目次
浴槽の交換サインと判断基準とは?
浴槽のひび割れは、交換を検討するサインの一つです。
ひび割れが大きい場合や複数のひび割れがある場合は補修で直しきれない可能性があるため、交換を検討するべきです。
また、ひび割れから水漏れが発生している場合も早急な交換が求められます。
ひび割れ以外にも、浴槽の変色やザラつき・コーティングのはがれなども交換サインです。
これらの劣化は浴槽の強度や耐久性を低下させるため、放置すべきではありません。もしも気になる破損を見つけた場合には、専門のリフォーム業者に無料の現地調査で確認してもらいましょう。
割れた浴槽修理の対処方法は?
割れた浴槽を放置すれば、ひび割れが拡大し水漏れなどのトラブルを引き起こす原因になります。
ひび割れ補修の方法は、主に2つあります。
- 自分でDIY補修する
- リフォーム業者に修理や浴槽交換を依頼する
DIYは費用を抑えられる反面、耐久性や仕上がりに不安が残ります。
一方、業者への依頼は費用がかかりますが、確実で美しい仕上がりが期待できます。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、最適な方法を選びましょう。
修理方法①:DIYで補修する
浴槽の小さなひび割れであれば、自分で修理することも可能です。
DIYでの補修にかかるのは材料費のみで、業者に依頼するよりは安く済みます。
ただし、補修後の耐久性や見栄えは専門業者に及ばないことが多いです。
また、大きなひび割れや複数のひび割れがある場合は、DIYでの補修は難しいのでリフォーム業者へ修理を依頼しましょう。
修理方法②:リフォーム業者へ修理依頼する
リフォーム業者や工務店などに浴槽のひび割れ補修を相談すると、ひび割れの程度によって適切な修理方法を提案してくれます。
業者による修理は、アルミパテやFRP樹脂などを使用して、ひび割れ部分を埋める方法が一般的です。
専門の技術と材料を使うため、DIYよりも耐久性が高く、仕上がりも美しいです。
ただし、業者への依頼は材料費と人件費がかかるため、DIYよりも費用が高くなります。
とはいえ、大きくひび割れていたり完全に穴が空いていたりする場合は、DIYでの修理が困難なためリフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。
相見積もりをとって、費用と修理内容を比較検討するのがおすすめです。
修理方法③:リフォーム業者へ浴槽交換を依頼する
浴槽のひび割れが大きい場合や複数のひび割れがある場合は、浴槽本体の劣化が進んでいるため浴槽の交換を検討しましょう。
リフォーム業者に依頼すれば、新しい浴槽に交換できます。
交換する浴槽の種類や価格帯はさまざまです。
浴槽交換の費用は修理よりも高額ですが、浴槽の劣化が進んでいる場合は補修よりも新品の浴槽への交換がおすすめです。
また、浴室の種類によっては浴槽のみの交換ができないケースもあるため、浴槽交換の可否をリフォーム業者に確認してみてください。
そして、浴槽の交換が必要な場合は、浴室のリフォーム目安時期が近い可能性があります。
これからも長く住み続けるご予定であれば、浴槽交換をきっかけに浴室全体のリフォームを検討してみてください。
浴槽の割れた部分を補修する場合の費用の目安
浴槽のひび割れを補修する費用相場は、5千円~30万円です。
補修方法によって、かかる費用は大きく異なります。
ここでは、代表的な補修方法の費用について、それぞれ解説します。
補修内容 | 費用 |
DIY補修 | 5千円〜1万円 |
アルミパテ補修 | 7万円〜14万円 |
ライニング補修 | 10万円〜20万円 |
浴槽交換 | 20万円〜30万円 |
ひび割れの程度や予算に合わせて、最適な補修方法を選びましょう。
また、同じ補修内容であっても金額が異なることはあります。
相見積もりをとって比較検討することも大切です。
DIY補修にかかる費用
浴槽のひび割れをDIYで補修する場合、材料費のみで済むため、費用を抑えられます。
必要な材料は、補修剤やコーキング剤・ヤスリ・ヘラなどです。
これらの材料は、ホームセンターやインターネットで購入できます。
