいと感じると、使用頻度が減ってしまいます。

多くの場合、ベランダの下階には部屋やリビングなどがあるため、漏水や腐食には注意しなければなりません。

そのため、限られたスペースのベランダでも、大きな工事が必要になる前にメンテナンスをすることは大切です。

デザインや機能を加えたリビングのようなベランダを

そんなベランダをお洒落にリフォームしたり、狭かったスペースを増設したりして、さまざまな目的に合わせた用途で楽しむ人がいらっしゃいます。

くつろげる空間や見栄えの良い景観に変えるだけで、お住まいの広さを感じるかもしれません。

一般的には、ベランダに隣接するのはリビング、寝室やプライベートルームになっています。

ですから、気分転換やリラックスできる空間になるよう、ガーデンテーブルや椅子などを配置できるスペースに変えることもお勧めです。

日当たりの良い場所なら、家庭菜園を計画したり、第二のリビングとしてベランダでくつろぎたい人のためのスペースにリフォームしたりすることもできます。

特に、庭が小さい、もしくは庭のスペースがない戸建住宅には最適です。

ベランダの増築・後付け・拡張リフォームにかかる費用や価格は?

現状のサイズが狭いと感じるときや多目的に使用したいときなど、工事が簡単な規格品を利用した広いサイズに交換することもできます。

工事費用や工事日数も短く、増設や新設で拡張する場合でも、ベランダのリフォームはお勧めです。

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ベランダリフォームにかかる費用相場の目安は?

ベランダリフォームにかかる工事内容ごとの費用相場の目安は以下の通りです。

工事内容費用相場の目安
屋根設置10万円~
防水工事10万円~
手摺の設置5万円~
増築や交換30万円~

ベランダリフォームは、一般的に50万円以下の工事が多いです。ただし、工事する面積により費用が大きく変わります。ベランダリフォームは、塗装のみの簡単な工事からベランダ新設の工事まで幅広くさまざまな工事があります。
屋根の設置、防水工事、手摺の設置のみであれば10万円以内におさめることができるでしょう。

一方、既存のベランダを撤去して新たなベランダを設置したりする場合は撤去費用も含まれ、高額になりがちです。

ベランダをリフォームすることにより、機能面が向上し、快適に生活できるでしょう。また、見た目を改善することにもつながります。

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ベランダ増築リフォームの費用相場

ベランダリフォームにおけるベランダの設置、増築リフォームの工事内容、費用相場、工期の目安は以下の通りです。

リフォーム内容費用相場工期
ベランダの交換工事60万円〜4日~
既存のベランダを広くする30万円〜3日~
1階にベランダを設置する30万円〜3日~
2階にベランダを設置する40万円〜3日~
ベランダをL字型に設置する60万円〜4日~

ベランダの交換工事

築年数の経過や腐食したスチール製のベランダから、アルミ製に交換するリフォーム費用は、撤去・解体費と新設工事費用を含めて、60万円が相場です。

リフォーム業者によって撤去費が異なるため、事前の確認も大切です。

なお、ここまでご紹介した費用はあくまで一つの事例であり、リフォーム会社によりベランダの交換にかかる費用は異なることがあります。
相見積もりを取り、費用の違いに注意してリフォームを検討しましょう。

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既存のベランダを広くする

一般的にベランダの広さは、幅360cm以上で、奥行180㎝以上であることが多いです。このぐらいの広さがあれば、布団や洗濯物を干すのには充分でしょう。

ベランダを拡張する方法として、横並びに拡張、前面方向に拡張、L字型に拡張などがあります。拡張することにより、ベランダを通じて、別の部屋へ移動できるようにもなります。

既存のベランダをどのぐらい拡張するかによって費用は大きく変わります。また、ベランダを設置する際と同様に使用する素材によっても費用は大きく変わるでしょう。

ベランダを拡張して、くつろげるスペースを作る

ベランダの増築・後付け・拡張リフォームにかかる費用や価格は?

