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2023年12月06日更新

監修記事

対面キッチンのリフォームにかかる費用は?安く抑えるポイントもご紹介

対面キッチンの家が増えています。リフォームの際にはスタイリッシュに見える対面キッチンを望む人もいるでしょう。当記事では対面キッチンのリフォーム費用やポイント、業者の選び方などを紹介します。理想の対面キッチンリフォーム実現に貢献します。

対面キッチンにリフォームする際の費用について

キッチン リフォーム

特に新しい家で目にすることの多くなった対面キッチン。

以前までどの家庭にもあった壁付きキッチンよりもモダンでおしゃれに見える人が多いようです。

キッチンをリフォームするなら対面式という人もいるでしょう。

ここでは、対面キッチンのメリットや費用を説明します。

対面キッチンのメリット


施工:藤建設

対面キッチンとは、キッチンに立つ人がリビングやダイニングと向き合って作業ができるキッチンのことです。

一言で対面キッチンと呼ばれますが、対面キッチンにはアイランドペニンシュラをはじめいくつかの種類があります。

近年対面キッチンが多く選ばれる理由には、開放感やスタイリッシュさの他にもメリットがあるからです。

対面キッチンは、特に小さな子どもを持つ若い人の間で人気です。

キッチンで作業中も小さな子どもが何をしているか見守ることができるので、安心できるという点が魅力的だからです。

キッチンを使用中にリビングにいる人とコミュニケーションがとれたり、テレビを見たりすることができ、楽しみながら家事に取り組めます。

また、ダイニングが近い間取りなので配膳が楽になる場合も多いです。

対面キッチンへのリフォームにかかる費用相場は?

対面キッチンへのリフォームを考える際、費用相場も気になるところです。

対面キッチンは他の形式のキッチンに比べて費用は高くなりがちです。

平均的な相場は約100万円から約150万円です。

ただ、費用は対面キッチンの種類やグレードによっても変わってきます。

また、内装工事や配管工事の必要性の有無も金額に影響します。

費用が高い種類の対面キッチンや高グレード品質の対面キッチンを選んだ場合は、約300万円から約450万円まで費用が膨らむ可能性があります。

対面キッチンへのリフォームは広さが必要

対面キッチンは、おしゃれさやメリットからも新しい家にどんどん取り入れられていますが、どんな家庭にも適しているキッチンスタイルというわけではありません。

使いやすそうだというイメージがある人もいるかもしれませんが、実際にはイメージと違ってリフォーム後に対面キッチンを後悔している人もいます。

対面キッチンへのリフォーム時に考慮しておきたいのは対面キッチンを設置しても十分な広さのスペースがあるかどうかという点です。

壁付きキッチンと違い、対面キッチンはリビングやダイニングスペース側に配置されます。

スペースがあまりない状態でリフォームすると、かえって狭くなるケースが多いです。

キッチンが使いにくかったり、圧迫感が出てしまったりします。

対面キッチンへのリフォームの際は、十分な広さがあるかどうかの確認が必要です。

キッチン種類別!リフォーム費用相場とメリット・デメリット


施工:バレッグス

システムキッチンにはI型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型とありますが、ここではそれぞれのリフォーム費用に加えてメリットとデメリットも紹介します。

I型システムキッチンのリフォーム費用

調理スペースを横一列に並べるI型キッチンのリフォーム費用は、60万円~90万円が相場です。

ただしこの費用に含まれるのは食洗器などのオプションを除いたキッチンと施工費用だけです。

オプションを追加して、かつグレードにもこだわるのであれば、リフォーム費用は100万円前後~150万円ほどでしょう。

I型キッチンのメリットとデメリット

I型キッチンは横移動だけで料理ができるだけでなく、狭いスペースでも設置できるので、使いやすい省スペースのキッチンです。

I型キッチンをダイニングとの境界に設置すれば、セミオープンまたはフルオープンキッチンとなり開放感のあるキッチンも演出できるため、人気のあるタイプです。

しかし横移動が多すぎると動線が長くなり疲れることになりますし、セミオープンキッチンは解放感があるもののキッチンを常に整理整頓された状態にしなくてはいけないので手間がかがかかると考える方も多いようです。

