-
増築と建て増しの違いは?違法建築を避けるために守るべきルールも解説
-
築50年の住宅リフォームにかかる費用は?建て替えとの判断基準も
-
団地リノベーションの費用相場とは?メリット・デメリットや事例も解説
-
木造住宅のリノベーションはいつから?工事別・階数別の費用相場も紹介!
-
スケルトンリフォームは500万円でできる?どこまでリフォームできるか解説
-
アスベスト解体工事の費用相場はいくら?事前調査や近隣対策も解説
-
築25年一戸建てはリフォームか建て替えか?費用やメリット・デメリットを比較
-
3階建てリフォームの費用相場は?おしゃれで参考にできる施工事例を紹介!
-
平屋のリノベーション費用はいくら?成功させるコツや注意点も解説
目次
70㎡のマンションリフォームにかかる費用

💡70㎡のマンションリフォームにかかる費用相場は、600~1,000万円前後と言われています。
中古マンションのリノベーションは、基本的に平米あたりの単価が決まっているリフォーム会社も少なくありません。そのため、合計費用は物件の面積と単価を掛けて算出します。
面積別 70㎡のマンション"フルリフォーム"にかかる費用

💡マンションフルリフォームの費用相場を面積別に整理すると、以下のとおりです。
面積 | リフォーム費用の相場 |
---|---|
60m2 | 約900万円 |
70m2 | 約1,050万円 |
75m2 | 約1,125万円 |
80m2 | 約1,200万円 |
90m2 | 約1,350万円 |
100m2 | 約1,500万円 |
上記リフォーム費用は、リフォーム内容やお住まいの地域、工事を依頼する業者によっても費用が変動します。あくまで目安とし、具体的な見積は専門業者に相談しましょう。
リフォーム箇所別 70㎡のマンションリフォームにかかる費用

リフォーム費用は、面積よりも選ぶ設備のグレードに左右されることも多くあります。
たとえば、対面型キッチンに変更したい場合、通常グレードとハイグレードを比較すると、50〜60万円の差が出てくることもあります。
💡目安として、リフォーム内容に対する金額相場をまとめましたので、参考にしましょう。
リフォーム箇所 | リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|---|
全体 | 壁紙、床の張替え | 100~300万円 |
設備の交換、間取り変更 | 300~500万円 | |
大規模な間取り変更、設備の全面交換 | 500~1,000万円 | |
キッチン | 簡単なリニューアル(交換・修理程度) | 50~100万円 |
設備交換、配置変更 | 100~200万円 | |
間取り変更、システムキッチン導入など | 200~500万円 | |
バスルーム | ユニットバス交換、シャワー取り付けなど | 50~100万円 |
浴槽や壁、床の交換など | 100~200万円 | |
広さ変更、豪華な設備を導入 | 200~500万円 | |
トイレ | 便器交換、簡単な内装変更 | 10~30万円 |
便器交換、床・壁のリニューアルなど | 30~50万円 | |
間取り変更、高機能便器の導入など | 50~100万円 |
マンションリフォーム(70㎡)の施工事例を紹介
今回は、70㎡のマンションリフォーム施工事例を3つ紹介します。
事例を参考に、費用を抑えて全体的にリフォームするか、ポイントを絞ってハイグレードなリフォームにするか検討しましょう。
施工事例1:水まわりとキッチンをメインにおうち全体をリフォーム

建物タイプ | マンション |
費用 | 約685万円 |
面積 | 75㎡ |
施工期間 | 45日 |
リフォーム箇所 | キッチン・浴室・洗面所・壁紙・床・和室・窓・リビング・ダイニング |
建物の構造 | RC(鉄筋コンクリート) |
築年数 | 30~40年未満 |
リフォーム内容 | スケルトンリフォーム・デザインリフォーム |
「水まわり設備の入れ替えを検討し、キッチンも収納を増やしたい」というご要望です。
それに対し、和室をウォークスルークローゼットに変更し、リビングの拡張・収納力の確保・洋室への通路を確保して空間を有効的にした事例です。
施工事例2:素材にこだわり、理想のカフェ空間を実現

建物タイプ | マンション |
費用 | 約550万円 |
面積 | 76m2(平米) |
施工期間 | 1.5か月 |
リフォーム箇所 | トイレ、キッチン・浴室・洗面所・壁・床・和室・洋室・リビング・ダイニング |
建物の構造 | RC(鉄筋コンクリート) |
築年数 | 30~40年未満 |
リフォーム内容 | スケルトンリフォーム・リノベーション、 中古マンションを買ってリフォーム、デザインリフォーム、 収納リフォーム、自然素材リフォーム |
建売新築では得られない、"自分らしさのあるリノベーション"を希望されていました。和室をダイニング空間に取り込むことで明るく開放的なLDKを実現し、ウォークスルークローゼットの設置で風と光の抜ける間取りにした事例です。
施工事例3:ライフスタイルに合わせた部分リフォームで快適空間を実現
建物タイプ | マンション |
費用 | 約877万円 |
面積 | 73m2(平米) |
施工期間 | 2か月 |
リフォーム箇所 | キッチン・台所、壁紙・壁、床・フローリング、洋室、窓、玄関ドア・玄関、リビング、ダイニング |
建物の構造 | RC(鉄筋コンクリート) |
築年数 | 30~40年 |
リフォーム内容 | 間取り変更、部分リフォーム |
玄関まわりに収納したいものが多かったため、ゆったりとスペースをとったシューズインクローゼットと納戸を設置しています。住み慣れた住まいをライフスタイルに合わせてリフォームしています。
マンションのリフォーム費用を抑えるポイント

