-
【工事内容別】トイレリフォームにかかる費用・日数は?|安くする方法・施工例・注意点も解説
-
トイレの床を張り替えたい!おすすめの床材や選び方・DIYできるかを解説!
-
トイレのクッションフロア張替えにかかる費用は?失敗例や選び方も紹介
-
2階にトイレを増設することでのメリット・費用・設置場所から事例まで徹底解説!
-
トイレの床におしっこのシミが!変色した部分を張り替えたい…リフォームの費用はどれくらい?
-
トイレのウォシュレットを交換したい!便座のみ交換は可能?費用はどれくらい?取り付けが難しい条件も紹介!
-
和式トイレのメリットとデメリットは?なぜ「和式便所」はなくならないのか?
-
マンションのトイレはリフォームできる?費用相場や注意点も解説
-
汲み取り式トイレから簡易水洗トイレに取替える工事費用はいくら?簡易水洗の特徴を紹介!
目次
トイレの壁紙やクロス張替えの値段と費用相場は?一軒家とマンション合わせて解説
トイレを壁紙やクロスの張替えでリフォームする場合の価格は、壁や天井を含めて見積もっても5万円以下で工事が可能です。
平均的な広さは約3畳(約4.95平方メートル)以内と言われるので、天井までの高さにもよりますが、壁面積は15~20平方メートル以下です。使用する材料によって、価格の相場が変わってきます。
トイレの壁紙を張り替える費用の相場は、2.5万~4万円です。1面のみの張り替えであれば、約1万円くらいの予算を見積もっておきましょう。
掃除の手間を抑えたい方には、機能性壁紙を使うのも良いでしょう。機能性壁紙は一般的な壁紙より約1万円くらい値段が上がりますが、普段の掃除の頻度を減らせると考えた場合に時短につながるのでオススメできます。
一軒家とマンションにおいてのトイレの壁紙やクロスの張替え費用については、大きく変わることはありません。基本的なトイレの形や大きさは大きく変わらないからです。
なお、ここでご提示した費用はあくまで一例です。リフォーム会社によって値段が異なるため、トイレの壁紙やクロス張替えを検討する際には相見積もりを取って、値段を比較しましょう。
一軒家とマンションのトイレの壁紙・クロス費用相場(一般的な1畳くらいのトイレの場合)
一軒家 | 2万5千~4万円 |
マンション | 2万5千~4万円 |
総額費用(施工料含む) | 2万5千~4万円 |
総額費用(機能性壁紙を使った場合) | 3万5千~5万円 |
機能性の高いグレードの壁紙の場合、上記の費用相場を超す可能性もあるので注意してください。
壁紙とクロスの違いとは
クロスとは日本語で布という意味なので、壁紙とクロスの違いはほとんどありません。
日本では元々壁紙には布が用いられていたためにクロスと呼ばれています。
壁紙は『何らかの素材でできているもの』という意味があり、クロスは壁紙の素材の一種です。
現在は壁紙にはビニールクロスが多く用いられています。
ビニールクロスは布と違い、価格が安く、耐久性が高く、水を通さないため汚れも簡単に拭きとれます。
アクセントクロスとは?
