2024年04月12日更新

監修記事

家の断熱リフォームにかかる費用や価格の相場は?

断熱性が高い家では、暖かい空気が外に逃げにくくなり、年間の暖房使用料を減らすことができます。断熱リフォームの工法や、建物タイプごとの費用相場、利用できる補助金などを知って、お住まいにとって最も効果的な断熱方法を選びましょう。

目次

断熱リフォームで行われること

断熱とは、建物内の熱の移動をカットするはたらきのことです。断熱性が高い家では、冬場は室内の暖かい空気が建物の外に逃げにくくなり、暖房費用を節約することができます。

住宅で断熱リフォームが行える箇所

断熱リフォームとは、住宅の様々な箇所で行われる、一連の断熱工事の総称です。

住宅で断熱工事が行える箇所は以下の通りです。

・床、床下
・壁
・天井、小屋裏
・開口部(窓、玄関など)

断熱リフォームの費用対効果を得るためには

断熱リフォームの費用対効果を高めるためには、家の中で最も断熱効果が高い箇所を見抜くことが大切です。住宅の中で、最も断熱効果が高い箇所は「窓」になります。

温かい空気は、窓や玄関などの開口部から真っ先に逃げていきます。そのため、どんなに内装や外装に断熱材を加えても、開口部の断熱性が低いと、費用対効果を得ることができなくなってしまいます。

壁の断熱リフォームの種類

壁の断熱リフォームには、主に建物の外側から行う「外張り断熱工法」と、建物の内側から行う「充填断熱工法」の2種類があります。

外張り断熱工法

外張り断熱とは、建物の外側、つまり、柱や梁などの構造材を、外側から断熱材で覆う工法のことです。

建物の構造材を断熱パネルで囲み、その上から外壁材で覆うことができるため、建物全体が断熱性の高い箱のような状態になります。

充填断熱工法

充填断熱工法とは、室内側の柱と梁の内側に、グラスウールなどの断熱材を敷き詰めて行う断熱工法です。

木造住宅で多く見られる断熱工法ですが、外張り断熱が併用されることもあります。

家の断熱リフォームにかかる費用や価格の相場は?

断熱リフォームの費用相場

断熱材は、内装材や外装材の内側に入れなければなりません。

床下や小屋裏など、もともと内装材がない箇所では、断熱材の後付けだけで済みますが、内装材や外壁材の解体を伴う場合は、断熱リフォーム費用は割高になります。

部位ごとの断熱リフォーム費用

住宅で断熱リフォームが行えるのは、主に、床・壁・天井・窓の4箇所です。

床の断熱リフォーム費用

・約3000~5000円/平方メートルあたり

床下から断熱パネルを取り付ける費用です。8畳分の断熱工事であれば、約4~7万円が費用の相場となります。

床材をいったん剥がして行う場合は、フローリング材の張替えとセットで行うことで、床材を剥がす費用を節約することができます。

なお、フローリング材の張替えは、平方メートルあたり約3000~5000円ですが、無垢材など価格が高い床材を選ぶと、平方メートルあたりの施工費用が、約1万円を超えることがあります。

壁の断熱リフォーム費用

※平方メートルあたりの施工単価です
・充填断熱:約5000~1万円
・外張り断熱:約7000~9万円
・断熱塗装:約5~8千円

充填断熱では、壁のクロスやパネルなどをいったん剥がし、室内から構造材のあいだに断熱材を敷き詰めます。平均的な住宅であれば、約50~100万円が相場です。

リフォームで外張り断熱を行う場合は、外壁材の解体が必要ですので、外壁張り替えリフォームとセットで行うと良いでしょう。

外張り断熱の、住宅1棟あたりの相場は、約70~90万円となっていますが、外壁材の交換もセットで行った場合は、約110~150万円の費用になることがあります。

断熱塗装とは、断熱機能を持つ塗料を外壁材に塗る方法です。

外壁材を解体する必要がないため、大掛かりな大工工事を伴いませんが、足場設置費用や高圧洗浄費用などが発生するため、1棟あたり約80~110万円の費用になることがあります。

断熱に要する費用は住宅の現状や規模や面積、仕上げにより大幅に異なってきます。上記の費用は参考例となっておりますので、実際には異なることがあります。施工業者に見積りを出してもらうことをお勧めします。

天井の断熱リフォーム費用

・約2000~8000円/平方メートルあたり

天井の断熱リフォームも、床断熱と同様に、天井材を剥がさずに施工することができます。

天井に梁や桁などが多く、断熱材を敷き詰めるスペースがない場合は、スプレーで断熱材を吹き付けることになるため、費用が割高になります。

住宅1棟あたりの費用相場は、約16~30万円となっています。

窓の断熱リフォーム費用

窓の断熱には、いくつかの方法があります。

※1箇所あたりの費用
・複層ガラス窓に交換:約1~3万円
・アルミサッシを樹脂サッシに交換:約3~10万円
・内窓の取り付け:約5~12万円

複層ガラス窓とは、ガラス部分が2または3枚で構成されている窓です。ガラス同士の間に設けられた、真空やガスの層が、熱の移動をカットする効果があります。

また、サッシは金属製のアルミサッシよりも、樹脂製の方が高い断熱性を持っています。複層ガラスタイプの樹脂製サッシに交換することで、断熱性だけでなく、結露も防ぐことができるでしょう。

窓をサッシごと取り換えると費用は高額になりますが、ガラスのみ交換できる商品や、既存の窓に手を加えずに取り付けできるものなどを選ぶことで、大工工事費用を抑えることができます。

建物タイプ別・断熱リフォーム費用

断熱リフォームは、建物全体で行われることもあれば、窓や壁など、部分的に行われることもあります。

一戸建てとマンションそれぞれの、断熱費用相場を見てみましょう。

一戸建て住宅の場合

戸建て住宅では、外壁・床・天井・窓など、あらゆる箇所の断熱リフォームが可能です。

一戸建て住宅で、すべての断熱リフォームを行った場合は、約350~600万円が相場となっています。

なお、耐震リフォームをセットで行った場合は、耐震補強費用として約40~110万円が発生し、別途、耐震診断費用として約10~20万円も必要です。

しかし、内装や外装の解体を、断熱リフォームの際にまとめて行うことができますので、断熱・耐震リフォームをそれぞれ別のタイミングで行った時よりも、解体費用を節約することができます。

マンションの場合

マンションでは、自分が住んでいる部屋でも、窓や玄関、構造材などの共用部までは手を加えることができません。

そのため、マンションで行える断熱リフォームは、

・床断熱
・室内壁の断熱
・天井断熱
・内窓の取り付け

のいずれかとなります。

すべて行った場合の費用相場は、マンション1室あたり、約120~500万円が相場です。

なお、断熱工事に伴って解体した内装材を、新しいものと交換する場合は、追加で約50~120万円の費用が発生することがあります。

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断熱リフォームは補助金の対象

断熱リフォームは、「省エネ改修リフォーム」に含まれます。

省エネ改修に含まれるリフォームの例としては、
・建物の断熱性を向上
・太陽光発電システムの設置
・エコキュートの設置
・蓄電池の設置
などが挙げられます。

このいずれかと断熱リフォームをセットで行った時に使える補助金と、断熱リフォーム単独で利用できる補助金があります。

家の断熱リフォームにかかる費用や価格の相場は?

