目次
陸屋根とは?
陸屋根(りくやね・ろくやね)とは、勾配がほぼない平面な屋根のことをいいます。
そのため、建物の外観は四角形となるのが特徴です。
ただし陸屋根の仕上げ方法によって、大きく2つのタイプに分かれます。
ここでは陸屋根における2つの仕上げ方法をチェックして、自宅の陸屋根でどちらを採用するか検討しましょう。
【タイプ1】屋上防水の陸屋根
屋上の防水メンテナンスが必要なタイプの陸屋根は、パラペットと呼ばれる外周の壁に囲まれているのが一般的で、屋上スペースを活用できるのが特徴です。
屋上防水とは、おもに屋根からの雨漏りを防ぐためにおこなう防水工事のことをいいます。
- ウレタン防水
- FRP防水
- シート防水
- アスファルト防水
このような屋上防水をおこない、陸屋根の排水口からスムーズに雨水が流れるようにすることで、建物からの雨漏りを予防できます。
【タイプ2】金属屋根の陸屋根
ガルバリウム鋼板などの金属屋根を使って、緩やかな勾配の屋根をつくる陸屋根もあります。
通常の勾配屋根よりも雨水が流れにくいため、雨水の流れやすい縦葺きガルバリウム鋼板などを使うのが一般的です。
このようなタイプの陸屋根は、仕上げが金属屋根になっており、屋上スペースの活用ができません。
そのため、屋上スペースを活用したい場合は、屋上防水タイプの陸屋根を選ぶのがおすすめです。
陸屋根にリフォームするメリット
陸屋根にリフォームすると、スタイリッシュな外観になるなどのメリットが得られます。
ここでは陸屋根にリフォームするメリットを学び、陸屋根の良さを最大限にいかしましょう。
【メリット1】屋上スペースができる
陸屋根にリフォームするメリットは、屋上スペースができる点です。
陸屋根は屋根面が平らであるため、家庭菜園やバーベキューを楽しむスペースとして活用できます。
敷地面積が少ないと、敷地に庭のスペースがなく、趣味などに使うスペースが確保できない場合もあります。
しかし、陸屋根であればそのような場合でも、屋上スペースを使えば新たなスペースとして活用することが可能です。
【メリット2】スタイリッシュな外観になる
陸屋根にリフォームするメリットは、スタイリッシュな外観になる点です。
陸屋根にすると、建物が四角形となるため、モノトーンで外壁・窓枠をまとめるなどするとスタイリッシュな外観になります。
また、このように外構を外壁のテイストにあわせたり、植木をしつらえたりすると、よりスタイリッシュさがアップします。
【メリット3】屋根の補修や点検がしやすい
陸屋根にリフォームするメリットは、屋根の補修や点検がしやすい点です。
陸屋根は勾配がほぼないため、陸屋根で塗装などをする場合も、バケツが転がるなどの心配もなく、効率よく作業できます。
このようにして1人でも作業ができるため、勾配がある屋根よりも手軽に補修できるのもメリットです。
【メリット4】落雪の心配が少ない
陸屋根にリフォームするメリットは、落雪の心配が少ない点です。
「無落雪屋根」に分類される陸屋根は、平面であるため、雪があまり屋根から落ちない屋根形状。そのため、屋根からの落雪で事故に巻き込まれるリスクを軽減できます。
また、建物と道路・隣地との距離が短い場合、屋根からの落雪で道をふさいでしまうなどのトラブルも避けなければいけません。
そのような場合でも、陸屋根であれば落雪の心配が少ないため、建物周辺における落雪のトラブルを回避できる傾向にあります。
【メリット5】室内のスペースを広くできる
陸屋根にリフォームするメリットは、室内のスペースを広くできる点です。
陸屋根は平面であるため、屋根と最上階の天井までの距離が短く、めいっぱい室内のスペースを確保できます。
そのため、大きな窓を設置して採光したり、天井の高さまでのびる壁面収納を設置したりと、採光率や収納力をアップする工夫ができます。