アクセントクロスとは、部屋の壁紙の一部に、違う色や柄のクロスを取り入れて部屋のポイントにするものです。
アクセントクロスを使用すると、単調な印象だった部屋の印象をガラリと変えられます。
また、部屋を広く感じさせたり、おしゃれな雰囲気に仕上げられたりできます。
アクセントクロスは、部屋の目立つ箇所に取り入れると、パッと目に入ることで、アクセント効果が高まります。
トイレはコンパクトな空間なので、壁紙で印象を変えやすく、アクセントクロスを楽しむには最適な場所です。
トイレの面積で単価は変わる
一般的なトイレの壁面積は15~20㎡です。一般的なトイレの張替え費用が5万前後なので1㎡あたり2,500円が相場、機能性の高い壁紙の場合は1㎡あたり3,500円くらいが相場です。
壁紙のリフォームの際、壁に穴や破損がある場合は別で修繕費がかかるので注意しましょう。家のトイレの広さを事前に確認しておけば、かかる費用の目安がわかるので工事を頼む際の参考にできます。
天井の壁紙やクロスの張り替え費用
意外に思うかもしれませんが、トイレの天井のクロス選びは重要なポイントです。天井はトイレにおいて空間の印象を変える要素を持っているからです。基本的に天井のクロスの張り替えも全面張替えの見積もりに入って約5万円で収まると思いますが、印象を変えるためにアクセントクロスや消臭、抗菌の機能がある壁紙を使えば費用は高くなります。
業者によっては天井の壁紙やクロスだけは別料金で見積もりをされるところもあるので、事前に相見積もりをとって料金体系を確かめておきましょう。
トイレの壁紙を張り替える時期
トイレの壁紙を張り替える時期をご紹介します。主に以下の2つがあります。
- トイレの壁紙の劣化への対応のため
- トイレの壁紙の耐用年数
トイレの壁紙を張替えの目安になるので、検討している読者の方は参考にしてみてください。詳しく解説していきます。
①トイレの壁紙の劣化への対応のため
トイレの壁紙が劣化する原因は大きく以下の2つあります。
- 尿の飛散
- 黒カビ
1つ目の原因は尿です。
トイレを利用すると、尿が飛び散ってしまい、気をつけていてもどうしても壁についてしまいがち。
尿の飛び散りは黄ばみの原因になり、長い間放置して汚れが溜まると、鼻につくアンモニア臭の原因にもなってしまいます。
2つ目の原因は黒カビです。
トイレでは、便器の水を流したり手を洗ったりする際に水を使うため、水が飛び散ります。また、トイレは通気性がよくないため湿気がこもり、黒カビが発生しやすくなるでしょう。
②トイレの壁紙の耐用年数
トイレの壁紙の耐用年数は、10年〜20年です。トイレの壁紙の寿命を左右するものには以下の理由があります。
- 太陽光による日焼け
- 湿度による傷み
- 経年劣化
トイレの環境が壁紙の耐用年数に大きな影響を与えるので、対処できる問題に対しては必要な対策をしましょう。夏の日差しが強い時は日よけを使う、湿度を少なくするために脱湿材をトイレにおいておくなど、壁紙を長持ちさせるやり方はいくつもあります。
壁紙の寿命は、トイレ本体の寿命と同じくらいのため、トイレのリフォームをする際に合わせた壁紙の張り替えがおすすめです。壁紙の劣化は、その状況によって進み具合が違います。
ひどくカビが生えていたり、汚れや破れが激しい場合は、壁紙を張り替えましょう。
トイレの壁紙を張り替えるメリット
トイレの壁紙を変えることでどのような利点を得られるのでしょうか。トイレの壁紙を張り替えるメリットは以下の3つがあげられます。
- 清潔な空間になる
- 簡単に雰囲気を変えられる
- 安価にリフォームできる
張り替えのメリットについて詳しく解説していきます。
①清潔な空間になる
トイレの壁紙、クロスを張り替えることでトイレを清潔な空間に保つことができます。トイレは使用頻度の多さに対して、掃除や汚れへの対処がおろそかになりがちです。
汚れも溜まりやすい場所になるので、尿や手洗い時の水の飛散をそのままにしておくと、黒カビや臭い残りにつながるでしょう。
そこで、トイレの大部分を占める壁紙を張り替えると、汚れた部分が全てなくなり、清潔な空間になります。
臭いや汚れのない新しい壁紙は、トイレ空間を気持ち良くしてくれます。
②簡単に雰囲気を変えられる
トイレの壁紙を変えると、トイレの雰囲気が一新されます。
例えば、明るい色を使用して清潔感あふれるトイレにしたり、アクセントクロスを使いおしゃれな雰囲気のトイレにしたりできます。色合いによってはトイレを広くみせることもできるので、明るく淡い『膨張色』を使うのもおすすめです。
また、柄つきの壁紙を使うとトイレの空間をより優雅にできるので居心地の良い空間になるでしょう。
③安価にリフォームできる
一般的にリフォーム費用といえば高額になりがちですが、トイレの壁紙のリフォーム費用は、1畳の場合約39,000円~約45,000円ですみます。