断熱リフォームで使える補助金

断熱リフォームの主な補助事業としては、環境共創イニシアチブが実施している2つの事業が知られています。その他、各自治体でも、断熱リフォームを対象とした補助事業が行われています。

なお、この記事に掲載している情報は、平成29年8月時点のものです。また、補助金の多くは、工事に着工する前に申請する必要がありますので、必ず利用前に申込条件を確認しておきましょう。

『高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業』

自身が所有する住宅やマンションで、断熱工事を行った時に支給される補助金です。

断熱リフォームに要した、材料価格と工事費用のうち、合計費用の3分の1までが支給されます。なお、支給額の上限は、120万円までとなっています。

補助金を受けるためには、申し込みを行った後、交付が決定した状態で工事に取り掛かる必要がありますのでご注意ください。

参考:一般社団法人環境共創イニシアチブ『高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業』

『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業』

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスとは、住宅で使うエネルギーの使用量と、住宅で作るエネルギー量の差が、ほぼ0に近い家のことです。通称「ZEH(ゼッチ)」と呼ばれます。

太陽光発電システムなど、エネルギーを作るための設備を設置しなければならないため、断熱リフォームだけでは申請することができません。

しかし、ZEH住宅を作るためには、太陽光発電システムだけでなく、家の断熱性を限りなく高める必要があります。そのため、太陽光発電の設置を検討している場合は、抑えておきたい補助事業です。

補助額は、住宅一棟あたり、全国一律で75万円となっています。なお、エネルギーを蓄電する設備を設置した場合は、最大40万円が追加されます。

平成29年8月時点では、八次公募まで予定されており、9月20日まで申請可能となっています。

参考:一般社団法人環境共創イニシアチブ『ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業』

その他自治体の省エネリフォーム補助金

市町村が行っている補助金制度には、断熱リフォームが対象になっていることがあります。

自治体によって、補助事業の名称や申込条件は異なりますが、断熱リフォームは補助金の対象となる工事の中でも、特にメジャーです。

工事を行う前に、お住まいの地域で申込可能な補助金がないか、役所のホームページなどで調べておくと良いでしょう。

断熱性を高めるために窓をリフォームすべき3つの理由について

窓 リフォーム 断熱

窓を定義すると外の光を室内に通すことや換気のために、室内の各部屋、廊下、屋根に
設置されるものです。

窓の種類

開閉方式は数種類あり、

  1. レールに乗せたサッシ窓が左右に動くタイプ → 引き違い窓
  2. 窓の軸がスライドして開閉するタイプ → 縦滑り出し窓
  3. 窓の下の軸が固定されて上側が室内に倒れるタイプ → 内倒し窓
  4. 上下2枚の窓が上側、または下側に動くタイプ → 上げ下げ窓
  5. 羽のように細い何枚かのガラス面が開閉するタイプ → ルーバー窓
  6. 外壁から外に突き出している窓 → 出窓
  7. 開閉できない窓 → はめ殺し窓(FIX窓)

このように窓のタイプがあり、場所によって設置を決めています。

窓の役割について

窓の役割とは、陽の出ている時間は室内に自然光を取り入れ、生活面での快適性を確保するのが役目です。また、風を室内に取り込み、家の換気をする役目も持っています。

窓の欠点とは

通常の1枚ガラスのサッシ窓は

  1. 外気温の影響を受けやすく室内の温度を下げたり上げたりします。
  2. 外の音を遮断する防音性が低く、車や電車が通る音が聞こえることがあります。
  3. サッシ窓の強度はさほど高くない為、防犯性は期待できません。
  4. 内部との温度差によっては、冬場にカーテンや壁紙にカビが発生する原因を作ります。

窓の断熱性を高めるためにすべきこと

1:カーテンやロールスクリーンを吊るす

この時に大事なポイントは、サッシ窓より短いものを付けてはいけません。

更にカーテンレールから熱が逃げることもあるので「カーテンレールカバー」を
取り付けることが良い方法と言えます。

充分床に届き引きずるくらい長めの物を吊るすのが断熱効果を上げるコツです。

2:発泡スチロールやダンボールを立てかける

採光をある程度犠牲にしてもかまわない場合は、発泡スチロールやダンボールを窓に立てかけることも効果があります。

またエアークッションを貼る方法もおすすめです。

3:断熱フィルムを張る

多少の手間はかかりますが、貼り方は商品に書かれているので、指示通りに貼ることが出来ます。

また、断熱スプレーという商品もあり、窓に吹きかけて断熱効果を上げる方法もあります。

4:1枚ガラスのサッシ窓を複層窓に変える

業者に依頼しないと交換できませんが、2重サッシにすることで断熱効果を上げることが出来ます。

5:既存の窓の内側に窓を取り付ける

室内側に窓を取り付ける工事をすることで、結露防止や断熱効果を上げることが出来ます。

このように窓を替えたり、窓周りを工夫することで断熱効果を得ることが出来ます。

冷暖房の効果アップと電気代を安くなるには

冷房や暖房の温度を極端に設定しなくていいような快適な生活を送る一番確実な方法は「窓リフォーム」です。

1枚ガラスのサッシ窓を2重サッシや内側に窓を増設することで冷暖房の温度設定を極端に高くしたり、低くする必要がなくなります。

また、結露ができにくくなるのでカビの発生も抑えられるでしょう。
冷暖房の使用量が少なくなると、当然電気代の負担も軽くなります。2重サッシや内側に窓を増設することは「省エネ」だけでなく「節約効果」も期待できます。

セキュリティ対策になる

1枚ガラスのサッシ窓の防犯性は限り無くないと思ってください。侵入犯は、道路から見えない窓を狙って室内に入ってきます。この際、1枚ガラスだと簡単に割られてしまうので、非常に危険です。

窓からの侵入者を防ぐには「防犯合わせガラス」というのがあります。この窓は「割れにくい」という特性があり、ガラスを割って侵入するには時間が掛かるので、泥棒は早々に退散するでしょう。

