下野市のリフォーム会社37選！事例・口コミも掲載

下野市におけるリフォームの特徴

下野市の住宅に関する理念・基本方針

下野市ではまちの将来像として「ともに築き　未来へつなぐ　幸せ実感都市」を掲げています。

こうした将来像の実現のために「しもつけ重点プロジェクト」として6つの目標を主軸にしています。

その中で住まい・住環境に関する目標が「快適でうるおいのある環境で新たな人の流れをつくるまちづくり」の1つとして「快適に住み続けられる住環境づくり」となっています。

具体的な施策としては、居住環境の整備や自然環境と住環境の共存などです。

参考：下野市‐第二次下野市総合計画基本構想

下野市の景観条例にかかわるリフォームの制限

下野市では2022年2月に景観計画を策定し、2022年7月に下野市景観条例が施行されました。

下野市は鬼怒川や田川、姿川などの豊かな河川が流れ、のどかで優良な農地や平地林が広がる自然環境に恵まれた場所です。

また下野薬師寺跡や下野国分寺などの史跡、日光街道の宿場町としての面影が残る小金井一里塚や社寺仏閣などの歴史的・文化的景観を有しています。

このような豊かな自然環境や歴史的・文化的景観を保全しながら、まちづくりを推進していくために下野市では市内全域を景観計画区域に定めています。

また特に重点的に景観計画をおこなう場所を景観形成重点地区として以下のとおりに定めています。

• 特徴ある景観や地域のシンボルとなっている景観を有する地域
• 新たな魅力ある景観の創出を目指す地域
• 市民や事業者の発意により、継続的に景観づくりを進める地域

参考：下野市‐下野市景観計画

下野市では下野市景観条例にもとづき、一定の規模以上の建築物を建築・改築・増築などをおこなう場合には届出が必要になります。

参考：下野市‐下野市景観条例に基づく届出について

一般的な規模の住宅は届出は不要ですが、外壁や屋根のリフォームをおこなう場合は外壁や屋根の色彩を周辺の景観に調和する明度・彩度にする配慮が必要になります。

そのため外壁や屋根のリフォームをおこなう場合は、業者に相談しておこなうことをおすすめします。

下野市の地震の危険度や被害予想

今後、下野市に大きな被害をもたらす地震として予測されているのは「県庁直下に震源を仮定した地震」でマグニチュード7.3とされています。

この地震による被害想定は多くの市民が暖房や台所の火を使っている冬の夕刻18時になります。

予想される「県庁直下に震源を仮定した地震」での下野市の建物全壊棟数は約2,600棟、この地震での火災による建物焼失は約300棟とされています。

また下野市の震度予想では、市内の北西部のほぼ全域が震度6弱、市内の南東部のほぼ全域が震度5強となっています。

参考：下野市‐下野市耐震改修促進計画

下野市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年4月に改訂された下野市の耐震改修促進計画によると、2020年の下野市の住宅総数は約23,000棟とされています。そのうち耐震性を満たしている住宅は約22,000棟とされ、耐震化率は約94.4%となっています。

下野市では更なる耐震化を促進させ、2025年までに耐震化率を約96%にすることを目標にしています。そのため、2022年に下野市では住宅耐震化緊急促進アクションプログラム2022を策定しました。

住宅耐震化緊急促進アクションプログラム2022では具体的な施策として、財政的支援と普及啓発活動をおこなっています。

財政的支援には木造住宅の耐震診断費に対する一部補助と、木造住宅の補強計画と耐震改修費・耐震建替費に対する一部補助があります。

普及啓発活動には住宅所有者に対する直接的な耐震化促進、耐震新実施者に対する耐震化促進、改修事業者の技術力向上、ホームページや広報などによる一般市民への普及啓発などがあります。

また下野市では重点的に耐震化すべき区域を定めています。

前章の「県庁直下に震源を仮定した地震」の震度予測で震度6弱が予測される地域の中で、一部震度6強が予測される国道4号以西の地域を重点的に耐震化すべき区域としています。

またJR石橋駅とJR小金井駅のそれぞれ西側には旧耐震基準の木造住宅が多く密集しているため、これらの地域も重点的に耐震化すべき区域とされています。

下野市の住宅リフォームに関する相談件数

住宅リフォーム・紛争処理支援センターの2022年の住宅相談統計年報の調査によると、下野市が属している栃木県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約500件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022 資料編

下野市に開設されている下野市消費生活センターでは、基本的に下野市にお住まいの方を対象に消費生活全般に関する相談を受け付けています。

事業者との契約内容についての心配事やトラブル、悪徳業者とのトラブルや悩み事など消費生活に関する相談事に対して、下野市消費生活センターの専門知識を持つ相談員に相談することができます。

参考：国民生活センター-下野市消費生活センター

下野市の住宅データ

2023年3月時点の下野市の調査によると、下野市の人口は約60,000人でした。前年の2022年3月時点での人口も約60,000人だったため、人口の増減を比較するとほぼなく横ばいの状態でした。

参考：下野市‐下野市の人口

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査によると、下野市が属している栃木県の持ち家率は約69.1%で、全国の持ち家率の61.2%より高い割合になっています。

参考：総務省統計局‐平成30年　住宅・土地統計調査

下野市が属している栃木県で新築の建築件数がもっとも多かったのは、2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年までの約30年の間で1990年がもっとも多く約29,000戸でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査報告