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2018年10月09日更新
人工大理石の浴槽とは?メリットとデメリットを解説します
お風呂の浴槽には、人工大理石やFRP、ステンレスなどの素材が使用されます。お風呂に気持ちよく入れるよう、自分に合った素材の浴槽を選ぶことが大切です。それぞれの利点と欠点を確認しておきましょう。今回は、人工大理石の浴槽のメリットとデメリットを解説します。
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- 監修者樋田明夫
人工大理石とは
人工大理石は、天然の大理石を似せて作られた物質です。
天然大理石は石で構成されていますが、人工大理石はポリエステルやアクリルなどを主成分としています。
浴槽の他に、洗面台やキッチンの作業台にも用いられます。

人工大理石の浴槽にリフォームするメリット
アクリル、ポリエステルを問わず、人工大理石は天然大理石と同じように温かみを感じることができる質感です。
また、カラーやデザインのバリエーションが豊富であるため、お風呂の内装に合わせて選ぶことができます。
耐久性に優れており、長く使うことができるのも利点の一つです。
更に、表面が滑らかであるため、汚れを落としやすいというメリットもあります。
アクリル系の人工大理石のお風呂のメリット
アクリル系の人工大理石の特徴は、光沢や透明感があることです。
また、ポリエステル系の人工大理石と比べて、耐久性や耐熱性に優れています。
更に、汚れが内部に染み込みにくいため、黒ずみや黄ばみなどが生じにくいという特徴もあります。
これは、人工大理石の内部にアクリルなどの成分が均一に詰まっており、気泡などの穴が空いていないためです。
ポリエステル系の人工大理石の浴槽のメリット
ポリエステル系の人工大理石の利点は、アクリル系のものと比べて安価なことです。
複数の素材を配合したり重ねたりして機能性や美観性を高めたものもあります。
メーカーによって浴槽の特徴が異なるので、それぞれのメリットとデメリットを見比べつつ、リフォームの予算に合わせて選びましょう。
人工大理石の浴槽にリフォームするデメリット

人工大理石は樹脂が主成分であるため、天然大理石の特徴である高級感を再現することはできず、無機質なイメージなものが多いです。
また、人工大理石の浴槽を作る際には型が必要であるため、特注品を作ることが困難です。
他にも、次のようなデメリットがあります。
人工大理石は耐久性が低く傷つきやすい
天然大理石よりも人工大理石の方が耐久性が低く、傷つきやすいという欠点があります。
塗料を剥がす性質を持つ塩化メチレンなどを含む洗剤を使用すると、表面が侵食されてしまいます。
また、研磨剤が含まれたクリームクレンザーやナイロンタワシを使用すると、風合いが変化することがあります。
人工大理石は可燃性
樹脂は可燃物であり、燃えると一酸化炭素などの有毒ガスが発生します。
自然鎮火しますが、燃やさないよう注意が必要です。
ポリエステル系の人工大理石のデメリット
ポリエステル系の人工大理石の欠点は、熱や紫外線に弱いことです。
そのため、室外で使用するのには向いていません。これらの欠点は浴槽においては当てはまりません。
ポリエステル系の人工大理石の浴槽のデメリットは、黄ばみや反りが生じやすいということです。
長年使用していると、内部にまで汚れが浸透して黄ばみを生じさせます。そのため、定期的な手入れが必要です。
リフォームの際には、使用感だけではなく手入れについても確認したうえで、どの素材の浴槽にするのかを決めることが大切です。
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この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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