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- マンションにトイレを増設できる?費用やポイントをご紹介
目次
マンションにトイレを増設することはできる?

マンションのトイレ増設はできることもあるのですが、トイレの増設が難しい場合がほどんどです。ここではどんな条件を満たせばマンションでのトイレ増設ができるのかを見ていきましょう。
管理規約で許可されていればトイレの増設はできる
マンションでトイレの増設をする場合に必ず確認するべきことは、管理規約でトイレの増設が許可されているかどうかです。
管理規約にはマンションの所有者がリフォームをしてもいい箇所が定められています。この規定内であれば、トイレの増設ができます。
配管の関係をクリアにすればトイレは増設できる
マンションでは、トイレを増設したい場所に配水管が伸びていないからといって、勝手に配水管の位置を変えるような工事は許可されていないことが一般的です。
そのため、管理規約ではトイレ増設のリフォームができることになっていても、配水管の関係でリフォームができないことがあります。
ただし既存の配管とトイレを繋ぐための配管工事を行えば、トイレを増設することができます。
マンションにトイレを増設するメリット

トイレを増設すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。トイレを増設したときのメリットを紹介します。
トイレ渋滞が解消
朝の忙しい時間帯に急いでトイレに行かなくてはならないのに、誰かがトイレを使っていてトイレに入れなくて困ったという経験をしたことがあるかたもいるのではないでしょうか。こうしたトイレ渋滞は、特に家族の多い家庭で起こっているようです。
しかしトイレが増設されればトイレ渋滞は解消されて、朝の支度も落ち着いてできるようになるでしょう。
暮らしに合わせたトイレを増設する
寝室の近くにバリアフリーのトイレを増設すれば、年齢を重ねて身体的に無理が効かなくなった時に重宝します。深夜に起きてトイレに行きたくなった時にも、トイレがすぐそばにあれば安心です。
介護のために寝室の隣にトイレを増設
在宅介護をするようになった時、要介護者のいる部屋のすぐ近くにトイレがあると便利です。トイレの度に寝室から遠いところのトイレに行くことは転倒の危険がありますし、介助する側の負担も小さくありません。
しかしすぐ近くにトイレがあれば、介護負担を軽減することができます。
マンションにトイレを増設するのにかかる費用
トイレ増設費用の相場と内訳
マンションのトイレ増設にかかる相場費用は約70万円です。その内訳は、次の通りです。
詳細 | 相場費用 |
---|---|
トイレの本体価格・設置 | 約20万円 |
壁の解体・設置費用、壁クロス張替え | 約25万円 |
床材張替え | 約3万円 |
照明器具の取り付け | 約5万円 |
電気配線工事 | 約3万円 |
給排水管工事 | 約5万円 |
廃材処分 | 約8万円 |
トイレの増設費用は変動しやすい
上述の通り、トイレを増設するためのリフォーム費用の相場は約70万円ですが、実際にはそれ以上になってしまったということもあるようです。
その理由のひとつはトイレの本体価格に幅があることです。トイレ本体の価格は、その素材や色合い、付属する機能などによってスタンダードからハイグレードまであります。
そのグレードの違いが価格に反映されるため、選んだトイレ次第でトイレの増設費用も高くなってしまいます。
もうひとつの理由は、配管工事に要する工期です。配管工事に時間がかかると工事費用が高くなり、トイレの増設費用に大きく影響します。
また内装工事でもタイルを貼るなどの手間のかかる工事を行えば、施工期間が延びて費用も高くなります。
マンションにトイレを増設する際の注意点とは

