2023年12月06日更新
対面式I型キッチンの特徴・メリットデメリット・ポイントを一挙紹介!
対面式I型キッチンは、使い勝手の良さからリフォーム時によく選ばれています。対面式キッチンの種類がいくつかある中で、I型キッチンが選ばれる理由にはどのようなことがあるのでしょうか。対面式I型キッチンのメリットデメリットとともに考えていきます。
目次
- 1 腰壁対面式I型キッチンの特徴と壁付けとの違い
- 2 腰壁対面式I型キッチンのメリット・デメリットとは?
- 3 腰壁対面式I型キッチンを選ぶポイントとは?
- 4 I型キッチンにリフォームするメリットは?
- 5 I型キッチンの定価とリフォーム価格の相場
- 6 キッチンリフォームを激安にするポイントは?
- 7 在庫特売品や展示品を狙えば激安に
- 8 必要最低限の工事で格安をリフォーム実現
- 9 I型キッチンだから費用を抑えられるオプション
- 10 I型キッチンを激安で導入した事例は?
- 11 壁付けタイプのI型キッチンにはどのような特徴があるのか?
- 12 壁つけキッチンI型を使用する際の注意点とデメリット
- 13 壁付けキッチンI型を設置する場合の費用と施工期間
- 14 システムキッチンの定義と形状について
- 15 キッチンスタイルとシステムキッチンとの関係について
腰壁対面式I型キッチンの特徴と壁付けとの違い

対面式I型キッチンは通称セミオープンキッチンと言われ、一般的な住宅でよく使われているキッチンレイアウトです。
シンプルなI型キッチンは、サイズがコンパクトで作業動線に無駄がなく、設置場所を選ばないのが特徴です。対面式キッチンの中では壁付けキッチンと同じものを使え、比較的安価なため、リフォーム時に腰壁対面式I型キッチンを選ぶ人は多い傾向にあります。
また、腰壁対面式I型キッチンは他のペニンシュラタイプやアイランドタイプなど他のオープンキッチンと違い、キッチンの前面部にカウンターを設置するため、手元を隠すことができるのも特徴の1つです。
壁付けI型キッチンと対面式I型キッチンの違いは、壁付けが壁に向かってキッチンを設置しているのに対し、対面式I型キッチンはダイニングやリビングなどの居住スペースに向いて設置していることです。
壁付けI型キッチンの場合、リビングやダイニングいる家族の様子を見ることができないなどの理由で、リフォーム時に対面式キッチンにするケースが多いようです。
腰壁対面式I型キッチンのメリット・デメリットとは?
腰壁対面式I型キッチンのメリット・デメリットにはどのようなことがあるのか見ていきましょう。
腰壁対面式I型キッチンのメリット
腰壁対面式I型キッチンのメリットは以下の通りです。
・キッチンの前面部にカウンターを設置することで手元を隠すことができる
・カウンターは高さを調節することが可能
・カウンターの高さを利用して、調味料や洗剤を置くスペースができて便利
・価格帯が比較的安価
・設置の仕方によってはアイランドキッチンのように、左右どちら側でも出入りできる
・短い距離でダイニングに行くことができる
・コンロ前面部に壁がある場合、油で家具が汚れたりしない
・吊戸棚がある場合、収納が豊富
・カウンターにテーブルを付けるとダイニングテーブルとして使用できる
・コンパクトなサイズのため設置場所を選ばない
腰壁対面式I型キッチンは他のオープンキッチンと違い、ワークトップの上が散らかっていても居住スペースから見えないように隠すことができるのが最大のメリットと言えます。
手元を隠せる、価格が安価、油はねで家具が汚れないなど対面式キッチンでデメリットだった部分をカバーできるのが、腰壁対面式I型キッチンの魅力ではないでしょうか。
腰壁対面式I型キッチンのデメリット
腰壁対面式I型キッチンのデメリットは以下の通りです。
・ペニンシュラタイプやアイランドタイプなど他の対面式キッチンよりも、開放感が劣る
・カウンターを高くし過ぎると、コミュニケーションが取りづらくなる
・カウンターを低くし過ぎると、油はねや水はねがしやすくなる
・キッチンの見た目が普通になってしまい、存在感があまりない
腰壁対面式I型キッチンのデメリットは、コンロ側に壁があったりカウンターが視界に入ってしまうため、他の対面式キッチンよりも開放感が劣ってしまうところです。
また、カウンターの高さによってデメリットも変わるため、高さを選ぶときはデメリットを考慮した上で、カウンターの高さを検討していきましょう。
腰壁対面式I型キッチンを選ぶポイントとは?

