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2019年02月04日更新

太陽光発電・ソーラーパネルを設置・後付けする費用や価格の相場は?

家の屋根にソーラーパネルを取り付けて運用する太陽光発電は、必要な設備や工事の内容だけでなく、売電価格の相場など、ある程度の知識が必要です。売電収入によって、光熱費の節約や快適な暮らしを手に入れるためにも、太陽光発電の設置にかかる費用相場について知っておきましょう。

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

太陽光発電を設置する前に知っておくこと

太陽光発電とは、家の屋根に設置されたソーラーパネルで電力を作り、その電力を売却することができる設備です。

ただし、太陽光発電で良い売却益を生み出すためには、設置費用をできるだけ短い期間で回収するために、効率良く売電するための一定の知識が必要です。

まずは、太陽光発電の後付けに必要な知識や、用語などを理解しておきましょう。

「kW」と「kWh」の意味

太陽光発電の発電量は「kW(キロワット)」という数値で表されます。

kWとは、発電量の最大値のことです。一枚245Wのソーラーパネルを屋根に12枚載せた場合は、その太陽光発電は、最大2.94kW発電できるシステムということになります。

しかし、天候や日当たりによって、必ずしも常に積載量分の発電が行えるわけではありません。そのため、実際の発電量は「kWh(キロワットアワー)」で表されます。

kWhとは、1時間あたりの発電量を意味します。

「住宅用」と「産業用」の違い

太陽光発電システムには「住宅用」と「産業用」の2種類があり、それぞれ電力の買取方法や設置場所なども異なります。

住宅用太陽光発電とは

10kW未満の太陽光発電システムは「住宅用」と呼ばれます。住宅の屋根に取り付けるタイプはこちらになります。

発電した電力は「余剰買取」方式で買い取られます。余剰買取とは、自宅の太陽光発電システムで作った電力から、自宅で使用した電力を差し引き、残った電力分を売電収入として受け取ることができる買取方式のことです。

太陽光発電・ソーラーパネルを設置・後付けする費用や価格の相場は?

産業用太陽光発電とは

10kW以上の大規模な太陽光発電システムは「産業用」と呼ばれます。

産業用という名前にはなっていますが、一般の住宅にも設置することは可能です。

ただし、10kW分のパネルと架台の重量で屋根が非常に重くなるため、一般的な戸建住宅の屋根に設置されるケースは少なく、設置面が安定している陸屋根のビルや、屋外の地面などに設置されています。

電力の買取方式は「全量買取」となっており、全量買取では、発電したすべての電力を売ることができます。

太陽光発電の売買価格の推移

太陽光発電の売電価格の推移を見てみると、制度が導入された2009年以降、毎年わずかに下がり続けています。

住宅用太陽光発電システムの売電価格は、以下のように推移すると見られています。なお、価格はすべて税込みの金額です。

・2017年度…出力制御あり:30円、出力制御なし:28円
・2018年度…出力制御あり:28円、出力制御なし:26円
・2019年度…出力制御あり:26円、出力制御なし:24円

出力制御とは、太陽光発電の発電量を抑える規制のことです。

大量に設置された太陽光発電で生産された電力によって、周囲の電力の需給バランスが崩れないよう、一部地域では出力制御機器の設置が義務づけられています。

太陽光発電の設置時期はいつが良いか

上記のように、太陽光発電の売電価格は、毎年2円ずつ値下げが予定されています。

また、性能の良いソーラーパネルやパワーコンディショナーも登場していることから、導入が始まった時期に比べると、現在は比較的、効率良く売電することができるようになっています。

また、太陽光発電取り付けの強い味方となる補助金も、申請数には上限があります。

そのため、太陽光発電の後付けを前向きに検討している方は、できるだけ早い時期に業者を選んだ方が良いと言えるでしょう。

太陽光発電設置にかかるガイドラインとは

太陽光発電には、様々なガイドラインが策定されており、主に50kW以上のメガソーラーがガイドラインの対象となります。

太陽光発電システムは、住宅で消費されるエネルギーを減らす政策の一環として、国を挙げて取り組まれています。

しかし、太陽光発電の急速な普及に伴い、メガソーラーなど大量のソーラーパネルが、防災面や周囲の景観に配慮なく設置され、近隣トラブルに発展するケースも目立つようになりました。

そのため、ガイドラインには以下のような内容が策定されています。
・周辺住民との事前相談や、合意を得たうえで設置に進むこと
・事業計画を作成すること
・建築基準法に基いて設計すること
・周囲の景観を乱さないこと
・太陽光発電の保守、点検を定期的に行い、防災に努めること

業者の資格の有無にも注意

太陽光発電の取り付けは、電気工事士の資格を持つ作業員しか行えません。さらに、業者自身が県から「登録電気工事業者」の許可を受けている必要があります。

そのほかにも、各太陽光発電メーカーは、自社の太陽光発電を設置するための技術者IDを発行しており、このIDを持つ業者でなければ、太陽光発電を取り付けることはできません。