またI型キッチンを壁向きに設置すると、調理中は常に壁を向いており家族の様子を把握しにくいという点もデメリットとして挙げられます。

L型システムキッチンのリフォーム費用

L字型のキッチン、L型システムキッチンのリフォーム費用の相場は、シンプルなキッチンと施工費用で70万円~80万円ほどです。

食洗器などのオプションを付けてグレードを上げれば、リフォーム費用の相場は130万円ほどから始まります。

L型キッチンのメリットとデメリット

L型キッチンのメリットは、動線が短いことです。シンクとコンロを横一列に並べないことで、移動距離が少なく調理ができることがメリットです。

ただしI型キッチンに比べるとキッチンスペースが広くなくてはならないと同時に、システムキッチンの相場も高めに設定されています。またコーナー部分がデッドスペースとなることがあるため、使い方には工夫が必要です。

ペニンシュラ型システムキッチンのリフォーム費用

ペニンシュラ型システムキッチンのリフォーム費用の相場は、シンプルなキッチンで80万円前後です。

ペニンシュラとは英語で半島という意味ですが、ペニンシュラ型キッチンはキッチンの短い辺が壁に接しているためキッチンが壁から飛び出して半島のように見えることから名づけられました。

ペニンシュラ型キッチンのメリットとデメリット

ペニンシュラ型キッチンのメリットは、リビングに面してキッチンが設置されるので開放感があり、リビングとのコミュニケーションが広がることです。

また壁に接している面は洗濯スペースや収納を設けるなど、キッチンの使い方も広げられます。

しかし開放的なキッチンである分、常にキッチンを片付けておかないと汚らしく見えるため、こまめにキッチンに立てる方におすすめのキッチンと言えるでしょう。

アイランド型システムキッチンのリフォーム費用

ペニンシュラ型キッチンと比較されやすいアイランド型キッチンは、キッチンの全サイドが壁に接していない独立したキッチンスペースを実現したキッチンです。

そのリフォーム費用の相場は、シンプルなタイプで80万円ほどから始まり、これにオプションなどが付け加える100万円ほどから、さらにグレードを上げると150万円以上になります。

アイランド型キッチンのメリットとデメリット

アイランド型キッチンは何よりもその広々とした開放感がメリットです。リビングと合わせたデザインを採用することで、デザイン性の高いキッチンを同時に演出できるでしょう。