【メリット6】太陽光パネルを多く搭載できる
陸屋根にリフォームするメリットは、太陽光パネルを多く搭載できる点です。
平面である陸屋根は、屋根の全面に太陽光パネルを搭載できるため、寄棟・切妻屋根などよりも太陽光パネルを多く搭載できます。
また、陸屋根であれば、可能な範囲で南面に向けて太陽光パネルの角度を調整できるのもメリット。太陽光の当たる時間が長い南面に太陽光パネルを向けると、太陽光発電における発電効率のアップが期待できます。
陸屋根にリフォームするデメリット
陸屋根には、防水工事が必須で雨漏りを起こしやすいなどのデメリットもあります。
陸屋根を採用して後悔しないよう、ここでは陸屋根のデメリットについても理解しておきましょう。
【デメリット1】最上階は暑くなりやすい
陸屋根にリフォームするデメリットは、建物の最上階が暑くなりやすいことです。
屋根と最上階の天井に距離があまりない場合、屋根で受けた太陽光の熱が天井に伝わってしまいます。
そのため、建物の最上階における冷房が効きにくい状態になってしまうこともあります。
このような建物の最上階における問題を起こさないためには、以下のような対策が有効です。
- 屋根と天井のあいだに断熱材を入れる
- 陸屋根で植物を育てる
- 陸屋根にウッドデッキをつくる
陸屋根からの熱を天井に伝えない、または陸屋根に太陽光を当てないように工夫して、最上階の暑さを軽減しましょう。
【デメリット2】屋根裏スペースが確保できない
陸屋根にリフォームするデメリットは、屋根裏スペースが確保できない点です。
屋根面が平らな陸屋根は、屋根から最上階の天井までの距離が短いため、人が入るようなスペースは確保できません。
一方、勾配がある屋根の場合、もっとも屋根が高い場所の付近では、収納やロフトとして活用できるようなスペースができます。
そのため「屋根裏スペースを活用したい」という場合は、陸屋根以外の屋根形状を選ぶ必要があります。
【デメリット3】斜線制限を受けやすい
陸屋根にリフォームするデメリットは、斜線制限を受けやすいことです。
斜線制限とは、建築基準法における建物の高さを制限する決まりのことをいいます。
たとえば「道路斜線」の場合、前面道路における反対側の境界から、法律において決められた角度でのびる斜線をこえて建築できません。
このような斜線制限を受ける場合でも、勾配屋根であれば角度を調整するなどして対応できます。
しかし、陸屋根は建物が四角形となるため、建物の階数や間取りによっては、斜線制限をこえてしまう場合もあります。
もし陸屋根にリフォームするなら、建築基準法の斜線制限に違反しないか、あらかじめ確かめましょう。
【デメリット4】積雪地域では雪おろしが必要になる
陸屋根にリフォームするデメリットは、積雪地域で雪おろしが必要になる点です。
陸屋根は勾配がほとんどなく、雪が積もってしまうため、積雪量によっては雪おろしが必要です。
もし雪おろしをするのが難しい場合は、勾配屋根を選ぶなどして、冬場も安心して暮らせるようなリフォームプランを考えましょう。
【デメリット5】雨漏りが起きやすい
陸屋根にリフォームするデメリットは、雨漏りが起きやすいという点です。
陸屋根は勾配屋根に比べて水がたまりやすいため、防水層などが劣化した箇所から雨漏りを起こすリスクもあります。
そのため、正しく防水工事をおこない、定期的に防水層で割れ・はがれなどがないかチェックすることも大切です。
専門業者に陸屋根の状態をみてもらい、建物を雨漏りから守れるようにメンテナンスしましょう。
陸屋根における防水工法ごとの費用相場
陸屋根における防水工事の費用相場は、最低でも6,000円〜が目安です。
上記費用に、足場設置費用や諸経費などは含まれていません。実際に陸屋根を防水工事する際は、それらがプラスでかかる点に注意しましょう。
