2024年07月26日更新

監修記事

マンションのお風呂リフォームの費用相場は?注意点や失敗事例も紹介

戸建て住宅と同様に、マンションのお風呂も経年劣化でリフォーム・メンテナンスが必要です。
そこで今回は、マンションのお風呂の寿命や、リフォームする際の費用相場などをまとめました。
マンションのお風呂リフォーム特有の注意点や、失敗例なども紹介するのでぜひチェックしてください。

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マンションのお風呂リフォームの費用相場と工期

マンションの浴室リフォームにおける費用相場は、50万~250万円です。工期は、3~10日です。

工事内容費用相場の目安工期の目安
在来工法 → ユニットバス70~150万円6~8日
在来工法 → 在来工法150~250万円7~10日
ユニットバスの交換50~150万円3~5日

この記事ではリフォーム費用の相場、リフォームの工期について詳しく解説していきます。

在来工法からユニットバスへの工事

在来工法の浴室からユニットバスへ変更する工事の費用相場は、70~150万円程度です。

在来工法で仕上げられている浴室は、タイルやコンクリートを解体する必要があるため、一般的なユニットバスの交換よりも手間がかかる傾向にあります。

コンクリート解体や下地の状況によって変動しますが、一般的な作業の工期は6~8日程度は必要でしょう。

在来工法から在来工法への工事

在来工法の浴室から在来工法の浴室へリフォームする場合の費用相場は、150~250万円程度です。

在来工法の浴室は解体に手間がかかりますが、仕上げを在来工法にすることでより自由度の高い浴室を実現できます。

ただし、浴室リフォームの中では最も手間がかかる方法なので、費用が高額になりやすいほか、工期も最低7~10日ほど必要になるでしょう。

ユニットバスの交換

ユニットバスの交換リフォームを行う場合の費用相場は、50~150万円程度です。

在来工法の浴室とはちがってユニットバスはパネル構造となっているため、解体や組立がしやすいというメリットがあります。

そのため、リフォームに必要な工期も比較的短く、おおよそ3~5日程度で仕上げられます。

その他、お風呂リフォーム全般の費用相場については、シミュレーションで簡単に確認できます

マンションのお風呂リフォームで費用相場が変動するポイント

マンションのお風呂リフォームにおける費用相場は、以下2つのポイントで変動します。

  1. ユニットバス本体のグレード
  2. 追加オプション

ここからは、お風呂をリフォームする際に費用が変動しやすいポイントについて紹介しますので、ぜひリフォーム予算を設定する際の参考にしてください。

【ポイント1】ユニットバス本体のグレード

マンションのお風呂リフォームで費用変動するポイントのひとつめは、ユニットバス本体のグレードです。

グレード別の費用相場の目安は、以下のとおりです。

ユニットバス本体のグレード
ロー
50~80万円
ミドル
70~100万円
ハイ
90~200万円

このようにユニットバス本体は、50~200万円と幅広い価格帯となっています。

グレードによって大きく価格が変動するため、リフォームの目的や予算に合ったグレードを選びましょう。

【ポイント2】追加オプション

マンションのお風呂リフォームで費用変動するポイントのふたつめは、追加オプションの有無です。

ユニットバスで選択できる追加オプションの一例は、以下のとおりです。

追加オプション
手すり
1~3万円 / 本(下地補強なしの場合)
オーディオ
5~20万円
床暖房
10~15万円
浴室テレビ
5~30万円
浴室暖房乾燥機
3~40万円
ジェットバス
15~30万円
追い焚き機能(給湯器交換)
20~50万円

各メーカーでユニットバスの追加オプションが用意されているため、リフォーム予算に合ったものを選びましょう。

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ユニットバスの寿命はどれくらい?マンションお風呂リフォームの目安