マンションでトイレを増設するときには、トイレ本体や内装だけでなく、増設だからこそ注意すべきことがあります。トイレの増設プランを立てる前に、次の事柄について気を付けておきましょう。
トイレが増設されて狭くなる
トイレを増設するということは、マンションの一部をリフォームしてトイレにするということですので、当然のことながらトイレとして使うことにしたスペースがなくなってしまうことを意味しています。
これまで物置として使っていたスペースをトイレにしてしまえば、トイレが増えて便利になったものの、物置に入れておいたものを整理する必要があります。
限られたスペースの中でどの場所がトイレとなり、トイレとなったためにその場所が失われてしまっても本当にいいのかどうかをよく考えておきましょう。
掃除や手入れの負担が2倍になる
トイレが増えれば、トイレ掃除の手間や手入れの負担が増えてしまいます。負担が2倍になることが気になるならば、掃除機能の付いているトイレを選ぶなどして負担を軽くするようにしてみましょう。
配管の関係によってトイレが増設できないことも
マンションでは配管を移動することができないため、トイレを増設したい場所にトイレを設置できないことがあります。
そのようなときは、トイレの増設場所を見直してみるか、トイレ用の排水圧送ポンプの導入を検討しましょう。SFA社の排水圧送ポンプを使えば、既存の排水管が遠くても天井裏などを通して、床の工事をせずにトイレから既存の配管まで配管を繋ぐことができます。
配管がネックとなってトイレの増設を諦めているようならば、SFAポンプの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
SFAの製品を使うメリットとは?
SFAポンプを使えば、大掛かりな配管工事をしなくてもトイレが増設できるようになりますが、SFAポンプとはどのようなものなのでしょうか。ここではSFAとそのポンプを使うメリットについて紹介します。
SFAのポンプで大掛かりな排水工事が必要ない
フランス生まれのSFAは、排水圧送ポンプの先駆的メーカーです。SFAポンプは、駅や商業施設など様々な分野で、水回り増設の排水の悩みを解決するために採用されています。
SFAポンプは、水回りの排水を小型ポンプユニットの力で上に圧送することができるので、従来のような床下へ太い配管を通す大掛かりな工事が必要なくなり、水回り機器の増設を簡単にできるようにしました。
またSFAポンプから吐出される配管は、直径約20 or 25㎜の細さで排水を圧送することが出来る為、壁に沿わせたり、壁内や天井裏に排水配管を通す事ができるようになっています。
工期が短くなり費用も抑えられる
SFAポンプは、床下への大掛かりな工事が不要となる為、トイレ等の水回り増設工事の期間が短くなり、そのため人件費も節約されて施工費用が抑えられます。
また給水と電気さえあれば、SFAポンプはどこにでも取り付けられるので、水回りがない場所や諦めていた水回り工事も可能にしてくれます。
SFAの製品を使ってトイレが増設できる場所とは
SFAポンプを使えば、マンションでもトイレの増設が簡単になります。では、どのような場所にトイレの増設ができるようになるのでしょうか。SFAの製品を使ったトイレの増設ケースを紹介します。
既存配管まで100m以内ならトイレが増設できる

SFAの排水圧送ポンプ「サニアクセス3」を使えば、横引き配管で100mまで排水を圧送することができるので、既存配管が遠い場所にも床の工事をせずにトイレを増設できます。
マンションは、床下に配管を整備するようなスペースがなく、また排水縦管の位置が決まっているなど制約が多いので、トイレの増設が難しいことがあります。
しかし「サニアクセス3」なら配管を上方向にも伸ばせるので、壁から天井裏へと配管を伸ばせます。また壁排水・排水芯155タイプのトイレであれば、各メーカーのトイレを使うこともできます。
高層マンションでもトイレを増設できる
「サニアクセス3」の排水管を上方向へと伸ばせるという特性を使えば、高層マンションでもトイレを増設できます。
「サニアクセス3」から配水管を天井裏の配管スペースに伸ばして、洗面台付近にある既存の配管と繋げます。トイレ増設のための配管工事としては簡単で、短い工期で終えられます。
排水管の関係で難しいと思われていた高層マンションでのトイレ増設ですが、「サニアクセス3」を使えば快適な水洗トイレを簡単に増設できてしまいます。



狭いスペースでもトイレが増設できる

SFAの「サニコンパクト・プロ」は排水圧送ポンプが内蔵されたコンパクトなトイレです。
タンクレス式トイレで、奥行きは一般的なタンクレストイレよりも約10㎝も短い555㎜です。そのため狭いスペースにも設置しやすくなっています。
排水を上に3m・横に30mまで最大圧送することができて、専用の温水洗浄暖房便座もオプション品にあるので冬場でも快適にトイレを使うことができます。
SFAの製品を使った事例
SFAはトイレ用のポンプ以外にも、キッチンなどの雑排水に使えるポンプやシャワーなどに使える小型のポンプも用意しています。
ここではSFAのポンプについて、ポンプを使った事例と併せて紹介します。
押入れをトイレにリフォーム

「サニアクセス3」はトイレ専用の排水圧送ポンプで、省スペース設計ながら排水の圧送力が高いので、2階の押入れや水回りの設備がない地下室などにもトイレを増設できます。
キッチンの間取りの変更も自由にできる

「サニスピードプラス」はキッチンや洗濯機など排水量が多く、熱いお湯も流すことができる雑排水専用の圧送ポンプです。
配水管の位置が問題で制限されたキッチンの間取り変更や、諦めていた2階の洗濯機の設置なども「サニスピードプラス」を使えば自由に行えます。
シャワーや手洗い器も簡単に増設

「サニシャワープラス」はシャワーや手洗い器などの雑排水用の排水圧送ポンプで、SFAのポンプの中で最小設計になっています。
手洗い器下のキャビネットに納まる大きさでありながら、シャワーや手洗い器から出る雑排水を圧送します。
トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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