既存のベランダに新たにデッキバルコニーをつなげることが可能なタイプです。

約幅180cm×奥行90cmのサイズ(床面1.62㎡)を追加して、工事費込みで30万~になります。

例えば、二階のベランダ広くする場合の費用は、工事費込みで60万円〜です。これは幅360cm×奥行90cmのサイズ(床面3.24㎡)の見積もりで、広さや材質、諸条件により費用相場は変動します。

既存の横に増設する場合や前面に1列増設する場合など、リフォーム業者に希望を伝えましょう。ウッド調のデッキで床部分を仕上げたい場合、既存バルコニーの約床面積1.62㎡と、増設するデッキバルコニー部分の床面積3.24㎡の一部を交換して、材料の値段が2万円~の追加費用になります

また、くつろげるスペースを作ることを目標にする場合は、ベランダの床部分をウッド調のデッキ材に交換することも可能です。

近年では、オーク系やブラウン系の色に加え、グレー系の色の製品からも選ぶことができるようになってきました。

家や外壁や庭のつくりに合わせて色を選ぶのは、カフェのような雰囲気を出すこともできます。

ウッドデッキの取り付け費用はこちらの記事でも解説しています

普通サイズのベランダを新設・後付けする場合

ベランダのデザインによっても異なりますが、2畳ほどの普通サイズのベランダを新設する場合の費用は、工事費込みで約50万~が相場です。

採用する素材や設置場所によっても価格は変動します。

ベランダを新設・後付けする場合の工事費が変動する理由としては、お住まいの家の窓の位置や庭の外構状況に関係しています。

コンクリートの打設が必要な場合もあり、設置場所によっては屋根と窓部分に支柱を必要とします。

お住まいのファサードに合わせたバルコニーは、規格品のエクステリアであっても製品や色の合わせ方次第で、おしゃれで魅力的な外観にすることもできます。

外壁に合わせた色や製品を使用したバルコニーはお勧めです。

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1階にベランダを設置する

1階にベランダを設置する場合は、ベランダのデザイン、使用する素材、大きさにより異なります。また、既存の窓の位置や庭の外構状況などにより費用が大きく変わります。

1階に洗濯機がある場合は、家事動線を考えるとベランダが1階にあるほうが向いているといえます。

1階の掃き出し窓から庭にでられる場合は、ベランダの床にウッドデッキを設置することにより、室内の空間が広がるような感覚になりますのでおすすめです。室内の床に合うデザインを選ぶようにしましょう。

2階にベランダを設置する

2階にベランダを設置する場合も、ベランダのデザイン、使用する素材、大きさにより異なります。また、既存の窓の位置や屋根の形状、位置などにより費用が大きく変わります。

一般的に2階のベランダ設置は、1階のベランダ設置よりも費用が高くなりますので注意が必要です。

2階のベランダ設置は、屋根置式と柱建て式の2通りがあります。柱建て式は、柱によって強度を保ちますが、1階部分の外観が変わりますのでデザインには気をつけましょう。

ベランダをL字型に設置する

ベランダをL字型に設置することにより、洗濯物を干すスペースが広がるだけでなく、2方向の景色が楽しめます。

拡張する際と同様にバルコニーを通じて他の部屋への移動ができるようにもなります。

ベランダをL字型に設置する場合も、ベランダのデザイン、使用する素材、大きさにより異なります。また、既存の窓の位置や庭の形状、位置などにより費用が大きく変わります。

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ベランダの設備変更のリフォームの費用相場

ベランダリフォームの設備変更における工事内容、費用相場、工期の目安は以下の通りです。

リフォーム内容費用相場工期
ベランダをウッドデッキ仕様にする30万円〜1日~
ベランダに屋根を設置する10万円〜1日~
ベランダ部分を部屋に変更する50万円〜3日~
ベランダをサンルームに変更する40万円〜3日~

