熊谷市のリフォーム会社78選！事例・口コミも掲載

熊谷市におけるリフォームの特徴

熊谷市の住宅に関する理念・基本方針

熊谷市の「都市計画マスタープラン」では、都市計画に関する基本的な方針が定められています。

この計画において、特に住環境に関する基本方針として以下が設定されています。

• 居住ニーズへの対応
• 住宅地の質の向上
• 住まいに対する安心感の確保
• 空き家・空き地等の対策

参考：熊谷市-都市計画マスタープラン

これらの基本方針のもと、住環境に関する施策が展開されています。

空き家・空き地などの対策に関しては、空き家バンク事業の促進や所有者不明土地の情報提供や注意喚起、また民間住宅の空き家を活用した住宅セーフティーネットの充実に向けての取り組みが行われています。

また、面的な住宅基盤の整備や民間住宅の高温化抑制、生成可能エネルギー設備導入の促進などを通して、良質な住宅供給が行える環境づくりを推進しています。

熊谷市の景観条例にかかわるリフォームの制限

熊谷市では景観法に基づいて熊谷市景観計画が策定されています。

この計画は、熊谷市を流れる荒川と利根川の水辺などの自然景観や熊谷市駅周辺の都市景観、そして歓喜院聖天堂や熊谷うちわ祭などの歴史的・文化的遺産など多くの景観資源を守り活かしていくことを目的としています。

この計画では、市全域が景観計画の対象地域となっており、建物の建築などの際に対象の行為を行う場合には届出が必要です。

市は景観計画区域を「一般地区」と「景観誘導地区」に区分し、それぞれで届出の対象となる規模が異なってきます。

参考：熊谷市-熊谷市景観計画

また、外壁や屋根などの色彩に関しては、両方の地区で原色に近い色を避け、周辺の景観と調和させることが求められています。

熊谷市の地震の危険度や被害予想

熊谷市で関東平野北西縁断層帯地震が起こった場合、熊谷市の中でも北部は比較的揺れが弱く、荒川周辺の地域などがより揺れが強く危険度が高いとされています。

北部のほうでは震度6弱、荒川周辺地域では震度6強が予想されており、特に荒川の東部よりの地域では震度7と熊谷市の中でも一番揺れが大きくなることが予想されています。

参考：熊谷市-熊谷市防災ハザードマップ

また、5つの想定地震ごとの熊谷市における建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

熊谷市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年の熊谷市の調査によると、熊谷市の住宅における耐震化率は92.6%となっており、2025年までに95%にすることを目標としています。

耐震化の促進に向けては、木造住宅耐震診断・改修補助金を設け費用負担の軽減、耐震化に関する相談窓口の設置、リーフレットの配布やセミナー・講習会の開催による啓発活動などの取り組みが行われています。

参考：熊谷市-熊谷市建築物耐震改修促進計画について

熊谷市で定められている防火地域のリフォームの制限

熊谷市では、籠原駅、熊谷駅が防火地域、これらの駅のある新堀や筑波の一部地域が準防火地域に指定されています。

参考：熊谷市-熊谷市の都市計画図

防火地域や準防火地域は、市街地において延焼を防ぐために指定されている地域のことです。

これらの地域では、建物の構造に対して一定の規制が設けられています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

熊谷市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、熊谷市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報2022 資料編

消費生活センターでは商品やサービスの契約に関する事業者間とのトラブルなどについて専門の知識を持った相談員に相談をすることができます。

相談は無料で行うことができ、相談員には守秘義務があるため安心して相談することができます。（ただし電話料金はかかります）

相談の際には、契約関係の書類やトラブルに関する詳しい資料を事前に準備しておくとよいでしょう。

参考：国民生活センター―熊谷市消費生活センター

熊谷市の住宅データ

熊谷市の人口は2023年3月1日時点の熊谷市の調査によると、約192,000人とされています。

参考：熊谷市-熊谷市の人口

熊谷市が属している埼玉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、65.7%で全国第28位となっており、同年度の持ち家率の全国平均61.2%と比較すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：埼玉県-平成30年住宅・土地統計調査

また、熊谷市が属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年は、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告