富士見市のリフォーム会社86選！事例・口コミも掲載

富士見市におけるリフォームの特徴

富士見市の住宅に関する理念・基本方針

富士見市では、富士見市総合計画に基づいて、住宅に関する基本方針が定められています。

この計画では「良好な住環境の素で生活ができる」を住宅に関する基本方針としています。

参考：富士見市-富士見市総合計画

この基本方針のもと、住みやすさを向上させ、住み続けたいと感じることができるような住環境の形成を目指し、空き家の発生抑制や利活用の促進、適正管理、各世帯の希望に応じた住まいの実現のための居住支援や住宅取得に関わる支援、耐震化の促進などの取り組みが行われています。

また将来にわたって快適な生活を維持することができるようにするためには、持続可能な住環境を形成していくことが大切だとし、省エネルギーの推進や再生可能エネルギーの導入啓発なども積極的に行なっています。

富士見市の景観条例にかかわるリフォームの制限

富士見市は市全域が景観法に基づいて定められている埼玉県景観計画の対象区域になっています。

そのため一定規模以上の建築物の新築や外観の工事などを行う際には、市に対して届出が必要です。

富士見市は景観区域において、一般課題対応区域に区分され、以下に当てはまる場合には、届出が必要になります。

• 建築物の新築、増築、改築、移転で、高さが15mを超えるものまたは延べ床面積が1,000㎡を超えるもの
• 建築物の外観を変更することとなる修繕、模様替え、色彩の変更で、高さが15m高さが15mを超えるものまたは延べ床面積が1,000㎡を超えるもので、修繕などの対象となる面積が各立面の面積の3分の1を超えるもの

参考：埼玉県-景観法に基づく届出について

原則として、届出が受理された日から30日を経過しないと、工事を始めることができない点には注意が必要です。

富士見市の地震の危険度や被害予想

富士見市のホームページで確認できるハザードマップによると、富士見市で東京湾北部地震が起こった際には、市内では震度5強〜6強の地震が想定されています。

富士見市の中でも特に、東部地域や水子の一部地域などは揺れが強くなることが想定されています。

建物の倒壊危険度を見てみると、市内でも特に水谷東周辺地域が危険度が高くなっています。

参考：富士見市-地震ハザードマップ

また富士見市で想定される5つの地震ごとの、富士見市内の建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

富士見市の掲げる耐震化への取り組みと現状

富士見市の2021年の調査によると、富士見市の住宅における耐震化率は92.2%となっており、2025年度までに95%にすることを目標としています。

参考：富士見市-富士見市建築物耐震改修促進計画

耐震化を促進するための取り組みとしては、耐震診断や耐震改修に対する補助、無料簡易耐震診断、相談窓口の設置や情報提供などが行われています。

また富士見市では住宅耐震化緊急促進アクションプログラムの取り組みとして、戸建て住宅や分譲共同住宅を戸別訪問し、建築物所有者への耐震化に関する積極的な普及啓発も行なっています。

富士見市で定められている防火地域のリフォームの制限

富士見市では、みずほ台駅周辺と鶴瀬駅東口周辺を防火地域に、ふじみ野駅周辺と鶴瀬駅西口周辺を防火地域及び準防火地域に、水子地区と諏訪地区の一部地域及びつるせ台地区を準防火地域に指定しています。

参考：富士見市-富士見市の都市計画

防火地域及び準防火地域は、市街地の中心部など建物が密集した地域において火災の延焼を防ぐために定められている地域です。

これらの地域では、建築物の構造に一定の規制があり、建物の高さや延べ床面積に応じて耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

防火地域と準防火地域に建築物がまたがっている場合には、建築物の全てに防火地域の規制が適用されます。

リフォームなどを行う際には、お住まいの地域が防火地域または準防火地域に当てはまるかどうかを確認し、それぞれの規制にあったリフォームを行うようにしましょう。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

富士見市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、富士見市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅のリフォームなどで業者とトラブルになっているといった場合には、一度消費生活センターに相談することを検討して意味てはいかがでしょう。

消費生活センターでは、商品やサービスなど消費生活全般に関するトラブルについて、専門の相談員に相談することができ、具体的な解決方法などのアドバイスをもらうことができます。

富士見市消費生活センターを利用できるのは原則として富士見市にお住まいの方です。

相談は無料で行うことができ、相談員には守秘義務があるため安心して相談することができるでしょう。（電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-富士見市消費生活センター

富士見市の住宅データ

富士見市の人口は2023年4月1日時点の富士見市の調査によると、約113,000人とされています。

参考：富士見市-人口・世帯数

2020年の富士見市人口ビジョンによると、富士見市の人口の増減率は2009年以降、2%台を維持しており、ゆるやかに増加しています。

参考：富士見市-富士見市人口ビジョン

総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、富士見市が属している埼玉県の持ち家率は65.7%で全国第28位となっています。

また、埼玉県の持ち家数は198万7,700戸で、全国第4位です。

富士見市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告