2024年08月06日更新

庭にトイレを増設するには?外にトイレを作る上で気になる衛生面についても解説!

庭にトイレを増設するときには、衛生的で匂いの出ないトイレを設置したいですよね。この記事では、庭に増設されるトイレの形態や種類を解説して、トイレを増設するときの問題点となる衛生面や匂いの解決策を紹介します。
庭にトイレがあると、庭仕事をしている最中にもすぐにトイレに行けて便利ですよね。では、庭にトイレを増設するにはどのような方法があるのでしょうか。

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庭にトイレを増設する4つの方法

まず、外にトイレを作る費用の相場は50万円~です。
ただし、方法や諸条件によって大きく上振れする可能性があります。

そこで、庭にトイレを増設するための、4つの方法を紹介します。

>>トイレ増設の費用相場はこちらで紹介!

方法1. 仮設トイレを設置

「仮設トイレ」とはイベント会場や工事現場などで一時的に設置されているトイレのことですが、個人住宅の庭のトイレ増設にも利用できます。

仮設トイレに使われているトイレは選ぶことができて、ペダルなどを踏んでタンクに溜めてある水を流して使う「簡易水洗トイレ」や、下水道を利用して本格的に水を流せる「水洗式のトイレ」などがあります。

方法2. タイニーハウスにトイレを増設

「タイニーハウス」とは小さな家のことで、1人~2人位で作業するのにちょうどいい大きさの家です。物置として使うこともできるタイニーハウスを庭に建てて、その中にトイレを増設するという方法があります。

方法3. 離れにトイレを増設

庭に離れがあるならば、その離れにトイレを増設することができます。離れのトイレ増設は特に地方での需要が高く、より便利に庭を利用するための工夫です。

方法4. 母屋を増築してトイレを設置

庭のある戸建て住宅ならば、母屋を増築してトイレを増設することも考えられます。

母屋の一部の間取りを変えるリフォームとなるため大掛かりな工事になりますが、家族が多くてトイレが混雑して困るご家庭には有意義なリフォームになるでしょう。

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庭に設置できるトイレは5種類!それぞれのメリットとデメリットは?

庭に増設するトイレには、「簡易水洗トイレ」「本水洗トイレ」「非水洗式トイレ」「バイオトイレ」「ポータブルトイレ」の5つのトイレが考えられます。ここではそれぞれの特徴と価格を紹介します。

「本水洗トイレ」は排泄物を水で流せて衛生的

「本水洗トイレ」は「水洗式トイレ」とも呼ばれていて、下水道を整備して排泄物を水で流せるトイレです。

下水道が整備されていない場所では、浄化槽も併せて設置すると本水洗トイレを使えるようになります。浄化槽とは、排泄物を浄化槽できれいにしてから河川に排水する設備です。

>>>浄化槽の仕組みや設置費用についてはこちら

本水洗トイレのメリットは、汲み取り式のトイレで悩まされるような匂いが軽減されることと、和式と様式のトイレから選べることです。

さらに洋式トイレにすればウォシュレットや暖房便座などの新しい機能を使うこともできます。

「簡易水洗トイレ」は汲み取り式の水洗トイレ

「簡易水洗トイレ」とは、専用タンクに溜めた水を流して使うことのできる汲み取り式のトイレです。下水道が整備されていない場所に設置できるので、下水道の整備されていない庭でも設置しやすいトイレです。

水を使って便器を洗浄できるうえに、その水の量は下水道が整備されている本水洗トイレに比べて使用する水が少なく済むというメリットがあります。

しかし排泄物が便槽に溜まる仕組みのため、定期的にバキュームカーによって排泄物を汲取る必要があります。

「非水洗式トイレ」は水を使わない汲み取り式のトイレ

「非水洗式トイレ」とは水を使わない汲み取り式のトイレです。「ボットン便所」とも呼ばれ、排泄物が落下する仕組みです。

本水洗トイレが整備される前の日本ではこの非水洗式トイレが主流でしたが、公共事業として下水道が整備されるようになってからは非水洗式トイレから本水洗トイレへと改修されるようになりました。