補修剤の価格は千円程度が相場です。
コーキング剤やヤスリ、ヘラなどの道具も合わせると、全体で5千円〜1万円程度の費用になります。
ただし、DIYでの補修は、材料費は安く済む反面、仕上がりや耐久性に不安が残ります。
また、慣れない作業に時間と手間がかかるのも欠点です。
アルミパテ補修にかかる費用
アルミパテを使った補修は、プロの技術が必要なため、業者への依頼が一般的です。
アルミパテ補修の費用は、ひび割れの大きさや本数・業者により異なりますが、7万円〜14万円が相場です。
複数のひび割れがある場合は、その分費用が増えます。
アルミパテ補修はDIYよりも耐久性が高く仕上がりも美しいですが、DIYより費用がかかります。
また、アルミパテ補修は浅いひび割れに適しており、深いひび割れには向きません。
ライニング補修にかかる費用
ライニング補修は、浴槽全体に特殊な樹脂を塗装する補修方法で、ひび割れの深さや大きさに関わらず補修できるのが特徴です。
ライニング補修の費用は、浴槽のサイズや業者により異なりますが、10万円〜20万円が相場です。
アルミパテ補修よりも高価になりますが、高い耐久性で美しく仕上がります。
また、浴槽全体を補修するため、複数のひび割れでもまとめて補修できるのがメリットです。
浴槽の交換にかかる費用
浴槽のひび割れが大きい場合や、複数のひび割れがある場合は、浴槽の交換を検討しましょう。
浴槽交換の費用は浴槽の種類や大きさ・施工業者により大きく異なります。
浴槽の材質 | 浴槽交換費用 |
FRP(繊維強化プラスチック) | 30万〜35万円 |
人造大理石 | 30万〜100万円 |
ホーロー | 30万〜130万円 |
ステンレス | 約30万円 |
アクリル | 30万〜40万円 |
一般的な浴槽の交換費用は、20万円〜30万円が相場です。
さらに、浴室・ユニットバスのリフォームを行う場合は100万円以上かかることもあります。
※これらの費用はあくまで目安であり、この金額での工事を保証するものではありませんのでご了承ください。
浴槽交換は補修よりも高額になりますが、これからも長く住み続ける予定であればおすすめです。
浴槽の交換については以下の記事で詳しく解説しています。
>>浴槽を交換したい!気になる費用は?ユニットバスごと交換のお値段と比較!
また、お風呂リフォーム全般の費用相場については以下の記事でシミュレーションできます。
>>お風呂のリフォーム費用はいくら?見積もりシミュレーションで費用相場を確認しよう!
浴槽が割れる主な原因
浴槽にひび割れが発生する原因はさまざまです。
主な原因を知ることで、ひび割れを予防したり、再発を防いだりすることができます。
ここでは、浴槽が割れる代表的な原因を4つ紹介します。
- 経年劣化による自然なひび割れ
- 物の落下や衝撃によるひび割れ
- コーティング剥離によるひび割れ
- 製造過程での欠陥によるひび割れ
順番に解説します。
原因①:経年劣化による自然なひび割れ
浴槽のひび割れの主な原因の一つに、経年劣化があります。
浴槽は、長年の使用により自然に劣化していきます。
とくに、FRP(繊維強化プラスチック)製の浴槽は、経年劣化によるひび割れが発生しやすいです。
FRPは浴槽に適した素材ですが、寿命は10〜20年と言われています。
経年劣化によるひび割れは、自然に発生するため、予防は難しいです。
ただし、日常の使用で違和感があった際に適切なメンテナンスを行えば、ひび割れの発生を遅らせられます。
原因②:物の落下や衝撃によるひび割れ
浴槽のひび割れの原因として、物の落下や衝撃もあげられます。
浴槽に重たい物を落としたり強い衝撃を与えたりするのは、ひび割れの原因になります。
とくに、浴槽の縁や底面は衝撃に弱い部分です。
原因③:コーティング剥離によるひび割れ
浴槽のひび割れの原因の一つがコーティング剥離です。
浴槽の表面には、耐久性や防汚性を高めるためのコーティングが施されていますが、
このコーティングが剥離すると、浴槽の素材が露出しひび割れしやすくなります。
コーティング剥離は、浴槽のお手入れ方法や使用環境によって引き起こされます。