次は腰壁対面式I型キッチンの選ぶポイントを見ていきましょう。
腰壁対面式I型キッチンはデメリットでも触れた通り、カウンターの高さや壁があることによって、開放感を感じられない恐れがあります。使い勝手の良いキッチンにするためにはどのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。
開放感はあまり気にしない場合と、腰壁対面式I型キッチンでも開放感を得たい場合それぞれのポイントと、カウンターの高さに関するポイントについてご紹介します。
腰壁対面式I型キッチンの開放感はあまり気にしない場合
キッチンの開放感をあまり気にしない場合は、コンロ前面部に壁があるレイアウトがおすすめです。油煙や蒸気、においがダイニング、リビング側に広がりにくくオープンキッチンのデメリットである家具に油汚れが付く現象を避けることができます。
また、サイズがコンパクトなI型キッチンは収納スペースが他のキッチンよりも少なめなので、吊戸棚があると大容量の収納が可能なため便利です。
一方、コンロ前に壁があることによって開放感は少し劣りますが、作業スペースやシンク側は空いているため、カウンターの高さに気をつければ居住スペースにいる家族や仲間と顔を見ながらコミュニケーションをとることができます。
腰壁対面式I型キッチンでも開放感を得たい場合
腰壁対面式I型キッチンでも開放感を得たい場合は、コンロ前面部の壁や吊戸棚を設置しないレイアウトがおすすめです。視界に入るものを少なくすることで、圧迫感が抑えられるでしょう。
その他にも、アイランドキッチンのように壁に接しないキッチンレイアウトも開放感を得るためには有効です。この場合、レイアウトはアイランドキッチンと同じですが、前面部はカウンターになっています。
また、アイランドキッチンのカウンターにテーブルを造作すれば、ダイニングテーブルになりカウンターの延長上で食事をとることができ便利です。配膳や片付けも簡単で時短になります。
カウンターの高さ選びのポイント
デメリットでも触れましたが、カウンターの高さによって使い勝手が変わります。カウンターが高すぎても低すぎても使い勝手が悪くなるため、最善の高さを見つけることがポイントです。
目的別のカウンターの高さの目安は以下の通りです。
1 手元を隠すことが目的の場合:ワークトップから+約25cmが目安
2 調味料などの小物をカウンターに収納したい場合:ワークトップから+約35cm
3 テーブルとして使用したい場合:使用する椅子やテーブルとして使いたい高さ
3の場合は、多くのキッチンのワークトップの高さ85センチより低くなる可能性が高く、使用する椅子やテーブルとして使いたい高さによって、カウンターの高さが決まります。通常のダイニングテーブルや机などは高さが70センチ前後のものが多く、それに合わせて使いやすい座面の高さの椅子が多いですので目隠しの腰壁の天端ではなく、使いやすい高さにテーブルとして使える奥行きのあるカウンターを別途設けるという選択肢もあります。
カウンターの高さを決めるときは、あらかじめカウンターでどのようなことがしたいのかを考えた上で高さを決めていくようにしましょう。
I型キッチンにリフォームするメリットは?