数万円支払ってリフォームをすれば、簡単にトイレの雰囲気を変えられ、清潔感のある空間にできます。他の居住空間に比べるとスペースが狭い分、比較的安価にリフォームすることができるので周期を決めてリフォームするのも良いでしょう。
トイレの壁紙の機能の種類
他の部屋より狭い空間であるにもかかわらずトイレは使用回数も多いため、トイレの壁紙選びの際は、お掃除のしやすさや快適さを重視して選ぶことが大切です。
近年販売されている壁紙には『機能性』を持った壁紙があります。
この機能性壁紙は、黄ばみや黒ずみなどの汚れ防止や消臭機能、防カビや抗菌機能などの効果があり汚れやすい場所(トイレやキッチンなど)の壁紙としてよく選ばれる傾向にあります。
トイレの機能性壁紙には主に以下の種類があります。
- 防汚機能付きの壁紙
- 消臭機能付きの壁紙
- 防カビ機能付きの壁紙
では、トイレの壁紙に有効な機能の種類別に詳細を見ていきましょう。
①防汚機能付きの壁紙
トイレは、使用頻度が高いため毎日掃除をしていても汚れやすくなってしまいます。
頻繁に掃除をしなければならないため、汚れが落ちやすく付きにくい防汚機能が備わっているものがおすすめです。
壁紙に『防汚機能』を表示する場合、壁紙工業会が規定した基準に適合した壁紙のみが表示できることになっています。
壁紙工業会が規定した性能テスト『防汚機能試験』だと、以下のような内容が行われます。
- コーヒー・クレヨン・しょうゆ・水性サインペンの4種類の汚染物を規定通りに商品に付着させ、24時間放置する。
- 24時間経過した後、指定の除去剤(水または中性洗剤)で汚染物を拭き取る。
- さらに1時間放置した後に汚れの付着具合(黄ばみや黒ずみなど)を目視で判定する。
上記の試験で、壁紙を1級から5級で段階評価します。4級以上の等級を得たものが合格の基準になり、『防汚機能』を有した表示を行えます。
防汚機能付き壁紙は、フィルム層・印刷層・樹脂層・裏打ち紙層の4層構造になっており、表面がラミネート加工されているため水分や汚れが壁紙内部に浸透せず、水拭きで汚れを簡単に落とせるのが特徴。
その他の防汚機能付きの壁紙は、表面に凸凹加工が施されており壁紙に黄ばみや黒ずみなどの汚れが付着しにくく落としやすくなっています。
トイレは狭いながらも壁紙が占める割合が多く掃除する場所も広範囲なため、このような防汚機能が付いた壁紙を選ぶと、お掃除しやすく清潔な空間を保ちやすくなるでしょう。
②消臭機能付きの壁紙
トイレを使用する時に気になるのが『臭い』です。目に見えない尿の飛び散りなどは、時間が経過するとアンモニア臭が発生する原因になります。
そこでおすすめなのが消臭機能付きの壁紙です。
消臭機能付きの壁紙は、アンモニア臭などの嫌な臭いを吸収することができる壁紙のこと。
消臭機能付き壁紙の中には、表面に半永久的に吸着・分解・再生を行うサイクル消臭機能が付いているものもあります。
サイクル消臭機能とは、アンモニアなどの悪臭の原因となる物質を触媒作用によって水と二酸化炭素に分解する機能のことです。アンモニア以外にも7つの臭いの原因物質を分解すると言われています。
消臭・分解できる7つの悪臭の原因物質は以下の通りです。
- アセトアルデヒド(タバコ臭など)
- ホルムアルデヒド
- 硫化水素(生ごみの臭い、トイレの匂い)
- 酢酸(タバコ臭)
- アンモニア(ペット臭など)
- トリメチルアミン(生ごみの臭い、ペット臭)
- メチルメルカプタン(生ごみの臭い、ペット臭など)
- ニコチン(タバコ臭)
光も電気も使わずに半永久的に消臭できるため、経済的でトイレの壁紙に相応しいと言えるでしょう。
その他にも、消臭剤の層を含んだ壁紙や天然鉱石を配合し空気中の水分と反応してマイナスイオンを発生させる壁紙もあります。
③防カビ機能付きの壁紙
トイレは小さな空間で水を使う場所なので、他の部屋より湿度が高い場合があります。
既存のトイレの湿気で悩んでいる場合には、湿度を調節したり防カビ機能が付いた壁紙を検討しましょう。
湿度を調節する機能が付いた壁紙の場合、壁紙自体の透湿性が高くなっているため、壁を通してカビの発生を抑えることができます。
また防カビ機能付きの壁紙の場合、防汚機能と同じく『防カビ機能』と表示するためには壁紙工業会の性能基準をクリアしなければなりません。
基準を決めるための試験内容は以下の通りです。
- 一般的なカビ(青カビや黒カビなど)5種類に対して菌糸の発育状態を顕微鏡や目視にて確認する。
- 開始から28日経過後まで観察する。
上記の試験によって、0~5に評価。判定基準が0の商品が合格となり、『防カビ機能』の表示をすることができます。ちなみに0の基準は『肉眼および顕微鏡下でかびの発育が認められない』と定められているので厳しい合格基準と言えます。
トイレの湿度が気になったり、過去にトイレの壁紙にカビが発生していたりしたら、張り替え時に防カビ機能の壁紙を選ぶといいでしょう。
トイレの壁紙の選び方のポイントとは?
