
10万円でできるお風呂リフォーム8選|できないこと・費用を抑えるコツ【2026年版】
お風呂リフォームは、10万円あれば部分補修や設備交換が可能です。 一方で、ユニットバス交換や壁全面の大規模改修は、この予算…

浴室にシャワーだけを設置・交換する費用は、既存設備を利用できるか、給湯器や配管の工事が必要かによって異なります。業者へ依頼する場合は0.8万~40万円、シャワーヘッドだけを自分で交換する場合は部品代0.1万~3万円が目安です。この記事では、工事内容ごとの費用と、取り付け前に確認しておきたいポイントを解説します。
お風呂にシャワーを付けたい場合、シャワーの設置費用や取り替え費用は、既存設備を利用できるか、給湯器や配管の工事が必要かによって大きく変わります。業者へ依頼する場合は0.8万~40万円、シャワーヘッドだけを自分で交換する場合の部品代は0.1万~3万円が目安です。

| 工事内容 | 費用 |
|---|---|
| シャワーヘッドを自分で交換 | 0.1万~3万円 |
| シャワーホース交換を業者へ依頼 | 0.8万~1.5万円 |
| シャワー付き混合水栓の交換 | 2万~10万円 |
| ガス給湯器の新設 | 20万~40万円 |
| 新しいバランス釜への交換 | 10万~25万円 |
| バランス釜から一般的なガス給湯器へ交換 | 15万~30万円 |
| バランス釜からホールインワンタイプへ交換 | 25万~40万円 |
給湯器や配管を新設する場合は、ガス管・給水管・給湯管・電気設備の有無によって追加費用が変わるため、現地調査後の見積もりで総額を確認しましょう。
シャワー付き混合水栓を交換するだけで、シャワーを新しくできる場合があります。業者へ依頼する場合の費用相場は、本体代・工事費・出張費を含めて2万~10万円です。2ハンドル式かサーモスタット式か、壁付きか台付きかによって金額が変わります。交換にかかる時間は1~2時間です。
シャワーホースから水漏れするなど、トラブルがホースだけに見られる場合は、ホースの交換で済むことがあります。カビや劣化を放置すると別のトラブルにつながる可能性があるため、異常が軽いうちに交換を検討しましょう。リフォーム業者に交換を頼んだ場合、費用相場は0.8万~1.5万円です。部品代・出張費の扱いは業者によって異なるため、見積もりの内訳も確認してください。
給湯器と給水・給湯配管がすでにあり、既存の位置でシャワー付き混合水栓を交換する場合の費用相場は2万~10万円です。水栓の種類や取り付け方法によって費用が変わります。配管の新設・移設や壁の開口・補修が必要な場合は追加費用がかかるため、現地調査後の見積もりで総額を確認しましょう。水栓交換のみならば、工事時間は1~2時間が目安です。
浴槽の追いだきを使わずシャワーのみ利用する場合は、給湯専用のガス給湯器も選択肢です。給湯器がない浴室へガス給湯器を新設する費用相場は、本体と配管・基礎工事を含めて20万~40万円です。ただし、ガス管・給水管・給湯管・電源を新たに引く距離や、壁の穴あけ・補修、設置する給湯器の種類によって総額は変わります。シャワー水栓の新設費用が含まれているかも確認し、現地調査後の見積もりで判断しましょう。工事日数は施工範囲によって異なります。
バランス釜がある浴室でシャワーを使えるようにする方法は、既存のバランス釜をシャワー機能付きの同タイプへ交換する方法と、別タイプの給湯器へ交換する方法があります。新しいバランス釜への交換費用は10万~25万円、一般的なガス給湯器への交換は15万~30万円、ホールインワンタイプへの交換は25万~40万円が目安です。いずれも本体代と標準工事費を含みますが、浴槽交換、配管工事、リモコン、水栓、撤去・処分費が含まれるかは見積もりで確認しましょう。

工事日数は、バランス釜の交換で半日~1日、給湯器の種類を変更する場合は1~3日が目安です。市営住宅でシャワーを取り付ける場合は、工事費用だけでなく、事前申請や設置条件も確認が必要です。自治体や住宅の管理窓口によって扱いが異なるため、見積もりを取る前に工事の可否と手続きを確認しましょう。


洗濯用のバスポンプをシャワー代わりに使用することはできません。製品によっては、人が浴槽に入っている状態での使用や、残り湯を洗濯機へ給水する以外の用途が禁止されています。給湯器がない浴室にシャワーを設置したい場合は、浴室の給排水設備や電気・ガスの状況をリフォーム業者に確認してもらい、用途に合った設備を選びましょう。
※ 参考:工進「バスポンプ 取扱説明書」

シャワーを浴室に取り付ける前に、設備の仕様や使い方を確認しておきましょう。事前に調べておけば、リフォーム業者とのやり取りがスムーズになり、DIYでの失敗も防ぎやすくなります。