リフォームでI型キッチンを導入すると、さまざまなメリットがあります。
例えば、I型キッチンにすることでダイニングスペースを広く使うことができます。キッチン設備がコンパクトに1列に並んでいるため、スペースを有効利用できるためです。
そして、I型キッチンは種類が豊富なこともメリットの1つです。広く普及しているタイプのキッチンであるため、製品のグレードも幅広く、豊富な種類の中から選ぶことができます。
グレードにこだわらず、スタンダードなタイプを選べば、キッチンリフォームの工事費用を安く抑えることも可能です。
また、リビングと対面式のI型キッチンを選べば、家族とコミュニケーションをとりながら調理することができる点もメリットの1つだと言えるでしょう。
I型キッチンの定価とリフォーム価格の相場
日本では以前から根強い人気のI型キッチン。最近では対面型やアイランド型などにも人気がありますが、日本の住宅事情を考えるとやはりI型キッチンの需要は高いと言えます。
大手国内住宅設備メーカー以外にも多数の商品がラインナップされているので、選択肢が広がり格安な商品を見つけやすい型といえます。

各メーカーでコンパクトサイズのものから大型なものまであり、価格は30万円前後からハイグレードなもので100万円以上するものもあります。
最もスタンダードであるI型はキッチン本体の割引も大きく、激安でリフォーム出来る例が多いのです。リフォーム業者によってそれぞれ違いますが、平均3割前後の割引が期待できるでしょう。
リフォーム業者によってはI型キッチン工事費込みのセット価格が30万円前後からありますので、工事費込みでキッチン定価程度には抑えられそうです。
キッチンリフォームを激安にするポイントは?
キッチンリフォームの費用を激安にするポイントはいくつかあります。しかし、あまり無理に費用を抑えようとすると、本来ならば必要な工事が行えなかったり、手抜き工事になってしまったりなどの可能性もあります。
最低限必要な工事を行いながら、できるだけ費用をおさえてキッチンを新しくするポイントについて見ていきましょう。
まずは、キッチンの場所を大きく変更しないことです。場所を大きく変更する場合には給水配管や下水配管などの移設工事が必要になり、費用も余計に発生します。
また、場所を移動させると元のキッチンがあった場所の壁や床、天井を新たに仕上げる工事も必要になるため、その分の費用もかかってしまいます。同じ理由で、キッチンの面積を狭くする工事もおすすめできません。
次に、キッチンのグレードを下げるという方法です。キッチンの商品にはさまざまなグレードがあり、価格帯にも幅があります。使い勝手を考えた上で、最低限のグレードに下げることでキッチンリフォーム費用を大きく抑えることができるでしょう。
グレード下げたくない場合は、在庫特売品や展示品を利用するという方法もあります。中規模以上のリフォーム会社であれば、キッチン設備の展示品を保有していることも多いため、使用できる製品がないかリフォーム会社に確かめると良いでしょう。
さらに、キッチンリフォームに強い会社に依頼することで、リフォーム費用を抑えるという方法もあります。
キッチンを中心に工事を行っているリフォーム会社は、キッチン設備の展示品を持っていることも多く、また、給排水設備の工事も自社で施工することが多いため中間マージンなどがかからず、費用をおさえられるケースが多いのです。
業者を選ぶ際には、1社だけで検討するのではなく、数社から見積もりを取り、費用や工事内容、担当者の対応なども含めて比較検討するようにしましょう。
在庫特売品や展示品を狙えば激安に
リフォーム業者はキッチンメーカーから仕入れた商品が在庫として残っていると、特売する場合がよくあります。
また、メーカーのショールームで展示品になっていたものを格安で提供してくれることもあるので、業者に問い合わせることで激安お値打ち品に出会えるかもしれません。
必要最低限の工事で格安をリフォーム実現
I型キッチンの設置場所が既存のキッチンと同じであれば、工事費も最低限で抑えられます。キッチンの移動がないので、大掛かりな工事にはならず、工期も短く済みます。
キッチンはコンパクトサイズほど格安ですが、既存のキッチンより小さいサイズは選ばない事もポイントです。
なぜなら、既存キッチンと同じか大きいサイズであれば撤去後の床や壁の傷みが見られない限り、内装工事が最小限で済むからです。
工事内容は主に以下の内容です。
- 既存キッチンの解体・廃材処分費
- キッチンパネル等貼り付け
- キッチンの組み立て及び取り付け
- ガス接続、水道給排水接続、電気配線
- 換気工事
工事費は20万円前後を見積もっておくと良いでしょう。
I型キッチンだから費用を抑えられるオプション
システムキッチンのオプションは多種あります。機能性やデザイン性をアップさせたり、材質を変えることも可能ですが費用がプラスされてしまいます。
I型キッチンは壁付きなので、油はねやお部屋に匂いが広がることも少ないのがメリットです。レンジフードも標準装備のもので充分でしょう。
また、キャビネットのグレードも価格を大きく左右します。光沢仕様などのオプションは見栄えが高級ですが、化粧シートのようなローコストの材質でも色が豊富に揃っている商品が多くあります。
壁の色との調和を楽しむ事が出来るのも、壁付きのI型キッチンならではです。
I型キッチンを激安で導入した事例は?
