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2020年08月27日更新
浴室の電気温水器の交換にかかる費用は?
長年使用している電気給湯器の調子が悪いと感じたことはありませんか?もしかしたらそろそろ電気給湯器の交換時期かもしれません。では、どのような症状が現れたら買い替えのタイミングなのでしょうか。電気温水器の交換費用や工期なども詳しくご紹介します。
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- 監修者下久保彰
目次
電気温水器の故障の前兆と買い替えるタイミング

電気温水器が故障する時は、前兆の症状が現れることがあります。下記のような症状が現れた場合、電気給湯器が故障している可能性があります。
・同じようなエラーが度々表示される
・浴室などでお湯が出にくくなる
・お湯にサビや異物などが混入している
・温度設定しているのにぬるく感じるまたは、熱く感じる
・貯湯タンクから水漏れしている
上記の症状が現れたら、買い替えるタイミングと言っていいでしょう。
その他にも、電気温水器の寿命は約15年と言われているため、ご使用の電気温水器が約15年経過している場合も買い替えのタイミングになります。
電気温水器が故障すると、急に浴室などでお湯が使えなくなってしまうため、完全に故障して動かなくなる前に計画的に交換リフォームをするといいでしょう。
電気温水器・エコジョーズ・ガス給湯器の違いは?
浴室などで使うお湯を沸かす機器には、ガス給湯器・エコジョーズ・電気温水器の3種類があります。それぞれ違いや特徴があるので、種類別に比べてみました。
電気温水器の特徴
電気温水器は、貯水タンクの中のヒーターでお湯を沸かします。電気のみでお湯を沸かすため、エコキュートより電気代が高くなる傾向にあります。
【タイプ】
・給湯専用(手動で給湯機能)
・フルオート(全自動機能)
・セミオート(自動でお湯張り、足し湯可能機能)
【初期費用(本体価格)】
電気温水器200L(マイコン型給湯専用タイプ):約20万円
【ひと月あたりの光熱費】
約3,000円~約4,000円
エコキュートの特徴
エコキュートは、エアコンにも使用されている「ヒートポンプ技術」を利用し、空気の熱でお湯を沸かします。
同じ電気温水器の仲間ですがエコキュートの場合、室外に設置されたファンによって外気の熱を利用するため、省エネルギーでお湯を沸かすことができます。初期費用は高めですが、ひと月の光熱費が低めなのが特徴です。
【タイプ】
・給湯専用(手動で給湯機能)
・フルオート(全自動機能)
・セミオート(自動でお湯張り、足し湯機能)
【初期費用(本体価格)】
エコキュート200L(エコオート):約25万円~約30万円
【ひと月あたりの光熱費】
約1,000円/月
ガス給湯器の特徴

ガス給湯器は、ガスを使用して水を沸かしお湯を作ります。電気温水器やエコキュートは電気を使用しますが、ガス給湯器は主にガスを使用します。ガスを再利用してお湯を沸かすことができるエコジョーズもガス給湯器です。
【タイプ】
・音声ナビタイプ
・高温水供給タイプ
【初期費用(本体価格)】
エコジョーズ(追い炊き機能付):約10万円~約20万円
【ひと月あたりの光熱費】
約5,000円/月
電気温水器を交換するときの工期や費用は?
電気温水器を交換すると決まったら、次に気になるのは交換にかかる費用と工期ではないでしょうか。電気温水器を交換して浴室が使用できるようになるまで、どれくらいかかるのか見ていきましょう。
電気温水器を交換するときの工期
電気温水器を交換する工事は、1日で終わります。当日の夜からお風呂に入ることも可能です。エコキュートも同様になります。
電気温水器を交換するときの費用と工事内容
次に、電気温水器を交換するときの費用と工事内容を見ていきましょう。工事内容は既存の機器がガスなのか電気なのかによって変わることがあります。
今回は、ガス給湯器からエコキュートへ交換する場合と、電気温水器から新しい電気温水器に交換する場合をご紹介します。
ガス給湯器からエコキュートに交換する場合
ガス給湯器からエコキュートに交換する場合、以下の内容で工事が行われます。
【ガス給湯器取り替え工事内容】
1:既存のガス給湯器の撤去
2:エコキュートを設置するために、コンクリートの基礎土台を作成
3:配管工事(給水・給油配管と循環追い炊き用配管は既存の配管を利用、浴槽内に追い炊き用循環口を新設)
4:エコキュート本体据付工事、配管接続
5:電気工事
【ガス給湯器からエコキュートに交換する費用】
・本体価格、工事費(上記の工事内容)込:約33万円~約42万円
電気温水器が故障して新しい電気温水器に交換する場合
既存の電気温水器から新しい電気温水器に交換する場合、以下の内容で工事が行われます。
【電気温水器取り替え工事内容】
1:既存の電気温水器の撤去
2:配管工事(給湯専用からフルオートなどに変える場合は、フルオート用の配管工事が必要です。)
3:新しい電気温水器の設置工事
4:既存品処分作業
【電気温水器取り替え費用】
・本体価格:約9万円~約25万円
・工事費(配管工事費、既存品撤去など含む):約7万円~約10万円
マンションで電気温水器を交換するときのポイント
マンションで使用されている電気温水器は、戸建てで使用されているものよりコンパクトになっていて室内に設置できるサイズになっています。
そのため、マンションの電気温水器の買い替えや交換をする場合、新しく設置する電気温水器が室内に設置できるかどうか、サイズを確認することがポイントになります。
電気温水器にはマンションタイプがあるので、リフォームをするときはマンションタイプから選ぶようにしましょう。
電気温水器でDIYは可能?
電気温水器の設置は、一般的に複雑な工事が伴います。仮にDIYで配管工事はできても、電気工事をしなければならいため危険が多く、大型の電気温水器を設置するには専門の資格が必要になります。
また、きちんと配管工事ができていないとお湯が逆流して危険が伴うこともあるので、電気温水器の交換リフォームは施工会社に依頼するようにしましょう。
電気給湯器やガス給湯器などのカタログ価格(メーカー希望価格)は参考になりません。他の設備関係の機器本体価格と同様に、工事店には半額以下で納品されていることは知っておいて損はありません。
ただ、だからと言って機材は支給するから工事だけ注文する様なことは止めましょう。責任の所在が不明瞭になりトラブルの元になります。
お風呂・浴室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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