シャワーホースは、5年程度を点検・交換時期のひとつの目安として案内しているメーカーがあります。ただし、一律の寿命ではなく、使用環境や製品によって劣化の進み方は異なります。ホースが硬くなったりひび割れたりすると、水漏れやカビの原因になるため、状態を見て交換を検討してください。シャワーヘッドも、水漏れや水圧の低下が見られる場合や、水道代を節約したい場合は交換を検討しましょう。蛇口に不具合がある、新たにシャワーを設置したいといった場合は、リフォーム業者へ相談してください。
シャワーヘッドには、ホースとの一体型と分離型があります。一体型はホースも同時に交換する必要があるため、購入前に仕様を確認してください。確認せずに購入すると、ホースを買い足す手間や余計な出費が生じる可能性があります。一体型でも交換方法は難しくなく、基本的な手順はシャワーホースの交換と同じです。
シャワーの型番やメーカーを確認しておきましょう。多くはシャワーヘッドとホースの接続部付近に表示されていますが、水栓部分に記載されていることもあります。メーカー名だけでなく、水栓・シャワーホース・シャワーヘッドの品番や接続ねじの規格も確認しましょう。組み合わせによっては、メーカー指定のアダプターが必要になったり、取り付けられなかったりする場合があります。
主なメーカー・ブランド名
給湯器の給湯方式も確認しましょう。水道の圧力を利用して必要なときにお湯をつくる水道直圧式と、タンクにお湯をためる貯湯式では、シャワーの勢いに差が出ることがあります。一般に、貯湯式は減圧弁を通すため水道直圧式より勢いが弱くなる傾向がありますが、高圧力タイプもあります。水圧が気になる場合は、現在の給湯方式と給湯圧力を確認したうえで、リフォーム業者へ相談してください。

シャワーの水圧が弱いことを理由に交換を検討している場合は、給湯器の号数も確認してください。給湯器の号数とは、水温より25℃高いお湯を1分間に何L出せるかを示す給湯能力です。号数が大きいほど一度に多くのお湯を使いやすくなりますが、シャワーの水圧そのものを示す数値ではありません。目安は、お湯を1か所で使う単身世帯なら16号、2か所で同時に使うことが多い2人世帯なら20号、3か所程度で同時に使う4人家族なら24号です。実際の湯量は、給水圧や配管の長さ・太さ、シャワーヘッドなどの条件でも変わるため、使い方に合わせて選びましょう。

風呂場のシャワーを新しく設置・交換する際は、次の3つのポイントを押さえておきましょう。
まずは、予算を決めましょう。予算によって選べる部品や施工内容が変わります。前述の費用相場を参考にし、判断が難しい場合は複数のリフォーム業者から見積もりを取りましょう。あらかじめ上限を決めておけば、必要以上の出費を抑えられます。
設置するシャワーのタイプは、次の3点を基準に選びましょう。
シャワータイプには主に3つの種類があります。

| シャワータイプ | 特徴 |
|---|---|
| マイクロバブルタイプ | 微細な気泡による洗浄力や肌あたりなどを特徴とする製品。効果は製品や使用条件によって異なる |
| 節水タイプ | 水道代の節約 |
| 浄水・塩素除去タイプ | 水道水中の残留塩素を低減する。除去性能やカートリッジ交換時期は製品によって異なる |
シャワーの設置場所を決めましょう。候補には、洗い場・鏡の前・浴槽横の壁などがあります。普段の使い方を想定し、取り付ける高さも検討してください。座って使うか立って使うか、家族の身長はどのくらいかを踏まえて位置を決めると、使いやすくなります。
シャワーヘッドとシャワーホースは、自分で交換できます。
シャワーヘッドは自分でも交換できます。ネットショップやホームセンターで購入でき、交換手順は付属の説明書にも記載されています。取り外すときは、ヘッドとホースの接続部を回してください。固くて回らない場合は、ぬれたタオルやゴム手袋を使うと力をかけやすくなります。メーカーによっては、取り付けに別の部品が必要です。事前に説明書を確認しましょう。賃貸住宅では、作業前に賃貸借契約の内容を確認し、必要に応じて貸主や管理会社の承諾を得てください。取り外したシャワーヘッドは、退去時に元へ戻せるよう保管しておくと安心です。
※ 参考:国土交通省「賃貸住宅標準契約書」
シャワーホースも自分で交換できます。ホースは消耗品で、使い続けるうちに硬くなったりひび割れたりし、そのまま使用すると水漏れにつながるおそれがあります。交換する際は、まずホースを水栓から取り外してください。手で回せない場合は、プライヤーやモンキーレンチを使います。無理に外すと傷を付けるおそれがあるため、特に賃貸住宅では力任せに回さないよう注意が必要です。それでも外れない場合や、指や工具が入らないほど狭い場所に設置されている場合は、無理に作業を続けず業者へ依頼しましょう。
シャワーヘッドやホースなど、配管を伴わない末端部品は自分で交換できる場合があります。一方、混合水栓の交換や給水・給湯配管の新設・変更は、作業内容によって指定給水装置工事事業者への依頼が必要です。また、ガス給湯器や風呂釜の設置・変更には、機器や接続方法に応じた資格・監督が必要になります。水漏れや一酸化炭素中毒などの事故を防ぐため、設備本体や配管に関わる工事は、必要な資格と水道事業者の指定を確認した業者へ依頼しましょう。

※ 参考1:国土交通省「給水装置工事における軽微な変更」
※ 参考2:経済産業省「ガス消費機器設置工事監督者」
シャワーヘッドを交換すると、節水機能や水流切り替え、浄水、ファインバブルなど、目的に合った機能を選べます。ただし、節水率や洗浄・保温などの効果は製品や使用条件によって異なり、交換だけで必ず水圧が上がるわけではありません。水漏れやひび割れなどの劣化が見られる場合は、早めに交換しましょう。
シャワーヘッドが外れないときは、ゴム手袋を着けて回すと力が伝わりやすくなります。それでも外れない場合は、金具部分を布で保護し、プライヤーやモンキーレンチなどの工具で慎重に回してください。
同じメーカーでも、製品の年代や接続ねじの規格によっては装着できない場合があります。水栓・シャワーホース・シャワーヘッドの品番とねじ規格を確認し、必要に応じてメーカー指定のアダプターを使用しましょう。ホースの長さも使用環境に合わせて選んでください。

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