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目次
浴室暖房機を設置するのにかかる費用
浴室暖房機の設置費用は13~28万円です。
浴室暖房機を設置する費用は、浴室暖房機のタイプによって異なります。
タイプ | 設置費用 |
電気式 | 13~22万円 |
ガス式 | 20~28万円 |
>>寒さ対策のユニットバスの断熱リフォームはこの記事で紹介!
電気式の設置費用
電気式の浴室暖房機を設置する場合にかかる費用は、13万~22万円程度が相場です。
電気式の浴室暖房機は、ガス式に比べ、暖房機本体の価格が安いです。
浴室暖房は電気式の物が主流なため、豊富な種類から選べるメリットもあります。
新たに設置する場合は電気式の浴室暖房がおすすめです。
ガス式の設置費用
ガス式の浴室暖房機を設置する場合にかかる費用は、20万~28万円程度が相場です。
ガス式は電気式と比べ本体価格が高く、ガス配管工事も必要となるため、コストは高くなりがちです。
一方、乾燥機能を使う場合はガス式は、パワーが強く洗濯物が早く乾くメリットがあります。
乾燥機能を重視したい場合や、既存でガス式の浴室暖房機が付いている場合は、ガス式を選ぶと良いでしょう。
浴室暖房とは?

浴室暖房は、浴室を暖めるための暖房器具です。寒い時期でも入浴前に浴室を暖めておくと、快適にお風呂を使えます。
浴室暖房機には、扇風機のような役割を持つ涼風機能が付いている機種も多いです。
湿度が溜まりやすい梅雨の時期や夏は、涼風機能を使えば、一年を通して浴室内を快適に保つことができます。
「浴室乾燥暖房機」は、暖房機能に加え、浴室や衣類を乾燥させるための機能が付いています。他にも、涼風機能やうたせ湯、プラズマクラスタ―など多彩な機能が付いた機種も人気です。
浴室暖房機は後付けできる?
浴室暖房機は、タイル張りの在来工法やユニットバス、どちらの場合でも基本的に後付けできます。
既存の換気扇が付いている場合は、換気扇と交換して浴室暖房を取り付けるケースが多いです。
ただし、状況によっては後付けが難しいケースもあるため、事前に問題なく取り付けできるか確認する必要があります。
浴室暖房の設置が難しい場合は、工事不要タイプの浴室暖房機を利用する選択肢もあります。
工事不要タイプの浴室暖房機は、取り付け工事ができない場合でも手軽に利用できるのがメリットです。ただし、通常の浴室暖房機に比べ性能は劣ります。
浴室暖房機の後付けが難しいケース
浴室暖房の後付けが難しいケースに当てはまると、後付けができなかったり、追加工事が必要になる場合があります。
以下にそれぞれケース別に紹介します。
ケース1. 分電盤に空きがない場合
自宅の分電盤に空きがない場合は、浴室暖房機の設置ができない場合があります。
なぜなら、浴室に設置する暖房機は、分電盤から直接電源を取る必要があるからです。
ただし、戸建ての場合は、分電盤の空きがなくても増設して対応することもできます。
一方マンションの場合は、アンペア数の制限がある場合があります。分電盤を増設するためには、事前に管理組合に確認が必要なため、注意が必要です。
ケース2. 設置スペースの確保が難しい場合
浴室暖房機の設置スペースが確保できないと、取り付け工事は難しくなります。
壁面か天井のいずれかに、一定の大きさを持つフラットな面が必要です。
フラットな面が無かったり、窓や他の器具が干渉してしまうなど、設置スペースの確保ができない場合は取り付け工事は難しいです。
また、浴室暖房機の取り付けには、天井や壁の裏にも機器が収まるためのスペースが必要になります。
スペースの確保ができるか確認するのは難しいため、専門業者に依頼して、あらかじめ確認してもらうようにしましょう。
ケース3. 換気扇と照明の位置が近い場合
既存の換気扇と浴室照明の位置が近い場合も、浴室暖房機を設置できない場合があります。
既存の換気扇が付いている場合は、基本的に換気扇と交換する形で浴室暖房機を設置します。
照明器具との位置が近すぎる場合、暖房機の熱で照明器具が溶けてしまう可能性があり危険です。
既存の換気扇と照明器具の位置が近すぎる場合は、新たに別の場所に浴室暖房機を設置するなどの対策を取る必要があります。
ケース4. 浴室に換気扇や点検口がない場合
浴室内に、換気扇や点検口がない場合も、浴室暖房機の設置は難しい場合があります。
基本的に浴室暖房機は、既存の換気扇と交換する形で取り付けます。換気扇がない場合は、新たに浴室暖房機を設置するために、天井や壁に開口が必要です。
点検口がない場合も同様に、新たに天井や壁を開口する場合があります。浴室暖房機は、天井や壁の裏で電気配線やダクト工事が必要だからです。
状況に応じて対応は異なるため、事前に専門業者へ依頼して、どんな対応策があるのか相談してみましょう。
浴室暖房のメリットは?