ベランダをウッドデッキ仕様にする

ベランダをウッドデッキ仕様にすることにより、おしゃれな空間にすることができるでしょう。ウッドデッキの種類によって費用が変わります。

また、1階リビングから庭にかけてウッドデッキを設置するとリビングが広くなったような感覚になるためおすすめです。

ウッドデッキの主な種類は、ソフトウッド(天然木)、ハードウッド(天然木)、樹脂(人工木)の3種類です。

天然木は、比較的手に入りやすいため人工木より安いですが、傷みやすいので注意が必要です。

ベランダに屋根を設置する

ベランダに屋根を設置することにより、天気を気にしすぎることなく洗濯物が干せ、部屋に対しての日よけ効果があります。屋根には、フラット型とアール型の2種類あり、どちらも広さによって費用が変わります。

フラット型の特徴は、屋根が平面なためスタイリッシュですが、雨や風が吹き込みやすくなっています。デザイン重視の方にはおすすめです。

アール型の特徴は、丸みを帯びているため雨や風が吹き込みにくく、雪が積もっても滑り落ちます。降雪量が多い地域に居住している人におすすめです。

ベランダ部分を部屋に変更する

使わなくなったベランダを、書斎や子供部屋などに有効活用できます。壁や屋根、窓などを付ける必要があるため費用は高めです。

ベランダを部屋にすることにより、下の階にかかる負担が大きくなるため、補強工事が必要になる場合があります。

ベランダを部屋に変更すると現状の「建ぺい率」、「容積率」を超えてしまうなど変更できない場合がありますので注意が必要です。

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積(建物を真上から見たときの面積)の割合のことで、容積率は、敷地面積に対する延床面積(各階の床面積の合計)の割合のことです。

また、ベランダが居室になることにより、固定資産税が増える可能性がありますので覚えておきましょう。

ベランダをサンルームに変更する

サンルームとは、天井、壁の全面または壁以外をガラス張りにする部屋のことです。太陽の光を取り入れて明るい雰囲気になり、雨や風が入りません。

べランダをサンルームにすることにより洗濯物が早く乾くようになり、ペットの遊び場やカフェスペースなど、さまざまな活用方法があります。

しかしガラス面が多いため、夏は非常に暑く、汚れが目立ちやすいデメリットもあります。

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柱建て式でベランダを設置する場合の費用相場

ベランダを設置する場合に柱建て方式を使う場合と使わない場合の費用相場は以下の通りです。

リフォーム内容費用相場工期
ベランダを柱ありで設置する15万円〜3日~
ベランダを柱なしで設置する30万円〜3日~

ベランダを柱ありで設置する

ベランダを柱ありで設置する方法は、柱建て式といい、ベランダを2階に設置する方法として1番オーソドックスな方法です。

1階に屋根がなくても設置可能で、柱でベランダを支えるため安心感があるといえるでしょう。

柱を新たに建てるため、幅、奥行ともにあまり気にする必要はありません。奥行を広くとれば2階でもアウトドアリビングを楽しむことができます。

奥行を広くとったベランダの下は、日陰になりますので、有効活用できるでしょう。

また、柱を新たに建てると外観が大きく変わるため、1階部分の外観とあう柱のデザインや色調を選ぶ必要があります。

ベランダを柱なしで設置する

ベランダを柱なしで設置すると、庭の空間を邪魔することなく広く使うことができます。専用の金具を外壁に付ける方法と屋根の上に設置する方法があります。

屋根の上にバルコニーを設置できるようであれば、普段使用しない屋根スペースの有効活用になるためおすすめです。

また、外壁に金具を取り付ける方法は、柱建て式と比べると難しい工事になります。建物の全面リフォームをする時であれば、比較的容易に工事が可能です。

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ベランダの付帯工事・ベランダを撤去する場合の費用相場

ベランダの付帯工事や撤去工事の費用は以下の通りです。

リフォームの種類費用相場工期
ベランダに屋根を付ける10万円〜1日~
目隠しの設置10万円〜1日~
防水工事3,000円/㎡〜1日~
錆び止め400円/㎡〜2日~
ベランダの撤去30万円〜2日~

