2024年01月24日更新

監修記事

マンションのフルリフォームとは?費用相場や事例を徹底解説!

マンションのフルリフォームを行う場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか?またどのようにしたら抑えられるのでしょうか。この記事では、マンションのフルリフォームの費用相場や費用の抑え方、リフォームを検討するときの注意点についてご紹介します。

中古マンションを購入したり、親族の所有していたマンションを相続したりして、マンションのフルリフォームの検討を始めたら、

「リフォームで使い勝手よくおしゃれな空間にできる?」

「間取りはどのくらい変えられる?」

など、気になることがたくさん出てきます。

そして、最も気になるのが費用のこと。

無料で複数社のリフォーム費用見積もりやプランを比較できる「ハピすむ」では、厳しい基準の加盟審査を通過した優良リフォーム会社の中から、ご要望に沿った業者を最大3社ご紹介し、現地調査の日程調整まで行っています。

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マンションのフルリフォームとは?

そもそも日本でいう「リフォーム」とは、一般に経年劣化した箇所を新築時のような状態に戻すことを指します。

「フルリフォーム」とは、住居全体に対して行うリフォームということになります。

マンションのフルリフォームとは、建物を支える重要な柱や梁などの躯体を残し、それ以外のすべてを解体して行う、大規模なリフォームのことです。

「骨組み」という意味からスケルトンリフォームとも呼ばれています。

フルリフォームでは、間取りを一からつくり直すことができます。

給排水・配管なども移動することができるので、水回りの移動なども可能となります。

フルリフォームで、まるで新築のような住居に生まれ変わらせることができるのです。

マンションのフルリフォームとフルリノベーションの違い

「フルリノベーション」という言葉があります。

「フルリフォーム」と同じ意味と思っている方もおられるかもしれませんが、そもそも「リノベーション」は現在の状態に価値を追加することとして使われている言葉です。

たとえば、間取りを家事動線や暮らしやすさを考慮したものに変えたり、バリアフリーのために手すりを付けたりすることがリノベーションにあたります。

フルリノベーションは、住まい全体に対してリノベーションを行うことを指し、したがってフルリフォームとは異なります。

住居をフルリフォームした上で上記のような価値を追加するならば、それは「フルリフォーム+リノベーション」とでも言うべきものでしょう。

※「リフォーム」「リノベーション」はカタカナ英語です。

「フルリフォーム」「フルリノベーション」は和製英語です。

reform に日本語の「リフォーム」の意味はありません。

※英語では、機能や価値を向上させるために改装する意味であれば remodel が、原状回復のために改装する/設備などを新しくする/修理する意味であれば renovate がそれぞれ用いられるようです。

マンションのフルリフォームにかかる費用の相場

ハピすむで成約したフルリフォームの費用相場(マンション・戸建て含む)
予算検討できるリフォーム
300万円・キッチンリフォーム
・トイレリフォーム
・浴室リフォーム
・クロス張り替え
400万円・キッチンリフォーム
・トイレリフォーム
・浴室リフォーム
・クロス張り替え
・フローリング張り替え
・間取り変更
500万円以上・スケルトンリフォーム
・給排水管の更新

このようにマンションのフルリフォームは、予算によっても実現できる内容や範囲が異なります。

ここからは、一般的な3LDKマンションにおける予算別のリフォーム内容について紹介します。

300万円でできるマンションリフォーム【水回り】

画像出典:キュースタジオ

キッチン、浴室、トイレの水回りを中心にしたリフォームの相場価格は、約300万円と言われています。

この価格で、スタンダードクラスの設備の導入や、壁紙の全面貼り替えが行えるでしょう。

水回りに加えて、室内全ての床材を張り替える工事を行う場合、フローリングで約100万円の費用がさらに必要になるでしょう。

水回りのリフォームで特に費用がかかるのは設備の本体費用です。

設備のグレード次第で、必要となる費用も大きく変わります。

設備のグレードやオプションの有無で、費用に50万円以上の差が出てくることもあるでしょう。

400万円でできるマンションリフォーム【間取り変更】

画像出典:キュースタジオ

間取り変更を伴うリフォームの費用相場は約400万円と言われていますが、リフォームの内容によっては大幅に相場価格を超える予算が必要になる場合があります。

なぜなら、間取りを変更する場合はそのマンションに合わせた設計が必要となり、特注になるケースがあるからです。

間取りの変更を行うリフォームには、壁付きのキッチンを対面式へ変更する工事や、和室から洋室への変更、または床材をカーペットからフローリングに替える工事などが挙げられます。