出来れば1階のすべての窓にシャッターや雨戸を取り付けておけば安心です。

断熱リフォームに使う窓ガラスの種類と費用について

窓に使用されるガラスには

1:フロートガラス

住宅でよく使われる透明なガラスです。

2:くもりガラス

浴室で使われるタイプで採光が得られながらも室内が見えにくいガラスです。
※「くもりガラス」は不透明なガラスの総称として一般の方が使用されることが多い単語です。簡単には「すりガラス」と「フロストガラス」に分けられるので「フロストガラス」の方が良いかもしれません。

3:型板ガラス

ガラスの片側に凹凸の型模様をつけたガラスです。すりガラスよりも向こう側の透け感が高いです。

4:すりガラス

フロートガラスの片面に細かい傷をつけたガラスで、水にぬれると中が透けて見えます。

5:網入り透明ガラス

建築基準法により防火対策として設置されるガラスです。主にこのようなガラスがサッシ窓として使用されます。

Low-E複層ガラスのメリットとデメリット、工事費はいくらかかるか

通常、2重サッシと言われるものは、ガラスサッシ2枚の間に中空層があるものを指します。断熱効果は期待できますが、更に高い断熱効果を示すのが「Low-E複層ガラス」と言われるものです

メリットはやはり冬場や夏場の断熱効果が期待できることです。冬の暖房効果を外に逃がさず、室内を温めてくれます。

夏は「紫外線カット」で有害な紫外線を「Low-E」と呼ばれる特殊金属膜で遮断するので、室内の家具やカーテンの色あせを防ぎ冷房費を抑えてくれる役目があります。

デメリットは、サッシ窓 自体が割高であることでしょう。

また、西側に不向きなとか、北面、南面に向いている等設置に工夫と専門家によるアドバイスが必要な場合もあります。

冬場の結露はガラス面で起きなくても枠周りに起きることがあるので、サッシ枠は結露防止用の枠がおすすめです。

「Low-E複層ガラス」の価格はメーカによって違いが大きくありますが、1㎡当たり約2万円~5万円です。単純に普通のガラスの4倍くらいと考えても良いかもせれません。サッシ枠は約1万円~1万5000円ほどです。

一例として、引き違いの2枚サッシの掃き出し窓の場合

  • サッシ窓 2枚:約10万円
  • 搬入・取り付け費用:3万円
  • 既存サッシ処分費:2万円

と考えると1カ所の掃き出し窓のサッシ交換には約15万円くらいかかり、工事期間は半日で済むでしょう。これはあくまでもサッシレールが既存の物が使えるという条件の元です。

サッシレールの交換となると外壁の一部撤去、新規サッシレール取付になると
工事期間が2日くらいかかります。

この費用に関しては施工店によって違いますので、その業者に確認してみてください。

内窓を取り付ける工事とは

内窓は北海道の様な極度に気温が下がる地方でよく用いられる施工で、部屋側の窓の先にもう一つ窓を設けることによって、外気温を部屋に入れない工夫です。

また、空港や幹線道路近くの家屋では防音のために用いることもあります。

このように断熱性と防音性は向上することから、一般住宅でも後付け工事をされる場合があります。

工事方法は既存の窓の部屋側にもう一つ窓を付ける工事で、腰高窓辺りでは1箇所の施工は1時間~2時間ほどの短時間で終わります。

費用はメーカーによって違いがありますが材料費は約3万円~6万円くらいで現地にての取り付け工事費が別途かかります。

既存のサッシを交換する訳ではないので処分費用がないので、工事費が安く抑えられます。

ルーバー窓は断熱効果を期待できるか

ルーバー窓を廊下や洗面所、トイレに設置されている家はよくありますが、掃除がしにくい面と防音、断熱効果は全くないといえます。出来るなら上げ下げ窓や内倒し窓に交換して、防音と断熱性を上げる事を検討されるといいでしょう。

DIYで断熱ボードを貼るとある程度断熱にはなる?

サッシガラス面はある程度の断熱効果を得ることは出来るかもしれませんが、既存の窓枠がアルミ製の場合、冬場はこの窓枠が結露するので、折角張った断熱ボードも剥がれたり、カビが発生して健康を損なうかもしれないので、
出来ればやめた方が良いでしょう。

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断熱リフォームには窓枠も重要

窓 リフォーム 断熱

分譲マンションや建売の戸建て住宅を購入するとサッシの窓枠はアルミの枠であることが多いものです。

アルミの枠は熱の伝導率が高く、冬は結露しやすいので、サッシを交換する時は枠周りも一緒に交換しなければ、結露対策は解決出来ません。

アルミの窓枠は古くから広まった

アルミは加工しやすく、費用が安い事と腐食しにくいので、1950年代半ばより積極的に取り入れられ、日本でのサッシ枠としての使用率は約70%に達しています。

しかし、断熱性能が悪く、アメリカでは使用禁止の州もあります。

アルミの窓枠のサッシの価格は腰高窓の場合約2万5千円~5万円くらいが目安です。
(この金額はあくまでサッシ窓だけの交換です)

同じサッシ窓の交換でも窓枠を含めると、外壁に解体復旧工事の費用が加算されます。これに出張費と取り付け工賃、既存サッシ窓の処分費が加算されます。

樹脂製は結露しない

最近では結露防止の為に積極的に窓枠を樹脂製にすることが多く見受けられます。

サッシガラスが高断熱であっても、枠周りが結露しては、断熱性能を損ねるので結露が発生しにくい樹脂製が好まれているようです。

多くのペアガラスのサッシ窓を販売施工するメーカーも樹脂製の窓枠を推奨しています。
樹脂製の特徴は、「断熱・遮熱・気密」性に優れている点です。

熱の伝わりが小さいので室内の気温を外に逃がさず、外の熱を室内に伝えにくい利点があります。

また、ガラス面との段差が少ないので掃除が楽になったという人もいます。

樹脂製サッシ窓の交換費用は掃き出し窓の場合、窓の大きさにもよりますが窓本体の価格は、約5万円~20万円くらいと幅があります。

樹脂製サッシ窓の交換には枠から交換する方法と内窓として設置する方法の2通りがあり、どちらかを選択しなければなりません。

枠から交換する場合は外壁の解体・復旧・廃材処分の工事が伴い大掛かりになります。1カ所当たり解体・復旧・廃材処分工事は約20万円近くかかると想定したらよいでしょう。

ここで注意すべき点は、外壁材がサイディングの場合、製造中止で同じサイディングボードがないことが時々起こります。今貼ってあるサイディングボードと同じものが手に入るか事前に調べておく必要性があるでしょう。

内窓にする場合は、約10万円~20万円くらいが目安になります。

北欧は木製枠を使ったサッシ窓を使用

北欧の様な極寒地は木製のサッシ窓を使います。日本でもアルミのサッシ枠が使われる前は木製の枠を使っていました。

木製サッシ枠の特徴は、インテリアの一部となり、温かみが感じられ、如何なる空間でも似合うところです。木製製の窓枠は熱を伝えにくい特徴があり、結露が発生しにくい点が見直されています。

