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目次
ロフトとはどんな設備なのか

ロフトは、一般的に部屋の天井側に作られた空間のことです。部屋そのものにロフトを作ることもできますが、屋根裏スペースを利用してロフトとして作り替えることもあります。
建築基準法の場合、ロフトは以下のような定義になります。
💡ロフトの定義
・高さ 最大1.4mまで
・面積 居住部分の面積の2分の1未満にしなければならない
建築基準法を見るとあくまで収納部屋という位置づけで、エアコンなどの空調設備や電話やインターネットなどを設置してしまうと、建築確認申請が下りなくなってしまう可能性もあります。もしリフォームを考えているのであれば、このことを念頭にリフォーム会社と相談しながら、計画を立てていくといいでしょう。

ロフトを増築リフォームするための費用
ロフトの増設費用は、設置方法や広さ、設備の内容によって大きく異なります。
部屋の天井付近にロフトを設ける場合、2畳程度で約15万円が目安です。この費用には、内装の調整や固定階段の設置が含まれています。出入りを梯子にする場合は、さらに費用を抑えることが可能です。
屋根裏をロフトとして活用する場合は、床張りや内装工事が必要となり、6畳程度で約30万円が相場です。
断熱材の追加や電気配線(コンセント設置など)を行い、部屋として使える仕様にする場合は、6畳で約80万円が目安となります。ロフトの用途によって必要な工事内容は変わるため、目的に合わせたプランをリフォーム会社に相談することが大切です。
DIYで小屋裏をロフトや収納空間にすることはできる?

住居の小屋裏や屋根裏をDIYでリフォームし、収納スペースとして使うことは理論上は可能です。ただし、実際には高いハードルがあります。
小屋裏を収納として使うには、以下のような工事が必要です。
- 天井に開口部を設ける
- 階段やはしごを設置する
- 人や荷物の重さに耐えられるよう床を補強し、床材を張る
収納目的であれば内装や断熱は必須ではありませんが、夏場の高温対策として断熱材を入れることをおすすめします。
小屋裏は湿気がこもりやすく、特に梅雨時はカビや劣化の原因になります。そのため、
- 通気口の設置
- 可能であれば換気扇の設置
といった換気対策が不可欠です。
これらの工事をDIYで行うには、
- 木工や構造に関する知識
- 内装工事の知識
- 電気工事の知識
が必要になります。特に床の補強工事や電気工事は失敗すると住宅全体に大きなダメージを与える可能性があり、DIYには向いていません。
部屋の上部にロフトを増設する場合も、柱や梁の位置を正確に把握して強度を確保する必要があります。これらは目に見えない部分が多く、個人での施工は非常に難しいと言えます。
リフォーム会社に依頼しても、DIYと比べて費用差がそれほど大きくならないケースも多くあります。安全性や耐久性を考えると、無理にDIYで行うよりも、専門業者に依頼する方が安心でしょう。
マンションにロフトを増設することはできる?

マンションは天井裏のスペースが狭いことが多く、小屋裏を活用するのは難しいですが、天井高が十分にあればロフトの設置は可能です。ただし、構造上壁を加工できないケースが多いため、室内に柱を立ててロフトを支える必要があります。
そのため、ロフトで収納や床面積は増えても、下の空間がやや使いにくくなる点には注意が必要です。
天井や床をリフォームして収納スペースを作りたい

平屋造りの住宅などで、天井裏をロフトにリフォームするのが難しい場合には、床や天井をリフォームして収納スペースへと作り替えるという方法もあります。
床下収納は床下にスペースがある戸建て住宅向けの収納ですが、天井に簡単な収納用ロフトを作るのは、マンションでも可能です。部屋として考えず、天井を低めに設計すれば、施工箇所の天井が低くてもロフトを作ることができるでしょう。
ロフトを増築するメリットとデメリット