この相場の価格帯で間取り変更ではない他のリフォームを行う場合、水回りの設備の変更、壁紙の貼り替えに加え、キッチンの向きの変更などが可能でしょう。

500万円以上の予算が必要なマンションリフォーム【スケルトン】

画像出典:キュースタジオ

マンションの内装を全て解体して、床から天井まですべてをリフォームするスケルトンリフォームの費用相場は、約700万円~1400万円と大きく幅があります。

スケルトンリフォームでは、給排水管や電気配線等の工事を伴うケースがあり、その場合は費用が高くなるためです。

特に築年数の古いマンションでは新築同様の工事が必要となる場合もあるでしょう。

スケルトンリフォームは費用がかかりますが、自身の好みに合ったマンションへとリフォームすることができるので、その分満足度も高いリフォームにできるでしょう。

マンションフルリフォームの費用相場例【大きさ別】

マンションにおけるフルリフォームの費用相場というのは、大きさ(平米)によって変動します。

ここからは、マンションの代表的な大きさである60平米と80平米でフルリフォームした場合の費用相場を紹介します。

60平米マンションのフルリフォーム

広さが60平米のマンションは、単身者向けやファミリー層向けのどちらにでも合う間取りに変更することができます。

なお、マンションの一般的なフルリフォームの費用相場は、1平米あたり10万円から20万円が相場です。

そのため、60平米程度のマンションをフルリフォームした場合、約600万円~1200万円程度が費用相場になります。

ただし、上記の費用は使用する建材のグレード、下地の状況によっても変動するので注意しましょう。

80平米マンションのフルリフォーム

比較的ファミリー層向けの広さが確保されている80平米マンションは、間取りも自由に設計できるので費用の幅も広い傾向にあります。

そんな80平米マンションのフルリフォームにかかる費用相場は、約800万円~1600万円程度になります。

なお、1平米あたりの基本相場については、60平米マンションと同様に10万円から20万円です。

間取り構成やグレードによっても価格変動するため、予算を考慮したフルリフォームを行いましょう。

マンションのフルリフォームの工事箇所別の費用

マンションのフルリフォームは、工事箇所別に費用を分けることができます。

各部位の費用を確認した上で、大まかな予算規模を把握しておきましょう。

キッチン

キッチン回りのリフォーム費用は、キッチン本体の種類やグレードによって変動します。

種類やグレード別の費用相場については、以下のとおりです。

キッチンの種類シンプルスタンダードハイグレード
I型キッチン50万円~70万円~80万円~
L型キッチン65万円~75万円~85万円~
アイランドキッチン90万円~130万円~150万円~

なお、キッチンを配置する場所によっては、給排水管や換気ダクト関連の工事用が増減する可能性があります。

浴室

マンションの浴室リフォームにかかる一般的な費用相場は、約80万円から200万円程になります。

工事種別・グレード別の費用相場は以下のとおりです。※0.75坪タイプ

工事の種類ベーシックミドルハイグレード
ユニットバスの交換60万円~70万円~100万円~
在来浴室からユニットバス75万円~85万円~115万円~

0.75坪以外にも、1坪タイプ、1.25坪タイプ、1.5坪タイプもあり、浴室サイズが広くなるにつれて費用も上がります。

トイレ

工事の範囲組み合わせトイレ一体型トイレタンクレストイレ
トイレ本体の交換10万円~12.5万円~16.5万円~
本体交換+床の張り替え13万円~15万円~19万円~
本体交換+床と壁紙の張り替え18万円~25万円~30万円~

マンションのトイレリフォームにかかる費用相場は、約20万円から40万円程になります。

トイレには以下のような種類があり、トイレの種類によってもリフォーム費用は変動します。

  • 組み合わせトイレ
  • 一体型トイレ
  • タンクレストイレ

組み合わせトイレは、便器とタンク、便座が分かれているベーシックタイプで、一体型は、便器とタンク、便座が一体になっているミドルグレードのトイレです。

一方、タンクレストイレは、水をためるタンク部分がないハイグレードなトイレになります。

洗面

工事の範囲シンプルスタンダードミドルグレードハイグレード
洗面台本体の交換6.5万円~10万円~20万円~25万円~

一般的な洗面リフォームの費用相場は、約10万円から30万円程になります。

費用は洗面台のサイズやグレードによって変動しますが、ローグレードなタイプなら15万円以下に押さえられることもあります。

一方、ハイグレードは収納力やデザイン性に富んだタイプですが、価格も比例して上がる傾向にあります。

リビング

工事内容費用
クロスの張り替え(10帖)5万円~
フローリングの張り替え20万円~
間仕切りの撤去10万円~
床暖房工事(15帖)80万円~

リビングのリフォームにかかる費用相場は、約50万円から150万円程です。

壁紙やフローリングの張り替えやなど、簡易的なリフォームの場合は50万円以下で収まることがあります。

一方、間取り変更を伴うリフォームや床暖房工事を実施する場合、工事費用が増加する傾向にあります。

洋室・和室

工事内容(6帖)費用
洋室:クロスの張り替え5万円~
洋室:フローリングの張り替え10万円~
和室:畳替え10万円~
和室:襖の張り替え2万円~
和室:障子の張り替え1万円~
和室から洋室に変更35万円~

洋室・和室のリフォームにかかる費用相場は、約20万円から100万円程になります。

洋室の場合、壁紙やフローリングの張り替え工事で綺麗にすることができます。

和室の場合、畳替えや襖・障子の張り替えで和室をリフレッシュすることが可能です。

なお、和室の使い勝手が悪い場合、洋室に変更するリフォームもできます。

クローゼット

工事内容費用
壁面クローゼット10万円~
ウォークインクローゼット30万円~

クローゼットリフォームにかかる費用相場は、約10万円から80万円程になります。

収納力が足りない場合、クローゼットを新設することで収納スペースを確保できます。

クローゼットは壁を利用して作る壁面クローゼットと、人が中に入って歩くスペースがあるウォークインクローゼットに分類することができます。

壁紙(クロス)

部屋の広さスタンダードタイプハイグレードタイプ
4.5畳3万円~5万円~
6畳4万円~6万円~
8畳5万円~7万円~
10畳6万円~8万円~

マンションの壁紙(クロス)張り替えにかかる費用相場は、家全体で約25万円から60万円程度になります。

一般的なクロスというのは、スタンダードなタイプとハイグレードタイプに分類することができます。

量産品のスタンダードタイプは、価格が安い反面、選べる柄が少ない傾向にあります。

一方、ハイグレード品は高価な反面、デザインが豊富で抗菌・消臭機能などの付加価値が付いている製品も多くラインナップされています。

フローリング

部屋の広さ合板フローリング無垢フローリング
4.5畳12万円~13万円~
6畳14万円~15万円~
8畳18万円~19万円~
フローリングからフローリングに張り替える場合の費用相場

