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2019年02月20日更新
洋室リフォームの見積もり価格相場を詳しく解説!
洋室のリフォームは、クロスの貼り替えのように気軽に行えるリフォームから、間取り変更などの大規模なリフォームまでさまざまな種類があります。それぞれの見積り価格相場を知って、予算内で希望の洋室リフォームを行えるようにしましょう。
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- 監修者小川愛
洋室リフォームにかかる見積もり価格相場について
一戸建てやマンションなどの洋室リフォームの内容と、リフォームにかかる見積もり価格相場をそれぞれ見ていきましょう。
一戸建ての洋室リフォームにかかる見積もり価格相場
築年数が経過したり中古住宅を購入したり場合、設備や内装の経年劣化にともなってリフォームを検討する住宅が増えています。
一戸建ての洋室リフォームの場合、洋室の壁クロスの貼り替えなどの小規模なものから間取り変更リフォームのような大規模なリフォームまでさまざまなタイプのリフォームがあります。
特に一戸建ての場合は部屋の壁を撤去して広い洋室を作るなど、比較的自由なリフォームが可能なので、大規模な間取り変更リフォームをするケースもあります。
一戸建ての洋室リフォームにかかる見積もり価格相場は約5万円~1,000万円と、内容が幅広いため価格帯の振れ幅も大きくなります。
リフォームを行う範囲やリフォーム内容、建材や内装材のグレードによっても大きく異なるでしょう。
マンションの洋室リフォームにかかる見積もり価格相場
マンションの洋室リフォームの場合も、壁クロスの貼り替えなど内装材のリフォームになる際は一戸建ての洋室リフォーム内容とほとんど変わらないでしょう。
しかしマンションと一戸建ての違いは、間取り変更の容易さに関してです。
マンションの場合、規約で決められている構造上の問題から壁や柱などを簡単に移動することができないため、間取り変更が安易にできない可能性があります。
そのため、大きな間取り変更のいらない内装のチェンジや収納を増やすといったリフォームがメインとなるでしょう。
マンションの洋室リフォームにかかる見積もり価格相場は約5万円~約950万円で、見積もり価格はリフォーム内容や範囲、選ぶ建材や内装材のグレードによって異なるでしょう。
和室を洋室にリフォームする場合にかかる見積もり価格相場
近年、ライフスタイルの変化やバリアフリー仕様にしたいなどの理由から、和室を洋室にリフォームする人が増えています。
和室を洋室にリフォームする場合、畳をフローリングに変えたり和室によく使われる「真壁」を壁クロスに変更したりするリフォームなどがあります。
その他、和風のふすまを洋風の柄へ貼り替えたり、押入をクローゼットに変更するなどといったリフォームがあります。
和室を洋室にリフォームする場合の見積り価格相場は以下の通りです。
- 畳をフローリングに変えるとき:約15万円前後
- 真壁を壁クロスに変更するとき:約10万円~約12万円
- 和風のふすまを洋風に貼り替えるとき:約2万円~約3万円
- 押入をクローゼットにするとき:約15万円前後
洋室の天井と壁クロスの貼り替えにかかる価格相場
洋室の天井と壁クロスの貼り替えは、洋室のリフォームの中でも選ばれやすいリフォームのひとつです。
天井や壁のクロスは経年劣化によって変色したり剥がれてきたりするため、リフォームによって洋室を新築時のように生まれ変わらせることができます。
また、リフォームの際に以前と違ったデザインのクロスを選ぶことで、同じ部屋でも雰囲気をがらりと変えてリフレッシュすることができるでしょう。
クロスの貼り替えは、数万円程度からのリフォーム費用で部屋の雰囲気を変えられるので、費用対効果が大きいリフォームと言えます。
洋室の天井と壁クロスの貼り替えにかかる見積り価格相場は約5万円~約75万円です。
クロスの貼り替えの範囲やクロスの素材グレードによって金額が変動してきます。
寝室や子供部屋のリフォームにかかる見積もり価格相場
