和光市のリフォーム会社97選！事例・口コミも掲載

和光市におけるリフォームの特徴

和光市の住宅に関する理念・基本方針

和光市では、”より安心、より快適なまちづくり”を理念に掲げ、住宅都市としての質の向上・成熟化を目指しています。

具体的には、定住型住居が多く提供されるような政策を推進し、マンションにおいては管理状況を市へ登録し、市からのアドバイスや支援が得られる「マンション登録制度」の体制づくりへの取り組みです。

災害危険度が高い地域の改善

木造住宅が密集している地区や、緊急車両の進入が難しい地区では、建築物の不燃化・耐震化や、消防・救急活動を円滑に行うため、道路を広くしたりやオープンスペースを確保したりなど、地区の安全性の向上を図ります。

一般住宅地区

一般住宅地区では、住民や移住される方が「住みたいまち」と思えるような住宅地を形成します。

和光市北部一帯では、戸建住宅や中低層住宅を中心にみどり豊かな住宅地を形成し、南部一帯では農業が盛んな地区と調和した良好な住環境を有する住宅地の形成が課題です。

また、都営地下鉄大江戸線の延伸計画をふまえ、新駅となる(仮称)大泉町駅に近い南一丁目地区では、新駅設置による経済効果が十分に生きるようなまちづくりを検討しています。

白子川沿いは、豊かな緑と水に育まれた自然環境の保全を図りながら、白子宿の歴史的雰囲気を生かし、戸建住宅や中低層住宅を中心に潤いのある住宅地を形成を目指しています。

参考：和光市-和光市都市計画マスタープラン

和光市の景観条例にかかわるリフォームの制限

和光市は水と緑に恵まれ、歴史的な建物などの景観が魅力であり、より一層景観形成を推進していくため「和光市景観条例」が制定されました。

和光市全域を景観計画区域に定めており、建築物の建築等の規模や形態意匠、色彩の変更など、景観への配慮を求める景観形成基準を設定しています。

一定規模以上の建築物においては市への届出が必要で、届出の対象となる建築行為は以下のとおりです。

• 高さが10メートル、建築面積が500平方メートルを超える建築物の新築、改築、増築
• 外観の各立面の3分の1を超えての修繕、模様替え、色彩の変更
• 1,000平方メートルを超える開発区以内での建築物の新築

参考：和光市-和光市景観計画

和光市の地震の危険度や被害予想

和光市地震ハザードマップでは、東京湾北部地震（M7.3）の発生を想定した各地域の震度を表しています。

和光市のほぼ全域で震度6以上と想定されており、和光市の北部地域は震度6強に想定されているエリアです。

地震による建物の被害は、全壊率2.8％、半壊率12.3％と想定されており、本町、新倉1丁目・2丁目、白子2丁目・3丁目、下新倉4丁目など木造住宅が多い地域で被害が多くなると予想されています。

参考：和光市-和光市地震被害想定調査

和光市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年3月に和光市が行った調査によると、和光市の住宅の耐震化率は97.1％と推計されています。

非常に高い耐震化率となっているのは、埼玉県と和光市の役割分担による住宅耐震化の支援制度の創設や、住宅所有者への啓発活動の賜物といえるでしょう。

今後の目標として、耐震性が不十分な住宅を概ね解消するとされています。

参考：和光市-和光市既存建築物耐震改修促進計画

和光市で定められている防火地域のリフォームの制限

和光市では、都市計画法に基づき市街地における火災の危険性を防ぐために防火地域及び準防火地域を定めています。

防火地域は和光市駅北口及び南口地域、準防火地域は和光市駅北口周辺の新倉1丁目、白子3丁目、南1丁目、和光北インターチェンジ付近です。

参考：和光市-防火地域及び準防火地域
　

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

和光市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、和光市が属している埼玉県でリフォームに関する相談件数は596件でした。

参考：住宅リフォーム・分勝処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、和光市が設置している和光市消費生活センターでは、和光市内に在住の方を対象として、住宅リフォームにおける契約トラブルや、紛争処理などについて相談できます。

和光市消費生活センターの概要は次のとおりです。

参考：国民生活センター-和光市消費生活センター

和光市の住宅データ

2023年3月時点での和光市の調査によると、和光市の人口は約84,000人です。

前年2022年3月時点の調査での人口は約84,000人であったため、人口を比較すると横ばいで推移しています。

参考：和光市-ミニ統計

また、2018年住宅・土地統計調査結果によると、和光市の持ち家率は46％であり、全国の持ち家率の平均61.2％を大きく下回っています。

参考：総務省-平成30年住宅・土地統計調査結果

2018年9月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年で、新築の建築戸数が多かった年は1993年の104,205戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告