「バイオトイレ」は排泄物を堆肥に変える

「バイオトイレ」とは、排泄物を微生物の力によって堆肥に変えるトイレです。便器内に専用のバイオチップを入れて、排泄物と混ざり合うことで微生物が活性化されて堆肥が作られます。

従来の汲み取り式のトイレとの違いは、微生物の働きによって堆肥ができるだけでなく、匂いがないことです。

水を使わず、バイオトイレによっては電気も使わないタイプもあり、下水道が整備されていない庭に設置できますし、作られた堆肥を庭仕事に活用できるというメリットがあります。

「ポータブルトイレ」は携帯式の小型トイレ

「ポータブルトイレ」とは持ち運びができる小型のトイレで、渋滞中の車内や災害時などに活用されています。

「ポータブルトイレ」には排泄物と一緒に捨てられる使い捨てタイプのものと、排泄物をポータブルトイレ内に溜めておくタイプがあります。

庭にトイレを増設する代わりに「ポータブルトイレ」を使えば、使用後の処理などの手間がかかりますが、トイレを設置することに比べると簡単な方法だと言えるでしょう。

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庭にトイレを設置するときの問題点と解決策は?

庭にトイレを設置する場合によくある問題には、トイレの匂いや衛生面があります。またトイレの増設スペースが狭いことなどが挙げられるでしょう。ここではそれらの問題点を詳しく解説して、その解決策も紹介します。

トイレ増設の問題① 匂いや衛生面で不安

庭に増設されるトイレとして、非水洗式のトイレや簡易水洗トイレを想像されるのではないでしょうか。

これらのトイレは排水工事を必要としないために設置しやすいのですが、トイレからの匂いや衛生面が気になります。便槽に溜まった排泄物からの匂いがきつく、虫が湧くなどの可能性もあり衛生面でも不安が残ります。

「サニアクセス3」で排水圧送ができる

トイレの匂いを気にせず衛生的にトイレを使いたいのならば、本水洗トイレが気持ちよく使えるトイレですが、庭の場合、排水配管が整備されていないため設置が難しいこともあるでしょう。

そんな時にはSFAの「サニアクセス3」を使えば、トイレの増設場所に排水配管が整備されていなくても本水洗トイレを設置できます。

SFAポンプについて、そのメリットや会社の歴史について、この記事で詳しく解説しています。

「サニアクセス3」とは、汚水を粉砕して圧送することができるポンプユニットで、水と電気さえ通っている場所ならば床面への大掛かりな工事をせずにトイレを設置できます。

匂いや衛生面の問題が解消される水洗式のトイレを設置できるだけでなく、経済的にもお得にトイレを増設できるでしょう。

トイレ増設の問題② トイレのスペースが狭い

タイニーハウスや離れにトイレを増設する場合、建物が大きくないためにトイレを増設するためのスペースが限られることがあります。

また母屋にトイレを増築する場合でも、増築場所の周りに十分な広さがないので、増築できても狭いトイレになってしまうことがあります。

「サニコンパクトプロ」はコンパクトな圧送ポンプ内蔵トイレ

狭いスペースでも水洗式のトイレの設置したい場合におすすめなのが、SFAの「サニコンパクトプロ」です。

「サニコンパクトプロ」は節水型のトイレで、その奥行は555㎜です。一般的なタンクレストイレの奥行よりも約10㎝短くなるため狭いスペースでも設置しやすいのが特徴です。

また「サニコンパクトプロ」には排水圧送ポンプが内蔵されているので、排水を最長で30mまで圧送できるため、大掛かりな配管工事をしなくても済むので工期も短くなるというメリットもあります。

オプションにはサニコンパクトプロ専用の温水洗浄暖房便座もありますから、寒い冬の日でもトイレに行きやすくなるでしょう。

大きさ 幅約37㎝×奥行約56㎝×高さ48㎝
重量 本体と普通便座 28㎏
温水洗浄暖房便座 4.2㎏
排水の水平圧送距離 30m
耐用温度 35℃
消費電力 100V 550W(55Hz)/600W(60Hz)
差込プラグ 2極アース付き
価格 普通便座モデル 196,900円(税込み)
温水正常暖房便座付きモデル 240,900円(税込み)
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この記事の監修者プロフィール

【監修者】SFA Japan 株式会社

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