マンションのユニットバスは、設置から15年前後が交換時期の目安と言われています。

浴室は家の中で最も湿気や汚れがたまりやすく、また細かい箇所まで掃除が難しいという特徴があります。

そのため、キッチンや洗面台、トイレなどその他の水回りと比べても、リフォーム・メンテナンスの必要性が高い場所と言えるでしょう。

  • カビ臭い
  • ドアパッキンの劣化
  • 以前に比べてお風呂が寒く感じる

入浴時にこのような変化に気づいた場合には、早めに浴室のリフォームを検討した方がよいかもしれません。

マンションのお風呂リフォームにおける注意点

マンションの浴室リフォームには、いくつかの点に注意しなければなりません。

実際にリフォームを検討する際に、抱えている心配事を払拭できると思います。

【注意点1】ユニットバスの仕様

ユニットバスは、メーカーによって若干サイズが異なります。

マンション向けのユニットバスというのは、戸建てよりも細かくサイズが分類されています。

そのため、ユニットバスのリフォームを検討する際には、設置可能なサイズを入念に調査することが重要です。

【注意点2】予算

マンションのお風呂リフォームを検討する際は、あらかじめリフォーム予算を決めておきましょう。

メーカによっても異なりますが、ユニットバスは以下のグレードに分けられます。

  • ローグレード
  • ミドルグレード
  • ハイグレード

これらのグレードごとよって価格が大きく異なるので、リフォームの目的にあったグレード選びが欠かせません。

【注意点3】マンション管理規約

マンションによっては、リフォーム工事の内容を制限している場合もあります。

例えば、マンションによってはユニットバスの入れ替え自体を禁止している場合もあります。

ほかにも、浴室の移動に制限をかけている場合もあるため、知らずにリフォームしてしまうと大きなトラブルにつながりかねません。

このようなトラブルを避けるためにも、リフォームの打ち合わせ段階からマンションの管理規約を確認しましょう。

【注意点4】管理組合との協議

マンションでリフォームを行う時は、自分たちが住んでいる専有部分のみの工事でも、管理組合や管理会社に工事を実施して良いかお伺いを立てなければなりません。

特に、お風呂の場所を移動するために壁や配管に手を加えるといった、既存の設備に大きく手を加えるような工事を行う場合は、必ず管理会社と工事内容について協議しましょう。

【注意点5】見積価格

マンションのお風呂リフォームでは、業者から提示された見積金額が異常に安いという場合があります。

リフォーム費用が異常に安い場合は、工期が伸びたり、専門業者による施工がされない可能性があり、大きなトラブルになってしまうかもしれません。

また、補償内容や保証期間が曖昧で対応してもらえない場合もあるので、念のため注意が必要です。

【注意点6】近隣住民

たくさんの人が同じ敷地内で生活しているマンションでは、リフォームを行う際はほかの入居者に迷惑がかからないよう配慮しなければなりません。

例えば、壁や既存の浴室を解体する時に騒音が発生したり、資材を搬入するためにエレベーターや階段などを使用しなければならないタイミングもあります。

あるいは、居住者の共用駐車場に工事用トラックが一時的に停車したり、作業員が敷地内を出入りしたりすることについて、不安を感じる住民もいるかもしれません。

また、工事のタイミング次第では一時的に建物全体が断水することもありますので、工事内容や工事による騒音等は、必ず周辺住民に周知しておく必要があります。

【注意点7】追い焚き機能の後付け

スイッチを押すだけで冷めた湯船を簡単に温かくできる「追い焚き」は、非常に人気の高い機能のひとつです。

ただし、この追い焚き機能を後付けする際には、以下の工事が必須となります。

  • 給湯器の交換
  • 配管のやり直し工事

追い焚き機能の後付けは単独の工事は実現できず、最低でも給湯器の交換が必要。

また、別途配管経路を確保しなければならないため、工事予算も含めて追い焚き機能の有無については検討してみましょう。

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マンションのお風呂サイズは?浴室を広げるリフォームのやり方も紹介

マンションの浴室を広げたいと思った場合、どのような方法があるのでしょうか?詳しくご紹介します。

マンションのユニットバスのサイズ

ユニットバスのサイズを確認することも重要です。

ユニットバスには、メーカー共通の「1216」「1418」などの規格サイズ表記があります。

これは、浴室の壁の「奥行」と「幅」を組み合わせた表記であり、一覧表にまとめて紹介します。

坪数 サイズ 浴室内寸法
0.75坪 1014 100cm×140cm
1116 110cm×160cm
1216 120cm×160cm
1217 120cm×170cm
1317 130cm×170cm
1418 140cm×180cm
1.0坪 1616 160cm×160cm
1717 170cm×170cm
1.25坪 1618 160cm×180cm
1620 160cm×200cm
1621 160cm×210cm
1.5坪 1624 160cm×180cm
1717 160cm×240cm