ここではI型キッチンを激安で導入した例をいくつか紹介していきます。
まずは、単身者向けサイズのI型キッチンリフォームの事例です。ブロックキッチンへのリフォームで、建物はマンションタイプ、築年数は約25年です。掃除がしやすいように、キッチンパネルも取り付けた工事です。
施工費用は約21万円、工事期間は3日かかっています。
次に、ファミリー向けサイズのI型キッチンリフォームです。築約30年の戸建て住宅で、ガス炊飯器が置けるタイプのキッチンです。施工費用は約35万円、工事期間は3日かかっています。
最後に、築40年の戸建て住宅でのキッチンリフォームの事例です。大手メーカーのシステムキッチンを採用し、周辺の壁にはキッチンパネルを張っています。使い勝手の良い2,400サイズのキッチンを導入した広めのキッチンの施工例です。
住宅全体のリフォームを行った事例であるため、工事期間は約1ヵ月かかっていますが、キッチン部分のみの費用の概算は約45万円です。
壁付けタイプのI型キッチンにはどのような特徴があるのか?
キッチンリフォームでは、ダイニングテーブル側に調理スペースを設置する対面式やアイランド式のキッチンが人気となっていますが、壁に沿って設置するI型キッチンにはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか?

対面式やアイランド式に比べた場合の壁つけキッチンI型のメリットは、設置のためのスペースを抑えることができるため、狭いキッチンでも広く使えるようになることです。
同様に壁に沿って設置するシステムキッチンにはL型もありますが、I型はL型に比べてさらに設置スペースを節約することができるため、できる限りキッチンスペースを有効活用したいという方に向いています。
また、キッチンの見晴らしが良くなるため、インテリアコーディネートも行いやすく、おしゃれなキッチンを作りたい場合にもおすすめです。
利便性については、キッチンの背面にダイニングテーブルを設置することでより楽に配膳を行えるようになるため、できる限り調理スペースを広くしたいという方は壁付けキッチンを選ぶと良いでしょう。
壁つけキッチンI型を使用する際の注意点とデメリット
I型キッチンは他の形状のシステムキッチンに比べてスペースを有効活用することができますが、冷蔵庫や収納などと上手く組み合わせて設計しなければ、バランスが悪くなり、無駄なスペースを使うことになってしまいます。
また、調理の際に壁に向かって作業を行うことになるため、子供の様子を見ながら調理を行いたいという場合にはあまり向いていません。
その他にも、キッチン部分が見えてしまうため、キッチンの汚れや食器や調理器具の配置が全て見えてしまい、こまめな掃除や片付けが必要となってしまうでしょう。
ただ、掃除や片付けについては他の形状のシステムキッチンでも同様に手間がかかりますし、汚れがつきにくい材質や形状の製品を用いれば清掃の負担を抑えることができます。
収納についても施工の際に吊り戸棚や床下収納などを増設しておけば、見えにくい場所に食材などを収納することができるでしょう。
調理中に家族の様子を見ることが出来ないという点についても、集中して作業を行いたいという場合はメリットとなります。
壁付けキッチンI型を設置する場合の費用と施工期間
キッチンを壁付けキッチンにリフォームする場合、施工費用はどれぐらいかかるのでしょうか?