ただしアイランド型キッチンは広いキッチンスペースが必要で、さらに開放的なキッチンの共通したデメリットですが、キッチンを片付けておかないと見た目が悪くなります。

またリビングと近いことから換気にも配慮のいるキッチン設計が大切でしょう。

キッチンリフォームを安く抑えるポイントについて


施工:システムアート湘南

何を買うにも金額は安い方がありがたいと思う人がほどんどでしょう。キッチンリフォームの際もできるだけ価格は抑えたいという人がいるはずです。

ここでは、キッチンリフォームの費用を抑えるポイントをご紹介します。

キッチンリフォームは高額になりがち

トイレや風呂場をはじめ、住居内で部分的なリフォームをする場合は多いです。リフォームによって生活が快適になったり、綺麗になって気分が一新されたりします。

キッチンリフォームの前に知っておきたいのは、部分的なリフォームの中でもキッチンリフォームは大掛かりであり、費用は高額になりやすい部分であるということです。

キッチンリフォームでも機器の寿命や故障による交換ならば比較的安い金額で済みますが、キッチンの移動や対面キッチンの導入となれば金額は高額になります。

システムキッチンのグレードを下げる

システムキッチンは一見どれも同じように見えるかもしれませんが、実はグレードがあります。

メーカーによって違いはありますが、シンプル、スタンダード、ハイグレードという具合に数段階に分かれています。

一番低いグレードだけに注目してみても、メーカーによって価格に開きがあります。

また、同じメーカーが作っている商品を見ると、グレードによって費用はかなり違いがあることに気づくはずです。

一番低いグレードと一番高いグレードでは約50万円前後の違いが出る場合もあります。

ステンレスや人工大理石などの素材の違いや収納など様々な要素が金額に反映されます。

システムキッチンのリフォーム費用を安く抑えたいならば、安いメーカーの低グレードの物を選ぶと良いでしょう。

また、費用の安さだけにこだわるならアウトレット製品やモデルルーム展示品にするという方法もあります。

数社から見積もりを取って見比べる

賢くリフォームをしたいと思うのなら、初めから一社に絞ってリフォームを依頼するのではなく、数社から見積もりを取って見比べてみるべきです。

相見積もりはキッチンのリフォームに限らず、どの部分のリフォームでも共通して言える大事なポイントです。

定価が存在しないリフォーム業者では、業者によって見積もり費用に差が出やすいからです。

見積もりを依頼する際には、すべての業者に同じ条件と希望を伝えることがポイントです。

総合的な見積もり金額も大事ですが、内訳をよく見てみましょう。

高い費用が見積もられている箇所について業者に聞いてみると、費用を抑えるための提案をしてくれる場合もあります。

より満足度の高いリフォームにするためにも相見積もりは必須です。

キッチンリフォームで押さえておきたいポイントについて


施工:藤建設

理想的なキッチンへの憧れだけでキッチンリフォームをすると、現実の使い勝手が軽視されてしまい後悔することになりかねません。

近年はキッチンもインテリアの一種のような風潮ですが、毎日使うことを考えればきちんと使い勝手を考慮した上でリフォームをしなければなりません。

ここでは、キッチンリフォームでおさえておきたいポイントを挙げます。

ゴミ置き場もきちんと作る

キッチンリフォームの際、キッチンのデザインや収納にこだわる人は多いです。意外に見落とされるのは絶対に使うはずのゴミ置き場です

リフォーム後にゴミの置き場に困る人が多いのが実情です。キッチンは料理をする場所ですが、料理をすれば必ずゴミが発生します。

市町村によってゴミの分別方法や収集日が異なるので、必要なゴミ箱の数や収集日までに溜まるゴミの量を計算してゴミ置き場を設ける必要があります。

ゴミ箱収納付きのシステムキッチンを選ぶ際も、使用した時を想定しながら使い勝手を確認して検討しましょう。

キッチンの高さも使う人に合わせる

キッチンを使う際に高さが身長に合っていない場合、姿勢が悪くなることで腰を痛めたりすることがあります。

キッチンは毎日使う場所ですし、人によっては長時間使用するでしょう。

高さが合わなくて苦痛になれば、キッチンに立つことさえ億劫になります。

一番多くキッチンを使う人の身長に合わせることがポイントです。

理想のキッチン高は、「身長÷2+5cm」だと言われています。

リフォーム前のキッチンの高さを確認し、不満点を考慮するのも良いですし、ショールームに行ってみて実際に確認してみると適切な高さのキッチンを選べます。

「動線」を意識して本当に使いやすいレイアウトにする

キッチンを使う際は、冷蔵庫を開けたり材料を切ったりと毎回決まった経路を行き来していることに気付くはずです。

このキッチン内の移動経路は作業動線と表現されたりしますが、キッチンリフォームの際に動線を考えることはキッチンでの作業時間の短縮や作業の効率化に繋がります。

見た目だけを重視したレイアウトのキッチンでは、行ったり来たりして無駄に時間がかかり、作業能率も下がります。

特にL字やアイランドキッチンに憧れる人は多いですが、しっかり家事動線を考えないとデッドスペースが生まれて満足度が下がってしまう結果になってしまいます。

キッチンの動線は、冷蔵庫とシンク台、調理台が三角形になるのが理想です。

また、三角形となる辺の長さの合計は約3.6mから約6mが使いやすいと言われています。

三角形の動線や動線の長さを参考に、本当に使いやすいレイアウトにしましょう。

キッチンリフォームで注意すべきこととは?


施工:システムアート湘南

キッチンリフォームでは、間取りに合わせたキッチンの選択や予算に応じたリフォーム計画など注意すべき点がいくつかありますが、特に気をつけたいポイントを紹介します。

追加工事が必要になることを事前に把握する

リフォームでは施工途中に不具合などが見つかり追加工事が必要となることが多いものです。追加工事を避けることは難しくても、リフォーム工事前に追加工事の可能性を把握しておくことはできます。

キッチンリフォームでよくある追加工事とは、棚の増設や小物入れの追加、またコンセントの増設などです。

特に電子レンジや炊飯器など比較的高電力が必要な調理機器のコンセント位置には十分考慮し定位置での使用をお勧めします。
こうしたよくある追加工事の例を参考にして、時間と余裕を持ったリフォーム計画を立てるようにしましょう。

認識違いがないような入念な打ち合わせ

リフォーム後に、要望していたリフォームと違う仕上がりになったといったトラブルに巻き込まれないためには、業者との入念な打ち合わせが大切です。
このようなトラブルを避けるために、システムキッチンの品番の確認、壁紙の色の確認など、面倒と思われることでもしっかりとチェックしておきましょう。
細部に関しては業者にまかせるのであれば、写真などを使って仕上がりイメージを業者にわかりやすく伝えることも、認識違いを防止するために有効です。