ここでは、マンションのリフォーム費用を抑えるポイントについて解説します。
- 事前の情報収集
- 設備やグレードの検討
- 工事時期の調整
など、綿密に計画を立てて、材料や工事の人件費などに注目しましょう。
マンションのリフォーム費用を抑えるには、既存の間取りや設備を活かし、リフォーム箇所を最小限にするのが重要です。
部屋の増減程度の壁の追加・撤去のみなら短期間で済みますが、住宅全体のバランス調整を伴う間取り変更は、工期が長く高額になりがちです。
間取りを変更しなければ、配管・配線の位置変更が不要となり、費用を抑えるのに有効です。

クロスを張り替え、カーペットを敷くだけでも印象は変わる
リフォームでは、品質やデザインとコストパフォーマンスのバランスが重要です。
例えばバスルームはユニットバスの採用や、浴槽素材をFRPなどに変更することで、品質を保ちつつ費用を抑えられます。
壁紙は一面をアクセントウォールにするなど、デザイン性を維持しつつコスト削減が可能です。
ただし、コストを重視しすぎると、低品質や耐久性の低い素材を選んでしまう危険性があるため注意しましょう。

リフォーム費用を抑えるために、複数の業者から相見積もりを取り、価格競争を促すことが重要です。
これにより、不当な価格設定や低品質なサービスを提供する業者との契約を回避できます。

リフォーム費用を抑えるために、国や地方自治体が提供する補助金・助成金制度の利用を検討しましょう。
これらの制度は、主に耐震、省エネルギー(断熱・高効率設備)、バリアフリーを目的としたリフォームが対象です。
制度の内容は地域や自治体によって異なるため、事前に情報収集を行い、適切な手続きを行うことが、費用負担を軽減する鍵となります。
主な国の補助金制度には、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や窓の断熱改修を支援する事業などがあり、地方自治体も独自の制度を提供しています。

年度末など施工業者が不足する時期を回避して、できるだけ施工費用を抑えたり、デザインや装飾に過度な費用をかけず、機能性と耐久性を優先して検討しましょう。
特に、工事途中で変更が多いと追加費用が発生するため、信頼できるリフォーム業者と協力して効率的にリフォームプランを立てましょう。
築30年(70㎡)のマンションで必要なリフォーム費用の内訳
築30年、70㎡のマンションで必要なリフォームの費用は、400〜600万円が相場になります。
しかし、リフォーム範囲やグレードによっては300〜1,000万円ほどの費用の幅があるため、予算に合ったリフォームの優先順位を決めていきましょう。
リフォーム箇所 | リフォーム内容 | 費用相場 |
---|---|---|
内装 | 床材の張替え | 10~30万円 |
壁紙の張替え | 10~20万円 | |
天井の張替え | 5~10万円 | |
キッチン | システムキッチンの交換 | 50~200万円 |
キッチン壁材の張替え | 5~15万円 | |
浴室 | ユニットバスの交換 | 50~120万円 |
浴室壁材の張替え | 10~20万円 | |
トイレ | 便器の交換 | 10~30万円 |
トイレの壁材・床材の張替え | 5~10万円 | |
洗面所 | 洗面台の交換 | 10~30万円 |
洗面所の壁材・床材の張替え | 5~10万円 | |
電気・給排水設備 | 照明交換 | 5~15万円 |
コンセント・スイッチの交換 | 5~15万円 | |
水道管・排水管の交換 | 20~40万円 | |
ガス管の交換 | 10~20万円 | |
ドア・窓 | ドア交換 | 5~15万円 |
窓交換 | 10~30万円 | |
間取り変更 | 簡単な壁撤去 | 20~30万円 |
仕切り壁の設置 | 5~25万円 | |
2部屋を1部屋にして床の張替え | 50~300万円 |
70㎡のマンションリフォームに関するよくある質問
- 70㎡のマンションってどれくらいの広さですか?
-
70㎡のマンションは、約43畳(1畳は約1.62m2)で3〜4LDKが一般的です。
- 70㎡のマンションは300万円でフルリフォームできる?
-
内容によります。例えば下記の事例。
家族のこれからの10年をよりよくするリフォーム
施工:リフォームプライス・ホームテック(株)
🔨リフォーム箇所:壁紙・壁、床・フローリング、リビング、ダイニング
💰リフォーム費用:250万円
🏢マンション面積:75㎡壁紙や床材の張り替えのみの表層リフォームであれば、可能なケースもあるようです。
※施工時の金額のため、現在と異なることがございます。一般的に70㎡のマンションのフルリフォームは約1,000万円前後の予算が必要なようです。
※1㎡あたり15万円程で計算合わせて読みたい! - 70㎡のマンションフルリフォームだと工期はどれくらいかかる?
-
目安は1.5~3か月です。
人気のあるリフォーム業者や繁忙期の場合は、工事時期の調整が必要になるケースも。
できるだけスムーズに進めるためには、早めに申請などの必要手続きを済ませておきましょう。
リノベーション・フルリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。
また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。
詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