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目次
人気のキッチン収納のタイプ

キッチン収納には、さまざまなタイプのものがあります。
一般的には、大きく分けて4タイプに分けられます。
【1】カウンタータイプ

カウンタータイプのキッチン収納は、キッチン背面に物を置いたり作業したりできるカウンターがある収納タイプです。
カウンターの上下に、引き出しや棚を設置して収納棚として使います。
- 広い作業場所を確保できる
- インテリアとして魅せる収納ができる
- 扉を開ける手間なく収納できる
一方、収納量は比較的少ないため、カウンタータイプは物が少ない人におすすめです。
【2】バランスタイプ

バランスタイプのキッチン収納は、カウンターに加えて、吊り戸棚や食器棚のように大きめの収納スペースを備えた収納タイプです。
カウンタータイプのように、一時的に物を置いたり、作業したりするカウンターがありつつも、収納力を確保しています。
- 作業場所を確保しつつ、収納量も確保できる
- 収納に扉や引き戸をつければ、目隠しできる
バランスタイプは、飾り棚などのインテリアを楽しみつつも、収納量を確保したい人におすすめです。
【3】トールタイプ

トールタイプのキッチン収納は、カウンターは設けず、キッチン背面の床から天井までを棚や引き出しなどの収納棚にした収納タイプです。
鍋や食器、食品ストックなど、収納力の確保に特化しています。
- とにかく収納力を確保できる
- 扉をつけることで隠す収納ができるので、急な来客時も安心できる
トールタイプは、食品ストックも多めにしたい、その時々にあった食器を使いたい、など物が多めな人におすすめです。
【4】床下収納タイプ

床下収納タイプは、キッチンの床下に設けられた収納タイプです。
床下収納は、日光が当たらず涼しいことから、保存食の保管に向きます。
また、床の開け閉めは食器棚などに比べると少し手間がかかるため、使用頻度が低いものを収納すると良いでしょう。
- キッチンの見た目を変えずに収納量を増やせる
- デッドスペースとなる床下を有効活用できる
床下の空間を活用するため、マンションでは施工できないことがあったり、配管を避ける必要があったりするなどの注意点もあります。
施工できるかは、リフォーム会社に事前に相談しておくと良いでしょう。
キッチン収納のリフォームで後悔しないためのポイント

ここでは、キッチン収納のリフォームで後悔しないためのポイントを見ていきましょう。
【ポイント1】収納量を確保する
使いやすくて見た目も整ったキッチンを実現するために、十分な収納量を確保することが大切です。
一般的に、キッチンは2〜3畳のかぎられたスペースの中に、電化製品や調理器具、食品ストックなど多くのものを収納しなければなりません。
キッチンに収納するものの量は生活スタイルによって異なるため、何がどのくらいあるのかを把握しましょう。
鍋はコンロ下、食器は背面収納など、使う場所や頻度を考えて収納できるように計画するのがおすすめです。
【ポイント2】動線を考える
キッチンの形状や配置により、どこに何を配置したら無駄なく作業できるか、作業動線を考えることが重要です。
動線を考慮せずに収納のリフォームをしてしまうと、結局出しっぱなしになったり、使わないままになったりして雑多なキッチンになってしまいます。
例えば、使用頻度の高い調味料を吊り戸棚に収納しても、出し入れが面倒で、結局コンロ付近に出しっぱなしになってしまう可能性が高いでしょう。
また、最近ではキッチン家電の種類が増加傾向にあるため、収納リフォームの際にはコンセントの位置や家電の置き場所などにも配慮しなければなりません。
【ポイント3】実用性があるか考える
キッチンは毎日料理する「作業場」のため、見た目の美しさだけでなく、実用性があるかを考えて計画しましょう。
個人のキッチンの使い方や性格にもよりますが、以下の点に注意しましょう。
- 扉の開け閉めをするスペースがあるか
- 扉の開き方は適切か
- 高い位置にある吊戸は使いづらくないか
- 棚の奥行きは適切か
- ゴミの保管場所はあるか
キッチンの通路幅が十分でない場合は、引き出しの使い勝手が悪いなどのおそれがあるため、引き戸を検討します。
十分引き出せない棚は奥にあるものが取り出しにくいため、大皿が入る45cm程度の奥行きを目安にしましょう。
意外に忘れがちなゴミの保管場所も、最初に設計しておけば導線を妨げず安心です。
【ポイント4】圧迫感がないか
キッチン本体と背面収納の間の距離が近い場合は、ものに手が届きやすいといったメリットがあります。
しかし一方で、作業スペースに圧迫感が出てしまうおそれもあるでしょう。
また、コンパクトな対面キッチンの壁一面を背面収納にしたときも、ダイニングから見ると圧迫感が出てしまうことがあります。
このような場合でも、扉をつけずにオープン棚にすることで圧迫感を軽減できたり、飾り棚としてインテリアにいかしたりするなどの解決方法を見出すことは可能です。
空間全体のデザインについては、リフォーム会社でプロに相談するのが良いでしょう。
【ポイント5】生活感を隠せるか
キッチンには、キッチン家電や調理器具、食品など多くのものを収納します。
スペース不足や、使い勝手が悪くて出しっぱなしの状態になると雑然とした印象になってしまうため、生活感の隠せる収納を計画しましょう。
使いやすい場所に物を配置することはもちろん、キッチン家電もインテリアの一部としてカウンターに並べるなどの方法もあります。
また、存在感のある冷蔵庫をダイニング側から直接見えない位置に設置したり、掃除しやすい素材のキッチン収納を選んだりすることで、清潔感が保たれます。
キッチン収納のリフォームにかかる費用