マンションのお風呂を広げるリフォームのやり方

ユニットバスのサイズを変える

ユニットバスには規格があります。

既存の設置条件次第ではサイズを拡張することも可能です。

マンション用の規格としては、以下の3つが一般的なサイズです。

  • 1014(1,000×1,400mm)
  • 1418(1,400×1,800mm)
  • 1620(1,600×2,000mm)

古いマンションでは設置当時に適切なサイズがなかったため、浴室自体の大きさに比べて狭いユニットバスを設置しているケースがあります。

この場合は、大きめのユニットバスに交換することで、浴室を広くできます。

浴槽の形を変える

浴槽の形を変えることで浴室を広く感じさせることも可能です。

例えば、浴槽には以下のような形状があります。

  • ストレート浴槽
  • コーナー浴槽
  • 斜め浴槽
  • 卵型浴槽
  • アーチ型浴槽
  • ワイド浴槽

形状によってもサイズ感が異なるため、浴室全体を広さも考慮したすることが重要です。

各メーカーでさまざまなタイプの浴槽がラインナップされているため、リフォーム業者と相談した上で検討を進めましょう。

>>浴槽の種類や交換費用はこちら

ハーフユニットバスに変える

浴室の大きさを変えるには、ユニットバスと在来工法の良さを組み合わせた「ハーフユニットバス」を利用するという方法もあります。

床から浴室の下半分は工場で組み立てたユニットバス、壁と天井の上部分は現場で仕上げる在来工法で作られる浴室です。

ハーフユニットバスはユニットバスよりも自由にデザインできることが特徴です。

このため、ハーフユニットバスにすることでより好みのデザインや広さに近い浴室にリフォームすることができるでしょう。

しかし、工場で組み立てる下半分は、多くの場合ユニットバス同様に規格が決まっているため、在来工法よりは制限があります。

また、ユニットバスに比べて費用がかさむ点もデメリットです。

間取りを変える

浴室に隣接する洗面所や収納スペースなどを削ることで、浴室スペースを大きくするという方法もあります。

ただし、マンションでは耐震構造上の理由などで間仕切り壁の位置変更が困難な場合や、給湯設備の移動ができない場合もあります。

なお、最新のユニットバスは、同じ規格でも広めにリフォームできるタイプのものもあります。

このタイプでは、ユニットバスが設置されているスペース自体は変えずに、配管スペースの工夫などにより規格の範囲内で浴室を広げることが可能です。

マンションの浴室リフォーム費用を抑える方法

マンションの浴室をリフォームする時に、リフォーム費用を安く抑えたいと考えるのは当然のことです。

マンションの浴室リフォームの費用を安く抑える方法をご紹介します。

【方法1】実績のある業者に依頼する

お風呂リフォームの施工実績が豊富な業者に依頼することで、費用を節約できる傾向にあります。

経験豊富な業者は施工件数も多いため、施工の体勢や仕入れルートも確立されており、工事費用も安価に設定されていることが多いです。

一方で、経験の浅い施工業者の場合、仕入れや施工体制も確立されていないことから工事費用も高く設定されている傾向にあります。

そのため、リフォーム費用を節約するのであれば、経験豊富な工事業者に依頼することが重要です。

【方法2】相見積もりで比較する

1社だけの見積もりではなく、複数の業者から相見積もりを取得して、各社の見積もりに記載されている内容と金額を比較してみましょう。

相見積もりを活用することで、費用の相場より提示された見積もりの金額が高いか安いかが分かるようになります。

全国1000社以上の業者から無料で簡単に相見積もりを取得できる、ハピすむを活用するのもおすすめです。

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見積書の中で確認すべき項目

見積書には工事費用、商品の価格、打ち合わせで取り決めた内容等が記載されます。
事前に聞いていた内容と見積書に記載されている内容が異なる場合は、必ず契約前に業者へ確認しましょう。
また、依頼する工事に関して見積書に記載されている内容以外にも請求が発生しないかどうかについても確認しておくと安心です。