フローリングの張り替えにかかる費用相場は、6畳程度の大きさで約14万円から30万円程度になります。

ただし、張替えの費用は既存の床材の種類によって変動します。

例えば、カーペットからフローリングに変更する場合と、フローリングからフローリングに張り替える場合では手間が違うので価格も変動します。

また、フローリングには合板フローリングと自然素材でできた無垢フローリングに分類されており、材質によっても価格が変動するので注意しましょう。

間仕切り・間取り変更

工事の内容費用
間仕切り壁の撤去10万円~
2部屋(洋室)→1部屋(洋室)50万円~
2部屋(洋室・和室)→1部屋(洋室)55万円~
間仕切り壁の造作13万円~
1部屋(洋室)→2部屋(洋室)33万円~

部屋の間仕切りや間取り変更は、費用も約10万円から500万円程度と非常に価格幅の広い工事になります。

例えば、お部屋をまとめる工事なら、壁を撤去するだけの簡単な工事から、床材や壁材まで一新する工事まで、完成イメージによって費用感が大きく異なります。

反対に、お部屋を分割する工事についても、簡単な間仕切り壁を設置する工事もあれば、ドアを新設して独立したお部屋を造り込む工事まであります。

マンションのフルリフォーム事例から費用相場をチェックしよう!

マンションのフルリフォームを行った事例を10個ご紹介します。

【約200万円】1Kマンションのフルリフォーム

画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用189.2万円(税込)
工期3週間
工事箇所和室/浴室(リクシル 集合住宅用ユニットバス)/洗面所/
トイレ(TOTO 隅付タイプ)/キッチン(クリナップ「クリンプレディ」)
施工会社みやこリフォーム

1Kマンションの和室を洋室に変え、水回り設備も一新した事例です。

新しい洋室の床は、マンション用の防音性能のあるフローリング(ノダ Nクラレス)。

木目の雰囲気が出て、高級感が生まれていますが、その分、クロスの張り替えは一部分のみにしてコストを抑えました。

ユニットバスは、元はお風呂と洗面が一緒になった2点ユニットでしたが、新しい浴室はお風呂のみの1点ユニットにしたことで、同じ広さのユニットバスでもすっきりと広くなっています。

キッチンもコンパクトながら、新しいものに交換して使いやすくなっていますが、キレイに使っていた既存の吊り戸棚は生かし、コストを抑えています。

【約300万円】水回りと内装リフォームを含んだフルリフォーム

画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用268.4万円(税込)
工期1カ月
工事箇所浴室(リクシル「リノビオP」)/洗面所(リクシル「オフト」)/
キッチン(リクシル「シエラ」)/トイレ(リクシル「アメージュ」)/
和室/洋室/ハウスクリーニング
施工会社みやこリフォーム

水回りは全て一新しながらも、低コストで全面リフォームを実現した事例です。

ユニットバスは、見た目や性能に関わるグレードは落とさずにシャワーや床材、浴槽の素材などでリーズナブルなものを選択してコストを削減しました。

キッチンは、最新の引き出し式収納にしたことで収納量が増え、圧迫感のあった吊り戸棚を撤去して広さと明るさを感じるキッチンに変身を遂げています。

洗面所は、洗面台横にあった不要な壁を撤去して洗濯パンを移設することで、広く使えるようになりました。

和室は畳の表替え、障子と襖の張替え、壁と天井のクロス張替えで見違えるほどキレイで明るくなりました。

【約400万円】和室の全面リフォームを含んだフルリフォーム

画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用424.7万円(税込)
工期1カ月
工事箇所浴室(リクシル「リノビオV」)/洗面所(リクシル「ピアラ」)/トイレ(リクシル「アメージュZA」)/
キッチン(リクシル「シエラ」)/リビング/ダイニング/
廊下/洋室フローリング/クローゼット/和室畳/間仕切り壁・扉撤去
施工会社みやこリフォーム

リビング・ダイニングや廊下の床は、暗いグレーのカーペットから白っぽいフローリングに変えて清潔感や明るさが感じられ、隣の和室は琉球畳に変えてモダンな雰囲気に仕上がっています。

襖を開けると、リビング・ダイニングとの一体感も感じられる雰囲気です。

リビング・ダイニングは、間にあった壁・扉を撤去したことで、広々と開放的で明るくなりました。

さらに水回りは、すべてを最新の設備に取り替え、使い勝手や掃除のしやすさが格段にアップしています。

【約400万円】和室から洋室へのリフォームを含んだフルリフォーム

画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用393.1万円(税込)
工期1カ月
工事箇所浴室(リクシル「リノビオV」)/洗面所/トイレ(TOTO「ピュアレストEX」「アプリコットF1A])/
キッチン(クリナップ「ステディア」)/LDK内装/和室
施工会社みやこリフォーム

経年劣化が目立つ水回りを重点的に、フルリフォームした事例です。

特にこだわったのがキッチンです。

クリナップのスタンダードグレードのキッチン「ステディア」を採用しています。

カビや虫を寄せ付けにくく衛生的で、お手入れもしやすいステンレスキャビネットと、ボタンを押すだけでお掃除できるレンジフードなど、清潔感を保つための素材や機能を取り入れています。

また、キッチンからの視界を遮っていた吊り戸棚を撤去して開放的なLDKになりました。

さらに、畳の和室は床や壁だけでなく、クロスや収納建具も交換し押入れもクローゼットに改修したことで、元が和室とは思えない完璧な洋室へと生まれ変わりました。

【約400万円】オープンキッチンへ変更したフルリフォーム


画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用385.0万円(税込)
工期3週間
工事箇所キッチン(リクシル「シエラ」)/浴室(リクシル「リノビオ」)/洗面所
施工会社みやこリフォーム

水回り、特にキッチンを中心にリフォームした事例です。

キッチンは、リビングとの間にあった垂れ壁と袖壁を撤去して、オープンな対面キッチンに。部屋全体につながりと広がりが生まれ、料理中にも家族とのコミュニケーションが取りやすいキッチンになっています。