ここでは、キッチン収納のリフォームにかかる費用について見てきましょう。
収納タイプ | 費用の目安 |
---|---|
カウンタータイプ | 20万円〜 |
バランスタイプ | 30万〜40万円 |
トールタイプ | 50万円〜 |
床下収納タイプ | 10万〜20万円 |
なお、設置するキッチン収納のグレードや大きさによって、費用は変動するため注意しましょう。
キッチン背面収納は後付けでDIYできる?

キッチン背面収納をDIYで取り付けることは、転落やケガなどのリスクがあるため、おすすめはできません。
- DIYで棚をつくる
- 吊り戸棚を設置する
- 既製品のラックを置く
キッチン収納のリフォーム事例
つづいて、キッチン収納のリフォーム事例を紹介します。
【事例1】キッチンへ背面収納を設置


住宅の種類 | マンション・アパート |
リフォーム費用 | 約36万円 |
施工期間 | 2日 |
メーカー/シリーズ | LIXIL/アレスタ |
キッチン後ろの空いたスペースに、バランスタイプの背面収納を後付けで取り付けました。
壁の色に合わせて白を基調としたキッチン収納を選んだことで、圧迫感が少ない背面収納となりました。
カウンター・引き出し・吊り戸棚に加えて、ゴミ箱を収納する場所もあらかじめ計画し、スッキリと導線良く使えます。
【事例2】キッチンに使い勝手のいい収納を

住宅の種類 | 一戸建て |
リフォーム費用 | 約25万円 |
施工期間 | 2日 |
メーカー | ウッドワン |
収納力・見栄え・使い勝手の3つがそろった、トールタイプのキッチン収納を増設しました。
扉をつけて目隠しもできるうえ、パントリーのように立ち入れるようになっているため、たっぷり収納しても出し入れがしやすい作りです。
突然の来客があっても、常にスッキリとしたキッチンで出迎えられます。
キッチンにおける収納リフォームの流れ
キッチンにおける収納リフォームの流れは、以下のとおりです。
料理の作業効率が上がるキッチン収納のコツ

キッチンは毎日料理する「作業場」であることを念頭におき、使いやすい収納方法を考えることが大切です。
以下のポイントを意識して、収納場所を決めるようにしましょう。
- ボウルはシンク下、鍋はコンロ下など、使用する場所の近くに置く
- 使用頻度の低いものは、比較的取り出しにくい場所に収納する
- 壁面収納には、調理器具や調味料などに比べて、使用頻度が多少下がるものを収納する
なお、キッチンに収納すべきものは、調理器具や食品以外にも、キッチン家電や日用品など数多くあります。
キッチンリフォームの業者選びで後悔しないために
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