寝室のリフォームでは、安らげる空間づくりや収納スペースを増やす、趣味を楽しめる空間をつくるなどのリフォームが一般的です。
一方、子供部屋の場合は部屋を増やすなどのリフォームがあります。
寝室のリフォームにかかる見積もり価格相場は約50万円~約200万円で、約50万円~約150万円がリフォーム事例が多い価格帯となります。
また子供部屋のリフォームにかかる見積もり価格は約50万円~約200万円で、約50万円~約100万円がリフォーム事例が多い価格帯となります。
ダイニングやリビングのリフォームにかかる見積もり価格相場
ひと昔前の間取りだと、ダイニングやリビングなどが壁で区切られていることが多く、採光が確保できなかったり使い勝手が悪くなったりすることがあります。
ダイニングやリビングは人が集まりやすい場所なので、家族が増えたなどの理由からダイニングとリビングを一体化するリフォームが多く検討されます。
その他、リフォーム内容は以下のようなものもあります。
- 床暖房の設置
- 壁面収納の設置
- フローリングの張り替え
- 窓やドアの設置
など
ダイニングやリビングのリフォームにかかる見積もり費用相場は約50万円未満~約750万円で、約150万円~450万円が中心の価格帯となります。
ダイニングやリビングのどの部分をリフォームするのかによって金額は異なりますが、LDKに一体化するような大規模リフォームの場合、壁などを撤去しなければならないため費用が高額になるでしょう。
見積もり価格帯別の洋室リフォーム内容
洋室をリフォームする際、どれくらいの予算でどのようなリフォームができるのでしょうか。
見積もり価格帯別に洋室リフォームの例をご紹介します。
~約20万円で行うことができる洋室リフォーム
約20万円以内で行うことができる洋室リフォームは以下の通りです。
【畳からフローリングに貼り替えるリフォーム】
- 費用相場:約10万円
【古いフローリングから新しいフローリングに貼り替えるリフォーム】
- 費用相場:約10万円
【壁クロスの貼り替え】
- 費用相場:約10万円
【子供部屋に間仕切り壁を設置するリフォーム】
- 費用相場:約14万円
【押入をクローゼットにするリフォーム】
- 費用相場:約18万円
約20~約50万円で行うことができる洋室リフォーム
約20~約50万円で行うことができる洋室リフォームは以下の通りです。
【リビングの間仕切り壁をなくして広くするリフォーム】
- 費用相場:約30万円
【無垢材のフローリングに張り替えるリフォーム】
- 費用相場:約25万円
【断熱・結露防止の内窓を設置するリフォーム】
- 費用相場:約30万円
【和室を洋室にするリフォーム】
- 費用相場:約45万円
【子供部屋につくりつけの机や収納を設置するリフォーム】
- 費用相場:約50万円
約50~約100万円で行うことができる洋室リフォーム
約50~約100万円で行うことができる洋室リフォームは以下の通りです。
【キッチンとリビングの床の下地や断熱材、フローリングを貼り替えるリフォーム】
- 費用相場:約70万円
【収納や断熱材を増やし壁紙も新しいものに変え、子供部屋にするリフォーム】
- 費用相場:約55万円
【和室と洋室を一体化してフローリングを貼り替えるリフォーム】
- 費用相場:約60万円
【寝室を和室から洋室に替えるリフォーム】
- 費用相場:約55万円
約100~約300万円でおこなうことができる洋室リフォーム
約100~約300万円でおこなうことができる洋室リフォームは以下の通りです。
【和室2部屋をつなげて洋室にするリフォーム】
- 費用相場:約150万円
【LDKを広くするリフォーム】
- 費用相場:約170万円
【部屋のイメージを解消し2部屋の段差をなくすリフォーム】
- 費用相場:約110万円
【マンションの一室をリノベーション】
- 費用相場:約110万円
洋室リフォームの内装材別見積もり価格相場
次に洋室リフォームの内装材別に見積もり価格相場を見ていきましょう。
壁紙の種類ごとのリフォーム価格相場
壁紙の種類と特徴、壁紙の種類別の価格相場をご紹介します。
壁紙の種類と特徴
壁紙の種類は大きく4つの種類に分けられます。