ベランダに屋根を付ける

ベランダが南側にある場合など、日射しが強く、部屋が暑くなるようであれば、屋根を付けるメリットがあります。屋根を設置した後は暗く感じるかもしれませんが、遮熱対策には有効です。

ベランダが北東側や北西側にある場合は、屋根を設置しないほうがいいかもしれません。現状より日当たりがさらに悪くなり、冬はエアコン代が高くなるでしょう。

また、洗濯物を干すためには屋根があったほうが雨に濡れないため便利です。

屋根を取り付ける面積や使う素材により費用は大きく変わります。グレード次第では、高額になりますので注意が必要です。

防水工事

ベランダは、年中紫外線や雨にさらされるため劣化が早く、防水加工の耐用年数は約10年です。

ベランダを防水する方法は、「ウレタン防水」、「FRP防水」、「シート防水」、「アスファルト防水」の4種類が主流です。防水の種類により、向いている場所が異なり、費用も変わります。

木造の戸建ての場合は、ほとんどがFRP防水かウレタン防水が使用されています。

シート防水は、平坦な広い場所の施工に向いており、形状が複雑なベランダや凸凹が多いベランダには向いていません。

アスファルト防水は、耐久性が高いのがメリットですが、狭い場所での施工が難しいため、戸建てのベランダではあまり使用されません。

目隠しの設置

ベランダが向かい合っているなど、近隣の視線が気になる場合は、目隠しの設置をおすすめします。デザイン性の高いものや防音効果も見込めるものなど、目隠しの種類はさまざまで、費用も変わります。

また、費用を抑えるためにDIYで目隠しを設置する方法もありますが、強度がしっかりしていないと自然災害などで破損する可能性があり、風で飛ばされると近隣にも迷惑をかけることになるので慎重に検討しましょう。

錆び止め

ベランダは年中、雨にさらされるため、錆び止め塗料も防水加工と同じく経年劣化しやすいです。

錆び止め塗料は、鉛系の原料を使用していたため赤褐色が主流でしたが、近年鉛を含まない塗料の開発が進み、さまざまな色の錆び止め塗料があります。

また、目隠しフェンスと同様に費用を抑えるためにDIYで錆び止めする方法もありますが、塗りムラができるなど難しい作業のため専門業者に依頼することをおすすめします。

ベランダの撤去

ベランダが古く劣化状態が激しい場合は、撤去をするか新しいベランダに取り替えましょう。ベランダの撤去費用は、広さと素材により大きく変わります。

2階や3階にあるベランダを撤去する場合は、足場を組む必要がありますので、さらに追加費用がかかりますので注意しましょう。

ミニガーデンになるような小規模ベランダを新設・後付け

ベランダの増築・後付け・拡張リフォームにかかる費用や価格は?

ベランダが設置されていなかった窓に小さなベランダを新設する場合、工事費を含め約32万~です。

後付けで新設する一般的なサイズは、約幅180cm×奥行90cmのサイズ(床面1.62㎡)になります。

プランターなどを配置しても歩行スペースも確保できますから、オプションの物干し掛けなどを利用するなら趣味や家事もこなせます。

シンプルなデザインでもコンパクトで活用しやすい機能的なベランダに仕上がるかもしれません。

「家のアクセント」のようにベランダを楽しみたい場合は、腐食に強い木材や再生木材、人工木材を利用したウッドデッキを採用することも可能です。

ナチュラル感や高級感を加えたリフォームが可能になります。

床だけをウッドデッキにするときは約40万~、フェンス(手すり)も交換したい場合は約50万~が相場となります。

※窓からの出入りを想定するベランダなら、手すりは必須になるでしょう。

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ベランダ・バルコニーのリフォーム事例

古いバルコニーの床を塩ビ建材でリフォームした事例

出典:みやこリフォーム-充分強度のあるバルコニーになりました。
リフォーム費用約7.6万円
工期約1日
リフォーム箇所・既存デッキ解体・処分・新規塩ビデッキ施工
設備のメーカー名床材:三協立山アルミ

