2024年06月19日更新

監修記事

和室リフォームの費用はいくら?おしゃれにリフォームするぽいんととは?

和室のリフォームを考えている方向けに、この記事では和室の具体的な利用方法、費用相場、おしゃれな和室にするためのポイントから施工事例まで幅広く解説します。
和室は居住空間としての柔軟性やリラックス効果が魅力です。和室リフォームを成功させるための知識を得て、理想の住まいを実現しましょう。

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和室のメリットとその利用方法

和室にはいくつかのメリットがあることが知られています。どんなメリットがあるのか、またそれらをどのように活かせるのか解説します。

1. 昼は居室・夜は寝室

和室は汎用性が高く、さまざまな生活シーンに対応できます。そのため、昼は居室、夜は寝室として利用することができます。

例えば、日中は畳の上に座布団やクッションを置いて、家族や友人とくつろぐ居室として利用します。ふすまを開放することで広々とした空間が生まれ、部屋全体を開放的に使うことができます。

夜になると、襖を閉めてプライバシーを確保し、畳の上に布団を敷いて寝室に変えることができます。畳の適度な柔らかさと断熱性は、快適な睡眠環境を提供し、季節を問わず快適に過ごせます。

このように、和室は一つの部屋でありながら、時間帯や用途に応じて柔軟に機能を変えることができるため、スペースの有効活用が可能です。

2. 子供部屋

和室を子供部屋として利用するのは有効です。

床に敷く畳はクッション性があるので、小さな子供が転んでも安全であり、また音を吸収する特性もあるため、子供が走り回っても騒音を抑え、他の部屋への音漏れを防いでくれます。隣家に配慮しなければならない賃貸物件で特に有効でしょう。

3. 瞑想部屋

和室を瞑想部屋として利用することもおすすめです。

畳に含まれるいぐさには「フィトンチッド」という成分が含まれており、リラックス効果を生むことで知られています。この成分は森林浴と同様の効果をもたらし、心を落ち着かせ、ストレスを軽減するため、心を休めるための瞑想部屋に適しています。

また障子を通して入る柔らかな自然光も、心身のバランスを整えるのに役立つでしょう。

4. 多目的部屋

和室を多目的部屋として利用する方法もあります。

畳は湿度を自然に調整する能力があり、湿気が多い時には吸収し、乾燥している時には放出することで、カビやダニの発生を防ぎ、快適で健康的な空間を維持します。

趣味の部屋やホームオフィス、ゲストルームなど、さまざまな用途に対応できる多目的スペースとして非常に役立つでしょう。

和室リフォームの費用相場は?

和室をリフォームする際の費用相場は以下の通りです。

施工内容費用相場(6~8畳)
和室から洋室にリフォーム10万円~100万円
洋室から和室にリフォーム15万円~130万円
和室の天井・壁の張り替え10万円~50万円

各項目について詳しく解説します。

和室から洋室にリフォ―ム

施工内容費用相場(6~8畳)
和室から洋室にリフォ―ム10万円~100万円

和室から洋室にリフォームする場合の費用相場は「10万円〜100万円」です。価格に幅がありますが、具体的な価格はリフォームの内容によって変動します。

例えば、畳をフローリングに変えるだけのシンプルなリフォームなら10万円〜35万円で済みますが、床や壁の断熱・防音対策、さらに収納スペースの追加やドアの交換などを行う場合は100万円程度かかることもあります。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>和室から洋室へのリフォームはこの記事で紹介!

洋室から和室にリフォ―ム

施工内容費用相場(6~8畳)
洋室から和室にリフォ―ム10万円~130万円

洋室から和室にリフォームする場合の費用相場は「10万円〜130万円」です。

こちらも具体的な価格はリフォーム内容によって異なり、シンプルにフローリングを畳に交換するだけなら10万円程度で済むこともありますが、より本格的な和室を目指す場合、床の間や襖、障子などの設置を含むと、130万円程度かかることもあります。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>洋室から和室へのリフォームはこちらの記事で紹介!