最近では防火認定を受けた商品も出てきています。

木製サッシ窓の交換工事は枠から交換する方法と内窓にする方法の2通りがあり、枠を交換する工事の場合、外壁の解体・普及工事をしなければならないのでどうしても高額になります。

工事費用は掃き出し窓1カ所約60万円~90万円くらい見積もる必要があるでしょう。

内窓の工事の場合も約35万円~50万円くらいかかると思います。

複合枠とは

サッシ窓には「複合枠」を使った窓が存在します。複合枠とは、外側と室内側の枠が違うもので成型されたものを指します。

一般的には外面には腐食の強いアルミ製を使用し、室内側は結露しにくい樹脂製や木製を使います。現在ペアガラスのサッシ窓は「複合枠」を使用したものが広く使われています。

外面にアルミ材を使用することで対候性を高める役目があります。

現在の相場では掃き出しサッシ窓の交換費用は約5万円~40万円くらいです。

レールからの交換は木製サッシの交換工事でも書きましたが、ほぼ同じくらいかかるでしょう。

窓の断熱リフォームに最適なリフォーム会社の選び方について

国が行う省エネ住宅に対する補助金制度がありますが、個人が申請するのではなく、工事を請け負う事業者が申請して補助金を受け取る制度です。

しかし、補助金の分支払いが安くなる可能性もあるので、工事依頼前に確認してみましょう。

業者に相談に行く際には、図面があるとある程度話が早く進みます。業者やリフォーム会社は図面である程度の判断が出来るのですが、
営業専門の担当者の場合、若干図面を見るのが苦手な人もいますので、どのような担当者か見極める手段として覚えておくといいでしょう。

また、打ち合わせをする時にこちらの要求を文章化して、一つ一つ確認作業をしながら、会社や業者の回答を記録として書くことも必要です。

打ち合わせが終わる時に、最終確認を互いにして、言った言わないの問題にならないように気を付けましょう。

こちらの要望に対して、経験や商品知識から適切なアドバイスやプランを提案してくれる担当者は優良な方です。

兎に角、契約を急かせる担当者は敬遠してください。その様な会社は経営に何らかの問題を抱えている場合があります。

また、見積もりは複数の会社から取り寄せ、比較検討をすることをお勧めいたします。

間違っても1社だけで見積りをして契約をしない事が大切です。

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窓の断熱リフォームをするのにかかる費用の相場は?

窓の断熱性を高めることで、防寒性能や遮熱性能が向上し、家の暑さ・寒さ対策となります。断熱性を高める方法には、ペアガラス搭載のサッシに交換する方法、内窓を取り付けて二重サッシにする方法があります。窓の商品価格や、それぞれの方法によって工事費用が異なります。

窓の断熱・遮熱や防寒リフォームをする費用・価格は?

ペアガラス搭載のサッシに交換するリフォーム

ペアガラスとは、サッシのガラス部分が2枚になっており、内側に空間を設けることで空気の出入りをシャットアウトする効果を持つガラスです。窓の断熱性を高め、遮熱や防寒効果を与えるリフォームでは定番の方法です。

サッシ交換の工事代相場

既存の単層ガラスの窓をペアガラスに交換する費用です。
・サッシの枠を残すカバー工法…8万〜15万円
・サッシの枠も交換する工法…約15万円
既存の窓枠を撤去して新たに窓枠を設置する場合、壁の工事が発生するため、別途工事代が必要です。
追加工事代:壁工事代…約5〜10万円

ペアガラス搭載のサッシに交換するリフォーム費用相場

商品代(売値):2万8000円〜3万1200円
工事代:8万〜25万円
合計:10万8000円〜28万1200円

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内窓を取り付けて二重サッシにするリフォーム

既存の窓に「内窓」を取り付け、二重サッシにすることで窓の断熱性を高めることができます。寒さ対策以外にも、遮熱効果があるため暑さ対策としても有効です。

内窓を取り付ける工事代相場

内窓の取り付けは、既存の窓に手を加えないため、窓交換リフォームよりも費用を安価に抑えて断熱・遮熱・寒さ対策ができます。
約2万〜5万円

窓の断熱・遮熱や防寒リフォームをする費用・価格は?

内窓を取り付けて二重サッシにするリフォーム費用相場

商品代:2万7200円〜4万1600円
工事代:約2万〜5万円
合計:4万7200円〜9万1600円

断熱リノベーションの効果は?解決できること

断熱リノベーションを行うことによってどのような効果を得ることができるのでしょうか?

家の中の寒暖対策

断熱リノベーションをすることで、外気温の影響を受けにくくなるとともに、冷暖房により得られた室内の熱を逃がしにくくする効果があります。

そのため、家の中の空調が効きやすくなり夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができるでしょう。

光熱費の削減と節電

空調の効きが良くなることは、光熱費の削減と節電につながります。

エアコンなどの設定温度と家の中の温度の差が小さいほど電気代はかからず、また断熱効果が高まることでエアコンをつけていなくても、家の中の温度をある程度の時間はほぼ一定に保つことが可能な場合もあります。

騒音を防ぐ防音効果

使用する断熱材の種類にもよりますが、断熱材を入れることで防音効果も期待できます。

特に密度の高いセルロースファイバーやロックウールなどの断熱材は、繊維が綿状に絡み合うことによってできるたくさんの空気泡と比較的高密度に充填されることなどにより、優れた吸音性を発揮する断熱材です。

遮音、防音にも効果が高いです。

対して、ウレタンフォームやポリスチレンフォームなどの発泡系断熱材は、外部音を遮断する効果は見込めるものの、吸音性は低いといえます。

そのため、室内における反響音や声の響きなどを抑止する効果はあまり望めません。

断熱リノベーションと同時に高い遮音性・吸音性などを併せ持つ全般的に優れた防音効果を希望する場合には、セルローズファイバーやロックウールなど、繊維系断熱材の密度の高いものを選ぶと良いでしょう。

結露やカビの抑制

外気の影響が少なくなるような断熱リノベーションを行うことで結露を防ぐことができます。

結露は木材などを腐らせたり、シロアリやカビが発生したりする原因にもなります。

結露が原因で建物の構造などに影響が出ることもあるため、断熱材を使いなるべく結露を抑制することが大切です。

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断熱リノベーションの種類は?各費用と工期

 費用相場工期
内張り断熱
(セルローズF含む)
約3,000円〜約8,000円 / ㎡約1週間〜約3週間
外張り断熱約3,500円〜約7,000円 / ㎡約1週間〜約2週間
断熱塗料で塗装する約3,000円〜約4,500円 / ㎡約1週間〜約2週間
二重窓にする約40万円〜約80万円約2日〜約4日