酸性やアルカリ性の強い洗剤を使ったり、硬いブラシやメラミンスポンジを使用したりすると、コーティングが剥離しやすくなるのでお手入れ方法に気をつけましょう。
原因④:製造過程での欠陥によるひび割れ
浴槽のひび割れの原因として、製造過程での欠陥も考えられます。
たとえば、成形時の温度管理が不適切だったり材料に不純物が混入したりすると、浴槽の強度低下によりひび割れしやすくなります。
とはいえ、欠陥製品は稀なのであまり心配する必要はありません。
そして、製造過程の欠陥によるひび割れは、製品の不具合としてメーカーの保証対象になる場合があります。
短い使用期間でひび割れが発生した場合は施工店に確認してみてください。
ひび割れて壊れた浴槽を放置するリスクと住宅への影響
浴槽のひび割れを放置するのは大変危険です。
ひび割れを放置によりさまざまなリスクが伴い、住宅に深刻な影響を与える可能性があります。
ここでは、ひび割れた浴槽を放置することで起こりうる4つのリスクを紹介します。
- 水漏れによる床下の劣化やカビの発生
- ひび割れの拡大によるさらなる損傷
- シロアリ被害のリスク
- そして放置による修理費用の増大
ひび割れの放置により問題が深刻化し、修理費用が高額になるだけでなく、住宅の安全性低下につながります。
順番にみていきましょう。
リスク①:水漏れによる床下の劣化やカビの発生
浴槽のひび割れを放置すると、水漏れ発生のリスクがあります。
浴室から水が漏れると床下に浸透していき、床を支える木材が腐朽して床の強度が低下します。
床下の劣化は住宅の構造的な問題につながるため、放置するのは大変危険です。
また、湿気によりカビが発生し、呼吸器系の疾患の悪化やアレルギー反応を引き起こす原因になります。
浴室に限らず、設備の水漏れが疑われる場合は速やかにリフォーム業者に相談しましょう。
リスク②:ひび割れの拡大によるさらなる損傷
浴槽のひび割れを放置するとひび割れが拡大し、二次被害につながるリスクがあります。
ひび割れが大きくなると、浴槽強度の低下により破損のリスクが高まったり、床下の劣化やカビの発生を加速させます。
ひび割れを発見したら早期の補修や交換を検討しましょう。
リスク③:シロアリ被害のリスク
浴槽のひび割れを放置するとシロアリ被害のリスクが高まります。
水漏れにより床下が湿った状態はシロアリにとって快適な環境です。
シロアリは湿気の多い木材を餌にして短期間で大量発生し、住宅の木材を食い荒らします。
シロアリ被害は、住宅の構造的な強度を低下させ、大変危険です。
また、シロアリ駆除には高額な費用がかかることもあります。
浴槽のひび割れを放置するとシロアリ被害のリスクを高めてしまいます。
床下の湿気対策と合わせて、ひび割れの早期補修が重要です。
リスク④:放置による修理費用の増大
浴槽のひび割れを放置すると、修理費用増大のリスクがあります。
ひび割れが小さいうちは、軽微な補修で対応できる場合がほとんどです。
しかし、放置によりひび割れが拡大すると補修では対応できなくなり、浴槽の交換が必要になります。
浴槽交換の費用は、補修よりも高額です。
加えて、水漏れによる床下の劣化やカビの発生・シロアリ被害などが生じた場合は、さらに修理費用が増大します。
ひび割れを早期に補修することが二次被害を防ぎ、最も費用負担を減らす方法です。
浴槽のひび割れを自分で修理する方法とDIYの手順
小さなひび割れであれば、DIYで補修することも可能です。
ただし、DIYでの補修は仕上がりや耐久性に不安が残るため、慎重に検討する必要があります。
ここでは、DIYの手順を2つのステップで解説します。
- 必要な材料と道具の準備
- ひび割れ部分の清掃と下地処理・補修方法
また、DIYによる補修の注意点とデメリット、コーキングで補修可能なひび割れについても説明します。
DIY手順①:必要な材料と道具の準備
浴槽のひび割れをDIYで補修するには、まず必要な材料と道具を準備します。
主な材料は以下の通りです。
- 補修剤
- サンドペーパー
- マスキングテープ
- ヘラ
材料と道具は、ホームセンターやインターネットで購入できます。
必要な材料と道具をそろえたら、いよいよ補修作業に進みます。
