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目次
築25年戸建住宅のリフォーム・建て替えはもったいない?
築25年を迎えた戸建住宅におけるリフォームや建て替えは、もったいないとは言えません。
築25年の住宅は外観や内装の大きな痛みも少なく、リフォームや建て替えを「もったいない」と感じる人も少なくないでしょう。
しかし、国土交通省が発表している「令和5年度住宅市場動向調査(PDF)」によると、建て替え前の平均居住年数は31年とされています。
戸建住宅の構造として多く用いられる、木造における法定耐用年数も22年です。
平均居住年数や法定耐用年数は、建物の寿命との関連性はありませんが、建て替えやリフォームを検討するタイミングと言えます。
住宅設備の寿命は築20年~25年
築25年で建て替えやリフォームを検討する理由の1つとして、住宅設備の寿命が挙げられます。
具体例を挙げると、キッチンやお風呂など毎日使う水回り設備の寿命は築20年~25年です。
住宅設備が寿命を迎えはじめる築25年の住宅は、綺麗な状態であっても、リフォームや建て替えを検討する時期と言えるでしょう。
外壁や屋根などの屋外設備は、適切なメンテナンスを実施せずにいると、築10年前後で寿命を迎えてしまうケースもあります。
築25年戸建住宅はリフォームしないとあと何年住める?
一般的な木造住宅の寿命は30〜80年と言われており、適切なメンテナンスにより長く住み続けられます。
上記を踏まえると、築25年戸建住宅は最短で5年、最長で55年住み続けられると言えるでしょう。
しかし、前述したように築25年戸建住宅では、さまざまな住宅設備が寿命を迎えます。
快適な生活を送るため、リフォームをはじめ寿命を迎えた水回り設備の交換は視野に入れておきましょう。
築25年戸建住宅は、これまでのメンテナンス状況により状態が大きく異なります。
中古戸建を購入する際には、リフォーム履歴やメンテナンス履歴を確認しましょう。
築25年戸建住宅は建て替え?リフォーム?

築25年戸建住宅の建て替えとリフォームには、それぞれメリットとデメリットがあります。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| リフォーム | ・予算を組みやすい ・工期が短い ・仮住まいの必要がない | ・大幅な間取り変更が難しい ・構造上の問題に対応できない |
| 建て替え | ・間取りを1から作り直せる ・耐震性能や耐熱性能が上がる | ・コストがかかる ・仮住まいが必要 |
メリット・デメリットから、おすすめな人の特徴をまとめているので、建て替えとリフォームで迷っている人は参考にしましょう。
リフォームのメリット
築25年戸建住宅をリフォームする場合、予算の組みやすさや工期の短さがメリットとなります。
建て替えとは異なり、施工範囲を自由に決められるため、比較的予算が少ない人でも快適な住宅を手に入れられるでしょう。
また、リフォームの工事期間は一般的に1〜5か月程度であり、キッチンのみ、トイレのみといった部分的な工事の場合1日で終わるケースも少なくありません。
費用を抑えつつも最新設備を手にしたい人は、戸建住宅のリフォームがおすすめです。
リフォームのデメリット
フルリフォーム・スケルトンリフォームなど、建物全体の工事になると費用は高額になります。
追加で断熱性や耐震性の補強工事が発生した場合、建て替えと総費用が大きく変わらないケースもあります。
また、リフォームの場合階段や柱など、建物の強度に関わる箇所は変更できない可能性も考えられるでしょう。
どこまでリフォームが可能かについては、施工業者へ問い合わせ現地調査を依頼しましょう。
建て替えのメリット
建て替えには、家を新築のようにつくりなおせるメリットがあります。
家族構成の変化に伴った大幅な間取り変更や、バリアフリー化も自由に計画可能です。
また、建物全体をすべて解体するため、耐震性・断熱性・省エネルギー性などの基本性能が改善されます。
建物をいったん土地の上から完全に無くしてしまうため、安全で理想的な使いやすい家が手に入るでしょう。
二世帯住宅や家全体をバリアフリー化する場合、間取りを全体的に見直せる建て替えがおすすめです。
建て替えのデメリット
建て替えのデメリットとして、手続きの多さとコストの高さがあります。
建て替えは施工会社との打ち合わせや登記手続きなど、新築工事と同様の手順を踏む必要があります。
打ち合わせから完成までに半年から1年を要するため、リフォームよりも労力が必要です。
また、既存の建物の建てられた時から現在までに法令が変更されている場合には「再建築不可物件」と呼ばれ、建て替えができない、もしくは小さな家しか建てられないケースもあるでしょう。
建て替えの際には、物件の所在する市区町村にある建築指導課で再建築不可物件について確認する必要があります。
戸建住宅におけるリフォーム・建て替え費用

