八潮市のリフォーム会社101選！事例・口コミも掲載

八潮市におけるリフォームの特徴

八潮市の住宅に関する理念・基本方針

八潮市では「第5次八潮市総合計画」のもと、住宅に関する基本方針を「快適でやすらぎと潤いのあるまち」とし、住宅に関する施策を展開しています。

この計画では住環境は市民が安全で快適な生活を送るために必要な基盤であるとし、多様なニーズに応じた住宅づくりや住宅の質を高めることが必要としています。

具体的に行われている施策は以下のとおりです。

• 市営住宅の充実
• 良質な住宅確保の促進

参考：八潮市-第5次八潮市総合計画

市営住宅は一人親家庭や高齢者世帯の応募が増加し、入居抽選率が上昇している傾向にあることから、供給すべき戸数の把握を行い民間住宅の活用も視野に入れた居住環境の整備を推進しています。

また良質な住宅確保に向けて、住宅の耐震性の向上を促すための助成制度の拡充や住宅の安全性に関する市民の理解を深めていくなどの取り組みが行われています。

そのほかにも高齢者や障がいのある方に配慮した住宅整備など、福祉政策と連携した総合的な住宅政策も展開されています。

八潮市の景観条例にかかわるリフォームの制限

八潮市では、景観法に基づいて八潮市景観計画が定められています。

この計画では都市近郊農地として、貴重な田畑や水路などの地域性を生かした街並み景観や中川をはじめとする周辺河川に育まれた豊かな自然景観などを大切に守り、受け継いでいくことを目的としています。

この景観計画は市内全域が対象で良好な景観を形成するために、一定規模以上の建物の建築や外観の変更などを行う際には、届出をする必要があります。

届出の対象となる行為は以下のとおりです。

• 建築物の新築・改築・増築で延べ床面積の合計が500㎡以上または高さが10mを超えるもの
• 延べ床面積が500㎡以上または高さが10mを超える建築物の外観の修繕・模様替え・色彩の変更で、その対象行為部分が各壁面の面積の10分の1以上のもの

また市内でも「八潮駅周辺商標特定区域」「八潮南部東まちづくり推進地区特定区域」「中川周辺地区特定区域」は、地域性を活かしたまちづくりを推進する必要がある特定区域として定め、市全域の規制とは別に独自の規制が定められています。

特定区域での届出の対象行為は以下のとおりです。

• 全ての建築物の新築・増築・改築
• 建築物の外観の変更で、各壁面の10分の1以上の面積を変更する修繕・模様替え・色彩の変更

参考：八潮市-八潮市景観計画について

八潮市の地震の危険度や被害予想

八潮市のホームページで確認できるハザードマップによると、八潮市で東京湾北部地震が起こった際には、市全域で震度6弱から6強の揺れが予想されています。

市内でも特につくばエクスプレス線沿いの地域の揺れが大きいことが想定されています。

建物倒壊危険度を見てみると、南部の中川や綾瀬川の周辺地域、首都高速6号三郷線の東部地域、北部の八潮団地通り周辺地域などが市内でも特に危険度が高くなっています。

参考：八潮市-八潮市ハザードマップ

八潮市で想定される5つの地震ごとの、八潮市内の建物被害想定は以下のとおりです。

参考：埼玉県-平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査報告

八潮市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年の八潮市の調査によると、八潮市の住宅における耐震化率は83%となっており、2025年までに95%にすることを目標としています。

参考：八潮市-八潮市建築物耐震改修促進計画

耐震化を促進するにあたっては、補助金交付制度による所有者の費用負担の軽減、耐震シェルターや耐震ベッド設置に対する補助金交付制度の拡充、相談窓口の設置や情報提供などの取り組みが行われています。

八潮市での耐震診断や耐震改修に関する補助金の具体的な条件や補助金額などは八潮市のホームページから確認することができます。

八潮市にお住まいの方で耐震改修をお考えの方は、一度調べてみてください。

八潮市で定められている防火地域のリフォームの制限

八潮市では、八潮駅周辺が防火地域、八潮駅のある大瀬地区、南川崎、中央2丁目の各一部地域が準防火地域に指定されています。

参考：八潮市-八潮市都市計画情報システム

防火地域・準防火地域は火災を防ぐために指定されている地域で、これらの地域では建物の構造に一定の規制が設けられています。

防火地域・準防火地域では、基本的に耐火建築物もしくは準耐火建築物にする必要があり、防火地域においては原則として木造住宅を建てることはできません。

耐火建築物は、主要部分を耐火構造とした建築物のことで、延焼の恐れのある開口部に防火設備を有するもののことです。

準耐火建築物は耐火建築物以外の建築物で、主要構造部分を準耐火構造および耐火構造にしたもので、耐火建築物と同様開口部に防火設備のある建物のことを言います。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

八潮市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、八潮市が属する埼玉県からは596件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

消費生活センターでは、消費生活に関するトラブルなどについて相談することができます。

八潮市にお住まいの方で、サービスの契約や商品の破損などで事業者とトラブルになって困っているといった場合には、八潮市消費生活センターへ一度相談することを検討してみてください。

相談は無料で行うことができ、専門の知識を持った相談員から解決のための具体的なアドバイスをもらうことが可能です。（電話料金はかかります）

また、相談員には守秘義務があるため、安心して相談することができるでしょう。

参考：国民生活センター-八潮市消費生活センター

八潮市の住宅データ

八潮市の人口は2023年4月1日時点の八潮市の調査によると、約92,000人とされています。

参考：八潮市-人口・世帯数

八潮市が公開している2021年版統計やしおによると、八潮市の人口および世帯数は1985年から2021年までゆるやかに増加しています。

参考：八潮市-令和3年版「統計やしお」

八潮市が属している埼玉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、65.7%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、埼玉県の持ち家率は高めであることが分かります。

また八潮市が公開している令和3年版統計やしおによると、2000年の八潮市における持ち家数は15,936、2020年時点の八潮市における持ち家数は23,828で、八潮市の持ち家数は増加していることがわかります。

八潮市の属している埼玉県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1993年が最も多く、104,205戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告