DIY手順②:ひび割れ部分の清掃と下地処理・補修方法
DIYでの補修で重要なのが、ひび割れ部分の清掃と下地処理です。
- ひび割れ部分のゴミやホコリなどを取り除き、表面をきれいにする
- ひび割れの周囲をマスキングテープで養生する
- ひび割れ部分をサンドペーパーで軽く削り、ひび割れのバリを取る
- 清掃と下地処理が完了したら補修剤を塗布してヘラで整える
- 補修剤が硬化したら細かいサンドペーパーで表面を平滑にする
サンドペーパーで表面を削ることにより、補修剤との接着性が高まります。
下地処理が不十分だと補修剤がはがれやすくなるため、丁寧に作業しましょう。
DIYによる補修の注意点とデメリット
DIYでの浴槽のひび割れ補修には、3つの注意点とデメリットがあります。
- 補修箇所が目立つ可能性がある
- 補修の耐久性に不安が残る
- 補修作業には時間と手間がかかる
補修テープの色や質感が浴槽と異なるため、違和感が生じる可能性が高いです。
また、市販されている補修材は素人にも使いやすいように使い勝手を重視している製品もあるので完璧な補修は難しく、時間の経過と共に再びひび割れが進行する可能性があります。
加えて、不慣れな材料の準備から補修まで一定の時間と労力が必要です。
もし、このDIYの手順を読んで難しそうと思われた方は、リフォーム業者への補修依頼を検討してみてください。
コーキングで浴槽のひび割れは補修できる?
浴槽のひび割れの中には、コーキングで補修可能なものがあります。
コーキングは、シリコンやゴム系の材料で防水性と弾力性に優れているので、細かいひび割れや浅いひび割れであれば、コーキングで補修できる場合があります。
ただし、コーキングでの補修はあくまで応急処置であり、恒久的な解決にはなりません。
また、補修テープと同様に、コーキングの色や質感が浴槽と異なるため違和感が生じることがあります。
ひび割れが大きい場合や深い場合はコーキングでの補修は難しいため、他の補修方法を検討してください。
浴槽のひび割れ補修はどこに頼むのが良い?
浴槽のひび割れ補修の依頼先として、主に以下の3つがあります。
- リフォーム業者
- 工務店
- ホームセンター
それぞれ解説いたします。
ひび割れ修理の依頼先①:リフォーム業者
浴槽のひび割れ補修の依頼先として、まずあげられるのがリフォーム業者です。
リフォーム業者は浴室の補修・交換を専門に扱っているため、豊富な知識と経験を持っています。
現地確認した上で適切な補修方法を提案してくれます。
また、高度な補修技術を持っているため高品質です。
リフォーム業者の規模によっては比較的高額になることもありますが、高品質な補修が可能です。
また、アフターフォローも充実していることが多く、安心感があります。
浴槽のひび割れ補修を検討する際は、まずリフォーム業者に相談してみることをおすすめします。
ひび割れ修理の依頼先②:工務店
浴槽のひび割れ補修の依頼先として、工務店も選択肢の一つです。
工務店は、住宅の建築や改修を手がける業者で、浴室のリフォームも対応可能です。
また、工務店は地域密着型の業者が多く、アフターフォローも期待できます。
大規模に展開していない分、費用を抑えられる可能性があります。
ただし、工務店の中には、浴槽補修の実績が少ない業者もあるため、見積もり依頼時に確認が必要です。
浴室全体のリフォームを検討している場合は、工務店への依頼も選択肢に入れてみましょう。
ひび割れ修理の依頼先③:ホームセンター
浴槽のひび割れ補修の依頼先として、ホームセンターも選択肢の一つです。
大手のホームセンターでは、リフォームや補修のサービスを提供している店舗もあります。
ホームセンターへの依頼は、お買い物ついでに気軽に補修を依頼できるのが魅力です。
また、全国各地にホームセンターがあるため、アクセスしやすいのも利点です。
ただし、ホームセンターから提携している工務店に補修を依頼していることが多く、直接工務店に依頼した方が安価に済む可能性もあります。
費用を抑えたい場合は、ホームセンターへの依頼も検討してみましょう。
ただし、相見積もりをとって価格や補修内容を比べることが大切です。
ユニットバスの寿命と交換時期の目安