戸建住宅におけるリフォーム費用、建て替え費用は実施する範囲や坪数によって、大きく異なります。
| リフォーム | 建て替え | |
|---|---|---|
| 費用 | 300〜2,000万円 | 1,800〜4,000万円 |
| 工期 | 1日〜5か月 | 6か月〜1年 |
| 工事範囲 | 範囲を選べる | 建物全体 |
その後の暮らしやすさも大きく異なるため、費用や快適さ、今後の生活スタイルを加味してリフォームか建て替えか検討しましょう。
戸建住宅のリフォーム費用
戸建住宅のリフォーム費用は300〜2,000万円が相場です。
リフォーム費用は工事の規模により大きく異なり、水回りのみなど部分的なものであれば数100万円となります。
一方、基礎だけ残したフルリフォームやスケルトンリフォームでは、1,500〜2,000万程度見込む必要があるでしょう。
戸建住宅の建て替え費用
戸建住宅の建て替え費用は、坪数や建物のグレードによって大幅に異なり1,800〜4,000万円が相場です。
建て替えには大きく分けて、既存の建物を解体する解体工事費、新たに建物を建てる建築工事費があります。
築年数の経過により、基礎や構造材の変化が生じている場合は、別途補強工事費も発生します。
築25年の戸建リフォームを成功させるポイント

築25年の戸建て住宅におけるリフォームを成功させるためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
築年数による劣化が見られる箇所や、設備の寿命を加味してリフォームを進めると失敗が少なくなります。
ポイント1 耐震性能・断熱性能や配管を確認
築25年のリフォームを成功させる場合、耐震性能や断熱性能を確認する必要があります。
見た目が綺麗な築25年の住宅でも、目に見えない部分の劣化は進んでいる可能性があります。
下記に確認が必要な箇所と、確認ポイントをまとめたので確認しましょう。
| 確認する箇所 | 確認するポイント |
|---|---|
| 基礎や土台 | ひびわれや沈下はないか |
| 構造材 | 雨漏りはないか・白アリ被害 |
| 断熱材 | 結露の発生はないか |
| 排水管 | サビや漏れはないか |
正確な建物における状態確認は住宅診断(ホームインスペクション)が有効です。
ポイント2 あと何年住むかを考える
築25年戸建住宅をリフォームする際には、あと何年住むかについて考える必要があります。
前述したように、さまざまな設備が寿命を迎える築25年戸建住宅では、あと何年住むかでリフォーム範囲が大きく異なります。
具体例を挙げると、あと10年しか住まない場合、大幅にリフォームしない選択肢もあります。
生活に欠かせない水回り設備の交換やメンテナンスを実施する、比較的小規模なリフォームで済むでしょう。
一方、次世代も何十年と住み続ける場合、間取り変更を伴うフルリフォームやフルリノベーションが視野に入れる必要があります。
断熱性や気密性も高め、長く住み続けられる安全で快適な住環境を整える必要があるでしょう。
ポイント3 リフォーム補助金を活用する
戸建住宅をリフォームする際、住宅省エネ2025キャンペーンの活用がおすすめです。
節水性の高いトイレへ交換、給湯器をエコキュートへ変更、内窓設置など築25年を迎えた戸建て住宅のリフォームに適した工事内容が対象であるため、参考にしてみましょう。
戸建のリフォーム実例

続いて、ハピすむを介して実施された戸建のリフォーム実例のご紹介です。
ご紹介する実例は、それぞれ異なるテーマでリフォームを実施しているため、お住まいの建物の状況と照らし合わせながら参考にしてみましょう。
家族の時間を大切にできる間取りへスケルトンリフォーム

築25年の戸建をスケルトンリフォームした実例です。
高齢となったご両親のためにバリアフリー化、子ども部屋はお好みのクロスで仕上げ、家族全員が快適に暮らせる家となりました。

水回り設備も一新したため、家族3世代でこれからも長く住み続けられます。
| 住宅の種類 | 戸建 |
| 築年数 | 25年 |
| リフォーム費用 | 1,500万円 |
| リフォーム箇所 | スケルトンリフォーム |
| 採用メーカー | LIXIL・朝日ウッドテック |
補助金を活用した断熱リフォーム