*上記の費用は、内壁・外壁、天井の撤去・復旧や足場などの費用は含んでいません。

内張り断熱は、主に家の内側から外周の壁内に断熱材を充填する工法で、外張り断熱は、建物の外側から外周の壁外にを断熱材を張り、覆う工法です。

外張り断熱の方が少ない断熱厚さで断熱効果が得られやすい傾向にあります。

ただし、長いビスなどで張り付ける工法のため、断熱材厚さはある程度までに限られる場合が多いです。

費用については、いずれの工法においても、使用する材料や幅資材、施工法などにより大きな幅があります。

断熱塗料は、断熱効果や遮熱効果のある塗料を塗る工法です。

断熱塗装のみでは高い断熱効果を得ることは難しいため、他の方法と併用することで相乗効果を発揮します。

また、どのような断熱材や断熱塗料を使用するかによっても費用は大きく異なってきます。

二重窓に関しても、窓の大きさやガラスのグレードによって費用が増減します。

断熱材の耐用年数や替え時のタイミングは?

建物の状況やどのような種類の断熱材を使うのかによっても異なってきますが、築約20年〜約40年を目安に断熱材の張り替えなどのメンテナンスを行うといいでしょう。

断熱材が湿気を帯びて沈下したり、隙間が空いたりして断熱欠損が生じ、断熱の効果が大幅に低下するだけでなく、結露などの現象が起きる場合もあります。

また、断熱材自体は問題がなくても、外壁や屋根、あるいはそれぞれの防水シートなどが劣化し、そこから雨や湿気が入り込むことで断熱材へ影響を与えることもあります。

自然災害で床下浸水などが起きた場合にも、床断熱材に影響がでる場合が多いため、点検もかねてメンテナンスを行うといいでしょう。

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断熱材の種類はどれがいいの?効果別に紹介

断熱材には色々な種類があるため、どれにすればいいのか悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

ここではそれぞれの断熱材にどのような特徴があるのかについてご紹介していきます。

【無機繊維系のグラスウール】価格の安さで選ぶ

グラスウールは、ガラスを高温で溶かし、遠心力で細かい繊維状にした素材です。

使い方によっては、リーズナブルなコストで高い断熱性能を得ることができる材料であるため、住宅用の断熱材として幅広く使われています。

耐久性や防火性にも優れている点もグラスウールの強みです。

一方で、水や湿気の影響を受けやすいため、長持ちさせるためには、耐久性のある透湿防水シートの施工や気密シート張りによる丁寧な気密施工などをあわせて行うことが重要です。

これにより、耐久性だけでなく、高い断熱性能を得ることが可能になります。

また、断熱性能を十分に発揮するには、断熱材をきちんとカットし、隙間なく適正な密度で充填することが大切で、ほかの断熱工法にくらべて高い施工技術が必要とされます。

そのため、適正な施工の場合は、外断熱工法などに比べると手間がかかるため、施工費が高くなる場合が多いです。

【木質繊維系のセルロースファイバー】エコな素材で選ぶ

セルロースファイバーの原材料は天然の木質繊維であるパルプです。

木の繊維はたくさんの空気泡を含んでおり、それが高い断熱効果を生み出します。

断熱効果だけでなく防音性にも優れているのがセルロースファイバーの強みです。

セルロースファイバーは、木質繊維パルプを主原料とする新聞紙などの古紙をリサイクルすることにより作られており、環境にも非常に優しい断熱材です。

グラスウールなどと比べると価格が高く、施工についても、ほぼ専門業者が施工するのが一般的ですので、施工費用もある程度高額になります。

【天然素材系の炭化コルク】天然素材の安心感で選ぶ

炭化コルクはコルク樫の表皮からできています。

コルクの粒を型にはめ込んで、高温の蒸気加熱と圧力を加えて作られています。

コルクのヤニで固まるため接着剤が不要で、天然素材100%で作られた断熱材です。

炭化コルクは断熱性だけでなく、防音性や耐腐食性、防虫性にも優れています。

そのほかにも、炭化することで空気中の水分を吸収したり吐き出したりする調湿効果を発揮するため、湿気や結露に強いのも特徴です。

希少で高価な素材であるため、価格は高価です。

【発泡プラスチック系のポリスチレンフォーム】薄いのに断熱性が高い

発泡プラスチック系の住宅用断熱材では最も一般的に使われており、ポリスチレンを主な成分として難燃剤を混ぜ発泡させて作られており、ボード状に加工されています。

水や湿気に比較的強く、厚さあたりの熱伝導率が低いため、薄くても断熱効果が高いのが特徴です。

同じ厚さで、グラスウールなどと比べると価格は高いです。

戸建てとマンションのリノベーション費用の目安

断熱リノベーションでは、マンションか一戸建てかによって施工する面積が変わるため、費用に違いが発生します。

一戸建てに断熱リノベーションを行う場合の費用

一戸建てに断熱リノベーションを施す場合には、屋根、天井、床、壁、窓、玄関など、屋外と接している部分にリノベーションを行わなければならないため、やや費用がかかります。

一戸建ての断熱リノベーションにかかる費用は、これら全ての部位に工事を施した場合で約300万円からが目安です。

マンションに断熱リノベーションを行う場合の費用

マンションの場合は共用部分の問題があるため、外壁や玄関ドア、窓などをリノベーションすることができません。

窓については断熱サッシへ変更するといった工事自体は可能ですが、工事の際には管理規約等を読み、管理組合に工事が可能かどうか確認しておくと良いでしょう。

施工費用は約100万円からが目安です。

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低予算でできる窓の断熱リノベーション

低予算で断熱リノベーションしたいなら「窓」が最優先

予算に余裕がない場合など、できるだけ安価に断熱リノベーションを行いたいなら、窓の開口部分をリノベーションすると良いでしょう。

外壁や屋根などと違い、窓はガラスと金属が主に用いられているため、熱が伝わりやすく、断熱製品に交換することでより高い効果を得ることができます。

窓の断熱リノベーションでは、既存の窓に内窓を追加して二重窓へと変更する工事や、窓サッシを交換する工事がおすすめです。

窓サッシの交換については、既存の窓サッシをそのまま使用し、新しい窓サッシを重ねて施工する「カバー工法」なら、短期間で比較的安価に施工できるため、人気が高まっています。

またカバー工法であれば後施工のための水漏れ等のリスクも減ります。

施工費用は、内窓を追加する二重窓への工事が1カ所あたり約10万円から、既存の窓枠に新しい窓枠を設置するカバー工法の場合は約8万円からが目安です。

窓のリフォームについては、短期間で施工することができ、1カ所あたり半日以内での施工が可能です。

費用も内外壁や屋根に比べると安価ですし、複数箇所の工事によって資材の輸送費を節約することもできるため、施工の際にはできるだけまとめて施工を依頼すると良いでしょう。

注意点として、窓のリフォームでは窓の大きさや使用するガラスの種類によって価格が大きく変わります。

正確な費用、窓ガラスの違い等について知りたい場合には、窓リノベーションを得意としている業者に連絡し、見積りや相談を行うと良いでしょう。

住みながら断熱リノベーションは可能?