中古マンションを購入してのリフォームだったため、水回りは浴室、洗面、トイレも設備を取り替えて気持ちよく使えるように。

すべて白を基調とした清潔感のある空間になりました。

フローリングは状態がよかったため流用していますが、プロのクリーニングとワックスがけで新品のような美しさに仕上がっています。

【約400万円】無垢フローリングと珪藻土を使ったフルリフォーム


画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用397.3万円(税込)
工期2カ月
工事箇所キッチン/浴室/洗面所/トイレ/給湯器/無垢フローリングへ張替え/
クロス張替え/床張替え(NODA「ネクシオウォークフィット45」)
施工会社みやこリフォーム

自然素材を取り入れたマンションリフォームの事例です。

床は、マンション用としては数少ない無垢フローリングに。

木肌のもつ美しさを最大限に引き出したフローリングは、素足にも心地よい質感です。

また、壁は調湿性と防臭性に優れ、断熱効果も高い珪藻土で仕上げています。

化学物質を含まないので、体にも優しい素材です。

劣化していたキッチン・お風呂・洗面・トイレ・給湯器はすべて一新して、気持ちよく快適に使えるようになりました。

どこも白で統一し、清潔感のある空間になっています。

【約500万円】フローリング全面張替えを含んだフルリフォーム

画像出典:みやこリフォーム
リフォーム費用500.8万円(税込)
工期1カ月
工事箇所浴室(TOTO「サザナ」)/洗面所(TOTO「サクア」)/キッチン(クリナップ「ステディア」)/
トイレ(TOTO「ピュアレストEX」)/クロス張替え/床張替え(NODA「ネクシオウォークフィット45」)
施工会社みやこリフォーム

施主様のこだわりで、マンションの防音に対応しながらも高級感とあたたかみのあるフローリングを取り入れつつ、水回り設備も取り替えた事例です。

浴室は広々とした1620サイズ (※) です。

浴槽の素材には人工大理石が採用されました。見た目に高級感があるだけでなく肌触りも心地よく、お手入れも楽です。

同時にガス式の浴室暖房乾燥機も交換しています。

キッチンは、クリナップのハイグレードキッチンにして、使い勝手やお手入れのしやすさだけでなく、見た目の美しさや高級感も演出しています。

トイレや洗面台も同様にハイグレード品を採用していて、満足感の高いリフォームになっています。

※1620サイズ:160cm × 200cm(内側の寸法)

【約800万円】見晴らしの良い中古マンションをフルリフォーム

画像出典:ou2株式会社(アールツーホーム)
リフォーム費用約790万円
工期約3ヶ月
工事箇所トイレ、キッチン・台所、お風呂・浴室、洗面台・洗面所、床・フローリング、リビング、ダイニング
施工会社ou2株式会社(アールツーホーム)

見晴らしの良い中古マンションを購入し、住みやすくフルリフォームした事例です。

生活の中心となるリビングは、天然木材のフローリングを使用して木の温もりが感じられる開放的な空間へ仕上げています。

キッチンは収納スペースやキッチンと食器棚の間を広く確保して、使いやすさにこだわっています。

【約1000万円】高級感のある素材でフルリフォーム

画像出典:株式会社クラシアップ
リフォーム費用約1000万円
工期1.5カ月
工事箇所トイレ、キッチン・台所、お風呂・浴室、洗面台・洗面所、壁紙・壁、床・フローリング、洋室、階段・廊下、リビング、ダイニング
施工会社株式会社クラシアップ

高級感のある素材を使用して、マンションをフルリフォームした事例です。

一般的な素材ではなく、ステンレスキッチンや高級感のあるタイルを使用しているため、ラグジュアリーな空間に仕上がっています。

また、間接照明を導入するなど、照明計画にもこだわって仕上げています。

【約1200万円】理想を形にした中古マンションフルリフォーム

画像出典:ou2株式会社(アールツーホーム)
リフォーム費用約1218万円
工期約3ヶ月
工事箇所キッチン・台所、洗面台・洗面所、階段・廊下、その他、リビング、ダイニング
施工会社ou2株式会社(アールツーホーム)

メゾネットタイプの中古マンションを購入し、フルリフォームをした事例です。

キッチン回りでは、茶色をベースカラーにした内壁に対し、白と赤のタイルを使用してメリハリのある空間を表現しています。

また、和室を洋室に変更した際、床暖房を設置することで快適な空間へ生まれ変わらせています。

マンションフルリフォームの費用を100万円以上節約するポイント

マンションのフルリフォームは、リフォームの中でも非常に高額な工事の一つです。

そのため、できるだけ費用を押さえたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、マンションリフォームの費用を100万円以上節約するポイントについてご紹介します。