和室の天井・壁の張り替え

施工内容費用相場(6~8畳)
施工内容費用相場(6~8畳)
和室の天井・壁の張り替え10万円~50万円

和室の天井や壁の張り替えの費用相場は「10万円〜50万円」程度です。

壁紙や天井のクロスの張り替えだけであれば10万円程度で済むことがありますが、特に壁を漆喰壁や京壁など高級な素材を使用する場合、費用が50万円近くになることもあります。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>和室の壁のリフォームはこちらの記事で紹介!

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和室の箇所ごとのリフォーム費用

次に、和室の箇所ごとの費用相場をご紹介します。以下の通りです。

施工内容費用相場(6~8畳)
収納を増設するリフォーム10万円~50万円
畳の張り替え・表替え5万円~20万円
和室の建具リフォ―ム5万円~20万円
掘りごたつの設置30万円~60万円

各項目について詳しく解説します。

収納を増設するリフォーム

施工内容費用相場(6~8畳)
和室の壁面リフォーム10万円~50万円

和室の収納を増設するリフォームの費用相場は「10万円〜50万円」です。

例えば、床の間を収納スペースに改造する場合は20万円程度ですが、押し入れをクローゼットにリフォームする場合だと20万円〜40万円かかることもあります。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>和室の押入れ・収納のリフォームはこちらの記事で紹介!

畳の張り替え・表替え

施工内容費用相場(6~8畳)
畳の張り替え10万円~20万円
畳の表替え5万円~10万円

畳の張り替え・表替えの費用相場は「5万円〜20万円」です。

畳を新調する場合は10万円〜20万円かかりますが、表替えの場合は5万円〜10万円で済みます。新調する場合は、畳の芯から全て交換するため、耐久性や美観が大幅に向上します。一方、表替えは畳表のみを交換するため、比較的低コストで新しい見た目を得ることができます。

畳の状態や使用頻度に応じて、適切なリフォーム方法を選ぶことで、快適な和室空間を維持できます。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>畳の張り替え・表替え・裏返し・新調はこちらの記事で紹介!

和室の建具リフォーム

施工内容費用相場(6~8畳)
和室の建具リフォ―ム5万円~20万円

和室の建具リフォームの費用相場は「5万円~20万円」です。

例えば、襖をドアに変更したり、障子を窓に変更するなどです。これらは、使用する素材やデザインにより費用が異なります。単にドアといっても、デザイン性の高いドアや高級木材を使ったドアなど様々な選択肢がありますし、取っ手やノブを変更する場合はさらに費用がかさみます。

建具のリフォームは、部屋の使い勝手や見た目を大きく変えるため、慎重に選択することが重要です。

掘りごたつの設置

施工内容費用相場(6~8畳)
掘りごたつの設置30万円~60万円

掘りごたつの設置には、「30万円〜60万円」の費用がかかります。

設置には床の改修や電気工事が必要なため、費用が高額になることがあります。また、床を掘り下げて設置する方法やユニットを設置する方法など設置工法によっても費用は異なります。

掘りごたつは、家族や友人との団らんに最適な設備であり、和室の魅力を高めるアイテムです。

詳細な価格については、以下の関連記事をご覧ください。

>>掘りごたつの設置はこちらの記事をチェック!

おしゃれでモダンな和室にするためには?

和室は、日本の伝統的な美と現代のライフスタイルを融合させることで、新しい魅力を引き出すことができます。

おしゃれでモダンな和室にするためには、どういった点に配慮すれば良いのでしょう。

空間のつながりを意識する

おしゃれでモダンな和室を実現するためには、空間のつながりを意識することが重要です。

伝統的な和室の特徴である襖や障子を活用し、部屋全体に一体感を持たせることで、広がりのある空間を作り出せます。

例えば、リビングと和室をつなげて開放的なレイアウトにすることで、自然光が部屋全体に広がり、明るく快適な環境を提供します。また、ガラス戸や半透明のパーティションを使用することで、視覚的な広がりを保ちつつ、必要に応じてプライバシーも確保できます。さらに、和室と他の部屋の床材を統一することで、連続性を強調し、シームレスなデザインを実現することも可能です。

