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食器棚をリフォームする際のポイントとは
使いやすさを考慮する
食器棚をリフォームする際の最初のポイントは、大きくとらえると食器棚本体の設置場所と食器棚内部の構成との2点に分かれます。
食器棚本体の設置場所に関しては、キッチンやダイニングの位置関係を確認して、人が移動する動線や動作を検討します。
使用する人のキッチン内での移動距離は短い方が使いやすく楽になりますが、この時に気をつけなくてはいけないのは、他の動線と重なると人同士の行き来で使いづらくなる可能性があることです。
新築時であれば位置関係をゼロから決められたり、または初めから食器棚を造り付けで作ることも可能ですが、リフォームの場合は既存の配置や、どこまで手をかけるかによって、コストが大きく変わってきます。
どの範囲までどのようにリフォームを実施するのかをしっかりとまとめてから工事に取り掛かることが大切です。
また、新築時から設置されている食器棚の取り換えであればあらかじめ設置されている取り付け用の下地などは再利用できるので効率的です。
キッチンの背後に設置する背面収納は、キッチンでの作業中に振り向くだけで使用できるのでとても作業効率が上がります。
また、対面型キッチンの場合で背面収納を設置すると、ダイニングやリビングから良く見えるので、表面材の色や素材、デザインがリビングやダイニングのインテリアとバランスが取れるように気を掛けてよく検討すると良いでしょう。
本体の設置場所が決まった後は、食器類の他に食器棚の中に収納するものや、作業スペース、カウンターをどこに設置するのか、どこに何を収納してどのような使い方をするのかイメージして、幅、高さ、奥行などのサイズを決めると良いでしょう。
また、床から天井までの一体型や下部と上部に分かれたセパレート型など、食器棚の形状を検討すると良いでしょう。
良く利用するものは、目線の辺り、重たいものは下の方、軽くて使用頻度が低いものは天井に近い上の方に置くと利用しやすくなります。またできるだけ探し物をする時間を省けるように収納位置を決めておくと良いでしょう。
造り付けの食器棚の場合は自由度が高いため、前述の内容を盛り込んだ食器棚にリフォームすることが可能です。既製品を使用する場合でも使いやすさを意識して選択するのがポイントです。
収納内容が決まったら扉の形状を考える
どこに、なにを収納するかを考えたあとは、それに合った扉の形状を考えたいところですが、扉といっても色々な形状があります。代表的なものとして、片開き扉、両開き扉、引出し、引き戸などがあります。
重たい物の場合は引出しは向いてませんし、大きい物には両開き扉が良いなどの特徴があります。
下記に具体例を見ていきましょう。
- 片開き扉…頻繁に使用するものであまり大きいサイズでないもの 例)頻繁に使用する食器
- 両開き扉…片開き扉で収納できない大きめのサイズのもの 例)フライパンや鍋などの調理器具など
- 引出し…小物、厚みの薄いもの 例)スプーンやフォーク、箸、頻繁に使用するお皿など
- 引き戸…収納物としては片開き扉と同で、使用頻度の高いあまり大きいサイズではないものが向いています、食器棚の前のスペースが狭い場合は使い勝手が良いのでお勧めです。ただし、中に入れたものが扉に引っかかる場合があるので、中の棚の前にこぼれ止めの板を設置すると良いでしょう。
前述したように、引き戸は収納前のスペースが狭いときに有効ですが、奥行の深い引出しは全体を引き出せなかったり、また低い位置の引出しも、体の逃げ場がなり使いにくくなってしま事があるので、注意が必要です。扉の幅が大きい開き扉も同様で使いにくくなる場合もあるので、気をつけましょう。
棚の構造を考える
意外と見落としがちですが、棚の構造は重要です。
可動棚と言われる高さを自由に変えられる棚は、食器などの高さに合わせて調整ができるので、ロスが少なく収納でき効率的で便利です。
既製品などでは一般的ですが、高い天井まである背の高い収納などの場合は、真ん中あたりに補強のために固定の棚板が設置されることがあります。造り付けの場合は可動棚として造作してもらうことと、補強のための固定棚の位置に気を付けることが必要です。
また、下の方の棚には棚板の前の方にこぼれ止めの板を取り付けると、中の物が落下しにくくなり便利です。引出しにする場合は、スライドするときに中の物が引っ掛からないように箱形状にするのが一般的です。
食器棚のリフォームにかかる費用の目安
リフォームを行う際にコストは大切なポイントです。タイプによってどれくらい予算がかか
るのか見ていきましょう。
背面収納の食器棚の場合
背面収納の食器棚の場合、平均価格帯は 約20〜50万円程度です。
キッチンの広さに合わせて特注したり、上下に分けられるセパレート型にしたりする場合は、少し高額になる可能性があります。
既存の食器棚の場合
長年使用し劣化したガラスの引き戸を交換したり、木製の扉を補修したりする場合の平均価格帯は約17万円程度。サイズや扉の数、棚板の改修などによってコストが増加します。
キッチン全体と一緒にリフォームをする場合
対面キッチンなどのオープンキッチンの食器棚をリフォームする場合は、食器棚だけをリフォームしても良いのですが、デザイン的に統一感を求めたり、レイアウトを変更したりできるのでキッチンと一緒に全体リフォームするのがお勧めです。
しかし費用は高くなる傾向にあります。
金額についてはキッチンのリフォーム代が多くを占めるので、全体の金額が増えます。しかし交渉次第では食器棚分だけで比較すると割安になることが多いので、依頼する際には良く確認してください。
既製品を購入したり、DIYなどで自分で行う場合
既製品やDIYの食器棚の場合の平均価格帯は約5〜15万円程度です。
既設の食器棚の撤去などが必要な場合は、その分約1〜5万円程度の処分費用などが必要となります。
形状による費用の違い
造り付け設置の場合や、キッチンと同じ部材で造作した食器棚を設置する場合、形状や内容によってどのようにコストが違ってくるのか確認していきます。
造り付けでキッチン部材を使用して造る場合は割とコストがかかります。
逆にコストが抑えられるのは既製品の購入やDIYでの設置となりますが、この場合の設置や撤去費用は業者に依頼する場合と違い、具体的な金額が見えづらいらため、比較する場合は撤去や処分費などの比較条件が同じになるように気をつけましょう。
食器棚の形状は、背の低いキャビネットのみの場合が一番安価で、上下に分かれたセパレートタイプ、床から天井までのトールタイプの順番で費用が高くなります。セパレートタイプは中間に設ける壁の高さやカウンターの素材などによって金額が上下します。
その他、ガラス扉や引き出しが多いとコストは高くなる傾向にあります。使用する仕上げの素材がコストに一番影響を与えますので良く吟味すると良いでしょう。
背の低い形状のキャビネットのみのタイプは対面用のカウンターとしても使用できます。カウンター素材や両方から使えるように両面に扉を付けるなどによって金額が増減します。
コストを検討する際は、同じ条件で色々なメーカーの物を比較検討することが大切です。
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