築35年の戸建てのため劣化が進行していたバルコニーの床をリフォームしました。エクステリア建材で定評のある三協立山アルミ社製の塩化ビニルデッキを使用し、充分な強度になったと喜んでいただきました。


ポリカーボネート製の屋根を設置したリフォーム事例

出典:みやこリフォーム-日差しが入る屋根のため部屋も明るいです
リフォーム費用約33万円
工期約1日
リフォーム箇所・バルコニー屋根新設
設備のメーカー名屋根:YKK「ソラリア」

ベランダ用屋根として定評のあるYKK「ソラリア」で施工しました。急な雨でも洗濯物が濡れることがないため安心して洗濯物を干すことができると満足していただけました。

雨漏り対策でベランダの防水工事を行った事例

下地がフカフカするくらい傷んでいました
リフォーム費用約16万円
工期約2日
リフォーム箇所・ベランダ
設備のメーカー名床材:FRP防水

ベランダが雨漏りしているため直してほしいとのご依頼でした。傷みのある場所は下地合板を貼り替え、FRP防水を施しました。雨漏りも治り、安心してベランダに出られるようになったと喜んでいただきました。

ベランダの床材を交換した事例

築40年~50年の物件のベランダリフォームです
リフォーム費用約7万円
工期約1日
リフォーム箇所・ベランダ
設備のメーカー名床材:LIXIL

ベランダの床が歩くとブカブカするとご相談いただきました。床材を交換し、安心してベランダに出られるようになったと喜んでいただきました。

ひび割れの目立つベランダをリフォーム

深いひび割れは雨漏りにつながる可能性があるため、ヒビを塞ぎました。
リフォーム費用約35万円
工期約7日
リフォーム箇所・ベランダ

ベランダにひびが入り、崩れるのではと不安なのでリフォームしたいとのご相談でした。モルタル塗りの後、防水加工で仕上げ、壁もきれいになったと喜んでいただきました。

台風で破損したベランダの波板屋根の張り替え

台風など自然災害による損傷は火災保険を適用できる可能性があります。
リフォーム費用約4万円
工期約1日
リフォーム箇所・ベランダ

台風で破損した波板を取り替えたいとのご相談でした。明かりも採れるガラス繊維入りの波板をご提案し明るくなったと喜んでいただきました。

アルミ製のバルコニーを新設したリフォーム事例

出典:フレッシュハウス-リクシルの製品でベランダを新設
リフォーム費用50万円未満
工期約3日
リフォーム箇所・ベランダ
設備のメーカー名商品:LIXIL ビューステージHスタイル

ベランダを新設したいとのご要望でした。屋根の上に強度のあるベランダができたと喜んでいただきました。

ウッドデッキのバルコニーを拡張したリフォームの事例

出典:フレッシュハウス-ウッドデッキの延長を行いました
リフォーム費用50万円~100万円
工期約1カ月
リフォーム箇所・既存デッキ解体・処分・新規塩ビデッキ施工

バルコニーを拡張したいとのご要望でした。ウッドデッキを採用し、喜んでいただきました。

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ベランダリフォームの費用を安くするコツ

ベランダリフォームの費用を少しでも安く抑えるコツを紹介します。

バルコニーのリフォームが得意な業者に依頼する

外構工事やエクステリア工事などを多く請け負う会社であれば、ベランダリフォームが得意な可能性が高いです。

ベランダリフォームが得意な会社は、それだけ経験が豊富であり、ベランダリフォームに関しての知識やノウハウも豊富なため、工期を短くすることも可能でしょう。

また、部材を安く仕入れることもできるため、トータル費用はかなり違ってきますので、ベランダリフォームが得意な会社に依頼することをおすすめします。

複数の業者から相見積もりを取って比較する

どのような工事でもそうですが、必ず3社ほど見積りを取り、比較するようにしましょう。同じベランダリフォームの内容の見積りを依頼することにより、ベランダリフォームにおける見積りの平均額がわかります。