建物の状況などにもよりますが、住みながら断熱リノベーションを行うことは可能です。

住みながら断熱リノベーションを行う場合には、現在の床や天井などは壊さずに施工を行います。

天井の一部だけを解体して屋根裏に断熱材を敷き詰める、床下に断熱材を入れる、既存の内壁に断熱材を施工するなどの方法が主流です。

床や壁、天井を壊さずに行うことができるため、その分工期や費用もおさえることができます。

ただし、完璧に近い断熱気密施工により高スペックの断熱性や気密性を求める場合は、解体撤去をした上でないと難しい場合が多いと考えられます。

そのほか二重窓の設置などは住みながらでも十分に行うことができます。

断熱リノベーションは、求める断熱性能のレベルによっては、大規模な工事をすることなく負担をかけずに行うことも可能です。

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断熱リノベーションで費用をおさえる方法

断熱リノベーションで費用をおさえる方法を紹介します。

断熱リフォームを行う場合の補助金制度

条件を満たすことで、国や自治体が提供している断熱リフォームの補助金を利用することができます。

補助金の適用条件はそれぞれの制度によって異なりますが、前提として断熱リフォームを行うことによって省エネ効果を得ることを目的としたものがほとんどです。

制度によって省エネ効果の改修率やリフォーム内容に違いがあったり、子育て世代や若者夫婦世帯などを対象とした補助金もあるため、自分の希望するリフォームに適したものを探してみてください。

予算に合わせてリフォーム会社と相談

費用をおさえるためには、どれくらいの費用を断熱リフォームにあてることができるかをある程度明確にしておき、それをもとにリフォーム会社と相談してみましょう。

解体工事を少なくできるか、サッシ交換ではなく工事が安く抑えられる内窓にする、断熱材の素材を安いものに変える、などの案をリフォーム会社も提案してくれるはずです。

同じ工事内容で複数社に見積もりを出す

断熱リフォームをする際には、まず業者に見積もりを依頼すると思います。

その際には、1社のみに依頼するのではなく、複数社に同じ工事内容で見積もりを出すようにしましょう。

複数社に見積もり依頼することでリフォームの相場感をつかむことができます。

また、費用を比較できるだけでなく、見積書の施工内容や料金の内訳が丁寧に書かれているかどうかなど、その業者のサービスの質や、リフォームのアイディアなども比べることができます。

ハピすむでは全国の優良なリフォーム会社から無料でお見積もり・プランの比較検討ができるサービスを提供しています。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

断熱リノベーションを行う場合の注意点を知りたい

断熱リノベーションを行う場合の注意点を3つ解説します。

防湿対策は万全か

防湿とは湿気をバリアすることです。

湿気は、断熱材だけでなく構造体の劣化までを早める原因になるため、適切な防湿シート施工をして防湿対策は万全に行うことが大切です。

また、断熱材の種類にかかわらず、断熱欠損が要因の結露問題などが生じないよう、隙間なく適切に丁寧に断熱施工する必要があります。

断熱・気密の施工を簡単に考え、曖昧でおろそかな施工をした場合、構造体など見えない重要な部分の腐食につながります。

暖かくするために断熱工事をしたのに、逆に家を腐らせてしまわないよう注意しましょう。

追加工事は発生しないか

見積もりの際には、後から追加工事が発生しないようにきちんと業者と話し合うことが大切です。

追加で工事が必要になると、その分経費なども加算になることが多いです。

工事が始まる前に、どのような施工内容なのかを業者とともに確認するようにしましょう。

優良なリフォーム業者か

リフォームを依頼する業者を選ぶ際には次の点を参考にして選ぶと良いでしょう。

  • 断熱リフォームの実績があるか
  • 断熱工法に対するノウハウが信頼できるものか
  • 丁寧な施工に自信がある業者か
  • 見積もりの内容が丁寧か
  • リフォーム内容の提案力
  • 質問に対する対応の仕方

リフォームを依頼する際に、断熱リフォームの実績があるかどうか、また断熱についてのノウハウが曖昧でないかなどは非常には大切なポイントです。

また、見積もりの内容も施工内容や費用の内訳が丁寧に書かれているかどうかチェックしましょう。

また、リフォーム依頼時にこちらの要望にあったリフォーム内容を提案してくれるかどうか、質問などをした際に丁寧に対応してくれるかどうかも優良な業者かどうか見分ける際の参考にしてみてください。

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壁の断熱リフォームで快適空間

壁断熱リフォームにかかる費用は?工事の方法やコストダウンのコツも大公開

 
壁の断熱リフォームでは、住宅の内側と外側に伝わる熱を遮ることで、冬は暖かく、夏は涼しい家にすることができます。

屋外と屋内で熱の移動が抑えられるため、外気温によって変化する室温を空調で調整する必要がなくなり、真夏や真冬の光熱費を抑えることができるでしょう。
 

どこを断熱する?

壁断熱リフォームでは工事方法にいくつかの種類があります。

ひとつめはリビングなどの一部の部屋に断熱を施す局所断熱です。

局所断熱では、費用や工期を抑えつつ快適な部屋を作ることができますが、断熱が施されていない場所に移動すると断熱の効果を得ることができません。その温度差によりヒートショックなどをおこす場合もありますので慎重に計画する事が必要です。

ふたつめは、局所断熱とは逆に建物全体に断熱を施す全体断熱です。

全体断熱では、家全体に断熱を施すことにより、屋内のどこに移動しても断熱の効果が得られます。

しかし、家全体に断熱を施すためには、外壁や屋根、内壁部分など、建物のほぼ全ての部位にリフォームを施さなければなりません。

そのため、どうしても施工費用や、施工期間といったコスト面の負担が大きいのが全体断熱のデメリットと言えます。

局所断熱では利便性、全体断熱ではコストや手間が問題になりますが、これらのデメリットをできるだけ抑えつつ住居に断熱を施すことはできるのでしょうか?

部分断熱と全体断熱のデメリットをできるだけ抑えられる工法に、ゾーン断熱というものがあります。

ゾーン断熱とは、生活の中で移動する機会が多いリビングやキッチン、水回りのみを断熱する工法で、費用と工期といった全体断熱のデメリットを軽減することが可能です。

また、部分断熱に比べて広い範囲に断熱を施すため、日常生活で不便に感じにくいというメリットもあります。

さらに、ゾーン断熱では室内の一部エリアのみに断熱リフォームを行うため、工事を行わない部屋についてはそのまま住みつづけることができ、引っ越し等の手間がかかりません。
 

断熱リフォーム工事とその費用

 
断熱リフォームではどのような工事が行われるのでしょうか?