このように、陸屋根の防水工事でかかる費用は、防水工法によって変わります。
ここでは陸屋根における防水工法ごとの特徴をチェックして、自宅の陸屋根に最適な防水工法を選びましょう。
【工法1】ウレタン防水
陸屋根の防水工事にウレタン防水を採用する場合、費用相場は最低でも1平方メートルあたり4,000円〜が目安です。
ウレタン防水の工法 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
---|---|
密着工法 | 4,000〜6,000円 |
通気緩衝工法 | 7,000〜10,000円 |
陸屋根での「ウレタン防水」とは、液体のウレタン樹脂を塗布することで、陸屋根に防水層をつくる工法のことをいいます。
ウレタン防水は、複雑な形状の陸屋根にも対応できるのが魅力である一方、摩耗に弱いのが弱点です。
そのため、人の出入りが少なく、摩耗のダメージを受けにくい陸屋根で採用される傾向にあります。
【工法2】FRP防水
陸屋根の防水工事にFRP防水を採用する場合、費用相場は1平方メートルあたり6,000〜9,000円です。
陸屋根における「FPR防水」とは、繊維強化プラスチックのシートを敷き、液体状の樹脂を塗布する工法のことをいいます。
繊維強化プラスチックは衝撃に強い素材であるため、人が出入りする陸屋根への使用に適しており、屋上として陸屋根を活用したい場合にも最適です。
ただしFRP防水は伸縮性が低いため、陸屋根の面積が大きい場合は不向き。面積が大きな陸屋根では、FRP防水がひび割れを起こしやすい点に注意しましょう。
【工法3】シート防水
陸屋根の防水工事にシート防水を採用する場合、費用相場は最低でも平方メートルあたり6,000円〜が目安です。
シート防水の工法 | 費用相場 (1平方メートルあたり) ※塩化ビニル系シートを使った場合 |
---|---|
密着工法 | 6,000〜8,000円 |
機械的固定工法 | 7,000〜9,000円 |
陸屋根における「シート防水」とは、塩化ビニル系などのシートを敷いて、陸屋根に防水層をつくる工法のことをいいます。
幅1メートル・長さ10メートルほどの大きなシートを使うため、面積の大きい陸屋根でも一度に防水工事をおこなえるのが魅力です。
【工法4】アスファルト防水
陸屋根の防水工事でアスファルト防水を採用する場合、費用相場は最低でも平方メートルあたり5,000円〜が目安です。
アスファルト防水の工法 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
---|---|
トーチ工法 | 5,000〜7,000円 |
熱工法 | 6,000〜8,000円 |
冷工法(常温粘着工法) | 7,000〜9,000円 |
陸屋根における「アスファルト防水」とは、アスファルトが含まれるシートを、液体状のアスファルトで敷いていく工法のことをいいます。
アスファルトを含むシートは「アスファルトルーフィング」と呼ばれ、耐久性・防水性が高いのも特徴です。
そのため、陸屋根の耐久性を長く維持して、メンテナンス頻度を減らしたい場合などに採用されます。
陸屋根でメンテナンスが必要なタイミング
陸屋根でメンテナンスが必要なのは、防水層の割れやはがれなどが起きたタイミングです。
メンテナンスが必要なタイミングを学んで、陸屋根の防水性を維持しましょう。
【タイミング1】雨漏りの発生
陸屋根でメンテナンスが必要なのは、雨漏りが発生したタイミングです。
雨漏りが起きると、建物を支える木材などがぬれて、木材が腐食してしまうおそれもあります。
そのため、陸屋根の劣化が原因で雨漏りを起こしているなら、早めに陸屋根をメンテナンスしなければいけません。
陸屋根における防水工事をやり直すなど、雨漏りが起きないように陸屋根をメンテナンスしてもらいましょう。