地元の優良工務店に依頼する

リフォームを請け負う業者は、リフォーム専門業者やハウスメーカーなどがありますが、費用を抑えたいと思うのなら、地元の優良工務店に依頼することをおすすめします。

大手や中堅のリフォーム会社の場合、実際の工事は地元の工務店に下請けとして依頼していることも少なくありません。

そのため、リフォーム会社を通してリフォームを行えば依頼主がマージンを支払うことになります。

しかし、直接地元の工務店にリフォームを依頼すれば、このマージン費用を支払う必要がなくなります。

また、大手企業の場合は宣伝や広告に多くの費用を使っているため、その分が施工費用にも上乗せされ、工務店よりも割高なケースも多いと言われています。

このように、地元の優良工務店に直接依頼するほうが費用を抑えられるケースが多いのです。

材料のメーカーにこだわらない

材料のメーカーにこだわらないことで、費用を節約できる可能性があります。

例えば、トイレ一つとっても様々なメーカーがあるので、一つのメーカーに固執しなければ価格帯の安いトイレを設置することができます。

その他にも、フローリングや建具など、建材も幅広いメーカーの品を比較することで、安価に購入できる場合があります。

同じジャンルの建材も、メーカーを変えることで安価に押さえることができます。

価格重視で考える場合、幅広いメーカーの中から質の高い製品を選ぶようにしましょう。

特注品を使用しない

キッチンや家具、建具関連の特注品というのは、デザイン性にも優れているメリットがあります。

ただし、通常の価格よりも高額になため、トータルのリフォーム費用が増加する原因になってしまいます。

特注品ではより多くの予算が必要になるので、フルリフォームの予算がオーバーしている場合や価格重視でリフォームを検討している場合、既製品を選択することが重要です。

デザインにこだわらずシンプルな設備にすることで、より費用を抑えられるでしょう。

リフォーム業者紹介サイトを活用する

インターネット上には、一度情報を入力するだけで複数のリフォーム業者に「相見積もり」を依頼できるサービスを行っているサイトがあります。

相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼することです。

このようなサイトを利用すれば、複数の業者を比較でき、より工事費用が低い会社を見つけることができます。

相見積もりの注意点

しかし、相見積もりを取るにあたっては、いくつかの注意点があります。

1つ目は、どの業者にも同じ工事内容で見積もりを依頼するということです。

費用相場を正しく把握するためにも、見積もりを出してもらう工事内容は依頼先によって異なることがないようにしておきましょう。

2つ目は、業者から提出された見積もりは合計費用だけでなく、詳細までしっかり確認するということです。

業者が見積もりにサービスとして項目を付け足してくれたのはよいが、逆に依頼した内容で欠けているものがあった、というケースもあるためです。

見積もりは項目、費用の詳細までしっかりと確認し、疑問点があれば担当者に確認するようにしましょう。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

マンションのフルリフォームは補助金制度を活用して費用を節約しよう!

マンションのフルリフォームは高額なため、補助金制度を活用することで費用を節約できます。

なお、マンションのフルリフォームで活用できる補助金の一例は以下のとおりです。

補助金名対象となる工事補助上限
こどもエコすまい支援事業・開口部の断熱改修
・外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置
・子育て対応改修
・防災性向上改修
・バリアフリー改修
・空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
・リフォーム瑕疵保険等への加入
原則、1戸あたり30万円
給湯省エネ事業・家庭用燃料電池(エネファーム)
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)
・ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
15万円/台
長期優良住宅化リフォーム推進事業・⻑期優良住宅化リフォーム⼯事
・三世代同居対応改修⼯事
・⼦育て世帯向け改修⼯事
・防災性・レジリエンス性の向上改修⼯事
・インスペクション等
評価基準型:100万円/戸(150万円/戸)
認定長期優良住宅型:200万円/戸(250万円/戸)
次世代省エネ建材の実証支援事業・外張り断熱
・内張り断熱
・窓断熱
外張り断熱:300万円
内張り断熱:125万円
既存住宅における断熱リフォーム支援事業・トータル断熱
・居間だけ断熱
高性能建材を用いた改修:15万円/住戸(玄関ドア5万円を含む)
地方公共団体の補助制度※各自治体によって異なる※各自治体によって異なる

リフォーム補助金の詳細はこちらの記事でも解説しているので参考にしてみてください。

マンションのフルリフォームは減税措置で費用が節約できることも!

マンションのフルリフォームは、補助金制度以外にも減税措置が適用されることで費用が節約できることもあります。

ただし、減税措置にも種類があるので、どのような場合に適用されるのかを判断することが重要です。

そこでここからは、マンションのフルリフォームで活用できる減税制度の種類と特徴について解説します。

住宅ローン減税

住宅ローン減税とは、住宅ローンを利用してマンションを購入した際に適用される減税制度です。

住宅ローン減税を活用することで、毎年年末時点の住宅ローン残高×0.7%を所得税(一部住民税)から最大13年間控除することができます。

例えば、年末時点のローン残高が3,500万円だった場合の控除額は以下のとおりです。

控除額の例)3,500万円×0.7%=24.5万円

上記の金額は所得税から差し引かれますが、余りが生じた場合は住民税から控除されることになります。

中古マンションを購入してフルリフォームを検討している方にとって、住宅ローン減税は非常にメリットが大きいといえるでしょう。

詳しい制度概要は、国土交通省のホームページで確認しましょう。

国土交通省:住宅ローン減税

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置

住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置とは、父母または祖父母などの直系尊属から住宅を取得した際、一定額までの贈与税が非課税になる制度です。

贈与税の非課税限度額は、質の高い住宅で最大1,000万円、一般住宅で500万円までとなっています。

なお、質の高い住宅の要件は以下のいずれかを満たさなければなりません。

  1. 断熱性能等級4以上もしくは一次エネルギー消費量等級4以上
  2. 耐震等級2以上もしくは免震建築物
  3. 高齢者等配慮対策等級3以上

また、受贈者の所得要件が設けられており、贈与を受けた年の合計所得金額が2,000万円以下でなければなりません。

詳しい制度概要は、国土交通省のホームページで確認しましょう。

国土交通省:住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置

工事別に利用可能な税制特例

リフォーム促進税制とは、特定の性能向上リフォームを実施した場合に利用できる減税制度です。

本制度はリフォームローンの有無にかかわらず、誰でも利用することができます。

対象となる工事と控除額は、以下の表を参考にしてみてください。

工事種別対象工事最大控除額
耐震リフォーム・耐震改修工事62.5万円
バリアフリーリフォーム・通路等の拡幅
・階段の勾配の緩和
・浴室改良
・便所改良
・手すりの取付け
・段差の解消
・出入口の戸の改良
・滑りにくい床材への取換え
60万円
省エネリフォーム・窓の断熱工事
・床/天井/壁の断熱工事
・太陽光発電設備設置工事
・高効率空調機/高効率給湯器/太陽熱利用システム設置工事
67.5万円
同居対応リフォーム・調理室の増設工事
・浴室の増設工事
・便所の増設工事
・玄関の増設工事
62.5万円
長期優良住宅化リフォーム・耐久性向上改修工事62.5万円