住宅内部から工事を行う場合と、外部に工事を行う場合についてご紹介します。
 

内側から断熱する場合の工事方法

住宅の内部から断熱工事を行う場合は、クロスや内装下地を解体し、壁内部の空間に断熱フォームを詰めたり、断熱ウレタン材を噴霧器で吹き付けるというような工事となります。

この工法では、内壁部分を解体するため、廃材の撤去費用及び床面の養生、新しい内壁材の施工費用などがかかるのですが、室内での工事のみとなるため、近隣地域へのホコリや塗料の飛散も少なくて済み、騒音といった問題が起こりにくくなります。

断熱リフォームの施工にかかる費用の相場

施工費用については、内壁に断熱材を追加する工事が1平方メートルあたり約10,000円、天井や床下に関しては、天井裏や床下から直接施工でき、解体作業が必要ないため、1平方メートルあたり約5,000円が相場です。

また、内壁に断熱パネルを貼り付けるという施工方法もあり、こちらは1平方メートルあたり約4,000円が目安となります。
 

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外壁を断熱する場合の工事方法

壁断熱リフォームにかかる費用は?工事の方法やコストダウンのコツも大公開

 
住宅の外部、外壁や屋根を断熱する場合は、内壁の場合と同じように外壁を外して断熱材を充填したり、外壁に断熱パネルを追加したりするという形になります。

費用は断熱材を内部に設置する場合で1平方メートルあたり約9,000円から、断熱パネルについては、1平方メートルあたり約7,000円からが目安です。

屋根については屋根材の交換や追加という形になり、葺き替えなら1平方メートルあたり約1万円からとなります。

また、既存の屋根材に新しい屋根材を重ねるカバー工法なら解体費用が必要ありませんので、1平方メートルあたり約7,000円からが相場です。

その他にも、外壁や屋根に高性能な断熱塗料を塗布する方法もあり、こちらは1平方メートルあたり約15,000円が相場となります。

費用や工期などを考えると塗装による断熱が優位ですが、壁などの内部に断熱材を設置した方が長期的なコストは抑えられるため、建て直しやリフォームなどのタイミングに合わせて工事方法を選ぶと良いでしょう。
 

コストを抑えるコツ

 
住宅の断熱リフォームについては、壁だけを断熱するのではなく、窓やドアなども同時に断熱すればより断熱の効果が得やすくなり、光熱費をさらに抑えることができます。特にガラスなどだけで外界と接している窓は熱が逃げる量も多く、ガラス部分をペアガラスにしたり、サッシを2重にしたりすると熱の逃げる分量を抑えられます。

壁以外の部位についても同時に施工すれば、別々でリフォームする場合よりも足場や解体費用などの共通した費用を削減することができるため、コストダウンにも繋がるでしょう。

工事方法によるコストダウン以外にも、国による住宅エコ補助金制度の活用も効果的です。

この制度は窓枠や壁、天井、床などの断熱工事にかかる費用を一部助成する制度で、2018年6月現在では、施工費用の3分の1、最大120万円が助成されます。

さらに、次世代建材に指定されている蓄熱素材や高断熱パネル、調湿建材を用いた場合には、補助金の金額が変わり、費用の半額、最大200万円まで補助を受けることができるのです。

また、各自治体によって独自の断熱リフォームに関する補助金制度が実施されている場合もあります。

これらの補助金制度については、どちらかの制度を利用すると別の制度の利用ができないことが多く、助成件数についても上限が定められている点には注意が必要です。

申請や助成金額など、についてもっと詳しく知りたいという方は、お住まいの地域の役所に相談してみると良いでしょう。

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勝手口の役目

勝手 口 リフォーム 断熱

勝手口があると便利になる点は次の通りです。

【ごみの出し入れが楽になる】
家の裏側に勝手口を設けることで、保管している場所へのごみ出しが楽になります。勝手口を設置しない家庭では、玄関や掃き出し窓から出入りをしてごみを捨てに行かなければいけません。

家の裏側に洗濯物を干したり物置を設置したりするケースでも、勝手口で家事動線がスムーズになります。

【第二の玄関になる】
勝手口がキッチンのそばにあれば、重たい食料品などを買い物から帰って直接キッチンに運び入れることができます。

玄関はあくまでも「来客用」と考える人であれば、家族や近所の人たちが気軽に出入りできる第二の玄関にもなるでしょう。

【換気経路を確保できる】
勝手口は建築の分野では「窓」の一種です。一般的な窓と違って、「出入りができる窓」になりますが、通風はできないと考えている人が多いのではないでしょうか。

実は、開き方は窓とは異なりますが、ドアのサッシを動かすことで通風が可能なデザインもあるのです。窓と同じように換気ができるので、窓を含めたキッチン周りの換気経路が確保できるというメリットもあります。

勝手口ドアを断熱するメリット

勝手口のドアを断熱化することによるメリットは次の通りとなります。

【断熱と遮熱で快適な空間を作り出すことができる】
家の中が「寒い・暑い」といった現象は、外気が室内に伝わり、室内の空気が外に逃げていることが原因です。外気は壁や窓ガラス、換気口を通じて室内に伝わるといわれますが、最も多く熱の交換が行われる部分は「窓」です。

ガラスとアルミ枠が熱伝導を起こしやすい素材なので、外壁よりも窓の方が、室内に暑さや寒さを少ない損失で伝えてしまうことが分かっています。

勝手口の機能は「出入口」ですが、機構は「窓」と同じです。取りつけの方法も窓とほとんど変わりません。

熱が最も多く出入りする部分になりますので、勝手口のドアを断熱仕様に変えるだけで、部屋の断熱・遮熱性能をアップさせることができます。

【結露防止と防カビ効果】
結露は室内で暖まった空気が、冷たいものに触れることで発生する現象です。室内で最も多くの結露が発生するのは、ご存知の通り「窓」。

勝手口も窓の一種ですから、リフォームによって結露の発生を抑えることができるようになります。結露が発生しないということは水分過多によるカビも発生しにくくなり、清潔な空間を作ることにつながります。

【省エネ効果の向上】
勝手口の断熱化で断熱性能があがれば、室内温度の変化が少なくなりますので、冷暖房効果が高くなり省エネにつながることが分かっています。

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勝手口ドアのデザイン

勝手口のドアにもさまざまなデザインがあり、特徴が異なります。代表的なデザインと、勝手口がもたらす効果についてまとめてみました。

開き戸タイプの勝手口

引き戸に比べて低価格で設置できるメリットがある開き戸。引き戸に比べてデザインが豊富な点も開き戸のメリットです。外側にドアが開くので、勝手口の外側にドアが開くほどのスペースを確保する必要があります。