トイレの壁紙で有効な機能付き壁紙のご紹介をしましたが、次は色や柄などのデザインを選ぶときのポイントを見ていきましょう。
①淡い色や柄物の壁紙を選ぶと汚れが目立ちにくい
トイレの壁紙には、清潔感を感じられるデザインを選びたいと思う読者は少なくないのではないでしょうか。
『清潔感=ホワイト系』と考える人は多いかもしれませんが、ホワイト系だと汚れが目立ちやすくなることがあります。
ホワイト系のような明るい色でおすすめなのが、クリーム系や淡いブルー、淡いグレーのような薄く色が入った壁紙です。
トイレの場合、壁紙が大部分を占めるため汚れが目立ちにくく、圧迫感を与えないような色がおすすめです。
またトイレでは、花柄などの柄物を選ぶ人が多いようです。
もし、トイレの壁紙で柄物を取り入れたい場合は、柄の小さいものを選ぶといいでしょう。
トイレのような狭い空間で大きな柄が入った壁紙を取り入れると、圧迫感を与えてしまう恐れがあるからです。
もう1つのポイントとしては、便器や手洗い場などを含めた色を意識して壁紙を選ぶと統一感が出ます。
便器や手洗い場と同じような色味で揃えることによって、トイレのコーディネートがまとまるでしょう。
②デザインを重視したい場合は腰壁や異素材の壁紙を組合わせる
トイレの壁紙でデザインを重視したい場合は、数種類の壁紙を組合わせたり腰壁を設置したりすることも有効です。
個性的なトイレにしたい場合、濃い色や異素材でできたアクセントクロスを1~2面に取り入れるとおしゃれな空間に仕上がります。
異素材の壁紙の中には和紙素材のものや木目調、折柄調などさまざまな素材や柄の壁紙があります。
一方腰壁とは、床から大人の腰程度の高さの位置まで板やタイル材などを貼り付けた壁のことを言います。
トイレの場合、汚れやすいこともあり掃除が簡単な腰壁を施工する方は多い傾向にあります。
この腰壁に濃い色のアクセントクロスや柄物などの壁紙を張ることによって、デザイン性も上がりスタイリッシュなトイレになります。
アクセントクロスや腰壁を取り入れる場合、他の色は淡い色にするとコーディネートが上手くいきアクセントクロスの柄などがより引き立てられるでしょう。
その他にもトイレが複数ある場合、誰が使うかによってデザインを変えることもできます。
例えば子供がよく使用するトイレなら、子供も楽しめるような明るく可愛らしい柄を取り入れることで、楽しめる空間を作ることが可能になります。
③機能性を高めるなら凹凸のない壁紙もおすすめ
見た目には影響をほとんど与えないけれど、機能性に大きく関わってくるのが凹凸の有無です。理由として、凹凸があると凹んだところに汚れが付着して掃除がしにくいというデメリットがあります。壁紙を選ぶ際は事前に凹凸があるかどうか確認しましょう。
凹凸がない壁紙の方が掃除のしやすさ、衛生面の保ちやすさの点でメリットになります。
④掃除も楽になる機能性クロスが人気
トイレは、常に清潔にしておきたい場所ですが、水回りのためカビや汚れも付着しやすいスペースといえます。そのため、掃除やメンテナンスもラクなほうが良いと思われる方も多いはず。トイレの広さといえば、約1畳~3畳以内とも言われますが、限られたスペースにも機能を考えたリフォームは大切です。
『白』が多いトイレの壁は、明るく広く魅せるには最適な仕上げ色といえます。しかし、最近では白のクロスを使用する場合でも、撥水性や耐水性の機能があるクロスで、トイレをリフォームすることも増えました。また、グレーや濃い色のクロスを使用して、汚れを目立ちにくくモダンな雰囲気のトイレにすることも可能です。
おすすめのトイレの壁紙・クロスに関する記事を紹介しています
壁紙とあわせてトイレの床材について紹介しています
トイレは、水回りや汚れの特に気になる場所ですから、メンテナンスを考慮したリフォームがお勧めです。
トイレの壁紙を交換したリフォーム事例
トイレの壁紙を交換したリフォーム事例をご紹介します。
シンプルな白い壁紙に張り替えた事例
画像出典:みやこリフォーム
シンプルな白い壁紙に張り替えた事例です。
壁紙をシンプルな白色にし、明るく清潔感のある空間になっています。
