2024年12月06日更新

監修記事

窓・ガレージの電動シャッターリフォーム!取付方法や費用をご紹介

窓やガレージに電動シャッターを取り付けると、どのようなメリットがあるのでしょうか?電動シャッターの特徴や種類、施工の際の注意点、施工にかかる費用など、電動シャッターの後付けリフォームにまつわる疑問にお答えします。

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電動シャッターにするメリット

リフォームで窓やガレージに電動シャッターを取り付けると、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

電動シャッターを取り付ける最大のメリットは、開け閉めがとても楽になるということです。

スイッチひとつで簡単に開け閉めが行えますし、窓の場合はリビングなどにコントロールパネルを設置しておけば家全体のシャッターを操作することができます。

さらに、操作をリモコン及び、スマートフォンやタブレットなどで行える製品もあり、このタイプならどこからでも自由に好きな窓のシャッターを個別に操作することが可能です。

また、リモコンやスマートフォン、コントロールパネルから操作できるため、窓を開けずにシャッターの開け閉めを行うことができるのもメリットと言えるでしょう。

雨が強い日などは窓を開けてシャッターを閉めるのが大変ですが、電動シャッターなら濡れずに簡単にシャッターが操作できます。

その他のメリットとしては、開閉時の音が手動に比べて比較的静かという点です。

音については製品によって大きさに違いがありますので、店頭やショールームなどで実際の操作音を確認しておきましょう。

静かな製品なら、室内からは全く動作音がわからなくなるものもあります。

最後に、これは電動シャッターに限ったことではありませんが、窓やガレージにシャッターを取り付けることで防犯性が向上するのもメリットです。

電動なら簡単に開け閉めができるので、ちょっとしたお出かけの際に閉めておくことができ、手動よりさらに防犯性を向上させることができるでしょう。

電動シャッターの耐用年数は?

電動シャッターを取り付けても、すぐに交換や修理が必要になるようでは困ってしまいます。

電動シャッターの場合、耐用年数は可動設備であるにも関わらず約10年と長めとなっているため、コストに見合った長さだと言えるでしょう。

電動シャッターは耐用年数が比較的長めの設備ですが、モーターによって可動する屋外設備のため、ただ設置しているだけでは耐用年数が来る前に壊れてしまうこともあるようです。

このようなトラブルを防ぐためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

特にシャッターが移動するサイドレール部分の汚れは、動作時の負荷となり、モーターの故障を起こしやすくなるため、定期的に掃除を行っておきましょう。

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窓電動シャッターの種類

窓用の電動シャッターは、形状によって3つの種類に分けられます。

ひとつめはクローズタイプと呼ばれるもので、通風口や採光口がなく、完全に窓を覆うタイプの製品です。

ガレージなどのできるだけセキュリティを高めたい場所によく使用されています。

ふたつめはスリットタイプで、シャッターにスリットを追加することで、風や光を室内に通すことができる製品です。

シャッター全体にスリットが入っているものもありますが、セキュリティやプライバシーを確保するために、一部分にのみスリットが設けられているものもあります。

もうひとつは、ブラインドタイプです。

ブラインドカーテンとよく似た形をしており、プレートの角度をある程度自由に変更することができます。

明るさや風通しなどを自由に変更することができるため、利便性が高いのが特徴と言えるでしょう。

ガレージシャッターの種類

ガレージ用の電動シャッターの場合は、形状と材質で選ぶ形となります。

開閉方式については、一般的なシャッターに多い板状のシャッターを巻き上げるスラットシャッター、パイプを組み合わせたグリルシャッター、スラットとグリルを組み合わせて通気性を高めた上部開放シャッターです。

材質については、ステンレス、アルミ、木材、鉄などがあります。

このうち、アルミとステンレスは高耐久高コスト、鉄は低コストですが錆対策が必要、木製は高級感がありますが、価格が高めで防腐処理などのメンテナンスが必要です。

シャッターリフォームの際には、メンテナンスの手間やデザイン、ランニングコストなどを把握し、予算や建物とのバランスを考えて選びましょう。

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電動シャッターのリフォーム方法

電動シャッターをリフォーム方法には、どのようなものがあるのでしょうか?

既に窓やガレージにシャッターが取り付けられている場合、リフォームの方法は2種類あります。

ひとつ目は、既存のシャッターを取り除いて新しい電動シャッターを取り付ける方法。

これは、既存のシャッターが老朽化している場合におすすめのリフォームプランです。

もうひとつの方法は、既存シャッターにモーターを後付けし、電動化する方法となります。

この工事方法は、シャッター全体を交換する場合に比べて費用や施工時間を抑えることができる点がメリットです。

しかし、シャッターが老朽化している場合や、シャッターの形状によっては設置が難しい場合もあります。

どちらの場合も設置の際に取り付けが可能かどうかを調査する必要がありますので、まずはリフォーム会社等に現地調査を依頼すると良いでしょう。

電動シャッターのリフォームにかかる費用の相場

リフォームで電動シャッターを取り付ける場合、工事費用は新規取り付けで窓なら1カ所あたり施工費込みで約20万円、ガレージの場合は約40万円が相場となります。

既存の手動シャッターを電動化する場合については、1カ所あたり約14万円、リフォーム会社によっては複数設置すると割引が受けられる場合もあるようです。

電動シャッターの設置価格は、工事費用と使用する電動シャッターの購入価格、施工費用、電気工事、の合計となりますので、まずは使用したい製品を選び、リフォーム会社に見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

設置した電動シャッターが壊れてしまった場合の修理費用については、故障状況にもよりますが、モーター交換なら約20万円、シャッターのスラット部分の交換で約20万円が相場の目安となります。

ちょっとした不良で調整を行うだけなら、出張費用等込みで約3万円からが相場ですので、音が大きく感じたり、スムーズに動かなかったりという症状がある場合には、大きな故障になる前に、早めに見てもらうと良いでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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