キッチンをリフォームする際の最適な業者の選び方について

キッチン リフォーム

キッチンのリフォームを請け負ってくれる業者は数多くあります。数が多い分、最適なリフォーム業者選びに戸惑う人もいるでしょう。

見積もりの時点で3社程度に絞っておく必要があります。業者を絞り込む際に注目したいのが実績や口コミです。

キッチンリフォームの実績が豊富かどうか、実際にその業者を通してキッチンリフォームをした人の意見が肯定的であるかどうかという点は業者選びの大事なポイントになってきます。

実績や口コミは業者のサイトに掲載されている場合が多いです。その他、リフォーム業者にも得手不得手があるので、キッチンリフォームを得意分野としている業者に任せると安心です。

また、理想通りのキッチンリフォームの実現にはリフォーム会社に的確な提案をしてもらうことが鍵となります。

的確な提案をしてもらうためには、ただ業者に任せるだけでなくキッチンスタイルの希望や予算を明確に伝えたり、動線を予めしっかり決めておいたりするなど依頼者側の事前準備も必要となってきます。

カタログを請求したり、ショールームに足を運んだりして事前準備に役立てると良いでしょう。適切な業者を選ぶには、事前に自分で業者やリフォーム内容について色々調べておくことが大切です。

対面キッチンのリフォーム費用の相場

一昔前まではキッチンといえば壁付けが一般的なものでした。21世紀になり、対面キッチンの導入で家事をしながら一家団欒を楽しみ、子供の様子も見守ることができるライフスタイルが好まれるようになりました。では対面キッチンへ変更する場合の工事費用の相場を見ておきましょう。価格の一例をご紹介します。

対面キッチンのリフォーム費用や価格の相場は?

対面キッチン本体の参考価格

価格の相場はおよそ80万から100万の範囲です。価格の差が出るポイントとしてはキッチンの裏側の化粧です。キッチンの裏側が化粧されていないと相場は約20~70万、化粧がされていると約50~100万が相場になります。

シンプル、スタンダード、ハイグレードとグレードを上げていくに従って金額も上乗せされます。もちろん食器洗い乾燥機などオプションをつければさらに上がることになります。オプション価格の相場は

◇ガスコンロからIHコンロに交換:15~30万
◇レンジフード交換:4~10万
◇食器洗浄機取り付け:2~15万
です。

本体に付随するリフォーム工事費用の相場とは

対面キッチンにする場合、本体に加えて工事費用を支払う必要が出てきます。想定される工事の内容と費用の相場は以下の通りです。

◇解体工事(約7万~)
◇給水・給湯配管、排水管、電気配線、ガス配管、換気ダクトの移設など設備工事費(約10万~)
◇I型が設置してあった場所の床や壁の補修工事(約5万~)
※今までのキッチンの場所にカウンター収納などを置いて隠すのであれば約3万程度で済む
◇取り付け工事(約5万~)
◇外壁工事(約5万~)

以上のことから、工事費用の相場は最低でも約35万円以上となります。これ以外にも、業者によって運搬搬入費や諸経費、廃材処分費などがかかることがありますので、事前によく確認をしておきましょう。

なお、床板が傷んでいて補修が必須となるなど、見積もりでは予測できないことが実際に工事を行っている間に起きる可能性もあります。事前にリフォーム会社とよく相談しておきましょう。

キッチンのリフォーム事例

白と大胆な青いクロスのコントラストが美しいキッチン

リフォーム費用89万5000円
住宅の種類マンション
築年数30年

水まわりの老朽化と、子どもが独立し夫婦二人暮らしになったのを機にリフォーム。スタッフの話しやすさからスペースアップを選びました。使い勝手の良いキッチンは娘夫婦の帰省時に大変好評で、リフォームでの変わりように驚いていました。

施工会社:スペースアップ(CONY JAPAN)

お家の中央に配置し、どの部屋へもアクセスしやすいキッチン

リフォーム費用90万円
住宅の種類マンション
築年数25年

中古物件を購入してのリフォーム。キッチンをお家の中心にすることで、どの部屋からもアクセスしやすくなりました。希望した対面型キッチンはとても開放的で、料理が楽しくなりました。

施工会社:スペースアップ(CONY JAPAN)

明るくポップな対面キッチン

リフォーム費用193万8000円
住宅の種類戸建て
築年数18年

二世帯を一世帯へ。プランナーさんの感性がとてもよく、営業はフットワークが軽かったのでスペースアップに決めました。対面のキッチンにしてもらったことで、夫婦で会話をしながら料理をすることができるようになりました。

施工会社:スペースアップ(CONY JAPAN)

