桐生市のリフォーム会社37選！事例・口コミも掲載

桐生市におけるリフォームの特徴

桐生市の住宅に関する理念・基本方針

桐生市では、桐生市住生活基本計画にもとづき住宅に関する基本理念を「未来につなげる住みたいまち」とし、住宅に関する施策を展開しています。

この基本理念のもと、基本目標を以下のとおりに掲げています。

1. 魅力ある、住みたい、住み続けたい住宅・住環境づくり
2. 安心して暮らせる安全な住宅・住環境づくり
3. 安定した居住を確保できる住宅・住環境づくり

参考：桐生市-桐生市住生活基本計画

具体的な取り組みとしては、移住・定住に繋がる住宅確保などの支援、空き家の適正管理と利活用の促進、住宅の耐震化の促進、安心して子育てができる住宅づくり、市営住宅の管理運営の推進、住み替えしやすくなる仕組みの構築、住宅リフォームの支援などが行われています。

桐生市の景観条例にかかわるリフォームの制限

桐生市では、景観法にもとづいて桐生市景観計画が定められています。

この計画では、足尾山地、渡良瀬川、山田川、梅田湖などの自然景観、天満宮、栗生神社、大雄院などの歴史景観などを保全しながら市街地などの賑わいを創出していくことが目的となっています。

また、桐生市では市全域が景観計画区域の対象となっており、一定規模以上の建築物の建築や修繕などを行う際には市に対して届出を行う必要があります。

届出の対象行為と規模は以下のとおりです。

・建築物の新築、増築、改築、大規模な修繕、移転、外観の模様替え、色彩の変更で建築物の高さが15mまたは建築面積が1000㎡を超えるもの。

参考：桐生市-桐生市景観計画

また、外壁や屋根などの色彩は、周辺の建物や山並みなどと調和する色を使用することが求められています。

桐生市の地震の危険度や被害予想

桐生市で、太田断層による地震が発生した際には、市内で震度3から震度6強の揺れになることが予想されています。

桐生市の中でも南部で揺れが大きく、特に南東部の渡良瀬川沿いでは揺れが大きくなると予想されています。

参考：桐生市-地震防災マップ

太田断層による地震が起こった際の、桐生市における建物の被害想定は以下のとおりです。

全壊棟数：912
半壊棟数：5,292

参考：桐生市-桐生市耐震改修促進計画

桐生市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度の桐生市の調査によると、桐生市の住宅における耐震化率は74.3%となっており、2025年度までに85%にすることを目標としています。

耐震化促進のための取り組みとしては、住宅所有者に対する直接的な耐震化促進、インターネットなどを通じた周知普及、相談体制・情報提供の充実、耐震化に対する税の特例措置などの紹介などを行っています。

桐生市で定められている防火地域のリフォームの制限

桐生市では、桐生駅周辺や本町などが防火地域、宮前町、末広町、永楽町、仲町の一部地域などが準防火地域に指定されています。

参考：桐生市-都市計画図の閲覧

防火地域や準防火地域では建物の構造に一定の規制が設けられています。

防火地域においては基本的に木造の住宅を建てることはできず、建物の高さや延べ床面積に応じて耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

準防火地域では、防火地域よりは規制の内容がややゆるやかになっています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

桐生市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、桐生市が属する群馬県からは63件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

桐生市に設置されている桐生市消費生活センターでは、原則として桐生市にお住まいの方が消費生活に関するトラブルなどについての相談を行うことができます。

住宅リフォームなどで業者とトラブルになって困った場合などには、消費生活センターで専門の知識を持った相談員に相談することを検討してみてください。

解決のための具体的なアドバイスなどをもらうことができます。

参考：国民生活センター-桐生市消費生活センター

桐生市の住宅データ

桐生市の人口は2023年3月31日時点の桐生市の調査によると、約103,000人とされています。

参考：桐生市-桐生市の人口・世帯数

桐生市住生活基本計画によると、2000年から2015年で人口は19,584人減少し、年少人口、生産年齢人口がともに減少している一方で老年人口は増加しています。

また、将来的には老年人口が総人口の47%を占めることが想定されています。

参考：桐生市-桐生市住生活基本計画

桐生市が属している群馬県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、71.4%となっています。

同年度の持ち家率の全国平均61.2%と比較すると、群馬県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：群馬県-平成30年住宅・土地統計調査

また、桐生市住生活基本計画によると、桐生市の持ち家数は2008年度は30,770戸、2018年度は34,250戸と、10年で3,480戸増加しています。

なお、桐生市の2018年の持ち家率は73.1%です。

桐生市の属している群馬県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1991年が最も多く、28,800戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告

群馬県新設住宅着工戸数によると、桐生市の2021年における新設住宅着工数は363件となっています。

参考：群馬県-群馬県新設住宅着工戸数