補助金を活用した事例では、暑さや寒さを軽減する断熱リフォームと同時にキッチンやトイレもリフォームしました。
すべての窓で内窓を採用し、冬は暖かく夏は涼しい家となりました。

キッチン前面は収納を増やしたため、散らばりやすい小物関係をスッキリ収納できる造りです。
| 住宅の種類 | 戸建 |
| 築年数 | 20〜30年 |
| リフォーム費用 | 400万円 |
| リフォーム箇所 | トイレ・キッチン・内窓 |
| 採用メーカー | クリナップ・YKKAP |
昨今では、キッチンやトイレのリフォームと同時に補助金が使えるリフォームを実施するケースも増えてきました。
補助金が使える要件は毎年異なるため、詳しくは下記の記事を参考にしてみましょう。
築20年の中古戸建を購入してリノベーション

築20年の中古戸建をリノベーションした事例では、子どもと安心して暮らせる家をテーマとしました。

元々あった和室をリビングと繋げ、広々とした空間を生み出しました。
キッチンにあった剥き出しのダクトは、木目調の梁(段差)で隠すことにより、モダンでおしゃれな空間となりました。
| 住宅の種類 | 戸建 |
| 築年数 | 20年 |
| リフォーム費用 | 1,100万円 |
| リフォーム箇所 | トイレ・キッチン・浴室・洗面台・屋根塗装・外壁塗装 |
| 採用メーカー | Panasonic |
古くなった設備を一新したリフォーム


中古で購入した築20〜30年戸建を一新したリフォーム事例です。
デザイン性のみでなく利便性も重視し、生活動線を考えました。


白を基調としたリビングは圧迫感がなく、家族団欒が楽しめる空間となりました。
老朽化していたトイレ・洗面所・キッチンなどの水回り設備を一新したため、新築のように長くお使いいただけます。
| 住宅の種類 | 戸建 |
| 築年数 | 20〜30年 |
| リフォーム費用 | 574万円 |
| リフォーム箇所 | トイレ・キッチン・洗面台・床 |
| 採用メーカー | LIXIL・Panasonic |
【Q&A】築25年の住宅に関するよくある質問

- 築40年の住宅は建て替えがおすすめですか?
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築40年の住宅は、建物の老朽化具合や今後の生活スタイルでリフォームしないかどうかを検討しましょう。
建て替えの場合、現在の家屋をすべて取り壊すため、最新の耐震基準や性能を有した住宅が手に入ります。
大幅な間取り変更も可能であるため、大幅な生活スタイルの変化にも対応可能です。
一方リフォームの場合、部分的な耐震性の補強はできても地盤など全面的な見直しに適していません。
それぞれのメリットとデメリットを加味した上で、建て替えかリフォームを検討してみましょう。
費用が変わらないケースも性能向上リフォームに加え、大幅な間取り変更を実施すると建て替えと費用が変わらないケースもあります。
費用が大きく変わらない場合、リフォームしないで建て替えを検討してみましょう。
- 築30年の住宅をリフォームするとあと何年住めますか?
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築30年の住宅は適切なリフォームを実施すれば、その後30年40年と長く住み続けられます。
耐震補強や断熱工事など、性能向上リフォームを実施すると建物の寿命が伸びます。
予算に限りがある場合、外壁や屋根・水回り設備などの劣化の進みやすい箇所から優先的にリフォームしましょう。
- 築25年の中古住宅を買ってリフォームするのはおすすめですか?
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築25年の中古住宅を購入しリフォームするのは、建物の状態によっておすすめできるか否か異なります。
築25年の住宅は「新耐震基準」と「2000年基準」の境目に建設されています。
新耐震基準で建設された住宅の場合、リフォームのほかに耐震性を高める工事も必要となるケースがあるでしょう。
- 築25年戸建て住宅のリフォームや建て替えで、固定資産税は上がりますか?
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築25年戸建て住宅を建て替える場合、建物の評価額が上がるため、固定資産税も上がります。
一方、リフォームの場合、工事内容によって税額が増減します。
増築や減築、フルリフォームのような大幅な修繕は評価額が見直される可能性が高いです。
- 築25年戸建て住宅をリフォームする場合、どのような失敗に気をつければ良いですか?
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築25年戸建て住宅のリフォームに失敗しないためには、建物の構造や配管など、目に見えない部分の経年劣化に注意する必要があります。
また、工事を進めるうちに追加で費用がかかる可能性にも注意しましょう。
リノベーション・フルリフォームの業者選びで後悔しないために
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