可愛いブルータイルをブラックアイアンの窓で空間を引き締めたバランスの良いキッチン

リフォーム費用134万5000円
住宅の種類マンション
築年数25年

キッチンがリビングと分離し孤立しているのが不満だった為、LDKにリフォーム。スペースアップさんは、見積り段階から細かい要望にとことん付き合ってくださいました。夫婦二人でキッチンに立つと、以前は狭さを感じたりぶつかったりしていましたが、ゆったり余裕を持って使うことができます。ミーレの食洗機を使うことで洗い物が信じられないほど楽になりました。

施工会社:スペースアップ(CONY JAPAN)

土間のあるカフェ風キッチン

住宅の種類マンション
築年数41年
メーカー名/商品名LIXIL/シエラ

もともと暗くて狭いキッチンを、背面収納カウンターも配膳も使える半2列型のようなプランにし、明るく料理が楽しくできるキッチンにしました。シンプルな構成ですが、家電もごみ箱もスッキリ収まります。カフェ風空間の定番とも言っても良いブラックフレームの吊棚には、グリーンやワイングラス、お酒の瓶を置くだけでおしゃれに決まります。

施工会社:静岡ガスリビング

中古のキッチンを明るいキッチンにリノベーション

住宅の種類マンション
築年数38年
メーカー名/商品名LIXIL/シエラL型

体調を崩されたお母さまとのご同居を考え、住み替えをご検討になられたお客様。当初新築の予定でご検討されていらっしゃいましたが、予算感から断念。中古・リノベーションでご検討となりました。購入前の物件は暗くて、古い印象だったそうなのですが、3Dイメージでのご提案に、「ここまで変わるなら!」と感動していただき、ご購入を決意・施工をさせていただきました。

施工会社:リフォーム工房

対面キッチンのメリット・デメリットとは?

キッチンの種類には大きく分けて独立型・壁付け型・対面型の3種類があります。
・独立型:キッチンが1つの部屋のようになっていて、居住空間と完全に分かれているタイプ
・壁付け型:壁に向かってキッチンが設置してあるタイプ
・対面型:ダイニングやリビングなどの居住空間を見渡すことができるタイプ

では、この3種類のキッチン別にメリット・デメリットを見ていきましょう。

独立型、壁付け型、対面型のメリット

【独立型】
・人目に触れにくいため、使いやすさを重視したレイアウトが可能
・臭いや煙が居住空間に充満しない
・来客にキッチンを見られる心配がない
・収納スペースが確保しやすい

【壁付け型】
・壁に向かって調理をすることで、調理に集中できる
・油はねで家具などが汚れる心配がない
・家事動線が良い

【対面型】
・調理中に会話を楽しんだり、子供の顔を見ることができるのでコミュニケーションがとれる
・テレビを見ながら調理できる
・家事動線が良い

独立型、壁付け型、対面型のデメリット

【独立型】
・居住空間が見えないので、子供や家族の様子が確認しにくい
・開放感がない
・窓が少ないと暗くなることがある
・家族とのコミュニケーションがとりにくい

【壁付け型】
・子供や家族の様子が確認しにくい
・開放感がない
・煙や臭いが部屋に充満しやすい
・来客にキッチンが見えてしまう

【対面型】
・油はねなどで家具などが汚れる可能性がある
・目隠しがないため、来客にキッチンが見られてしまうことがある
・収納が少ない
・煙や臭いが部屋に充満しやすい

それぞれメリット・デメリットはありますが、家族とのコミュニケーションがとりやすく開放的な対面型のシステムキッチンは、リフォームする際特に選ばれる傾向にあります。

対面型キッチンの対面プランの紹介

対面型キッチンの中には様々な対面プラン(レイアウト)が存在しています。代表的なものとして以下の4種類を解説いたします。

・フラット対面
・ローステップ対面
・スマートステップ対面
・ハイステップ対面

フラット対面

フラット対面は、キッチンの調理台に収納スペースを設けずにキッチン台を端から端まで同じ高さに保ったキッチンのことを指します。
メリットとして、キッチンの前に障害物がないので家族の顔が見やすく開放感がある、調理した料理を食卓に運ぶのが簡単になるといったことが挙げられます。

逆に収納スペースがないのでキッチン道具や調味料の置き場に困る可能性があります。

ローステップ対面

ローステップ対面はキッチンカウンターに少しだけ高さのある壁を設けているものです。

ちょっとした食器や調理器具などを置いたり、調理や洗い物際中の手元だけ隠すことができます。

またフラット対面のメリットでもある開放感といった面も考慮されているため人気の高いものとなっています。

家族や来客と顔を見ながら会話はしたいけど調理している手元は見せたくないといった方におすすめです。

スマートステップ対面

スマートステップ対面はローステップ対面に追加して側面にも壁を設けたものであり、前面の壁にはフックや照明、コンセントといったあったらうれしい便利機能を取り付けているものです。