住宅用太陽光発電の取り付け条件

お住まいの家の屋根に、住宅用太陽光発電を設置するためには、以下の条件を満たす必要があります。

太陽光発電に必要な機器

太陽光発電は、以下の機器で構成されています。

・ソーラーパネル:太陽光から電力を作る部材。積載量は屋根面積によって異なる。
・架台:パネルを屋根の上に設置する部材。屋根の勾配や種類によって異なる。
・接続箱:ソーラーパネルで作った電気を1箇所に集める部材。
・パワーコンディショナー:ソーラーパネルから流れてくる直流の「電気」を、家庭用の「交流」の電気に変換する部材。
・分電盤:パワーコンディショナーから流れる電気を住宅の中に取り込む部材。既に分電盤が設置されている住宅でも、取り付ける太陽光発電の容量を満たす分電盤への交換が必要。
・売電メーター:電力会社へ売電した電力を計測する部材。
・モニター:売電量を確認するためのモニター。テレビやタブレットなどがある。

太陽光発電・ソーラーパネルを設置・後付けする費用や価格の相場は?

太陽光発電を設置するまでの流れ

屋根に太陽光発電を後付けする工事事態は、平均して約2~4日間で行うことができます。

しかし、業者の選択から、後付けリフォームが完了するまでには、以下の工程が必要です。

・業者選択:約1~2カ月
・現地調査、見積もり、レイアウト作成:約2週間
・資源エネルギー庁への「設備認定」申請:約1カ月
・電力会社への売電申込:約1カ月
・取り付け工事:約1~4日間
・系統連系:約1週間~1カ月

設備認定の期限前は、申込みが殺到するため、契約から売電開始まで約半年近くの期間を要することもあります。

太陽光発電を設置できる屋根の条件

屋根の種類、形状、家の立地などによって、太陽光発電リフォームの費用が変動するだけでなく、設置に規制を受けることがあるため注意が必要です。

屋根の面積や角度

住宅用の太陽光発電システムであれば、約20~30平方メートルの屋根面積が必要と言われます。

しかし、屋根に一定の面積があっても、天窓や飾りなどが付いている屋根では、それらを避けてパネルや架台を設置しなければならないため、屋根面積をフルに使うことができません。

屋根の角度

太陽光発電は、取り付けるソーラーパネル角度次第で、年間の売電収入の量も大きく変わります。

最も効率良く発電できる角度は、約6寸(約30度)と言われます。なお、緯度によって太陽の高さは異なるため、緯度が高い地域になるほど、ソーラーパネルの角度を高くしておく必要があります。

沿岸部から離れていること

海沿いにある家では、塩害によってパネルや架台などの金属が劣化しやすいため、太陽光発電が設置できないことがあります。

沿岸部から約500m以内に位置する家では取り付けの許可が下りないことも多く、もし設置できても、メーカー保証の対象外となる恐れがあります。

太陽光発電の設置が得意なリフォーム会社を探すには?

自分が住んでいる地域で太陽光発電の設置が得意なリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証一部上場企業なので、その点も安心です。

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太陽光発電を設置するリフォームの費用相場

太陽光発電システムは、設置から約8~15年で設置費用を回収できると言われています。

実際にどのくらいの期間で回収できるかを予測するためにも、設置費用の相場を把握しておきましょう。

太陽光発電の設置費用相場

太陽光発電システムの設置費用は、1kWあたり約32万~40万円が相場です。

つまり、5kWの太陽光発電システムを設置する場合は、約160~200万円の費用が必要になることになります。

太陽光発電の取り付け工事費用相場

太陽光発電の取り付け工事費用は、約20~35万円が相場です。

しかし、急傾斜の屋根では足場の設置費用が追加で発生することがあります。

足場の設置費用

足場の設置費用は、1kWあたり約2万円が相場となっており、約5kWの太陽光発電システムであれば、足場の設置に約10万円の追加費用が発生することになります。

なお、太陽光発電の取り付け作業は、屋根の上が作業床とみなされるため、足場がなくても行うことができます。

ただし、5〜6寸などの急勾配の屋根では、作業員や部材の落下による事故のリスクが高くなるため、優良な業者であれば、足場の設置を推奨します。

足場の設置が発生すると、高額な追加費用が発生してしまいますが、敷地内で重大な事故が発生したときのリスクを考えると、決して高い費用ではないと言えるでしょう。

太陽光発電設置で利用できる補助金

太陽光発電を設置する場合は、自治体の補助金を利用することができます。

自治体によって補助金の金額や申請期限は異なりますが、予算額に達し次第、受付が終了しますので、必ず工事前に申請期間を確認しておきましょう。

太陽光発電で補助金を使うときの注意点

ただし、工事前に補助金の申請を済ませておく必要があり、パネル・パワーコンディショナー・接続箱など、各機器の取り付け状況も写真に収めておく必要があります。

これらの補助金申請作業は、通常はすべてリフォーム会社が行ってくれますので、必要なときにすぐ書類が作成できるよう準備しておきましょう。

自治体の補助金のほか、「ZEH住宅」や「省エネ住宅」「長期優良住宅」といった、太陽光発電の設置が条件になっている補助金制度も利用することができます。

ただし、これらの補助金制度は、住宅の断熱改修や耐震改修など、太陽光発電以外のリフォームも行わなければなりません。

工事費用も非常に高額になってしまうため、補助金申請のために無理をして工事を行なうべきかどうかは慎重に検討しましょう。

省エネ・太陽光リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた省エネ・太陽光リフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

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