- ビニール製壁紙
塩化ビニール樹脂で作られたビニールシートの紙が裏打ちしてある壁紙のことです。
比較的安価で、デザインや色などのバリエーションも豊富なのが特徴です。また、耐久性がありお手入れが楽なのも人気の理由です。
- 布製壁紙
布クロスは合成繊維や綿、レーヨンなどを原料にして作られた壁紙のことです。
綾織や平織りなど織物の特徴を生かした温かみのある表面が特徴です。価格は比較的高めで、高級感がある壁紙となります。
- 紙製壁紙
パルプを原料として作られた壁紙のことです。
エンボス加工やプリント加工されており、色や柄が華やかなデザインが多くあるのが特徴です。海外製品の洋紙の他にミツマタやこうぞなどを原料にした和紙の壁紙もあります。
- その他の壁紙
上記の他に珪藻土や漆喰を利用した壁紙や天然の木やコルクなどを紙と合わせた木質系の壁紙などもあります。
壁紙の種類別価格相場
壁紙の種類やデザインによって価格はさまざまですが、安いグレードの壁紙の場合1平方メートルあたり約950円~、高いグレードの壁紙で1平方メートルあたり約1,300円~が相場となります。
フローリングの種類ごとのリフォーム価格相場
次に、フローリングの種類と特徴、種類別の価格相場をご紹介します。
フローリングの種類と特徴
フローリングの種類別に特徴を見ていきましょう。
- 複合フローリング
複数の板を張り合わせて表面材を張り付けたフローリングのことです。傷つきにくくお手入れが簡単なことから、最も多く使われているフローリングの1つです。また防水性も高いため施工する場所を選びません。
- 無垢フローリング
天然の木の1枚の板を使用したフローリングのことです。肌触りが心地良く、夏は涼しく冬は温かいのが特徴です。
自然素材のため経年変化による反りや痩せに注意が必要です。
一枚板を使用するため、複合フローリングと比べて比較的価格が高くなります。
- クッションフロア
ビニールでできた床材でクッション性や耐水性が高いのが特徴です。
主に洗面所やトイレなどの水回りによく使用されています。
大理石調や木目調などデザイン性が高いためリビングなどに使用されることも増えていますが、経年劣化しやすいため定期的なメンテナンスが必要になります。
フローリングの種類別価格相場
フローリングの種類別価格相場は以下の通りです。
- 複合フローリング:約20万円(10畳あたり)
- 無垢フローリング:約22万円~約30万円(10畳あたり)
- クッションフロア:約5万円~約10万円(10畳あたり)
洋室リフォームにかかる見積もり価格を抑える方法
洋室をリフォームするときに見積もり価格を抑えるためには、どのような方法があるのでしょか。
畳をクッションフロアにする
和室を洋室にリフォームする場合は、床や壁などを洋風にするケースが多いです。
この場合、畳を安価なクッションフロアにすることで費用を抑えることができます。
クッションフロアはデザインが豊富で機能性にも優れているため、マンションにもおすすめです。
ただし、クッションフロアは初期費用は抑えることができますが、経年劣化しやすい床材のため、定期的にメンテナンスが必要になることを覚えておきましょう。
2~3社のリフォーム業者から相見積もりを取る
洋室リフォームの見積もり価格を抑えるためにも、まずは2~3社のリフォーム業者から相見積もりを取ります。
1社のみに見積もりを取っても、その価格が高いのか安いのか判断がつきにくいでしょう。
複数社に相見積もりを取って、見積もり価格や内容を見比べるといいでしょう。
また、予算より高くなった場合、どの部分を変更すれば予算内になるのかをリフォーム業者と相談します。
そのときに分からないことがあれば質問し、リフォームに対する不安要素を取り除いておきましょう。
部屋リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた部屋リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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