また、模様がアクセントになり、おしゃれなトイレになりました。
この事例では、床も張り替え、温かみのあるフローリングになっています。
トイレの内装をリフォームした事例
画像出典:みやこリフォーム
トイレの内装をリフォームした事例です。
白色を基調としており、明るく清潔感のある空間に仕上がっています。
また、壁紙の一部にアクセントクロスを使用し、明るくポップな雰囲気になっています。
トイレは暗いイメージがありますが、それを払拭する明るい壁紙です。
紺色のアクセントクロスが映える施工事例
画像出典:みやこリフォーム
紺色のアクセントクロスが映える施工事例です。
全体的に白色で明るく清潔感のある空間に仕上がっています。
また、壁紙の一部にアクセントクロスが使用され、白色の中に紺色があるので、色が映えています。
それによりおしゃれな雰囲気に仕上がりました。
白色の壁紙にアクセントクロスを加えた事例
画像出典:みやこリフォーム
白色の壁紙にアクセントクロスを加えた事例です。
全体的に白色と茶色を基調としており、清潔感があり落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
また、白色の壁紙に花柄のアクセントクロスを加えることで可愛らしい雰囲気にもなっています。
こだわりアクセントクロスで施工した事例
画像出典:みやこリフォーム
こだわりアクセントクロスで施工した事例です。
全体的に白色が基調の明るく清潔感のある空間の中、ポイントとなるアクセントクロスが映えます。
グリーンベースに白色のお花と、こだわりのあるアクセントクロスで、印象に残る空間になりました。
グレーのクロスをアクセントカラーにした事例
画像出典:みやこリフォーム
グレーのクロスをアクセントカラーにした事例です。
全体的に白色を基調としており、清潔感のある空間に仕上がっています。
また、壁の一部にグレーのアクセントクロスを取り入れ、メリハリのある空間になっています。
トイレの壁紙やクロスの張り替えは自分で行えるが難しい
トイレの壁紙やクロスを自分の手で張り替えたいと思う方も多いでしょう。結論を言うとトイレの壁紙やクロスの張り替えは難易度が高く、失敗するリスクも考慮しなければいけません。理由は以下の3つのポイントが挙げられます。
- 道具を揃えるのが大変
- トイレの壁紙を変えるのは難易度が高い
- 素人だと時間がかかって失敗する可能性がある
自分の手で行うことができれば、施工費はかからないうえ、自分のペースで張り替えもできるので負担も少ないかもしれません。達成感も得ることができるのでチャレンジしたい方は上記のポイントを考慮したうえで挑戦してみてください。
①道具を揃えるのが大変
まず、初心者の人が壁紙張り替えで大変な思いをするのが、道具集めです。のりなしの壁紙を使う場合、以下の道具が必要になります。
- のりがついていない壁紙
- はがせるタイプののり
- なでバケ(壁紙と壁の間の空気を抜く)
- カッター
- ハサミ
- 地ベラ(壁紙カット時のガイド用)
- ジョイントローラー
- スポンジ
- 新聞紙やビニール袋(床や作業スペースの養生用)
- メジャー
普段使いで使う道具以外も必要になるので集めるのは手間に感じるかもしれません。借家の場合、DIYで張った壁紙は原状回復を求められることがあるので張り替え時ははがせるタイプののりを使いましょう。退去時に余計な退去費用を求められずに済みます。
②トイレの壁紙を張り替えるのは難易度が高い
トイレの壁紙は難易度が高いと言われています。理由としては壁紙を張る際の障害物になるものが多いためです。トイレ本体はもちろん、水道管、トイレットペーパー置き場、換気口など張る際の障害になります。事前に位置合わせをして、障害になりえるもの位置を把握しておくのがポイント。事前の段取りが必要になります。
③素人だと時間がかかって失敗する可能性がある
初めてトイレの壁紙・クロスの張り替えをする際には覚悟しておかないといけないのが失敗する可能性を考慮することです。