【タイミング2】水がたまる
陸屋根のメンテナンスが必要なのは、水が陸屋根にたまっているタイミングです。
陸屋根に水がたまっていると、陸屋根の防水層が劣化した箇所などから雨漏りを起こすおそれもあります。
建物で雨漏りが起きた場合、建物の寿命を短くしてしまうおそれもあるため、陸屋根で水がたまっていたら早めにメンテナンスしましょう。
陸屋根に水がたまるのは、以下のことが原因として考えられます。
陸屋根に水がたまる原因 | 必要な補修 |
---|---|
陸屋根の勾配に不具合がある | 防水工事のやり直し |
排水口が詰まっている | 落ち葉などの清掃 |
シートの浮きやはがれ (シート防水) | シートの張り直し |
このように陸屋根で水がたまる原因を特定し、水がたまる問題を解決しましょう。
【タイミング3】排水口が詰まる
陸屋根のメンテナンスが必要なのは、排水口が詰まっているタイミングです。
陸屋根の排水口が詰まっていると、排水が流れていかず、陸屋根に水がたまってしまいます。
陸屋根に水がたまると、雨漏りを起こすリスクが高まるため、排水口に詰まっている落ち葉などを取り除きましょう。
また、排水口の落ち葉などの汚れを取っても水がたまる場合は、配管掃除が必要になることもあります。
そのような陸屋根における作業は、自分でおこなうと転落の危険があるため、専門業者に依頼しましょう。
【タイミング4】コケの発生
陸屋根をメンテナンスすべきタイミングは、コケが陸屋根で発生したタイミングです。
コケの発生時にメンテナンスを必要とするのは、陸屋根におけるコケの発生が、防水性の低下をあらわすサインであることが理由として挙げられます。
コケは、水分が多い場所を好んで繁殖するのも特徴です。
そのため、陸屋根の防水性が低下して水分の多い状態となれば、コケが発生します。
陸屋根の防水性が低下している場合、雨漏りや防水層の割れなども起こりやすい状態となっています。
そのようなトラブルが起きる前に、コケの除去や防水層の塗装など、陸屋根のメンテナンスをおこないましょう。
【タイミング5】防水層の割れやはがれ
陸屋根のメンテナンスが必要なタイミングは、防水層に割れやはがれが起きたタイミングです。
陸屋根における防水層は、建物に雨水が浸入するのを防ぐという大切な役割も果たしています。
そのため、防水層に割れやはがれがある場合、雨水が浸入して雨漏りを起こすおそれもあります。
早めに防水層の割れ・はがれをメンテナンスすれば、雨漏りを回避できるため、専門業者に割れ・はがれが起きた箇所をメンテナンスしてもらいましょう。
【タイミング6】シートの浮きや膨れ
陸屋根のメンテナンスが必要なのは、シート防水における、シートの浮きや膨れが発生したタイミングです。
それらが発生するのは、以下のことが原因として挙げられます。
- シートの内側に水分が入り込んだ
- シートの粘着力が低下した
これらが起きた状態を放置すると、シートの劣化が進み、陸屋根の防水性を著しく低下させてしまうおそれもあります。
陸屋根における防水性の低下で、雨漏りなどのトラブルを起こさないよう、シートの浮き・膨れを見つけた段階でメンテナンスしておきましょう。
【タイミング7】シートのめくれ
陸屋根のメンテナンスが必要なのは、シート防水における、シートのめくれが発生したタイミングです。
シートのめくれが起きた場合、陸屋根の防水層が欠損している状態。そのため、シートがめくれた箇所から、雨水が入りやすくなっています。
また、シートがめくれていると、強風の影響を受けてシートが飛ばされるおそれもあります。
このように、雨漏りやシートが飛ばされるリスクもあるため、シートがめくれた箇所を接着するなどの方法でメンテナンスしましょう。
陸屋根の防水工事はDIYでできる?