費用に影響も!マンションフルリフォームの工事期間について

マンションのフルリフォームは、工事期間が長くなるにつれて費用が増加してしまう傾向にあります。

費用が増えてしまう理由は以下のとおりです。

  • 人件費が増える
  • 資材費用が増える
  • 必要経費が増える

工事期間が長くなるとその分人が動くため、人件費が多くかかります。

また、工事する箇所が増えることで使用する建材も増加するため、資材費用が増えてしまうでしょう。

その他にも、駐車場を確保する経費や交通費、仮住まいの費用など、工事期間中必要になる経費も増加します。

このように、工事期間と予算は密接に関わっていることを理解しておきましょう。

マンションのフルリフォームを検討するタイミング

マンションのフルリフォームを検討するタイミングは、築20年程度が一つの目安になります。

木造住宅の耐用年数というのは約22年のため、比較的早くフルリフォームの時期が到来します。

一方、鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションにおける耐用年数は約47年のため、築20年以上経過したマンションがフルリフォーム時期の目安といえるでしょう。

なお、水回り関連の設備(トイレ・洗面・キッチン・風呂場)などの耐用年数は約15年とされています。

耐用年数を迎えた設備は老朽化や不具合が目立ち始めるので、築15年を超えたマンションもフルリフォームの対象といえます。

以上のことからも、築15年から20年を経過したマンションについては、フルリフォームの検討時期として考えるべきでしょう。

マンションのフルリフォームのメリット・デメリット

フルリフォームを行うにあたり、どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しましょう。

マンションのフルリフォームのメリット

マンションのフルリフォームには、以下のようなメリットがあります。

家族構成やライフスタイルに合った間取りに変更できる

なんといっても、いったんスケルトン状態にすることで、現在の間取りを大きく変更し、希望のものにすることが可能になります。

例えば、

「子どもたちが独立して部屋数がたくさん要らなくなったので、その分リビング・ダイニング/キッチンを広くしたい」

「キッチンと浴室・洗面所を近づけて、家事動線の良い間取りにしたい」

といった要望も、フルリフォームなら叶えることができます。

好みのデザインや機能を取り入れることができる

フルリフォームでは、一部分のみのリフォームとは違って、好みのデザインを自由に取り入れることができます。

例えば、キッチンだけをリフォームする場合、キッチンとつながるリビング・ダイニングのインテリアを無視することはできません。

リビング・ダイニングはシックな雰囲気なのに「ナチュラルテイストが好きだからキッチンだけでもナチュラルでかわいい雰囲気に」というのは、統一感がなくチグハグになってしまいます。