また、提案内容や対応スピードの早さ、根拠のある見積りの説明があるか、工事の工程のスケジュールの説明はあるか、アフターサービスがしっかりしているかなど総合して判断するようにしましょう。

火災保険を適用する

ベランダのリフォームには、住宅に加入している火災保険が使える可能性があります。ベランダリフォームに火災保険が上手に活用できれば費用を抑えることができます。

適用されるかどうかなどの説明は次の火災保険の章で詳しく紹介します。

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ベランダリフォームに火災保険を適用するには?

住宅における火災保険は火災だけでなく、台風や大雪、落雷などの自然災害による損害に対しても補償を受けることができます。

ベランダリフォームに火災保険を適用させるには条件があります。経年劣化や故意的な損傷は対象外のため注意が必要です。

基本的には、台風などの自然災害による損傷である必要があります。損傷した後、雨漏りなどで腐食した場合なども火災保険が適応されます。

現在加入している火災保険のプランによっても内容は異なりますので、保険会社へ確認することをおすすめします。

火災保険の対象となる自然災害による損傷の例

災害の種類破損の例
台風による損傷
強風による損傷
飛来物による破損
ベランダの屋根が飛ばされる
ベランダの雨どいが破損
雨漏り木材部分の腐食
金属部分のサビ
雹・雪による損傷積雪による変形
破損
地震による損傷ベランダが落下

台風などの強風によってベランダやバルコニーの屋根が飛ばされてしまったり、飛来物によって損害を受けたりした場合は、風災として火災保険が適用されます。

大雪による雪の重みで変形・破損したなど、積雪が原因の場合は、雪災として火災保険が適用されます。

このように火災保険の対象となるためには、ベランダの損傷原因が台風などの自然災害によるものである必要があります。

また、地震による損傷があっても、火災保険のオプションで加入していないと活用できないため注意しましょう。

ベランダリフォームで火災保険を適用する場合の注意点

ベランダリフォームで火災保険を適用する場合には5つの注意点があります。

それぞれ詳しく説明します。

火災保険は必ずおりるわけではない

自宅の加入している火災保険で保険請求自体することは可能ですが、必ずおりるわけではないので注意が必要です。

損傷の原因が、自然災害であることが認められる必要があります。保険請求後に保険会社の鑑定人が現地確認に来ることがあり、鑑定人に自然災害が原因であることを認めてもらわないといけません。

自然災害による損傷を見つけた場合には、必ずありのままを、角度を変えて数枚写真にとり保存しておくことを覚えておきましょう。

また、認められた場合においても、減額になるケースもあります。

経年劣化による雨漏りは火災保険が適用されない

ベランダは、年中紫外線や雨風にさらされるため経年劣化が早いです。経年劣化による雨漏りもよくありますが、火災保険の対象にはなりません。

しかし、自然災害により、経年劣化しかけていたところにひびが入り、それが原因で雨漏りしたという場合は火災保険が適応される可能性はあります。

ベランダのリフォーム費用が20万円以上でないと補償が受けられない

自然災害によって損傷した場合でも、ベランダリフォームの金額が20万円未満であれば火災保険の対象外となりますので注意しましょう。

例えば、自然災害で損傷したベランダをリフォーム会社に15万円で直してもらっても20万円未満であるため対象外となり、火災保険はおりません。

あくまで自然災害による損傷で、かつ費用が20万円以上かかる場合に実際にかかるリフォーム費用を上限に適応になることを覚えておきましょう。

また、火災保険の契約で免責金額が設定されている場合があります。例えば免責金額に10万円の設定があった場合は、かかった金額が全額保険がおりても10万円は負担する必要がありますので注意が必要です。

