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2019年11月27日更新
リフォーム ローンの金利相場!安くする方法は?
リフォームが必要であっても費用が足りず困っている場合はリフォームローンの検討をおすすめします。当記事では返済に負担のかからない低金利のリフォームローンを探したい場合にも役立つ、リフォームローンの金利相場や選び方について解説します。
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この記事の監修者株式会社フレッシュハウス樋田明夫営業戦略室 室長
リフォームローンのタイプ別金利相場
家のリフォームをする際にローンを利用するならば、住宅ローンとリフォームローンが候補に上がります。
住宅ローンとリフォームローンにも違いはありますが、ここではリフォームローンのタイプ別の金利相場について見ていきましょう。
リフォームローンには2種類ある
リフォームローンには担保型と無担保型の2種類があり、ローンを組む際に選ぶ必要があります。
それぞれメリットとデメリットがあるので、リフォームの種類や規模などに応じて適切な種類を選ぶことが大切です。
担保型リフォームローン
担保とは、債務者がもし返済できなくなった時のために、あらかじめ不動産などを差し出して補填の準備をしておくことです。
もし返済ができない場合は担保となった不動産を失う可能性があります。
担保型のローンを利用する場合、無担保型リフォームローンよりも審査は厳しく、担保のことで手続きが複雑化したり、必要な書類が増えたりします。
しかし、低金利で多額の資金を借りることができ、返済期間も長いことが特徴です。
大規模なリフォームなら担保型リフォームローンを選ぶ方が良いでしょう。
無担保型リフォームローン
無担保型リフォームローンは、担保を必要としない分審査もあまり厳しくありません。
しかし、借りられる金額は少なめで、返済期間の設定も短くなっています。
小規模なリフォームに適したローンです。
担保型と無担保型の比較
無担保型リフォームローン | 担保型リフォームローン | |
---|---|---|
借入金額 | 約500〜1000万円 | 約1000万円〜1億円 |
金利相場 | 約2〜5% | 約1〜2% |
返済期間 | 約10〜15年 | 約30〜35年 |
審査 | 厳しくない | 厳しい |
金利が低いのは『担保型』
金利だけで見るなら、低いのは担保型のリフォームローンです。
ただ、担保型リフォームローンの金利が低いとはいえ、一般の住宅ローンの金利よりは高く設定されている場合がほとんどです。
h2>金利タイプと選び方
リフォームローンの金利にはタイプがあります。変動金利型と固定金利型です。
固定金利型はさらに固定金利選択型と長期固定金利型に分けることができます。
金利の動向は経済情勢によって左右されるため、どの金利タイプを選ぶべきか明言はできません。
しかし、それぞれの金利タイプの特徴やメリット、デメリットを知り、自分の家計状況を照らし合わせることでより適切な金利タイプを選ぶことができるでしょう。
変動金利型
市場金利に合わせて金利が変動するのが「変動金利型」です。1年に2回金利が更新されますが、市場金利動向によっては変化がないこともありえます。なお、金利は半年毎の更新ですが、毎月の返済額の見直しは5年ごととなっている場合がほとんどです。
金利が低い間の返済には都合が良いタイプですが、もし金利が上がってしまった時のリスクは小さくありません。
借入額が大きくなく、短期間で返済が可能な人や、経済動向に詳しく金利上昇の兆しが見える人など、臨機応変に対応できる場合などに向いています。
固定金利選択型
固定金利選択型は、固定金利型と変動金利型を混ぜたような金利タイプです。
返済をはじめて一定期間は固定金利期間を選択します。1年、3年、10年など金融機関によって選択できる年数は異なります。
固定金利期間が長くなるほど、高金利になります。
選択した固定金利期間が終わった後は変動金利か固定金利かを選択することになりますが、最初に選択した固定金利期間が終わった時に金利が上昇している可能性もあるでしょう。
固定金利選択型とはありますが、変動金利でもあることを忘れてはなりません。
固定金利選択型は固定金利期間中にできるだけ多くの返済をして金利の影響を受けにくくできる人や、一定の期間ごとに金利の見直しをしたいという人に向いている金利タイプです。
長期固定金利型
長期固定金利型とは、リフォームローンを組んだ時から完済する時まで市場金利の変動による影響を受けることなく同じ金利を維持する金利タイプです。
総返済額の把握が容易なので、将来の家族計画やライフプランを立てやすくなります。
もし金利が急上昇したとしても慌てることがないため、経済動向に敏感でない人や長期返済予定で多額のローンを組む場合に向いている金利タイプだといえます。
金利を安くする方法
リフォームローンは一般の住宅ローンよりも金利が高めに設定されていることで知られていますが、実は金利を低くする方法があります。
金利が少し低くなるだけで、返済の負担が大きく異なってくるので、金利を低くおさえる方法について知っておきましょう。
低金利が利用できるリフォーム内容と取引内容
現在ではインターネットで金融機関を検索するとインターネット上である程度の金利を把握することができます。
また、優遇金利の情報も手に入れることができるでしょう。金利が優遇される条件などは金融機関によって異なります。
オール電化や太陽光発電設備設置などのエコリフォーム、高齢者や障害者が快適に生活できるためのバリアフリーリフォーム、大地震に備えた耐震リフォームは金利が優遇される可能性が高いリフォームです。
また、低金利の適用条件には金融機関との取引内容が関係する場合があります。
例えば、年金受取口座や給与振込口座を保有している人や一定金額以上を預け入れている口座を保有している人などです。
金融機関が提示する条件すべてに該当しなければならない場合もあれば、該当する分だけ安くなる場合もあるので、現在預け入れている金融機関に確認しましょう。
金利の低い住宅ローンに借り換える
住宅ローンを支払う期間は数十年に及びます。新築だった家も段々と老朽化が進み、住宅ローンの返済が終わる前に修理が必要になることも想定しておかなければなりません。
適切なタイミングでリフォームをしなければ、家の寿命を短くし、家の価値を下げてしまうことにもつながるからです。
住宅ローンの残債が残っていて更にリフォーム費用の融資を受けたい場合には、住宅ローンの残債とリフォーム費用を一括して金利の低い住宅ローンに借り換えることをおすすめします。
リフォームローンより低金利の住宅ローンでも、融資を受け始めたときの金利は現在の金利よりも高い可能性があります。
そのため借り換える時の住宅ローンの金利によっては返済の負担が少なくなる場合があるのです。
ただ、借り換えにあたっては金額が大きくなることもあって金融機関での審査が厳しくなることが予想されます。
また、借り換えには条件が設けられており、今までのローン返済状況やリフォーム業者に関することなど条件や注意事項などは金融機関に確認し、相談しなければなりません。
リフォーム費用一体型住宅ローンに換える
リフォームすることを前提として中古住宅を購入する人が増えてきています。
住宅ローンとリフォームローンを別々に借りるのは、リフォームローンの金利の高さや返済期間の短さなどを考えるとローン返済者の月々の負担がかなり大きくなるでしょう。
手続きも複雑になり、最悪の場合はリフォームローンを組むことさえできないことも想定されます。
現在では、すべての金融機関ではありませんが住宅購入費用とリフォーム費用をまとめて借りれるリフォーム費用一体型住宅ローン商品も登場しています。
自分の家の住宅ローンを払っている場合でも、ローン残高と必要なリフォーム費用を合計した金額でリフォーム費用一体型住宅ローンに換えることも可能です。
リフォームローンよりは低金利のため、このようなローンが利用できないかどうかをまず検討してみましょう。
簡単にリフォームローンを探すには
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住宅ローン・リフォームローンに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