空間のつながりを意識することで、伝統と現代が調和した洗練された和室を作り上げることができます。

畳や建具にこだわる

和室のモダン化を図るには、畳や建具にこだわることも重要です。

畳の色や素材を工夫することで、従来の和室とは一味違った雰囲気を演出できます。例えば、グレーやダークブラウンなどのモダンな色合いの畳を選ぶことで、シックで洗練された印象を与えます。また、縁無し畳やへり無し畳を使用することで、すっきりとしたモダンなデザインを実現することも可能です。

建具についても、伝統的なデザインを踏襲しつつ、素材やカラーを現代風にアレンジすることがポイントです。例えば、木製のフレームにガラスやアクリル板を組み合わせた建具を使用することで、軽やかでスタイリッシュな印象を与えます。さらに、引き戸や襖にモダンな柄やデザインを取り入れることで、個性的でおしゃれな和室を作り上げることができます。

壁のデザインにこだわる

モダンでおしゃれな和室を作るためには、壁のデザインにこだわることも重要です。

伝統的な土壁や漆喰壁をベースにしつつ、現代的なアレンジを加えることで、独自のスタイルを実現することができます。

例えば、土壁にアクセントカラーを取り入れることで、部屋全体の雰囲気を一新できます。淡いグレーやベージュなど、落ち着いた色調を選ぶと、モダンで洗練された印象を与えることができます。また、一部の壁に木目調のパネルや和紙を使用することで、自然素材の温かみを感じさせつつ、デザイン性を高めることができます。

こうした工夫によって、伝統とモダンが融合した、おしゃれな和室を実現できます。

照明や光を工夫する

和室をおしゃれでモダンにするためには、照明や光の工夫も欠かせません。

伝統的な行灯や和紙ランプを現代風にアレンジした照明器具を取り入れることで、和の趣を残しつつ、スタイリッシュな空間を演出できます。

例えば、シンプルなデザインのペンダントライトやスタンドライトを配置することで、和室全体の雰囲気が引き締まります。また、間接照明を活用して柔らかな光を作り出すことで、リラックスできる空間を提供します。障子やふすまを通した自然光を取り入れることも、和室の魅力を高めるポイントです。

適度に光を取り入れつつ、プライバシーを確保するために、調光可能なブラインドやカーテンを併用することもおすすめです。

光の使い方を工夫することで、伝統的な和室にモダンな要素を加え、洗練された空間を作り上げることができます。

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和室リフォームを安く抑えるためのポイント3つ

和室リフォームを安く抑えるためには、以下3つのポイントを覚えておくと良いでしょう。

ポイント1. 安い建材や素材を選ぶ
ポイント2. リフォームの助成金や保険を活用する
ポイント3. 複数の業者から相見積もりを取る

ポイント1. 安い建材や素材を選ぶ

和室リフォームを安く抑えるためには、材料費の節約が重要です。

ホームセンターで手軽に入手できる安価な建材を利用するのも一つの方法です。またネット通販で大量購入することで、単価を抑えることも可能です。

ただし、材料の持ち込みが可能かどうかはリフォーム業者によって異なるため、事前に確認する必要があります。持ち込み不可のリフォーム会社もありますので、その点注意してください。

畳については、表面を裏返して再利用する「畳の裏返し」を行うことで、新品の畳を購入するよりも費用を大幅に抑えることができます。

ポイント2. リフォームの助成金や保険を活用する

リフォーム費用を抑えるためには、自治体や政府が提供するリフォーム助成金や補助金を活用できる場合があります。

制度対象工事目的
長期優良住宅化リフォーム推進事業耐震、断熱、省エネ、バリアフリー改修住宅の性能向上を図るためのリフォームを支援
子育てエコホーム支援事業省エネリフォーム、バリアフリー改修子育て世代向けのエコリフォームを支援
高齢者住宅改修費用助成制度バリアフリー改修、手すり設置、段差解消など高齢者が安心して暮らせるためのリフォームを支援
既存住宅における断熱リフォーム支援事業断熱材の導入、窓の断熱改修既存住宅の断熱性能を向上させるためのリフォームを支援