それが、フルリフォームではすべての部屋を一新することになるので、全体をナチュラルでかわいい雰囲気に統一することができるのです。

その上、設備機器もすべて新しいものに入れ替えることになるので、最新の使いやすく清掃しやすい便利な機器を取り入れることも可能です。

新築マンションを購入するよりも費用を抑制可能

新築マンションを購入するよりも費用を抑制可能な点が、マンションフルリフォームのメリットです。

一般的に新築マンションの平均価格は、約5,000万円程度と言われています。

一方、ハピすむを利用された方の実績ベースでは、フルリフォームにかかる費用は全体の約90%が2,000万円以下に収まっています。

新築マンションの平均価格よりも数千万円費用を節約できているため、コスト面で考えた場合に大きなメリットとなるでしょう。

築年数が古くても売却しやすくなる

マンションのフルリフォームを実施した場合、築年数が古くても売却しやすくなるメリットがあります。

一般的にマンションの評価額というのは、築年数が古くなるにつれて下がっていく傾向にあります。

しかし、フルリフォームで居住空間を一新することで、売却需要が高まり買い手が見つかりやすくなります。

同じ築年数の物件でも、フルリフォームがされている物件とそうでない物件では、売却のしやすさに大きく差が出るわけです。

ただし、フルリフォーム費用を物件価格に上乗せすることは難しいため、投資対効果を見極めていくことが重要です。

マンションのフルリフォームのデメリット

マンションをフルリフォームすることには、以下のようなデメリットもあることを知っておいてください。

工期が長期化するため仮住まいが必要になる場合がある

フルリフォームの工期は数カ月〜半年くらいはかかります。

しかも一度にすべての部屋を解体してしまうので、住みながらリフォームすることは難しくなります。

そこで、工事期間中の仮住まいを探す必要があります。

引っ越しだけでなく、その環境によっては、荷物の保管場所などの確保も必要となるかもしれません。

これらにかかる費用を想定しておく必要があります。

思いのほか工事費用が高額になるケースがある

詳しくは費用の相場の章で述べますが、フルリフォームには、数百万円~約1千万円の工事費用がかかります。

特に、水回りの位置を大きく変えるような間取り変更があれば、給排水管の移動や増設が伴いますので、工事費用が高額になりがちです。

またキッチンの移設ならガス・電気・換気ダクトの工事、浴室なら防水処理なども必要になるかもしれません。

要望に優先順位をつけて、予算内に収める工夫が必要になります。

追加費用がかかることもある

マンションフルリフォームは大掛かりな工事なので、追加費用が掛かってしまう場合があります。

例えば、以下のような追加費用が発生する可能性があります。

  • 見えない下地部分の補修工事
  • 給排水管の修復工事
  • 仮住まいの延長期間

床下や壁裏などは表側から見えない部分のため、思いのほか下地が劣化しているケースもあります。

同様に、給排水管なども見えない部分のため、修復工事が必要になることもあるでしょう。

その他にも、工事期間中に仮住まいを用意している場合、工期が延びると延長料金が必要になります。

このように、当初は見えなかった部分で費用が発生することがあるので、予備費用を確保しておくことも重要です。

工事内容に制限がかかることがある

マンションのフルリフォームでは、管理規約や構造上の問題で工事内容に制限が出るケースがあります。

例えば、マンションの管理規約では生活音に関する規約が設けられていることあるため、使用する床材の種類に制限が出るケースも多いです。

その他にも、構造上の問題で工事内容に制限が出るケースもあります。

  • 壁式構造
  • ラーメン構造

マンションというのは、主にこれら2種類の構造が採用されています。

壁式構造とは、耐力壁が骨格となって建物を支える構造なので、梁や柱がなくスッキリした造りの構造です。

しかし、構造壁は撤去することができないので、間取り構成の変更で障壁になる可能性があります。

一方、ラーメン構造は柱や梁で建物を支える構造のため、骨組みとなる部分が少なく間取り制限も少ないのが特徴です。

このように、マンションの採用している構造によって、間取り空間を構成する要素に制限が出ることもあるので注意しましょう。

一戸建てに比べると工事が長い

まず知っておくべきことは、同じ内容のフルリフォームなら一戸建てよりもマンションの方がリフォーム期間は長くなる傾向があるということです。これはマンションの方が守るべき規定などが多いことが理由です。

マンションでのリフォームでは、マンションの管理規約に定められている規定に沿った工事内容を、決められた時間内で行わなくてはなりません。一般的に工事を行える時間は、戸建住宅よりも短いことが多く、時間帯などの制限も厳しくなります。

また近隣住人への配慮として、騒音や振動、匂いなどにもより気をつけなければならないため、このような点も工事期間に影響するでしょう。

デザイン変更で費用が増加することもある

リフォーム工事着工後にデザイン変更をするとなると、新たに資材調達を行う必要があったり、工事の段取りを立て直さなければならなくなります。そのため、工期が長くなり、費用も追加で必要になるでしょう。

急な変更は業者にも迷惑をかけることになりますので、急な変更がないように、事前のプランニングに時間をかけて、納得のいくリフォームプランを立てるようにしましょう。

マンションのフルリフォームをする際の注意点

マンションのフルリフォームでは、以下のような点に注意が必要です。

リフォームできる箇所のチェック

あらかじめ、マンション内でリフォームができる箇所をチェックしておきましょう。原則として、マンションでは個人の所有箇所である専有部分はリフォームできますが、共用部分をリフォームすることはできません。

またマンションごとにリフォームでできることが細かく規定されていることがありますので、リフォーム前には必ず管理規約を確認しておきましょう。

水回りの移設計画は慎重に

戸建て住宅とは違い、マンションで水回りの移設を検討している場合は以下の点に注意が必要です。

  • マンションの管理規約
  • 配管方式
  • 排水勾配
  • 換気ダクト

マンションの場合、まずは管理規約で水回りの移動が認められているかどうか確認しましょう。

次に配管方式をチェックしなければなりません。

マンションでは、スラブと呼ばれるコンクリート構造体の上に配管が通る「スラブ上配管」と、スラブの下に配管が通る「スラブ下配管」の2種類の配管方式に分かれています。

このうち、スラブ下配管は下の階の天井裏を通って共用配管に接続されているため、配管位置の関係上、移動に制限が出てしまいます。

また、排水勾配が確保できているかどうかも重要なポイントです。

設備を移動して距離が長くなると、排水管の高さも上げなければ勾配を確保することはできません。

高さを確保できなければ詰まりや逆流などが起きる可能性もあるため、建築基準法規定に準ずる勾配が確保できるかチェックが必要です。

その他にも、換気ダクトが移動できるかどうかも確認しましょう。

移設する場所によっては、梁が邪魔になってしまうこともあります。

そのため、換気ダクトが構造体に干渉しないで延長できるかどうかも水回りの移設には重要なポイントです。

管理組合に申請

マンションでリフォーム工事を行う場合、管理組合からリフォーム工事の承認を受ける必要があります。そのため工事前に申請手続き忘れずに行いましょう。

申請から承認までには時間がかかりますので、申請書類は遅くともリフォーム工事着工の1か月前には提出するようにしましょう。

仮住まいと引っ越しが必要になる

デメリットの章で述べたように、フルリフォームでは部分的なリフォームとは違い、住みながらリフォームすることは難しいので、工事期間中は仮住まいが必要です。

それも、工期が数カ月〜半年程度と長期に及ぶため、ホテルなどのような短期的な滞在場所ではなく、しっかり住める環境を確保する必要があります。

また、骨組みだけになるまで解体してしまう場合は、身の回りの物だけでなく家具・家電なども含めた引っ越しが発生することも頭に入れておきましょう。

トランクルームが必要になることもある

工事が着工したにもかかわらず、マンション内に家財道具や荷物が残っていると工事の妨げとなります。工事現場に迷惑がかかるだけでなく、工事が進められずにリフォーム期間が延びてしまうこともあります。

リフォーム期間が延びて人件費等で費用が追加されることのないように、工事の着工前に荷物を空いている部屋に移動させるか、トランクルームなどを借りて預けておくようにしましょう。

資金調達方法を検討する必要がある

フルリフォームをする時点で、マンション購入時の住宅ローンが残っている場合は、住宅ローンの見直しも含めて、資金調達方法を検討してみてください。

リフォーム工事と住宅購入資金を併せて借りられる住宅ローンがあるので、そちらのほうが低金利で条件が合えば、借り換えるというのも賢い方法です。

近隣住人への挨拶

リフォーム工事は騒音や業者の出入りなどで近隣住人に迷惑がかかります。事前に近隣住人への挨拶をすませましょう。業者によっては、挨拶を代行してもらえる場合もあります。

マンションのフルリフォームをスムーズに進めるポイントとは?