システムキッチンの交換のみを行う場合については、安価なものなら約50万円から、材質やデザイン、機能にこだわった製品の場合や約100万円が相場です。
また、内装や間取りの変更などを行う場合については追加で費用がかかり、内装リフォームの場合は約30万円、間取り変更については建物の状況にもよりますが、約80万円程度が追加費用の相場となります。
キッチンのみを交換する場合でも、アイランドキッチンや対面式キッチンからI型の壁付けキッチンに変更する場合は配管の変更や換気扇の位置変更等が必要です。
この場合の施工費用は、約40万円がシステムキッチンの本体価格に追加でかかります。
ダイニングテーブルや収納などの家具についても、既製品を利用するか、オーダーメイドで作るかによって費用や使い勝手が変わりますので、間取りやデザインなどを考慮した上でどのような製品を使うか選ぶと良いでしょう。
キッチンリフォームの費用は配管の状態やデザイン、使用する設備の価格などによって大きく変わってきます。
より詳細に費用や工事の内容について知りたいという場合には、リフォーム会社に相談して現地調査の上で見積りやプランを立ててもらいましょう。

キッチン家具をオーダーメイドする場合の費用
リフォーム会社や工務店によっては、家具や建具をオーダーメイドすることができます。
既製品と違い、オーダーメイド家具なら間取りや部屋の形状に合わせてデザインや大きさを自由に調整することができるため、より使いやすくなりますが、職人による一点もののため、どうしても費用は高くなりがちです。
しかし、基本のデザインはそのままでサイズだけある程度自由に変更することができるセミオーダーの製品もあるため、費用と利便性を両立したいならこのタイプの製品を選ぶと良いでしょう。
ダイニングテーブルについては、セミオーダーなら約12万円から、収納については大きさにもよりますが、約6万円から購入することができます。
オーダーメイドキッチンの施工業者はシステムキッチンメーカーほど大手企業は少なくありません。
また将来的なメンテナンスも考えて、できるだけ地元のリフォームを得意とする工務店が安心でしょう。
I型キッチンのメリットとデメリットは?
システムキッチンの定義と形状について
システムキッチンとはシンク、調理台や作業台、収納スペース、浄水器、食洗器、ガス台やIHヒーターなどのサイズや色をそろえて、ワークトップ(一枚板の天板)をのせ、全てを一体化したキッチンのことです。
形状はI型、L型、セパレート型、U型の他、オープンキッチンに設置されるアイランド型やペニンシュラ型もあります。それぞれの特徴を簡単に説明しましょう。
I型キッチン
コンロ、調理スペース、シンクを一列に配したキッチンです。シンプルな形状と使い勝手の良さから、リフォームでも最も人気が高い形です。

L型キッチン
コンロ、調理スペース、シンクをL字に配した形状です。コーナースペースがあるため、調理するスペースをゆったりと確保することができます。
セパレート型キッチン
コンロとシンクが分かれて2列になっています。コンロと調理台、シンクと調理台というに調理スペースが広いというのが特徴です。
U型キッチン
キッチンが「コの字」に配されています。ワークトップも非常に広く、調理スペースもかなりゆったりとしています。しかし、キッチン自体のスペースもかなり広くないと採用するのは難しい形です。
アイランド型とペニンシュラ型のキッチン
対面式のうち、オープンキッチンといわれているタイプです。カウンターや壁がつかないタイプの開放的なキッチンです。アイランド型は島のようなイメージ、ペニンシュラ型は片側に壁がつくため、半島をイメージするように設置されます。
アイランド型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら
ペニンシュラ型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら
キッチンスタイルとシステムキッチンとの関係について
キッチンのリフォームをするときに最初に決めなくてはならないのは、どのようなキッチンスタイルにするのかということです。
一般に対面式と独立型に分けられますが、それぞれの特徴とI型キッチンとの関係をみてみましょう。
対面式キッチンとI型キッチンについて
対面式のキッチンには、開放感があるオープンキッチンと、開放感を残しつつ、家族とのコミュニケーションをとることができるセミオープンキッチンがあります。
セミオープンキッチンはシステムキッチンの前面にカウンターや腰壁がついており、上部には吊戸棚などが設置されている場合もあります。また、リフォームの際に開放部分の開け方を変えるなどして、自由に設計することができます。

セミオープンキッチンは一般にI型キッチン、L型キッチンが用いられます。特にI型キッチンはシンプルで使い勝手も良いということで、現在最も普及している形です。
独立型キッチンとI型キッチンについて
キッチンが独立した部屋のように仕切られているものをクローズドキッチン(独立型キッチン)といいます。
ダイニングとは全く違うインテリアにすることもでき、主婦の部屋のようにも設計できるので、料理が趣味という方などに根強い人気があります。
クローズドキッチンにはI型キッチンの他、L型、セパレート型、U型などのシステムキッチンを設置することができます。
キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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