上記のように、一定の条件を満たすことで費用の一部を補助してもらえる制度があります。

また、自然災害による雨漏りやシミなどが原因でリフォームが必要な場合、火災保険を利用できる可能性もあります。事前に保険内容を確認し、ご自身のリフォームに適用可能かどうかを調べておくことで、出費を抑えることができるかもしれません。

ポイント3. 複数の業者から相見積もりを取る

複数の業者から相見積もりを取ることも大切です。

各業者の価格やサービス内容を比較することができ、最もコストパフォーマンスの良い業者を選ぶことができます。

和室リフォームは、畳や襖、障子などの施工に技術が関わるため、業者ごとに提供するサービスや専門知識に差があります。そのため、見積もりを取る際には、リフォーム内容の詳細を明確に伝え、追加費用が発生する可能性についても確認しておくと良いでしょう。

相見積もりを取ることで、費用相場を把握したうえでご状況に適したリフォーム会社を選択することが出来ます。

和室リフォームする際の4つの注意点

和室をリフォームする際は、以下の4点に注意してください。

注意点1. 段差が生じないように床の高さに注意
注意点2. お子様やペットと暮らす場合は耐久性に注意
注意点3. 防音・断熱対策も忘れずに!

注意点1. 段差が生じないように床の高さに注意

和室リフォームの際に注意すべき点の一つは、床の段差です。

特に畳をフローリングに変更する場合、畳の厚さによって段差が生じることがあります。段差があることで、つまずきやすく、転倒の原因となるため、リフォーム計画時には床の高さを慎重に確認し、必要に応じて調整することが重要です。

例えば、畳を撤去した後の床に追加の下地を設けることで、隣接する部屋との段差を解消することができます。段差をなくすことで、安全で快適な住環境を作り出すことが可能です。

注意点2. お子様やペットと暮らす場合は耐久性に注意

和室を子供部屋やペットと共に過ごすスペースとしてリフォームする場合、耐久性に注意することが重要です。

子供が活発に遊ぶ部屋には、摩耗や傷に強い化学繊維の畳を採用することが望ましいです。また、ペットの爪による引っ掻き傷や汚れがつきにくい素材を選ぶことで、長期間にわたって美しい状態を保つことができます。

耐久性を考慮した素材を選ぶことで、メンテナンスの手間を減らし、快適な住環境を維持することが可能です。

注意点3. 防音・断熱対策も忘れずに!

和室をリフォームする際、防音・断熱対策も忘れてはいけません。

和室の畳は、もともと防音性・断熱性に優れていますが、フローリングに変更するとその効果が失われることがあります。そのため、リフォーム時には新たに防音材や断熱材を取り入れることが必要です。

例えば、防音マットや断熱シートを床に敷くことで、音の伝わりやすさや寒さを軽減することができます。これによって、快適な居住空間を保つことができ、リフォーム後の生活の質を向上させることができます。

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和室リフォームの施工事例7選

和室リフォームの施工事例を7つご紹介します。

事例1. 和室の扉をアレンジ

リフォーム費用約20万円
工期3日間
建物マンション

和室の扉部分にパーテーションカーテンを採用した事例です。

パーティションカーテンを設置しただけですが、和室全体の印象を変えることができます。ほかにも、ロールスクリーンやブラインドを設置するなど、手軽に和室の印象を変える方法はありますので、参考にしてみてください。

事例2. 色あせた畳を新調

リフォーム費用約20万円
工期1日間
建物マンション

色あせてしまった古い畳を新調した事例です。

畳を新調したことによって、部屋全体が明るく清潔感のある雰囲気に変わりました。

また単に新調しただけではなく、長期間快適に利用できるよう色あせしにくい素材を選択しています。この他にも、耐久性に優れている素材、汚れに強い素材など畳の種類は豊富ですので、メンテナンスの手間を減らすためにも、ご家庭の環境や用途に合わせた畳を選ぶことが大切です。