【方法3】予算をオーバーを相談してみる

見積金額が予算を大幅に超えていた場合、素直に業者へ予算がオーバーしていることを相談してみるのもおすすめです。

場合によっては、工事代金の値引きや、施工可能なユニットバスの提案をされる可能性があります。

必ずしもうまくいくとは言い切れませんが、試してみるメリットはあると思います。

【方法4】内容変更を抑える

リフォーム内容の変更をできるだけ抑えるのも、費用を安くするためには重要なポイントです。

そして、リフォーム内容の頻繁な変更は、施工の遅れにつながりやすいということも念頭におく必要があるでしょう。

リフォーム内容を変更することによって、工期が延びてしまい、使用する材料も変更しなければならないため、頻繁に変更するようなことはできるだけ避けましょう。

業者への印象も悪くなりますし、何も良いことはありません。

【方法5】商品選定を工夫する

マンションの浴室リフォーム費用を抑えるためには、商品選定を工夫しましょう。

例えば、ハイグレードな商品からミドルグレードの商品に変更するだけでも、費用を大幅に節約できます。

また、時期やタイミングによっては旧モデルの商品が安価で販売されるようなケースもあります。

そのため、予算もきちんと考慮した商品選定をするように工夫しましょう。

【方法6】商品の急な仕様変更・キャンセルをしない

リフォームの打ち合わせを進めるうえで、商品の急な仕様変更やキャンセルをしないということも、無駄な費用をかけないためには重要なポイントです。

例えば、業者側で工事や材料の手配を行った後に仕様変更を行った場合、別途材料のキャンセル料が発生するようなこともあります。

また、工事計画も変更されることで追加工事が発生することもあるでしょう。

このように本来必要のない費用を発生させないためにも、商品の急な仕様変更・キャンセルをしないように注意しましょう。

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マンションのお風呂リフォームで活用できる補助金制度

リフォームにかける費用をできる限りおさえたい場合は、補助金制度を活用するのがおすすめです。

リフォームの補助金・助成金制度には、以下のようなものがあります。

  • 介護保険の補助金制度
  • 自治体のリフォーム支援制度
  • 子育てエコホーム支援事業
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業

マンションの浴室リフォームの場合、省エネ化やバリアフリー化といった条件を満たすと、さまざまな補助金や減税制度を利用することが可能になります。

>>【2024年】リフォームの補助金・助成金制度を一覧にして、国や自治体ごとに解説!

介護保険の補助金制度

リフォーム予定の住宅に、要支援もしくは要介護の認定を受けている家族がいる場合には、介護保険から最大20万円の補助金を受け取ることができます。

参照元:介護保険における福祉用具、住宅改修(厚生労働省)

対象となるリフォーム内容は手すりの取り付け、段差の解消、滑りにくい床材への変更などで、これらのリフォームに付帯して必要となる壁の下地補強や給排水設備工事なども含まれます。

介護保険を利用したリフォームには、必ず事前申請が必要になるため、担当のケアマネージャーなどに相談してみるのがよいでしょう。

自治体のリフォーム支援制度

各自治体では、リフォームに関する補助金や融資などさまざまな支援制度が設けられています。

支援内容や対象条件は自治体により異なりますので、お住まいの自治体の制度を確認してみてください。

自治体によっては、都道府県内または市町村内の施工業者を起用してリフォームを行うことを、補助金適用の条件にしているところもあります。

子育てエコホーム支援事業

子育て世帯・若者夫婦世帯に該当する場合は、政府が実施している支援事業「子育てエコホーム支援事業」を利用できます。

たとえば、

  • 住宅の省エネ改修
  • 子育て対応改修

など、さまざまなリフォーム工事で利用できるのが特徴です。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、メンテナンスによって住宅の長寿命化などに取り組む際に支援を行う補助事業です。