料理を効率よく行いたい方にはぴったりのキッチンで使い勝手は最高のキッチンですがその分値段も他に比べると少しばかり高いので注意してください。

ハイステップ対面

ハイステップ対面はキッチンカウンターに少し高い壁を設けた形のものです。壁の中に収納スペースができるため食器などの小物をすぐに取り出せることができます。

またキッチンの中が外から見えにくいため急な来客にも対応することができ自分好みのキッチンを作ることができます。

ただ壁が高いため開放感は少し薄れてしまい完成した料理を運ぶのも少し手間取ることが予想されます。

対面型キッチンの種類別の特徴とメリット・デメリット

人気の対面キッチンですが、対面型のシステムキッチン中にも種類があり、それぞれ特徴があります。

対面型の種類は、以下の5種類です。

・I型(ペニンシュラ型など)
・Ⅱ型
・L型
・U型
・アイランド型

では、対面キッチンの種類とメリット・デメリット、選び方をそれぞれ見ていきましょう。

対面型キッチン:I型

対面キッチンのおすすめは?各型のメリット・デメリットをご紹介!

【レイアウトの特徴】
I型は、一般的な住宅で使用されているシステムキッチンの定番タイプです。コンロ側が壁と接していて、シンクからコンロまで一直線に並んでいるのが特徴です。定番なので、価格も安価なものが多い傾向にあります。

I型の中にもキッチンの前面部にカウンターがあるタイプ、吊戸も設けられたセミクローズド、吊戸の無いセミオープンなどと呼ばれるタイプがあります。こちらは壁付キッチンが使われます。一方キッチンの背面や天版が異なり、前面部のカウンターがなくフルフラットなペニンシュラ(対面)タイプがあります。

I型キッチンのメリット・デメリット

【メリット】

・キッチンの手元が目隠しできる
・カウンター部分に電源の設置が可能
・カウンター部分に調味料置きを作ることもできる
・コンロ前が壁になっている場合、油はねの心配がない
・壁付のキッチンが使えるので価格が比較的安価なものが多い


・キッチンの背面が見えるようになっている対面式のキッチンで、カウンターがない分すっきりした印象になる
・アイランド型に近づくことができる
・換気扇を壁付けにできるので制約がない(換気扇の種類が豊富にある)

【デメリット】

・カウンターや壁があることで、視界が狭くなり解放感が劣る
・コンロ側が暗くなりやすい
・普通のキッチンになりやすいため、デザイン性が劣る
・片側からの行き来しかできない


・アイランド型より開放感が劣る
・手元が目隠しできない
・片側からの行き来しかできない
・コンロ前に何もない場合、油はねが気になる
・収納が少ない

I型キッチンの選び方

【レイアウトの特徴】

I型キッチンで開放感が足りない場合、カウンターで前と横を囲ってしまえばアイランド型のように独立して設置することが可能です。

また、コンロ側の前面部の壁をなくせばペニンシュラのように視界を遮らずに居住空間を見渡すことができます。


アイランド型よりペニンシュラタイプの方が、費用も抑えめなので設置しやすくなるでしょう。

また、アイランド型のように自由に行き来したいときは、コンロ側に通路を作ればアイランド型のように両側から行き来することが可能になります。

対面キッチン:Ⅱ型

対面キッチンのおすすめは?各型のメリット・デメリットをご紹介!

Ⅱ型はセパレートキッチンとも呼ばれており、シンクとコンロが別々に分かれているタイプのキッチンです。壁側にコンロ、居室空間に向けて対面式のシンクのキッチンがあるのが特徴です。

Ⅱ型キッチンのメリット・デメリット

【メリット】
・シンクとコンロが分かれているため、それぞれ横に作業スペースがある
・2人以上で同時に調理することができる
・コンロは壁向きなので、油はねで家具が汚れる心配がない
・調理中の移動距離が少なくて済む。

【デメリット】
・シンクとコンロが分かれているため、鍋や食材の移動がある
・鍋や食材の移動時に、水滴や食材などが落ちやすい

Ⅱ型キッチンの選び方

シンクとコンロを使いやすい場所に配置することが大切です。普段どのような動線をとるのかを考慮して、シンクとコンロの場所を決めていきましょう。

対面キッチン:L型

対面キッチンのおすすめは?各型のメリット・デメリットをご紹介!

