2階リフォームのメリット・デメリットは?間取り変更の事例や費用相場も

2階リフォームを検討する際に知っておきたいメリット・デメリット、具体的な事例や費用相場も交えて解説します。この記事を読むことで、2階のリフォーム計画がよりスムーズに進められるようになります。

2024年12月19日更新

監修記事
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2階のリフォームを検討すべきタイミング

2階のリフォームは、その家に住まう人の生活スタイルが変わるタイミングで検討されます。

間取りの変更でプライバシーの確保や、住まいの快適性や機能性向上が期待できるでしょう。

2階リフォームのタイミング
  • 成長した子供のための部屋が必要
  • 同居に伴い二世帯住宅に変更したい
  • 家族構成の人数が減って空き部屋ができた

例えば子供が成長し、プライバシーを重視した空間が必要になったときは、2階を子供部屋としてリフォームするタイミングです。

また、両親や子世帯との同居が決まった際に、2階を完全な生活スペースにリフォームすることで、快適な二世帯住宅を実現できます。

部屋の使い方を見直す必要があるときにリフォームを検討すると、趣味や団らんのエリアとして有効活用できます。

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2階だけをリフォームするメリット

2階部分のみのリフォームでは、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

【メリット1】生活動線を変えられる

とくに水回りをリフォームすると、利便性が大きく向上します。

2階にトイレを新設すれば、夜間や朝の忙しい時間帯に階段を駆け下りて1階のトイレに行く必要もなくなります。

また、2階のベランダに洗濯物を干すなら、その近くに洗濯機置き場を移設することで動線がスムーズになります。

【メリット2】フルリフォームに比べて費用を抑えられる

2階のみのリフォームであれば、家全体のリフォームと比べて費用を抑えられるでしょう。

工事規模が小さく、手間や必要な資材も少ないため、低予算で住まいの快適性を向上させられるのがメリットです。

【メリット3】仮住まいの必要性が低下する

2階だけのリフォームであれば、1階に住みながら工事を進められるケースが多いため、ほとんどの場合仮住まいが不要になります。

さらにトイレ・お風呂など、工事範囲が限定的なリフォームなら、1週間以内で工事を完了させることもできるでしょう。

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2階だけリフォームするデメリット

魅力的な点が多い2階のリフォームですが、注意すべき点もあります。

ここでは、2階をリフォームするデメリットについて見ていきましょう。

【デメリット1】1階と2階で内装や設備に差がでやすい

2階の部分的なリフォームの場合、リフォームした箇所だけが新しくなり、1階との差が目立つ可能性もあります。

二世帯住宅として親世帯と子世帯が各階に分かれて生活するのなら、あまり気にならないかもしれません。

しかし、2階部分を家族で共有する間取りにリフォームする場合は、内装の不一致が問題となるでしょう。

対策としては、2階のトイレ新設に合わせて1階のトイレ設備を新しくしたり、壁紙や床材だけ全面リフォームしたりするなどの方法があります。

【デメリット2】増築で耐震補強工事が必要なケースもある

2階に部屋を増築リフォームする場合、建物全体の構造計算が必要となります。また、1階の耐震補強工事をするケースもあるでしょう。

屋根材を軽くしたり、家を支える壁の耐久性を上げたりする工事によって対策が可能です。

ただしその場合、大がかりな工事を行うこととなるので、高額費用や工期延長にも留意しましょう。

【デメリット3】水回りの位置によって配管・電気工事が必要

新たにトイレや浴室を2階に設置する場合、配管や電気工事の手間が発生し、費用が高くなることもあります。

水回り増設に伴う工事例
  • 給水
  • 給湯管
  • 排水管
  • ガス管
  • 電気配線

できるだけ、1階の水回りと近い位置に2階の水回りを設置することで、最短工事で済むでしょう。水回りの位置を大きく動かす場合には、施工費が高くなるかもしれません。

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2階をリフォームした施工事例

【事例1】子供部屋に間仕切り壁を新設

before
after

子供部屋に間仕切壁を新設

1つの大きな部屋に間仕切り壁を新設して、2つの子供部屋に。

それぞれの空間におしゃれなクロスがマッチしています。

【事例2】二世帯住宅へ全面リフォーム

before
after
before
after

二世帯住宅へ全面リフォーム

2階にキッチンとLDKを設けました。

親世帯と子世帯が独立して暮らせる空間を実現。

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2階のリフォームにかかる費用相場

2階のリフォームにかかる費用相場は、100万円~が目安です。

また、二世帯住宅にフルリフォームする際などは、800万以上かかることを想定しましょう。

リフォーム内容費用相場
間仕切り壁の設置5万~20万円
壁を撤去して部屋を減らす10万~30万円
トイレの増設40万~200万円
浴室の増設100万~250万円
キッチンの増設60万~200万円
バルコニー・ベランダの増築40万〜60万円
フローリングの張り替え・重ね張り6万〜20万円
(6畳の場合)
壁紙(クロス)の貼り替え3万〜7万円
(6畳の場合)

費用は工事内容や建物の状況によって異なるため、2階のリフォームを検討する際は複数の業者から相見積もりを取得しましょう。

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【Q&A】2階だけのリフォームに関するよくある質問

2階建てを3階建てに増築リフォームできる?

まず、増築工事を行う際には、「建築確認申請」が必要です。また、耐震性や基礎の強度が増築可能な状態であるか専門家に確認してもらうことが重要になります。

お住まいの地域の法律にもよりますが、基本的に宅地には高さ制限が設定されているため、2階建ての建物を3階建てにリフォームする際は必ず確認しましょう。

もし法律上の問題がなく、3階建てにリフォームが可能な場合についても、建物全体に3階部分を支えるだけの補強工事が必要となりますし、増築部分と既設部分を接続するために大がかりな工事も必要です。

2階だけのリフォームで補助金を使える?

自治体によっては、リフォーム補助金や助成金制度が利用できる場合もあります。

とくに、省エネ性能向上やバリアフリー化に関連するリフォームで補助金の対象となるケースが多い傾向にあります。

2階から平屋にリフォームすることはできる?

2階から平屋へのリフォームは可能ですが、建物の構造や法規制を考慮する必要があります。

例えば、屋根の解体や葺き替えといった工事の際、 法律により「建築確認申請」が必要です。

また、減築にかかるリフォーム費用は、800万〜2,600万円が目安です。

大がかりな工事となるため、リフォーム業者に相談しながら計画を立てましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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