要件を満たすことで、キッチンや浴室、トイレなどの増設リフォームにも利用できます。

マンションのお風呂リフォームでよくある失敗例

ここではマンションのお風呂リフォームでの失敗事例についてご紹介します。

以下の失敗事例を参考にして、リフォームの失敗を予防しましょう。

【失敗例1】浴室の場所を理想の場所に移動できなかった

給排水管が配置されている場所や、マンションの利用規約の内容により、浴室の移動ができない場合があります。

移動できたとしても、浴室と床下の排水口との距離が長くなることで水が流れにくくなり、排水ができないなどのトラブルにもなりかねません。

リフォームする際には、あらかじめマンションの図面やマンションの管理規約を必ず確認しておきましょう。

【失敗例2】浴室が狭くユニットバスが設置できない

浴室の面積が狭い場合、ユニットバスが設置できない場合があります。

この理由としては、マンションの構造上の問題とマンションの管理規約の内容により、施工の自由度が低いことが挙げられます。

いかなる理由であっても、マンションの構造体はリフォームできないので注意しましょう。

【失敗例3】管理規約の確認や管理組合への申請をしていなかった

マンションの管理規約に関しては、きちんと手続きをしなければ後々契約トラブルにもなりかねません。

管理規約は、マンションの入居者が守らなければならないルールです。

その内容には、リフォームに関する事項も記載されています。

そして、リフォームを行う旨を管理会社などに事前に申請をしておくことも必要です。

申請することを怠ったために、最悪のケースとして近隣住民の賛同が得られず工事ができないこともあります。

管理規約の確認と管理組合への申請は必ずしておきましょう。

【失敗例4】工事中に追加費用が発生した

浴室のリフォーム中に、追加費用が発生した事例もあります。

たとえば工事中に壁面内部の柱が腐食していた場合には、別途補修・補強が避けられないため追加費用が発生します。

壁の内部の不良であるため工事をして初めて発覚することなのですが、工事の前に業者と綿密に打ち合わせておくことで、追加費用がかかる場合とそうではない場合にはどういう事項があるのか把握しておきましょう。

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マンションのお風呂リフォームの施工事例【費用別】

マンションのおける浴室リフォーム工事の価格帯別の施工事例をご紹介します。

100万円以下の施工事例

賃貸物件のユニットバスをリフォーム(BW1116:LIXIL)

出典:みやこリフォーム
施工費用 68万4,000円(税込)
工期 6日
建物 マンション
リフォーム内容
  • リクシルのユニットバス「BW」1116サイズへのお風呂リフォーム
  • 浴室横に洗面台を増設
  • 洗面台は薄型のリクシル「リフラ」間口60㎝に新しく交換

リクシルのユニットバス「BW」は、リーズナブルな価格設定であるため賃貸マンションで多く導入されています。

シャワーや水栓部分を樹脂製のものに変えることで、リフォーム費用をさらに抑えることができます。

オプションでオーソドックスなアクセントパネルを設置し、多くの人の目に留まるような仕様にしました。

予算100万円以内でのマンション浴室リフォーム(リノビオV:LIXIL)

出典:みやこリフォーム
施工費用 105万7,000円(税込)
工期 6日
建物 マンション
リフォーム内容
  • リクシル「リノビオV」へのユニットバス交換
  • パナソニック「Mライン」への洗面台交換
  • 洗面所のクロス・クッションフロア張替え

ユニットバスと洗面所のリフォームを予算100万円程度に抑えた事例です。

ユニットバスは機能性とデザイン性を兼ね備えたリクシル「リノビオV」を導入し、リーズナブルなパナソニックのMラインを選ぶことでリフォーム費用を抑えています。

ユニットバスと洗面台のリフォームを100万円で施工

出典:みやこリフォーム
施工費用 110万円(税込)
工期 6日
建物 マンション
リフォーム内容
  • 新規ユニットバスのリクシル「リノビオ」に交換
  • 追い炊きアダプターの設置
  • 既設浴室暖房乾燥機撤去
  • 洗面台交換
  • 洗濯機パン交換
  • 洗面所クロス・床張り替え
  • 既設設備撤去・解体・廃材処分

30年経過したユニットバスのお風呂をリクシルの「リノビオ」に新しく交換しました。

浴槽サイズが同じでありながら、湯船にゆったりと入れるようになっています。

さらに掃除がしやすく、お手入れも楽になったようです。

洗面台も収納性が高く、掃除がしやすいタイプに交換した後、洗面所のクロスと床も張り直しています。

150万円前後の施工事例

少し大きめな1620のユニットバスにリフォーム(サザナ:TOTO)

