2024年04月25日更新

監修記事

室内ドアをリフォームする費用や工事内容とは?

室内に取り付けられているドアをリフォームする場合、ドアの価格や工事費用はどれくらいかかるのでしょうか?ドアの種類や工事の方法、工事の範囲別に、室内ドアの価格とリフォームにかかる施工費用を抑える方法についてご紹介していきます。

まずは
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室内ドアのリフォームの費用の相場

室内 ドア リフォーム 価格

室内ドアのリフォームでは、どのような工事を行うか、使用するドアの素材やデザインによっても大きく値段が変わります。

相場は7〜36万円

7〜22万円でできる工事

約7万円から約22万円までの価格帯で行える工事は、ドア本体の交換リフォームです。

既存のドアを撤去してドア枠を残したまま新しいものに交換するため、工事費用と工期を短く抑えることができます。

11〜26万円でできる工事

約11万円から約26万円までの価格帯で可能な工事は、ドア本体とドア枠の両方を交換する工事です。

ドア枠ごと交換するため、素材を大きく変えられますし、蝶番などの形状が違うものへのリフォームを行うことができます。

21〜36万円でできる工事

約21万円から約36万円までの範囲で行える工事は、開閉方法が違うドアに交換するリフォームなどです。

引き戸を開き戸に変える場合、開口部の工事が必要ですので、施工費用がやや割高になるでしょう。

リフォーム内容によって価格の相場はばらばら

補修

ドアの傷や蝶番の変形、ドアノブの故障などについては、補修で対処します。

傷の補修、蝶番の調整・交換、ドアノブの修理費用はそれぞれ約1万円からが相場です。

塗装

経年劣化による塗装の劣化を補修する場合の費用ついては、ドア枠が約4,000円から、ドア本体は約6,000円からが目安です。

塗装リフォームは使用する塗料や仕上げ方法によって価格が変わるため、正確な見積もりを知りたい場合は塗装業者に見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

新調

ドア本体を新しいものに交換する場合は、新しいドアを購入して業者に取り付けを依頼することになるため、上の項目で紹介した費用がかかります。

新調の場合、基本的な工事費用は同じですが、購入するドアの素材やデザインによって価格が大きく変わるため、予算や目的に合わせて利用するドアを選ぶようにしましょう。

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室内ドアのリフォームの価格の内訳

室内ドアをリフォームする場合の費用の内訳をご紹介します。

ドア交換

既存ドアの撤去・廃材処分費

ドア交換の際には、既存ドアを撤去し、撤去した廃材を処分しなければなりません。

処分にかかる費用は、撤去費用を含めて約1万円が相場です。

新規ドアの購入費用

新規ドアの購入費用は、製品にもよりますが、安価なものなら約3万円から購入することができます。

新規ドア取付施工費

新規ドアの取り付け費用は、金具等の変更がなければ約15,000円が相場です。

諸経費

購入したドアの輸送費や養生費などがこれにあたります。

相場は約1万円からが目安です。

ドア交換+ドア枠を交換

既存ドアの撤去・廃材処分費

ドア枠ごと解体する必要があるため、ドアのみの交換に比べて手間がかかり、処分を含めた費用は約12,000円からが相場です。

新規ドア(枠あり)

ドア枠込みの購入価格は、約4万円からが相場です。

新規ドアの取付費用

ドア枠を含めた取り付け費用は、合計で約2万円からが相場です。

壁下地処理及びクロス貼り

ドア枠の交換を行う場合、内壁からドア枠を取り外す必要があるため、壁の下地部分やクロスにダメージが入ります。

この部分の下地処理及びクロスの貼替えにかかる費用は、約2万円からが相場です。

諸経費

新しいドアの輸送費用や養生費用、車両の駐車費用などが諸経費としてかかります。

費用は環境によってやや変わりますが、約15,000円を目安としておくと良いでしょう。

開閉方法の異なるドアに交換

既存ドアの撤去・廃材処分費

開閉方法を変更する場合は壁部分の解体が必要となる場合がありますので、解体撤去費用がやや割高となり、費用は約2万円からが目安です。

新規ドア

ドアの価格は使用するドアの種類によって変わりますが、引き戸の場合はドア枠を含めて約5万円からが相場です。

新規ドア取付工事費

新規でドアを取り付ける場合は開口部の大きさを変更する必要があるため、壁の解体及び調整費用が追加で必要です。

合計の費用は、開口部の調整とドア枠の取り付け、ドアの設置で約7万円からが目安とされています。

壁下地処理及びクロス貼り

開口部の調整に伴ってクロスや壁下地が傷むため、ドア取り付け後に下地調整とクロスの貼替えを行います。

費用は約15,000円が目安です。

引渡し清掃費

壁の解体等を行うため、施工後には周囲の清掃等が必要です。業者によっては清掃分をサービスとしている場合もあるのですが、汚れがひどい場合などは別途清掃費用が請求されます。

清掃費用の目安は、約1万円です。

諸経費

駐車料金や輸送費などの諸経費が別途約1万円かかるでしょう。

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室内ドアのリフォームの価格を抑える方法

室内 ドア リフォーム 価格

室内ドアのリフォーム費用を抑えるためには、どのような方法を用いると良いのでしょうか?

地元の優良店に頼む

地元の優良店に工事を依頼すると、将来的なメンテナンスや補修、その他のリフォームについても継続的な付き合いが行いやすくなるでしょう。

費用についても大手に比べて宣伝費の割合が少ないため、その分安価になる可能性があります。

複数の会社を比較する

業者探しの際には、複数の会社の資料を取り寄せたり、相見積もりを行ったりして価格や工事内容を比較するのも効果的です。

複数の業者を比較することにより、同じ水準の工事をより安価に行える業者や対応のよい業者を判断することができるでしょう。

ドア自体を交換するのではなく、表面の化粧材を交換する

ドアそのものを交換すると、どうしてもドアの購入費用が別途必要となるため、費用が割高となってしまいます。

室内ドアのリフォーム費用を抑えたい場合には、ドア自体を交換するのではなく、化粧パネルの交換または重ね貼りを行えば、ドアの購入費や工事費用を抑えることができ、全体的な費用を抑えることができるでしょう。

また、パネル交換が難しい場合については、傷をパテ等で補修し、塗装を施せば新品に近い状態まで回復させることができます。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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