ひとくちマンションのフルリフォームと言っても、その工事内容や規模はさまざまです。

そのため、ここからはマンションのフルリフォームをスムーズに進めるポイントについて解説します。

施工部位を明確にする

目的に合わせて施工部位を明確にしておくことで、フルリフォームをスムーズに進めることができます。

例えば、設備の老朽化に伴いフルリフォームを検討している場合、キッチンやトイレ、洗面所やお風呂場などの水回り設備がリフォーム対象になります。

また、範囲についても部分的に済ませるのか?それとも全体的にリフォームするのか決めることが重要です。

部分的な工事なら設備の交換で済みますが、全体的にリフォームするならクロスの張り替え工事なども必要になるでしょう。

このように、目的に応じて施工部位を明確にしておくことで、フルリフォームの計画を進めることがポイントです。

リフォームの優先順位を決める

一度にやりたいリフォームをすべてやろうとすると、費用がかさんでしまいます。

そのため、リフォーム内容に優先順位をつけて、優先順位の高いものを中心にリフォームプランを組むことで費用を抑えることが可能です。

ただ闇雲に、高いリフォームをやめるという方法では、希望するリフォームが実現できず、リフォーム後に後悔することにもなりかねません。

満足のできるリフォームを行うために、何を優先させたいのかをしっかりと検討する必要があります

そうすることで、費用を抑えながらも後悔の少ないリフォームを行うことができるでしょう。

マンションのフルリフォームの流れ

マンションのフルリフォームはどのように進み、またマンションで行うリフォームだからこそ気を付けておきたいことはどんなことでしょうか。

ここでは一般的なマンションのフルリフォームの流れをご紹介します。

【1】リフォーム業者との打ち合わせ

まず、リフォームを依頼するリフォーム業者や建築業者と、フルリフォームの設計やプランニングについて話し合います。

施主は希望するリフォーム内容と予算を伝え、業者はその予算内で具体的にどのようなプランニングができるのかを提案し、リフォームプランを決定していきます。

【2】解体工事

プランが決まり契約を結んだら、マンションの骨組みを残して、内装のすべてを解体して撤去する作業がまず行われます。

水回り設備の位置変更を変更する場合や、給排水や給湯配管の不備が見つかった場合には、交換のために配管も撤去します。

【3】配管工事

配管工事は、配管の変更または交換のある場合のみ行われる工事です。また電気の配線工事や排煙ダクトの変更、エアコンの先行配管の工事なども行われます。

【4】間仕切り・下地工事

設計図に従い、壁などが増える場合には間仕切りの増設工事が行われます。

また下地工事では、天井、壁、床に下地材などを設置します。マンションの壁や天井の下地材には木材か軽量鉄骨が、床下地材には階下の住人に配慮して遮音性に優れた下地材が使われることが多いでしょう。

【5】内装仕上げ工事

壁にクロスや塗装を施したり、床材などを張ったりなどして、内装を仕上げていきます。内装の仕上げが終わるころにはリフォーム後の仕上がりがどのようになるのかが見えてきます。

【6】設備取り付け工事

キッチン、ユニットバス、洗面台などの設備の取り付けを行います。

【7】完成

リフォームが完成したら、プラン通りに工事が行われているかについて施工業者と確認します。内装がきれいに行われているか、取り付けた設備が稼働するかなどもチェックしましょう。

マンションのフルリフォームを依頼する会社の選び方

マンションのフルリフォームは、大掛かりで工事費も高額になるリフォームですので、安心して任せられる業者選びが大切です。

ここでは、業者選びのポイントをご紹介します。

許認可・資格を取得しているか確認する

優良なリフォーム業者を探す際のポイントは、許認可や資格を取得しているかどうかという点です。

以下のような資格を取得しているかチェックしてみましょう。

  • 建設業許可
  • 建築士
  • 施工管理技士
  • マンションリフォームマネジャー
  • インテリアプランナー
  • リフォームスタイリスト

このなかでも、建設業許可ならびに国家資格である建築士や施工管理技士などを取得しているかどうか確認してください。

特に建設業許可というのは、取得する要件に経営経験や建設業に関する実務経験、500万円以上の財産的基礎を有しているかどうかを行政側がチェックしています。

要するに、一定の経営基盤や技術力、信用力がなければ建設業許可は取得できないということです。

そのため、許認可を取得していない無資格の業者よりも、許認可を有するリフォーム会社を選ぶことが成功のカギともいえるでしょう。

リフォームの経験と実績が豊富な業者を探す

リフォーム業者には、戸建てが得意な業者もいれば、マンションが得意な業者もいます。

それは、過去のマンションリフォームの経験が豊富か、良い施工実績をどれだけ上げたかによるところが大きいのです。

マンションのフルリフォームに際しては、マンションリフォームの経験や実績が豊富な業者を選びましょう。

ウェブサイトなどに施工実績が載っていれば、それを参考にするのもよいですし、地域密着で営業しているような会社であれば、その会社や店舗の所在地周辺の環境もチェックすることをおすすめします。

周辺にマンションの多い地域に会社や店舗があれば、マンションの工事が得意で、マンションの施工実績も多いことが予想されるからです。

保証・アフターサービスの有無を確認する

リフォームは工事完了後にも不具合が起きる可能性があるため、リフォーム業者を選ぶ際には保証やアフターサービスの有無を確認しましょう。

工事品質保証書がきちんと発行されることで、万が一、施工不良があった際にも業者側の責任として修理してもらうことができます。

また、定期点検や緊急時における対応など、アフターサービスが充実している会社を選ぶことも重要です。

引き渡しが終わった後も安心して暮らすためにも、保証書の発行やアフターサービスが提供されている会社を選びましょう。

複数の会社に見積をもらう

複数の会社に見積もりを依頼し、見積もりを比較することで相場感をつかみ、金額を比較することは、決まった工事や決まった金額が存在しないリフォームでは大切なことです。

また、金額だけでなく提案されるプランにも会社によって違いがあります。

良いリフォームは良いプランから始まると言ってもよいかもしれません。

お客様の要望に応えるだけでなく、快適な暮らしのためのプロの目によるアドバイスも含まれたプランであれば、理想的なリフォームが実現するでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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