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2019年01月24日更新

監修記事

外壁塗装にガイナを使用するメリット・デメリットは?口コミや評判も紹介!

高機能な外壁塗装及び屋根用塗料として人気のガイナですが、どのような特徴の塗料で、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?ガイナの特徴と実際に施工された方の評価について調査しました。また、ガイナと他の塗料との比較についてもご紹介します。

ガイナとはどんな塗料?

ガイナは、株式会社日進産業が開発した塗料で、中空のセラミックビーズを塗料に添加することでさまざまな性能を発揮する高機能な塗料として人気です。

ガイナはロケットの先端部分、フェアリングの塗装による断熱技術を応用して作られた塗料で、高い断熱性と防音性、塗膜の強さを特徴としています。

また、耐久性も高く、耐火性、防露性も高レベルな塗料ですので、塗装によって建物内部の環境を改善したいという方に人気となっています。

比較的新しく外壁建材として脚光を浴びている素材で一般建材に比べ暦年実績は少なく、取り扱い業者も少ない状況ですが、注目度は高く検討に値する外壁材と言えるでしょう。

ガイナで塗装するメリット

ガイナは高い断熱性が特徴の塗料ですので、外壁塗装及び屋根の塗装に使用することで外気温の影響を抑え、夏場などの温度変化を抑えることができ、省エネを期待できるのが利点です。

また、臭いを抑える働きもあり、室内に施工すればより快適な暮らしを実現することができるでしょう。

その他にもほこりや花粉の飛散を抑えるというメリットもありますので、室内の空気に関するお悩みがある方におすすめの塗料です。

外壁塗装にガイナを使用するメリット・デメリットは?口コミや評判も紹介!

ガイナのデメリットとは

一番の欠点はコストが高いということです。

ガイナは外壁塗装に多く利用されているシリコン塗料に比べて約3割程度価格が高いため、外壁塗装で使用した場合、どうしても費用が高くなってしまいます。

ただ、長期間使用できますし、夏場などには室内の温度変化を抑えることで省エネ効果も期待できるため、光熱費などを考えると十分メリットはあるでしょう。

また、仕上がりについても場合によってはデメリットとなるかもしれません。

ガイナはつや有りの製品がなく、全てつや消し仕上げとなってしまいます。

シックな仕上がりが好みなら問題はありませんが、つやのある仕上げが良いという場合は他の塗料を検討した方が良いでしょう。

ガイナ塗料を使用する際の注意点

ガイナを使用する際に注意が必要なポイントがいくつかあります。

まず、ひとつめは汚れについてです。

ガイナの利点として、雨が当たることによって汚れを落とす親水性という性質があります。

この作用は水があたらないと効果が発揮されないため、雨が当たりにくい部分では性能を活かすことができません。

ホースなどで水をかければ親水性が発揮できますので、気になる場合はホースなどを使って水をかけると良いでしょう。

もうひとつの注意点は、納期が比較的長いという点です。

ガイナは使用期限が通常の塗料に比べて短く、製造後約3カ月しか保存することができないという欠点があります。

そのため、在庫としてリフォーム会社が持っていないことが多く、依頼後に製品を取り寄せなければいけません。

そのため、どうしても納品までしばらく時間がかかってしまい、白色なら約1週間、その他の色なら色ごとに調合の手間がかかるため、約2週間程度納期がかかってしまうこともあります。

専用の下塗り塗料がないことにも注意

日進産業は塗料メーカーでは無いため、ガイナ用の下塗り材というものはありません。

ですが、ガイナの下塗りとして使える製品については推奨品が紹介されていますので、施工の際にはリフォーム会社や職人さんに相談し、施工箇所にあったものを選んでもらうと良いでしょう。

ガイナを使用した場合の耐久性と塗り替え時期

ガイナは高い耐久性も特徴の1つで、塗り替えのタイミングも長めとなっています。

一般的な塗料の場合、寿命はウレタン塗料が約12年、シリコン塗料が約15年ですが、ガイナの耐用年数は約20年です。

耐用年数が長いため、定期的な塗り替えの回数が少なくなり、長い目で見た場合のコストを抑えることができるでしょう。

ガイナを使用した方の口コミと評判

実際にガイナを使用して塗装リフォームを行った方の口コミや施工例を調査しました。

断熱性については、建物の構造の問題もあるため、高い効果があったという方とあまり実感がないという方とで評価がやや分かれています。

高気密な建物での施工例では概ね評判が良いので、断熱リフォームと同時に塗布するとより効果的だと言えるでしょう。

防音についての口コミでは、外を通っている車の騒音が抑えられた、子供の通学時の声が聞こえにくくなったとの意見がありました。

また、屋根への施工例では、雨音で声が聞こえにくかったのが問題無く声が聞こえるようになったとの意見もあり、十分な防音効果が発揮されていることがわかります。

費用についてはやはり割高なのが欠点という評判が多かったのですが、性能的には満足されている方が多く、良いものだから高いのはしょうがないという意見が多くみられました。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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