【レイアウトの特徴】
アルファベットのLの形に似たキッチンで、I型よりスペースが広いのが特徴です。また、調理中の移動も楽にできます。

L型キッチンのメリット・デメリット

【メリット】
・I型より作業スペースが広い
・調理中の動線がスムーズになる

【デメリット】
・コーナー部分が収納しにくい
・サイズが大きいため、リフォームする際キッチンが広くないと設置できない

L型キッチンの選び方

キッチンリフォームでL型キッチンを選ぶときは、キッチンに設置できる広さが必要になります。まずは、現在のキッチンにL型が設置可能なのかを確かめましょう。

対面キッチン:U型

対面キッチンのおすすめは?各型のメリット・デメリットをご紹介!

【レイアウトの特徴】
U型は、その名の通りアルファベットのUの形をしたキッチンのことで、サイズが大きく作業スペースが広いのが特徴です。複数人同時で調理することも可能で、収納スペースも豊富にあります。

U型キッチンのメリット・デメリット

【メリット】
・作業スペースが広い
・大容量の収納が可能
・調理家電などが置ける
・調理中の動線がスムーズ

【デメリット】
・サイズが大きいため、リフォームする際キッチンが広くなければ設置できない
・ダイニングやリビングを圧迫するおそれがある
・あまり調理しない場合、使わないスペースも出てくる

U型キッチンの選び方

U型キッチンは、料理が好きで同時にいろいろな作業をする人に向いているキッチンです。また、キッチンやダイニング、リビングなどのスペースも考慮しながら選んでいきましょう。

対面キッチン:アイランド型

対面キッチンのおすすめは?各型のメリット・デメリットをご紹介!

【レイアウトの特徴】
アイランド型は島のように壁に接することなく設置されているキッチンのことです。スタイリッシュなデザインが多く、左右両側から自由に行き来することができるのが特徴です。

アイランド型キッチンのメリット・デメリット

【メリット】
・インテリアのようにおしゃれなものが多い
・両側から自由に行き来できる
・開放感がある
・キッチンの前側をテーブルにしてカウンターテーブルを作ることも可能

【デメリット】
・キッチンに広さが必要
・換気扇を天井につけるため、換気扇の種類が限られる
・手元の目隠しができない
・価格が高額になる傾向がある

アイランド型キッチンの選び方

アイランド型の場合、キッチンの前面部に目隠しがないため、コンロ前の家具などが油はねなどで汚れてしまうことがあります。油はねを防ぐためにオイルガードを設置すると、油汚れ対策として有効です。

また、アイランド型キッチンは、こまめな掃除やお手入れが必要です。アイランド型を選ぶときは、価格が高額になりやすい傾向にありますので、十分に考慮した上で選ぶようにしましょう。

対面キッチンの定価

最近の新築の戸建やマンションで多く見られる対面キッチン。コミュニケーション性が高くファミリー層を中心に人気が高まり、リフォームにおいても対面型を選ぶ方が増えています。定価はメーカーやグレードにより違いますが、60万円台から180万円台まであります。

対面型キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

格安・激安で対面キッチンにリフォームするには?

リフォーム業者に依頼すると、システムキッチン本体価格については割引を受ける事も少なくありません。割引率は設備メーカーやキッチンのグレードにもよりますが、2割から8割引など、かなりの差があります。大幅な値引きを不思議に感じるかもしれませんが、決して粗悪な商品だからではありません。

リフォーム業者はキッチンメーカーとの営業的な取引条件で、格安に仕入れることが出来るからです。業者側はそのメーカーの商品を採用する事でマージンを得られるので、割引率を大きくしているのです。同じ商品でも業者によって割引率が違うのもこのためです。

各メーカーでラインナップされているシステムキッチンの種類は多く、中でも需要の高い対面キッチンは定価からの割引率が大きい型だといえます。依頼した業者で特に勧めている割引率の大きい商品を選ぶことで、激安リフォームが可能になります。

システムキッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

型落ちの在庫品があれば格安で購入できる

また、リフォーム業者で型落ちの在庫品を抱えていると、大幅に割り引いてくれる場合があります。大手設備メーカーの商品は良質なので、現行モデルとそれ程の差はありません。リフォーム業者側でも在庫が捌ければありがたいので、激安の特売品があるか相談してみると良いでしょう。

再利用できるものは無駄なく利用

既存のキッチンもシステムキッチンであれば、ビルトインコンロの再利用が可能です。どのシステムキッチンに対しても、サイズの互換性があるからです。

また、既存のキッチンがまだ傷みもなくキレイな状態であれば、そのまま利用して対面キッチンに施工することも可能です。壁付きシステムキッチンの裏側を見栄え良く加工するのは、リフォーム業者にとってお手の物でしょう。オリジナリティのある素敵な対面キッチンになりますね。