陸屋根の防水工事はDIYでもできます。
しかし、陸屋根の防水工事が正しくおこなわれていないと、建物が雨漏りを起こすおそれもあるため、陸屋根の防水工事は専門業者に依頼するのがおすすめです。
また、陸屋根を防水工事する際は、転落の危険があります。
安全な陸屋根の防水工事ができるように、メンテナンスする場合などは専門業者に依頼しましょう。
陸屋根をメンテナンスした施工事例
陸屋根をメンテナンスした施工事例について紹介します。
どのように陸屋根のメンテナンスがおこなわれているかチェックして、陸屋根をメンテナンスする際の参考にしましょう。
【事例1】陸屋根をウレタン防水でメンテナンス
リフォーム費用 | 約125万円 |
工期 | 6日間 |
建物の用途 | 一戸建て |
施工箇所 | 陸屋根 |
陸屋根において、シートを補修したうえで、ウレタン防水をおこなった物件の施工事例です。
既存の陸屋根は、シートがめくれているなどの劣化が発生している状態でした。
そのため、早急に陸屋根の補修が必要であると判断し、シートの補修とウレタン防水をおこなうことに決定。陸屋根から雨漏りが起きてしまう前に、防水層をつくりなおしました。
【事例2】雨漏りが起きた陸屋根を補修
リフォーム費用 | 約100万円 |
工期 | 10日間 |
建物の用途 | 会社・事務所 |
施工箇所 | 陸屋根 |
商品名 | サラセーヌシリーズ (AGCポリマー) |
「雨漏りが心配」とご相談を受けたお客さまの物件における、陸屋根の補修をした施工事例です。
陸屋根の防水層が傷んでいたため、目地を張り替えるなどの方法で補修しました。
【事例3】陸屋根のシート防水をメンテナンス
リフォーム費用 | 約289万円 (陸屋根のみ) |
工期 | 36日間 |
建物の用途 | 一戸建て |
施工箇所 | 屋根 外壁 外構 |
陸屋根におけるシート防水で、シートのあいだに隙間ができているなど、陸屋根に劣化がみられたため補修をおこないました。
外周部の壁であるパラペットについた部品も、傷んでいる状態であったため、新しいものに交換。こまかい部分まで、陸屋根の防水性を高められるように補修しました。
【Q&A】陸屋根に関してよくある質問
- 陸屋根のメンテナンスサイクルは?
-
陸屋根のメンテナンス周期は、5〜10年が目安です。
防水層のはがれや割れがないかを定期的に点検し、陸屋根のメンテナンスをおこないましょう。
- 陸屋根の防水効果を長持ちさせるには?
-
陸屋根の防水効果を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスと掃除が必要です。
防水層の劣化がないか点検し、トップコートを塗装するなどの方法でメンテナンスしましょう。
また、排水口に落ち葉などが詰まっていたら、排水口を掃除することも大切です。
排水が流れず陸屋根にたまると、コケの発生により防水効果が失われるおそれもあるため、こまめに排水口の掃除をおこないましょう。
- 陸屋根のリフォームをおすすめしたい人の特徴は?
-
陸屋根のリフォームをおすすめしたいのは、屋根を屋上として活用したい人です。
陸屋根にフェンスを設置するなど、陸屋根に安全対策をすれば、屋上スペースをガーデニングや物干しスペースとして活用できます。
- 陸屋根とパラペットの違いは?
-
陸屋根は屋上のことをいい、パラペットは屋上における外周を囲う壁のことをいいます。
パラペットは、外壁へ雨水が流れないように防ぐための壁で、落下を防止する役割も果たしています。
- 陸屋根の小さい勾配で雨漏りは起きない?
-
陸屋根は、排水口へ雨水が流れるように設計されています。
そのため、正しく陸屋根に防水工事がされていれば、雨漏りが起きるリスクを軽減できます。
しかし、勾配がある屋根よりも雨漏りを起こすリスクは高いため、雨漏りを防ぐには定期的な防水層の補修や点検が必要です。
- 陸屋根のメンテナンスはどういう業者に依頼すべき?
-
陸屋根のメンテナンスは「建築士などの専門資格をもつ業者」に依頼するのがおすすめです。
建物の構造を理解していないと、正しくメンテナンスができず、建物の雨漏りを起こすおそれもあります。
そのような建物のトラブルが起きないように、建築士などの専門資格をもつ、建物の構造にくわしい業者へ依頼しましょう。
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