浴室暖房機を設置すると、寒い冬の浴室も快適になります。ここでは浴室暖房機を設置することで得られるメリットをご紹介します。
メリット1. 冬でも快適に入浴できる
浴室暖房の1番のメリットとも言えるのが、冬でも浴室を暖かくできる点です。
冬の浴室は冷えやすく、暖房が効いてる部屋と温度差もあり、入浴時は震えるような寒さを感じる場合が多いです。
とくに、高齢者は温度差で起こるヒートショックのリスクもあります。
浴室暖房を設置するキッカケになる理由としても、多くの人が期待するメリットだと言えるでしょう。
メリット2. カビの発生を抑えられる
浴室暖房には、涼風機能が付いている物も多いです。
湿気が溜まりやすい浴室内では、浴室暖房機の涼風機能を使って、カビの発生を抑える効果が期待できます。
浴室暖房機の涼風機能は、換気をしながら湿気を逃して風を送るため、カビの発生も抑えつつジメジメした季節でも快適に過ごしやすいです。
メリット3. 浴室に洗濯物が干せる
浴室暖房機に乾燥機能が付いていれば、洗濯物の乾燥もできます。
とくに、梅雨や花粉の舞う時期は屋外に洗濯物を干せない場合が多いため、乾燥機能が活躍しやすいです。
短時間で洗濯物が乾くため、部屋干し特有のニオイも気にならず、家事のスピードも短縮できます。
他にも、下着類など屋外には干しにくい物も、浴室内なら外から見られる心配も少ないです。
浴室暖房のデメリットは?
メリットの多い浴室暖房ですが、その分費用がかかるなどのデメリットもあります。
ここでは、浴室暖房のデメリットとなる部分についてご紹介します。
デメリット1. 光熱費がかかる
浴室暖房を使用する際は、電気代などの光熱費がかかります。
使用する頻度が多ければ、その分光熱費がかかるため、使用頻度をなるべく増やさない工夫を考えるのも大事です。
デメリット2. 掃除などのメンテナンスが必要になる
浴室暖房機は定期的にメンテナンスをする必要があります。
浴室暖房機には、換気や乾燥機能がついているため、フィルターにゴミやホコリが溜まります。
汚れが溜まったままにしていると、暖房機能も効きにくくなってしまい、故障の原因にもなりやすいです。
暖房機能が効きにくい状態のまま使用すると、光熱費も無駄にかかってしまうので、月に1度を目安にフィルターの掃除をしましょう。
浴室暖房の電気代はどのくらいかかる?
電圧 | 電気代 |
100V | 34円 |
200V | 60円 |
浴室暖房にかかる電気代は、機種の仕様によって消費する電力が異なるため、機種によって違いがあります。
上記の例で仮に100Vの機種を1ヶ月の間に1日2時間前入浴前に稼働した場合、1ヶ月の電気代は約2040円です。
対して、200Vの機種を同じ条件で稼働させた場合、1ヶ月の電気代は3600円と、約1600円程の差が出ます。
電気代を節約するには
浴室暖房の電気代を節約するためには、以下の方法がおすすめです。
- 使用前に浴室の温度を上げておく
- 家族が同じ時間帯で浴室を使用する
- 浴室暖房機のフィルターをこまめに掃除しておく
浴室の温度をあらかじめ上げておくためには、使用前にシャワーでお湯を床や壁にかけておいたり、浴槽にお湯を溜めておくのが効果的です。
また、浴室暖房機のフィルターに汚れが溜まっていると、暖房機能の性能が落ちて余計な電気代がかかります。
フィルターがこまめに掃除されていれば、電気代の節約につながるでしょう。
浴室暖房の選び方
浴室暖房には、暖め方のタイプや機能などによって、さまざまな選び方ができます。
設置方法によっても違いがあるため、ご自身の用途に合った浴室暖房を選ぶようにしましょう。
設置方法で選ぶ

天井設置タイプ | ・見た目がスッキリしている ・換気や乾燥などの機能が付いている物が多い |
壁面設置タイプ | ・施工が簡単 ・換気などの機能がない物も多い |
浴室暖房の設置方法は、主に天井設置タイプと、壁面設置タイプの2種類があります。
天井設置タイプは、薄型設計で天井に埋め込むように設置するため、見た目がスッキリした印象です。暖房機能の他に、換気や乾燥、涼風などの機能が付いた物が多いです。
壁面設置タイプは、天井設置タイプに比べ、換気などの機能が付いていない暖房機能だけの物も多くあります。