自分で行う場合、慣れない作業に時間を取られるのはもちろん、壁紙の選定、シワが入る可能性なども頭に入れておかなくてはなりません。また天井のクロスの張り替えに挑戦する場合は最低でも2人以上で取り組む必要があります。もし、1人で挑戦することになりそうな場合はプロに任せる判断も必要でしょう。
④自分で壁紙を張り替えるとき失敗しない方法
壁紙を自分の手で張り替えるとき失敗しない方法は、綿密な計画を練って取り組むことにつきます。トイレの壁紙・クロスの張り替えはスペースの狭さ、障害物の多さを考えても非常に難易度の高い張り替え作業になります。普通の住環境の張り替えなら障害物の少なさでいっても初心者でも形に出来ますが、トイレは難しいと言わざるを得ません。
もし一度挑戦したいという方は、事前に張り替え方法を学んで準備をしたうえで挑戦しましょう。
トイレの壁紙を安く張り替える方法
自分でやるのは不安だから、プロに任せたいと考えた方は少しでも安く済ませたいと考えるでしょう。リフォーム費用を抑えながら、プロのクオリティを得たい読者の方には以下の方法が手軽で達成しやすいのでおすすめです。
- 業者への見積もりは複数社で相見積もり
- 地元の工務店に依頼する
詳しいやり方を解説していきます。
①業者への見積もりは複数社で相見積もり
一番簡単で便利な方法が、業者への見積もりを複数社に依頼することです。理由としては、リフォーム会社を比べる際に費用相場を理解できるようになる、他社を意識して価格が安くなりやすいなどのメリットがあります。見積もりの担当者と話をする際に相見積もりをとっていることを伝えたら、費用を抑えた見積もりが出やすいでしょう。
しかし、見積もりの数が多すぎると手間がかかりすぎる、リフォーム会社側も見積もりを出しづらくなるなどのデメリットにもつながるので、2,3社くらいの相見積もりがベストです。
②地元の工務店に依頼する
知人のつながりや評判のいい職人を知っているのであれば、直接、地元の工務店に依頼するのも良い選択肢になります。理由として地元の工務店は、担当の営業マンやデザイナーを置かず、広告宣伝費がほぼありません。上乗せされる人件費や経費が少ない分、費用を抑えてくれる可能性が高いです。
ただ、人を見極める目は求められるので信頼している人からの評判や口コミ、技術力や担当の人柄をチェックして依頼するか決めましょう。
トイレの壁紙・クロスの張り替えにかかる工事時間
トイレは使えないと不便なので、どのくらいの工事時間がかかるのか把握しておくのは重要なポイントです。
プロに依頼した場合の目安時間は約3時間ほど。トイレの広さや、張り替える面の数、職人さんが何人で手掛けるのかなど条件はありますが、大体が1日で張り替えを終えることができます。
トイレの壁紙のお手入れ方法
トイレの壁紙のお手入れ方法をご紹介します。
黄ばみの原因と掃除方法
黄ばみの原因は、尿です。
尿が飛び散ってトイレの壁につくことで、黄ばみや臭いの原因になります。
男性が立って用を足すと、尿が壁に飛び散りがちです。
それをそのまま放置していると雑菌が繁殖し、臭いの原因になってしまうのです。
黄ばみに洗剤をまんべんなく吹きかけて少し時間をおき、雑巾などで拭き取っておけば、壁紙をきれいに保てます。
黒ずみの原因と掃除方法
黒ずみの原因は黒カビです。
トイレはよく水を使うため、黒カビが発生しやすくなります。
便器を流す際や手を洗う時などに水が飛び散ることに加えて、トイレは通気性がよくないことも黒カビ発生の原因となります。
掃除方法は、消毒用のエタノールスプレーを使用し、雑巾やトイレットペーパーにエタノールスプレーを吹きかけて拭き取りましょう。
しつこい汚れには、エタノールスプレーとメラミンスポンジを使用すると、汚れがよく落ちます。
壁紙を掃除するときの注意点
壁紙を掃除するときの注意点は2点です。
1点目が、壁紙の素材によっては、洗剤の種類により壁紙が痛む可能性があることです。
使用する洗剤により、壁紙の素材によっては痛んでしまうため、一度目立たない箇所で確認しましょう。また、素材によっては拭き掃除ができない壁紙もあります。
2点目が、洗剤を混ぜると有毒ガスが発生する危険性があることです。
酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜると化学反応が起こり、有毒ガスが発生します。事故につながるため、取り扱いには注意しましょう。
トイレの壁紙を張り替えるときの注意点
トイレの壁紙を張り替えるときの注意点をご紹介します。注意点は以下の点です。
- デザインや機能性のバランスに注意する
- 壁紙だけでなく、トイレ全体をリフォームした方が良い場合がある
- 汚れが目立ちにくい壁紙にする
詳しく解説していきます。
①デザインや機能性のバランスに注意する
デザインばかりを重視してしまうと、汚れやすかったり臭いがつきやすかったりと、お手入れを頻繁にしなければならないなど、使用時に不快な思いをするかもしれません。
しかし、機能性ばかりを重視してしまうと味気ないトイレになってしまいます。
デザインと機能性のバランスを上手くとったトイレにすることが大切です。
②壁紙だけでなく、トイレ全体をリフォームした方がよい場合がある
トイレ本体がトイレにあると、壁紙を張り替えられるところと張り替えられないところが出てきます。
例えば、便器のタンク裏などは手が入りにくく、張り残しができてしまいがちな場所です。
また張り替えることができなかった部分は、問題がある上、見た目も悪くなります。
トイレ全体をリフォームすると張り替えることができない箇所がなくなり、時間も手間もかからず綺麗にリフォームできます。
③汚れが目立ちにくい壁紙にする
汚れの目立ちにくい色は、真っ白ではなく、オフホワイトやきなりの白色などです。
オフホワイトみたいな白色以外だと、濃い色にするのも汚れが目立ちにくくなっています。
また壁紙の汚れの目立ちにくさを考慮する一方で、抗菌機能や防カビ機能など、実際に汚れを抑制する機能を持つ壁紙への張替えも、是非ご検討してみてはいかがでしょうか。
トイレのクロスにおすすめのメーカー3選
トイレの壁紙の張り替えを検討している読者の方はいろいろなメーカーの壁紙があって悩む方も多いと思います。ここではトイレのクロスを張り替えるのにおすすめのメーカーをご紹介します。おすすめするメーカーとしては以下の3社です。
- サンゲツ
- リリカラ
- シンコール
リフォーム店によっては取り扱いのないメーカーもあるので注意が必要ですが、多くのリフォーム店で取り扱われるメーカーになるので安心です。
【おすすめ1】サンゲツ
トイレだけでなく、さまざまな部屋の壁紙で人気があるのが『サンゲツ』になります。壁紙のテレビCMでも見かけたことがあるのではないでしょうか。
サンゲツの特長としては、商品のラインナップが豊富なところ。トイレに合う白や淡い膨張色のピンクなどトイレの空間にゆとりを持たせる色合いが豊富です。また、抗菌・防カビ・撥水といった機能性壁紙も提供しています。
【おすすめ2】リリカラ
おしゃれな空間づくりがしたい読者へ薦めるなら『リリカラ』でしょう。北欧を彷彿とさせる花柄の壁紙や、大理石、空を連想させるデザインなど総勢100種類以上の壁紙クロスがラインナップされています。
防汚・消臭機能のある壁紙もあるので機能性としてもばっちり。洋風をイメージさせるようなおしゃれなトイレの空間を作りたい方にはぜひ一度検討してみてほしいメーカーです。
【おすすめ3】シンコール
トイレにワンポイント、アクセントクロスを入れたい方におすすめしたいのが『シンコール』です。
シンプルなデザインだけでなく、柄物や派手な色合いのクロスなどアクセントクロスにうってつけの壁紙を取り扱っています。
また、消臭・抗菌・水汚れに対応した防汚加工の商品をラインナップしているのでトイレで使う際に相性が良いメーカーでしょう。
トイレリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。
また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。
詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