事例3. 和室とリビングがひと続きの開放的な空間

リフォーム費用約450万円
工期1.5ヶ月
建物戸建て

和室とリビングがフローリングでひと続きに繋がるよう、リフォームした事例です。

空間が一体となることで、解放感を感じられるだけでなく、家族や友人とのコミュニケーションを促進するデザインになっているのが特徴です。

和室とリビングとの間に襖を設けず、リビングにも和の色調をそのまま採用していることで、統一感が生まれています。また照明や建具もこだわることで、さらに一体感を強調できるでしょう。

事例4. 鮮やかな洋室に畳を合わせる

リフォーム費用約108万円
工期15日間
建物戸建て

鮮やかな青磁色のクロスの部屋に、淡い色の縁無し畳を採用し、絶妙な和洋のコントラストを作っている事例です。

単なる和室だった部屋ですが、畳という和室らしさを残しつつ、クロスの鮮やかな洋風要素が絶妙にマッチして、独自の空間を演出しています。和と洋の要素を組み合わせて、自分だけのオリジナル空間を作ってみてはいかがですか。

事例5. ペットと暮らせる和室へ

リフォーム費用約300万円
工期1.5ヶ月
建物戸建て

飼い猫によってボロボロにされていた和室から、飼い猫と快適に暮らせる工夫をちりばめた空間にリフォームした事例です。

壁には調湿・消臭効果のあるジョリパッドを、床にはデザイン性と耐久性を兼ね備えた樹脂製の縁無し畳を、障子には耐久性の高いワーロン紙を採用しています。猫が爪を立てても傷つきにくい素材を使いながら、デザイン性も損なわない工夫がされています。ペットと暮らすご家庭は、参考にしてみてください。

事例6. 畳が丘で和室のように寝転べる

リフォーム費用約150万円
工期1.5ヶ月
建物マンション

パナソニックの【畳が丘】を採用したことで、和室のように畳に寝転んでリラックスできる空間を作った事例です。

和室を作らずとも、和室のテイストを演出することができ、ベンチのように腰掛けたり、収納スペースを設けるなど、通常の和室ではできない利用方法もあります。

ただし、畳が丘を設置する際には、部屋のサイズ、使い方を考慮して設計する必要がありますので、事前に業者としっかり打ち合わせしましょう。

事例7. 変わり組子の障子を取り入れた和モダン空間

リフォーム費用約820万円
工期2ヶ月
建物戸建て

赤い挿し色が特徴的な変わり組子の障子、正方形の琉球畳、漆喰の壁がアクセントの床の間など、和室の既成概念にとらわれない空間にリフォームした事例です。

伝統的な和の要素を大胆にアレンジしているものの、全体の調和が見事に取れています。

ただ、デザイン性を重視し過ぎてしまうと、実用性や予算を無視してしまうこともあるので、こちらも専門的なアドバイスがもらえる業者に相談することをおすすめします。

和室リフォームでよくある質問

和室リフォームに関するよくある質問を以下に挙げていますので、参考にしてください。

和室のリフォームにはどれくらいの日数がかかりますか?

和室のリフォームにかかる日数は、1〜2日程度が目安です。

畳の交換や壁の塗り替えなどの一般的なリフォームであれば上記日程で完了しますが、フローリングへの変更や収納の増設、構造的な変更を伴う大規模なリフォームの場合は、1週間または2週間以上かかることもあります。

マンションの和室はリフォームできますか?

マンションの和室もリフォームすることは可能ですが、マンションの管理規約や管理組合のルールでリフォームが許可されているか事前に確認しましょう。

>>マンションの和室リフォームはこちらの記事で紹介!

和室に床の間は残すべきですか?

和室に床の間を残すかどうかは、リフォームの目的や個々の好みによります。

和の趣を残し、伝統的な雰囲気を保ちたい場合は、床の間を残すことをおすすめしますが、スペースの有効活用を優先する場合は、床の間を取り除き、収納を造作するなどリフォームを行っても良いと思います。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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