火災保険の申請は被害発生から3年以内

火災保険の保険金申請は、自然災害などの被害発生から3年以内に請求する必要があります。3年を超えると対象外になりますので注意しましょう。

自然災害を受けた直後は、さまざまな処理に追われ忙しくなりますが、申請し忘れる可能性がありますので、できる限り早めに火災保険の保険金請求をすることをおすすめします。

また、自然災害による損傷を直した後でも、3年以内であれば火災保険の保険金を請求することができます。

火災保険は本人が申請をする必要がある

基本的に火災保険の保険金請求は、本人がする必要があります。弁護士以外による代行請求行為は、保険金詐欺とみなされますので注意が必要です。

見積書はリフォーム会社からもらいますので、写真や他の書類は自身で揃えて申請するようにしましょう。

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エクステリアでベランダ増築がおすすめな理由

一般に見かける後付けで住宅用のエクステリア製品のバルコニーは、さまざまなサイズの規格品がそろっています。

お住まいに取り付けたい希望通りの間口やサイズで見つけることができるでしょう。

そして、腐食性の少ないアルミ製の部材やステンレス製の部品を使用しているため、耐用年数が長く、腐食が起きにくい利点があります。

ですから、バルコニー上にガーデニングをセットしても水に強く強度を保てるのです。

また、近年では床のデッキや壁の目隠し部分には木目調の材料を使用することも多くなりました。

そのためナチュラル感のあるスペースができ、バルコニーをリビングのように使うこともできるようになっています。

面積としては、比較的狭くリビングやベッドルームなどの延長であることが多いスペースです。

とはいえ、気分転換やリラックスにとても効果のある“くつろぎスポット”にもなるでしょう。

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ベランダリフォームのポイント・注意点

ベランダリフォームにおけるポイントと注意点は以下の通りです。

戸建てのベランダリフォームの場合は建ぺい率と容積率を確認する

戸建てのベランダリフォームにおいて、ベランダを部屋に変更したり、サンルームに変更する場合は、建築基準法に適合する必要があります。

建築基準法とは、建物を建てる場合に、敷地、構造、設備、用途に関する基準を定めた法律です。

前述の通りベランダリフォームによって、建ぺい率と容積率がオーバーしているようであれば建築基準法違反になりますので注意が必要です。

ベランダを部屋に変更したり、サンルームに変更したりする場合は、あらかじめ建ぺい率と容積率に余裕があるか確認しましょう。

防水と耐久性が重要

ベランダは、年中紫外線や雨風にさらされますので、防水性と耐久性が重要になります。経年劣化によって漏水や浸水を起こすことも少なくありませんので注意しましょう。

ベランダの防水性能の耐用年数は、一般的に約10年と言われています。ベランダの寿命を延ばすためにも定期的なメンテナンスは必要でしょう。

ベランダを増築時には「建築確認申請」が必要になる

戸建てのベランダリフォームにおいて、ベランダを後付けで設置したり、ベランダをサンルームへ変更したりする場合、建築確認申請が必要になります。

上記のリフォームは増築とみなされるため、建築確認申請をしない場合は違法建築になる可能性があります。

このようなリフォームは、増築扱いとなるため建物の固定資産税評価額が変わり、固定資産税が高くなる可能性があります。

ただし、防火地域または準防火地域以外で、増築の床面積が10㎡未満の場合は建築確認申請は不要になります。自宅が防火地域又は準防火地域になっているか事前に確認しておきましょう。

マンションの場合はベランダリフォームができない場合がある

マンションには、廊下やエレベーターなど所有者全員で共有する共用部分と、区分所有権が設定された専有部分があります。所有者が自由にリフォームできるのは専有部分のみになります。

マンションにおけるベランダは、個人で専有して使うことはできますが、名目上は共用部にあたるため、自己の判断でリフォームすることはできません。

経年劣化などで破損していて安全性に問題がある場合は、管理組合に相談しましょう。

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ベランダのリフォームが得意なリフォーム会社を探すには

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リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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