収納スペースや子ども部屋として人気のロフトですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?ロフトのメリットとデメリットを見てみましょう。
ロフトを増築するメリット
ロフトの増築リフォームを行えば、収納空間の増加によって部屋を有効利用することができます。
また、間取りの変更などを行わずに部屋数を増やすことができるため、お子様の成長によって子ども部屋が不足した際に安価に部屋を追加できるのもメリットです。特に吹き抜けのある家屋の場合は、吹き抜け部分をロフトに作り替えることができますので、より安価に部屋を増やすことができるでしょう。
ロフトを増築するデメリットとは
ロフトを増築するデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

ロフトへの出入りをはしごにした場合、上り下りが面倒で転落の危険性が高いというデメリットがあります。収納として使う場合でも負担になりやすく、日常的に使う空間には不向きです。固定階段はスペースを取りますが、使いやすさと安全性を重視するなら固定階段がおすすめです。
※現在は法規制の緩和により固定階段が認められるケースもありますが、行政ごとに判断が異なる場合があります。ロフトの面積や高さ制限は変わらないため、事前に施工会社へ確認しましょう。

屋根裏をロフトにした場合、屋根からの熱の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒くなりやすいという問題があります。断熱工事を行えば改善できますが、出入口の開口部があるため、空調効率はどうしても下がりがちです。
収納としての利用であれば問題になりにくいものの、子ども部屋など長時間過ごす用途では注意が必要です。
ロフトは本来、余剰空間を収納として活用する目的で設けられています。そのため、子ども部屋などの居室として使用すると、階数に算入され、3階建て扱いとなる可能性があります。
この場合、建築基準法上の厳しい規定が適用され、リフォームでは対応できず、建て替え規模の工事が必要になることもあります。
ロフトには、高さ・面積・窓の設置・床の仕上げなど、細かな法規制があります。これらを守らないと違法建築になる可能性があるため、ロフトを計画する際は、経験豊富な設計士やリフォーム会社と十分に相談することが重要です。
一戸建ての平家でロフトを作るメリットとは?
一戸建ての平家の場合、2階が無い分収納不足になりがちですが、ロフトのような小屋裏を作ることで収納力がぐんと上がります。また、平家でもロフトを作ることによって天井が高くなり開放感を得られることができます。
その他にも、2階を作る費用の約6~7割の価格でロフトを作ることができるので、費用を抑える効果があります。
ロフトの活用法
ロフトの活用法はさまざまあり、ライフスタイルによって変わってきます。どんな活用法があるのかご紹介します。
まず思い浮かぶのが、洋服や季節物、趣味の物などの収納スペースとしての活用です。居住スペースをすっきりさせることができ、来客時でも使わないものはロフトに上げてしまえば生活を感じさせません。
趣味の本や物などをコレクションして、趣味のスペースとしての活用法もあります。誰にも邪魔されない、自分だけの空間を作ることができます。
居住スペースにベッドを置くと狭く感じたり、生活感が出てしまうためロフトにベッドを置いて寝室にするケースがあります。
特に一人暮らしのワンルームの場合、ロフトを寝室にすることで、居住スペースにベッドを置かなくて済むのがメリットです。
ロフトを室内干しの空間として活用する

ロフトは、雨の日の室内物干しスペースとして有効活用できます。ロフトは暑くなりやすいという特徴がありますが、その熱を利用することで洗濯物が乾きやすくなるというメリットがあります。
天窓や窓が近くにあれば、風通しと採光により、室内干しでも効率よく乾かせます。手すりがある場合はハンガーを掛けてそのまま使用でき、手すりがない場合でも、突っ張り棒やハンガーラック、室内物干し用ユニットを設置すれば手軽に活用できます。
ロフトを増築する際に注意することは?
新しくロフトを増築する場合、いくつか注意しなければいけないことがあります。それは、ロフト部分の天井高と、床面積です。
ロフト部分の天井高は140cmを超えると、「階」として見なされるため、平屋の1階建てで作った家屋がロフトの増設によって2階建て扱いとなってしまいます。
ロフトの広さについては、ロフトのある階の半分よりロフトの面積が広い場合、ロフト部分が床面積として家屋の床面積に追加されてしまうため、登記の修正などが必要です。
小屋裏収納として認められる広さと高さにしておけば、登記の修正などの手間はかかりませんので、ロフトを増設する際にはこれらの点に注意しておきましょう。
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