また壁面設置タイプは比較的施工が簡単な一方で、厚みがあり浴室内が狭く感じやすい一面もあります。
基本的に浴室暖房は、既存の換気扇と交換する形で取り付ける場合が多いです。そのため、既存の換気扇が付いている位置に合わせて選ぶのがおすすめです。
温め方のタイプで選ぶ
浴室暖房の暖め方は、「電気式」と「ガス式」の2種類です。
電気式は比較的本体価格が安いため、初期費用を抑えたい場合は電気式がおすすめです。
一方ガス式は初期費用はかかりますが、浴室を暖めるパワーが電気式より強いため、稼働時間が短く済みます。
そのため、月々の光熱費を抑えたいと考える場合は、ガス式がおすすめです。
浴室暖房機の機能で選ぶ
浴室暖房には、暖房機能の他、換気や涼風機能が備わっている物も多いです。
暖房機能だけの機種に比べ、値段は高くなりますが、涼風や換気などの機能も合わせて使いたい場合は用途に合わせて機種を選びましょう。
後悔しないために知っておきたい浴室暖房設置時の注意点
こちらではあらかじめ把握しておきたい、浴室暖房機を設置する際の注意点についてご紹介します。
分電盤が空いているか確認する

浴室暖房機を後付けする際は、分電盤に空きがあるか確認が必要です。
分電盤に空きがない場合は、分電盤を増設して対応できますが、その分の費用がかかります。
事前に分電盤に空きがあるか確認できていると、安心です。
分電盤に空き状態は、ブレーカーを見ると確認できます。ブレーカー上の配電盤のスイッチに、使用されていない空白のスイッチ部分があれば電源が空いている状態です。
既存の換気扇と換気口の数を合わせる必要がある
既存の換気扇が2室や3室タイプの場合は、換気口の数を合わせる必要があります。
浴室の換気扇には、浴室のみ換気する1室タイプの他、洗面所やトイレも換気できる2室タイプや3室タイプがあります。
たとえば、既存の換気扇が洗面所と浴室を換気する2室タイプだった場合、基本的に設置できるのは同じ2室タイプです。
換気口の数を確認するためには、天井裏などを覗いて換気扇本体の換気口を確認します。
天井裏を覗くには、浴室内の点検口などを開ける必要があるため、作業に慣れた専門業者に依頼するようにしましょう。
設置スペースを確認する
浴室暖房機を設置するためには、設置スペースが必要です。
既存の換気扇や乾燥機が取り付けられている開口部のサイズや、天井裏に十分な余白があるかなどを確認します。
十分な設置スペースが確保できないと、取り付けできない場合もあるので注意しましょう。
浴室に点検口があるか確認する
浴室暖房機を設置する際は、配線工事やダクト工事が必要です。
配線工事やダクト工事は通常、浴室内の点検口から行います。
浴室内に点検口がない場合、作業や設置できるかの確認ができない場合もあるため、注意が必要です。
Q&A 浴室暖房の取り付けでよくある質問
ここでは、浴室暖房の取り付けで良くある質問をまとめています。
- 浴室暖房はDIYで設置できる?
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浴室暖房を取り付ける際は、電気工事が必要になるため、電気工事士の資格が必要です。そのため、基本的にDIYではできません。
ただし、機器を置くだけの工事不要のタイプもあります。しかし、性能は工事で取り付けるタイプの物に比べて劣ります。
- 浴室暖房機の掃除頻度はどのくらい?
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1ヶ月に1回程度の頻度で掃除するのをおすすめします。
- 浴室暖房機の手入れ方法は?
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浴室暖房機のフィルターを外して、掃除機でホコリを吸い取り、スポンジなどで水洗いする方法が一般的です。
お手入れの際は、必ず浴室暖房機の電源を落としてから行いましょう。また、暖房機能を使った直後は本体が熱くなっているため、注意が必要です。
浴室リフォームの業者選びで後悔しないために
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