出典:みやこリフォーム
施工費用 145万2,000円(税込)
工期 6日
建物 マンション
リフォーム内容
  • TOTOサザナ
  • TOTOサクア
  • ノーリツカワック
  • 解体・撤去・廃材処分

中古で購入したマンションのお風呂と洗面所をリフォームした事例になります。

普通サイズより少し大きい1620サイズの浴槽は、ゆったり入れる広さになりました。

浴槽を人造大理石にグレードアップしたことで、質感や見た目も高級感が出ています。

設置してから20年が経過している浴室暖房乾燥機も、今後故障する可能性も考慮して新しく交換しました。

今まで使っていた洗面所のサイズが大きかったため、ひと回り小さくして周りのスペースが取れるようになり、空いたスペースが自由に使えています。

デッドスペースを活用し浴室を広々した空間に(マンションリモデルWY:TOTO)

出典:みやこリフォーム
施工費用 147万2,000円(税込)
工期 6日
建物 マンション
リフォーム内容
  • TOTOマンションリモデルWY
  • 浴室暖房乾燥機を新しく設置
  • 脱衣所のクロスを張り替え

TOTOの「マンションリモデルバスルーム」にリフォームした事例です。

ユニットバスの壁内にあったデッドスペースを極力減らすことができたため、浴室を広げずにゆとりを感じられるようになりました。

浴室の床と浴槽をボタン一つで洗浄してくれるようになり、浴槽がキレイなままで長持ちしているそうです。

お風呂の広さを拡張したリフォーム(リモデル:TOTO)

出典:フレッシュハウス
施工費用 100万円〜300万円
工期 1週間
建物 マンション
リフォーム内容 浴室のサイズアップ

TOTOの「リモデルバスルーム」により、浴室のサイズを従来の1216サイズから1317サイズにしたことでゆったりとした浴槽になりました。

マンションのお風呂リフォームはどこに頼む?

リフォーム会社の中には、リフォーム専門店以外にも、さまざまな業種のリフォーム部門があります。

ハウスメーカー

基本的に新築をメインにしている場所が多いですが、昨今ではリフォーム部門を設けている会社も多くなってきました。

また、会社のブランドイメージが確立している点もメリットといえるでしょう。

また会社自体に設計士やリフォームデザイナーが存在するため、建て替えや大規模なリフォームを得意としている会社が多いこともメリットです。

一方、会社規模が大きく人件費や広告費などの一般管理費も余分にかかることや、実際のリフォーム工事は工務店などに外注することも多く、費用が高めになりやすいことがデメリットです。

リフォーム専門店

リフォーム専門店はリフォームやリノベーションを専門に工事を行っている施工業者です。

大手ハウスメーカーほど知名度はありませんが、独自の特徴を持っている会社もあります。

水回り設備の交換などの小規模なリフォームから、増改築などの大規模なリフォームまで対応できることがメリットです。

一方、内装のみ、外壁・屋根のリフォームのみなど、請け負うリフォーム内容が特化している会社が多いことに注意が必要です。

工務店や設計事務所

工務店は、自社で案件を受注するだけでなく、大手ハウスメーカーなどからの仕事を請け負い、実際の工事を担当していることが多いのが特徴だと言えます。

そのため、技術力が高い業者が多いことがメリットです。

また設計事務所は、リノベーションなどの大規模なリフォームを得意な会社が多いです。

耐震や断熱、バリアフリー化などに詳しい会社も多いと言えます。

設計費用はかかりますが、高いデザイン性や独自性にこだわりたい場合には、施工業者とは違う立場で設計をしてもらえます。

建築ではない他業種のリフォーム部門

昨今では、以下のようにさまざまな業種でリフォーム部門が設立されています。

  • ホームセンター
  • 家電量販店
  • 電気会社
  • 水道会社
  • ガス会社
  • 設備メーカー

ただし、業者によっては対応できるリフォーム範囲を限定しているようなこともあるので、ユニットバスリフォームにも対応しているかどうかはチェックしましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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