ユニットバスは、長年使用していると、劣化や故障が発生します。
とくに、浴槽のひび割れは、ユニットバスの寿命を考える上で重要なポイントです。
ここでは、一般的な浴槽の耐用年数や、交換サインと判断基準を紹介します。
一般的な浴槽の耐用年数
浴槽の耐用年数は材質や使用状況によって異なります。
浴槽の材質 | 耐用年数 |
FRP(繊維強化プラスチック) | 15〜20年 |
人造大理石 | 30〜40年 |
ホーロー | 20〜30年 |
ステンレス | 20〜30年 |
アクリル | 20〜25年 |
これらの耐用年数は、適切なメンテナンスを行った場合の目安です。
浴槽のお手入れ方法によっては、耐用年数が短くなることがあります。
ちなみに、ユニットバス自体の耐用年数は20年程度と言われており、浴槽自体はまだまだ現役でも、水栓や換気扇・コーキングなどが先に寿命を迎えます。
また、浴槽のひび割れや変色・ザラつきなどの劣化がみられる場合は、寿命が近づいている可能性があるため、リフォーム業者に点検を依頼するのがおすすめです。
ユニットバスの状況によっては本体の交換も検討する
浴槽のひび割れが複数あったり劣化が進行したりしている場合、ユニットバス本体の交換を検討する必要があります。
浴槽の劣化が目立つ際は、水栓やドアなど他の部分も劣化していることが多いです。
ユニットバス本体の交換は浴槽の交換よりも費用がかかりますが、長い目でみると安価に抑えられる可能性があります。
また、最新のユニットバスは清掃性や省エネ性に優れた製品が多数あります。
お風呂に求める快適性や今後お住まいになる期間などを総合的に判断し、本体の交換を検討してみましょう。
ユニットバスのリフォームについては以下の記事で詳しく解説しています。
>>ユニットバスのリフォーム費用や工事内容・見積もりの内訳を解説
火災保険の適用条件について
浴槽のひび割れ補修に火災保険が適用される場合がありますが、全てのひび割れが保険の対象になるわけではありません。
火災保険の適用条件は、保険会社や契約内容により異なります。
一般的に、浴槽のひび割れが、突発的かつ偶然な事故によるものであれば、保険の対象になる可能性が高いです。
たとえば、地震などの天災や物の落下による衝撃などが原因にあげられます。
一方、経年劣化や自然なひび割れ、製造過程の欠陥による割れは、保険の対象外になることが多いです。
※上記はあくまで一例です。
保険の適用条件や補償内容について、加入されている保険会社に確認してみてください。
賃貸物件の浴槽にひび割れが発生した場合の対処法
賃貸物件の浴槽にひび割れが発生した場合、浴槽の補修や交換の費用負担が問題になります。
ここでは、賃貸物件の浴槽が割れた場合の費用負担と、破損の理由による借主の費用負担について説明します。
賃貸物件の浴槽のひび割れを発見したら、速やかに対処しましょう。
ひび割れを放置すると、下階への水漏れなどの二次被害が発生する可能性があります。
また、賃貸物件の場合、トラブルを避けるためにも早急に大家さんまたは管理会社に連絡しましょう。
賃貸物件の浴槽が割れた場合は誰が費用を負担する?
賃貸物件の浴槽にひび割れが発生した場合の費用負担は、原則として貸主の負担になります。
賃貸物件の設備機器は、建物の一部として貸主が提供しているためです。
借主の責任について、賃貸借契約書に明記されていることがあります。
賃貸物件の浴槽にひび割れが発生した場合は、まず管理会社に連絡し状況を説明しましょう。
破損の理由によっては借主の費用負担になることも
借主の故意や過失により賃貸物件の浴槽が割れた場合は、借主が費用を負担する可能性があります。
たとえば、浴槽に重たい物を落として割ってしまった場合や、故意に破損させた場合などです。
一方で、経年劣化による自然なひび割れは貸主の責任になります。
借主の責任を問われないためにも、入居時に浴槽の状態を確認し、異常があれば管理会社に伝えましょう。
浴室リフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
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