ロフトの増築リフォームにかかる費用や価格は?

ロフト増築リフォームの費用目安を示した、木製階段付きロフトの室内写真風サムネイル
ロフトの増築(増設)リフォーム費用は簡易的な収納ロフトなら15万〜50万円、断熱・換気・電気工事まで行う場合は80万〜150万円が目安です。この記事では、ロフト増築の費用相場、注意点、メリット・デメリットを解説します。
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ロフト増築リフォームの費用目安を、天井付近に設置する場合、屋根裏を活用する場合、快適仕様にする場合の3ケースで比較した図解
ロフト増築リフォームの費用相場
工事内容費用の目安
天井付近に小さなロフトを新設する場合15万〜50万円
屋根裏を収納スペースとして整える場合30万〜80万円
断熱・換気・電気工事まで行う場合80万〜150万円

ロフトとはどんな設備なのか

ロフトは、部屋の天井側に設ける空間を指します。部屋にロフトを作る方法としては、室内の上部に新設するほか、屋根裏スペースを活用してロフトのように使うケースもあります。住宅では建築基準法上「小屋裏収納」や「小屋裏物置等」として扱われることが多く、床面積や階数に算入されないためには、一般的に次の条件を満たす必要があります。

ロフトの高さは1.4mまで、面積は居住部分の2分の1未満が目安であることを断面図で示した図解
ロフトとして扱われる高さと面積の目安
  • 高さ:天井高は最大1.4m以下
  • 面積:ロフトを設ける階の床面積の2分の1未満

ただし、細かな扱いは自治体や確認検査機関によって異なります。エアコンや大きな窓などを設置し、居室のように使える仕様にすると、床面積や階数に算入される可能性があるため、計画段階でリフォーム会社や建築士へ確認しましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:e-Gov法令検索「建築基準法施行令」
※ 参考3:国土交通省「改正建築物省エネ法・建築基準法等に関する解説資料とQ&A」

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ロフトを増築(増設)リフォームするための費用

ロフトの増築(増設)費用は、設置方法や広さ、床の補強、断熱・換気、階段やはしごの有無によって大きく異なります。簡易的な収納ロフトにするのか、屋根裏を使いやすい収納空間として整えるのかによって、費用差が出やすい点も押さえておきましょう。

ロフト増築リフォームの費用目安を、天井付近に設置する場合、屋根裏を活用する場合、快適仕様にする場合の3ケースで比較した図解
ロフト増築リフォームの費用相場
工事内容費用の目安
天井付近に小さなロフトを新設する場合15万〜50万円
屋根裏を収納スペースとして整える場合30万〜80万円
断熱・換気・電気工事まで行う場合80万〜150万円

固定階段を設置する場合は、はしごよりも費用が高くなる傾向があります。また、ロフトを居室のように使う仕様にすると、建築基準法上の扱いが変わる場合があるため、見積もりの段階で法規制への適合もあわせて確認しましょう。

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DIYで小屋裏をロフトや収納空間にすることはできる?

住居の小屋裏や屋根裏をDIYでリフォームし、収納スペースとして使うことは可能です。ただし、床補強や開口部の施工が必要になるため、実際には難易度の高い工事です。

【1】小屋裏リフォームに必要な主な工事内容

小屋裏を収納として使うには、以下のような工事が必要です。

  • 天井に開口部を設ける
  • 階段やはしごを設置する
  • 人や荷物の重さに耐えられるよう床を補強し、床材を張る

収納目的であれば内装や断熱は必須ではありませんが、夏場の高温対策として断熱材の施工も検討したいところです。

【2】湿気・通気対策も重要

小屋裏は湿気がこもりやすく、特に梅雨時はカビや劣化の原因になります。収納スペースとして使う場合は、通気口や換気扇を設けるなど、換気対策も検討しましょう。

【3】DIYが難しい理由

これらの工事をDIYで行うには、

  • 木工や構造に関する知識
  • 内装工事の知識
  • 電気工事の知識

が必要になります。特に床の補強工事や電気工事は失敗すると住宅全体に大きなダメージを与える可能性があり、DIYには向いていません

【4】ロフト増築(増設)もDIYは危険

部屋の上部にロフトを増築(増設)する場合も、柱や梁の位置を正確に把握し、荷重に耐えられる強度を確保する必要があります。これらは目に見えない部分が多く、個人で判断するのは非常に難しい工事です。費用だけで判断してDIYを選ぶと、床のたわみや転落、建物への負担につながるおそれがあります。安全性や耐久性を考えると、無理にDIYで行うよりも、専門業者に依頼する方が安心でしょう。