引き戸タイプの勝手口

開き戸に比べてドアの開くスペースが必要ないので、狭い勝手口におすすめのデザインです。

勝手口のもたらす効果とおすすめのデザイン

引き戸や開き戸といった形状のなかでも、さらに細かいデザインを選ぶことができます。

防犯用についている「格子」のデザインを選ぶことができたり、部屋のインテリアにあわせた枠の色を選ぶことができるため、勝手口に個性を際立たせることも可能です。

デザインの多様性だけでなく、勝手口には次のような効果も期待できます。

【断熱効果】
勝手口には採光のため、窓と同じようにガラスサッシが使われています。ひと昔前の勝手口には「単板ガラス」と呼ばれる一枚ガラスが使われていました。

しかし、近年、ガラス断熱が注目されるようになり、窓ガラスと同じ断熱性能を持った勝手口が登場しています。このガラスを複層ガラスなどにすることで、高い断熱効果が期待できるのです。

勝手口のガラスだけでなく「枠」についても断熱性能の高い商品が登場しています。従来はアルミ製が主流でしたが、断熱性能に優れた「樹脂」を用いた勝手口です。

ガラスの断熱効果とともに、枠でも断熱ができるので、キッチン周りの冷えを解消することができると人気の商品になっています。

【防犯効果】
勝手口のドアの構造が今よりももっとシンプルだった時代には、玄関よりも勝手口から侵入する空き巣が多かったのです。今は勝手口の鍵もダブルロックが当たり前の時代。

サムターンと呼ばれる室内側の「つまみ」が取り外し可能な商品や、こじ開けに強いデッドボルト(かんぬき)を採用した商品なども登場。断熱だけでなく防犯目的でも採用できる勝手口が増えています。

【採光効果】
勝手口から光を取り入れることで、暗くなりがちなキッチン周辺を明るく清潔に保つことができるのも勝手口のうれしい効果です。

ガラスは、プライバシーに配慮した型ガラス(ガラス面に凸凹をつけたガラス)やフロストガラス(すりガラス)になっているので、キッチンを隠しながら上手に光を取り入れることができます。

カバー工法なら1日でリフォーム完了

最近リフォーム業界でも話題になっている玄関ドアや勝手口ドアのリフォーム工法が、「カバー工法」です。

勝手口のリフォームで人気急上昇「カバー工法」のメリットとは?

カバー工法とは「カバー」という名の通り、既存の勝手口ドアの枠をカバーして新しいドアを取りつける方法で、上からかぶせるだけなので工期が約1日という短期間となります。

また、壁を壊すなどの大掛かりな工事が発生しないという大きなメリットがあります。

勝手口のリフォームで人気急上昇「カバー工法」のデメリットとは?

カバー工法のデメリットは、「開口幅や高さを変えることは難しい」という点です。既存の枠を利用しますので、基本的には幅や高さは変えられません。

ただし、既存の勝手口に欄間や方立のはめ殺し窓(ドアのサイドにある採光用の窓)などがある場合には、それらの枠をドアの撤去とともに切り取ることで、外周枠全体を利用した大きなドアを取りつけることが可能です。

カバー工法の流れ

古い勝手口のドアの部分だけを取り外し、周囲の枠は残します。周囲の枠に新しいカバー工法用の勝手口の枠をはめ込み(カバーする)、新しい勝手口のドアを取りつけて完了です。

カバー工法以外の勝手口の取り替えは?

まず、古い勝手口を撤去しますが、ネジを外せばきれいに取れるという簡単な工事ではありません。きれいに撤去しようとしても、枠を外すときに壁紙に傷がつく可能性が高いでしょう。

きれいに撤去できたとしても、古い開口部にぴったりと新しい勝手口をはめ込むことは困難になります。なぜならば、長年の使用によって周辺の木材が膨れたり収縮したりして開口部が水平になっていないことが多いからです。

工場で作られた既製品の勝手口を歪んだ開口部の中にすっぽりと納めることは難しく、開口部の周辺を削るなどの大きな工事に発展してしまいます。

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勝手口の断熱リフォームにかかる費用について

【勝手口ドア交換の費用相場:約10万円~】
勝手口のリフォーム工事には、ドア本体の価格のほかに、取りつけ工事費や諸経費、運搬費などが必要です。

ドアを交換する工法では、周辺の壁や床を壊す必要があればその分工事費が高くなります。

【勝手口ドアカバー工法の費用相場:約10万円~】
既存の勝手口や勝手口周辺の壁などを壊さずに工事ができるので、カバー工法に使われる新しい勝手口本体と、取りつけ工事費、諸経費が費用の内訳となっています。

勝手口周辺の補修工事が必要になるケース

【勝手口の開口幅を広げるとき】
既存の勝手口の開口幅を広げて、今よりも幅広の勝手口ドアを取りつけるときには壁や床、天井の一部を壊す必要があります。

補修では室内側だけでなく、室外側の補修も必要になりますので、工期も1週間程度と長くなることが多いでしょう。

勝手口が部屋よりも一段下がった「土間」にある場合は、土間の一部を壊して新しい勝手口にあわせて補修することもあります。

【勝手口の高さを変えるとき】
幅は同じで高さを変えたいときは、開口の高さを確保するため壁を一部壊してしまいます。こちらのケースでも、外壁の補修を行いますので、工期は1週間程度を考えておきましょう。

勝手口の断熱リフォームの依頼先は?

勝手 口 リフォーム 断熱

断熱を目的とした勝手口のリフォームでは、断熱に詳しいリフォーム会社を選ぶことをおすすめします。

断熱性能の高い勝手口といっても、デザインや機能によって価格が変わります。また、多くのメーカーで勝手口の断熱性能にランクをつけていて、断熱性能が高くなるほど価格も上がります。

必要な断熱性能と予算にあわせたプランを提示してくれる会社かどうかという点もチェックしてください。

なお、リフォームの際には小さい工事であっても相見積をとるようにしましょう。複数のリフォーム会社に依頼することで、見積価格が適正価格で提示されやすいというメリットがあるからです。

勝手口のドアだけでなく、周辺の大工工事や左官工事が伴う工事の場合は、それぞれにかかる諸経費についてもチェックしておきましょう。諸経費は工事費全体の10%~15%が目安といわれています。

工事金額が大きくなるにつれ、工事費に対する諸経費の割合を増やしてくるリフォーム会社もありますので、諸経費のチェックは見積書チェックのときの大切な項目といえるでしょう。

一度は会社を訪問しておくべきでしょう。資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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