さらに、既存のものを再利用する事で、解体工事費や撤去費用も格安に抑えられ一石二鳥です。

激安のリフォームプランにプラスアルファで大満足

商品価格を大きく左右するキャビネットの仕様グレードは、材質や扉の開き方に違いがあります。もちろん、ローコストクラス商品の標準仕様であれば最安値になりますが、予算に余裕があるなら、キッチンクラスとキャビネット仕様のグレードを数パターン検討してみることをお勧めします。

ローコストクラスの商品だけれど、扉の材質を鏡面仕様にしたらハイグレードキッチンのようになった、など予想以上に満足できるキッチンが予算内で実現するかもしれません。

対面キッチンとは

対面キッチンは、近年の新築物件でも多く採用されています。壁付きキッチンに対して、対面という意味ではアイランド型やペニンシュラン型も「対面キッチン」と言えます。

対面キッチンのメリットとデメリットは?

キッチンを壁から離して設置する対面キッチンの使い勝手や、メリット・デメリットを検証しました。

対面キッチンにリフォームするのにかかる費用の相場はこちら

対面キッチンのおすすめメーカーはこちら

対面キッチンにリフォームするメリット

まずは対面キッチンのメリットを見ていきましょう。

スペースの確保

壁付きのI型キッチンは、限られたスペースを有効に使えるという利点があります。それに対し、対面キッチンはある程度の広さを必要とするので、LDK(リビングダイニングキッチン)に設置する例がほとんどではないでしょうか。

反対に言えば、LDKでないと対面キッチンを設置するスペース確保が難しいと言えます。

充分なスペースを考慮せずに設置して「せっかくのリフォームが使いにくいキッチンになってしまった」などということがないように、お部屋の広さを確認することが必要です。

キッチンの移り変わり

昔の台所は土間でした。台所は女性しか入れない場所とされていた時代から、1955年にブームとなった公営団地の間取りにDK(ダイニングキッチン)が誕生し、キッチンと食事室が一緒になりました。

使いにくい土間の台所から食事室とひとつの部屋にしたことで、使い勝手がよくなっただけでなく、家族とのコミュニケーションも取れる空間となりました。

その後キッチンは、食事室だけでなく、居間までひとつながりになっているLDKが住宅の間取りとして多くみられるようになります。

日本の住宅は、料理をするためだけの独立キッチンから、DK、LDKと家族とのコミュニケーションが取れる間取りに変化してきたと言えます。

対面キッチンには家族をつなぐ利点がある

I型キッチンを使用する場合はリビングに背を向けますが、対面キッチンはリビングに向きながら使用するので、コミュニケーション性の高いキッチンスタイルであり、その点が最大のメリットと言えるでしょう。

対面キッチンのメリットとデメリットは?

炊事をしている時も、リビングにいるお子さまに目が行き届くことが利点です。

「台所仕事は女性の仕事」という昔ながらの概念もなくなり、家族と会話を楽しみながらお料理ができる理想のキッチンスタイルです。

使い勝手の良い動線

また、動線的に考えた場合、I型キッチンは直線であるのに対し、対面キッチンは横移動が少ない点で使い勝手が良いと言えます。

しかし、通路の幅が狭いと、かえって使いにくい場合もあるので注意が必要です。

対面キッチンのデメリット

次に、対面キッチンのデメリットを見ていきましょう。

水回り移動を伴う場合

壁付きキッチンから対面キッチンへリフォームする場合、給排水管やガス管、換気ダクト、電気配線に至るまで移動しなければなりません。

また、内装工事も必要となるケースがほとんどです。システムキッチンを入れ替えるだけのリフォームに比べ、工事費用がかさむことがデメリットと言えます。

水回り移動にかかる工事費用

I型キッチンから対面キッチンにリフォームする場合の工事費用は、キッチン本体価格プラス約50万円前後の工事費を見越しておくと良いでしょう。

水回りの移動に伴い、キッチン内装を全面的にリフォームということになれば、さらに工事費がかかります。

リビングと隣接する場合は欠点も

また、対面キッチンは、壁付きキッチンに比べ、換気扇がお部屋の中程に配置されるため、匂いが広がりやすいという欠点が挙げられます。

対面キッチンのメリットとデメリットは?

リビングとの距離が近いので、油はねや水はねなども気をつけたいところです。

キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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