ロフトや小屋裏収納のDIYでは床の補強、開口部の施工、電気工事、湿気や通気対策が必要になることを示した図解
ロフト増築リフォームのDIYで確認したい主な工事とリスク

※ 参考:国土交通省 質疑応答集(令和8年4月28日時点)

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マンションにロフトを増築(増設)することはできる?

マンションは天井裏のスペースが狭いことが多く、小屋裏を活用するのは難しいケースが一般的です。天井高が十分にあれば室内にロフトを設けられる場合もありますが、専有部分のリフォームであっても、共用部分や他の住戸に影響する工事は管理規約に基づく申請・承認が必要になることがあります。

また、躯体や共用部分を加工できないマンションでは、室内に柱を立ててロフトを支えるなど、計画に制限が出やすい点にも注意が必要です。収納量が増えても、下の空間の使い勝手が悪くなることがあります。事前に管理組合とリフォーム会社へ確認しましょう。

※ 参考:国土交通省「マンション標準管理規約」

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天井や床をリフォームして収納スペースを作りたい

平屋の住宅などで天井裏をロフトにリフォームしにくい場合は、床下収納や天井付近の収納棚を検討する方法もあります。床下収納は床下にスペースがある戸建て住宅向けですが、天井付近に収納スペースを設ける方法なら、条件によってはマンションでも検討できます。

ただし、マンションでは管理規約や構造上の制限があるため、実際に施工できるかどうかは物件ごとに異なります。部屋として使うのではなく収納を目的にする場合でも、事前に管理組合やリフォーム会社へ確認しましょう。

※ 参考:国土交通省「マンション標準管理規約」

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ロフトを増築(増設)するメリット・デメリット

収納スペースや趣味の空間として活用されるロフトには、メリットだけでなく注意点もあります。ここでは、ロフトを増築(増設)する主なメリット・デメリットを確認しましょう。

ロフトを増築(増設)するメリット

ロフトの増築(増設)リフォームを行えば、収納空間が増え、部屋をすっきり使いやすくできます。間取りを大きく変えずに、趣味のスペースや一時的にくつろげる場所を作れる点もメリットです。

特に吹き抜けのある家屋では、吹き抜け部分を活用してロフトを設けられる場合があります。ただし、ロフトを常時使う居室のように計画すると、床面積や階数に算入される可能性があるため、用途に合わせてリフォーム会社へ相談しましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:国土交通省 質疑応答集(令和8年4月28日時点)

ロフトを増築(増設)するデメリット

ロフトの増築(増設)では、使い勝手や安全性、法規上の扱いに注意が必要です。

【デメリット1】はしごによる上り下りの不便さと安全性

ロフトへの出入りをはしごにした場合、上り下りの負担が大きく、転落リスクも高くなります。収納として使う場合でも負担になりやすく、日常的に使う空間には不向きです。固定階段はスペースを取りますが、使いやすさと安全性を重視するなら検討したい方法です。

ただし、ロフトに固定階段を設置できるかどうかは、自治体や確認検査機関の取り扱い、ロフトの高さ・面積・用途によって判断が分かれる場合があります。計画段階でリフォーム会社や建築士に確認しましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:国土交通省「改正建築物省エネ法・建築基準法等に関する解説資料とQ&A」

【デメリット2】室温・湿気の影響を受けやすい

屋根裏をロフトにした場合、屋根からの熱の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒くなりやすいという問題があります。断熱工事を行えば改善できますが、出入口の開口部があるため、空調効率はどうしても下がりがちです。収納としての利用であれば問題になりにくいものの、子ども部屋など長時間過ごす用途では注意が必要です

【デメリット3】居室として使えない場合がある

ロフトは本来、小屋裏収納などの余剰空間として計画されることが多い設備です。天井高や面積の条件を超えたり、居室として常時使う仕様にしたりすると、床面積や階数に算入される可能性があります。階数や床面積が変わると、構造・避難・防火などの規定や確認申請の要否にも影響するため、計画段階で建築士やリフォーム会社に確認しましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:国土交通省 質疑応答集(令和8年4月28日時点)

【デメリット4】法規制や設計上の制限が多い

ロフトには、天井高・面積・用途・出入口の形状など、設計上の制限があります。条件を満たさない場合は、床面積や階数に算入されたり、確認申請が必要になったりする可能性があります。ロフトを計画する際は、経験豊富な建築士やリフォーム会社と十分に相談することが重要です。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:国土交通省「改正建築物省エネ法・建築基準法等に関する解説資料とQ&A」

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一戸建ての平屋でロフトを作るメリットとは?

一戸建ての平屋は2階がない分、収納スペースが不足しやすい住宅です。ロフトのような小屋裏スペースを設けると、季節用品や趣味の道具をしまいやすくなり、居住スペースをすっきり使えます。

また、勾配天井と組み合わせてロフトを設けると、天井が高く見えて開放感を得やすくなります。2階を増築するより費用を抑えられる可能性はありますが、構造や屋根形状、断熱工事の有無によって費用は大きく変わるため、複数社の見積もりで比較しましょう。

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ロフトの活用法

ロフトは収納だけでなく、書斎や趣味のスペース、室内干しの場所としても活用できます。主な使い方を紹介します。

ロフトの活用法として収納スペース、書斎や趣味の空間、寝室、室内干しを示し、動線や暑さ湿気対策の確認を促す図解
ロフトの主な活用法と確認したい注意点

【活用法1】収納スペースとして活用する

洋服や季節用品、趣味の道具などをしまう収納スペースとして活用できます。居住スペースをすっきり保ちやすく、来客時も生活感の出るものを隠しやすくなります。

【活用法2】書斎や趣味のスペースとして活用する

本やコレクションを置いて、書斎や趣味のスペースとして使う方法もあります。視線が届きにくい場所に、自分だけの落ち着いた空間を作れます。

【活用法3】就寝スペースとして使う場合は注意する

居住スペースにベッドを置くと部屋が狭く感じられるため、ロフトにマットレスを置いて就寝スペースにするケースもあります。ただし、ロフトは小屋裏収納などとして扱われることが多く、居室として常時使う前提で設計されていないことがあります。

夏場の暑さや換気のしにくさ、はしご・階段からの転落リスクもあるため、寝室として使いたい場合は、法規上の扱いや安全性をリフォーム会社に確認しましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:国土交通省 質疑応答集(令和8年4月28日時点)

【活用法4】室内干しの空間として活用する

ロフトは、雨の日の室内物干しスペースとして使えることがあります。暖かい空気がたまりやすく、天窓や窓が近くにあれば採光も得やすい空間です。

ただし、風通しが悪いまま洗濯物を干すと、湿気がこもってカビや結露の原因になることがあります。室内干しに使う場合は、換気扇やサーキュレーターを活用し、手すり・突っ張り棒・室内物干し用ユニットなどを安全に固定できるか確認しましょう。

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ロフトを増築(増設)する際に注意することは?

ロフトを新しく増築(増設)する際は、天井高・面積・用途の確認が欠かせません。小屋裏収納として扱う場合、一般的には天井高を1.4m以下、面積をロフトを設ける階の床面積の2分の1未満に抑える必要があります。

これらの条件を超えると、ロフト部分が床面積や階数に算入される可能性があります。床面積や階数が変わると、建築確認申請や建物表題部変更登記などが必要になることもあるため、計画段階でリフォーム会社や建築士に確認しておきましょう。

※ 参考1:e-Gov法令検索「建築基準法」
※ 参考2:e-Gov法令検索「不動産登記法」

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