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目次
一般的なトイレ空間の広さはどのくらい?
最初に、一般的なトイレ空間の広さとそれぞれの特徴を、4種類に分けて解説します。
0.4坪(0.8帖) | 一般的なマンションのトイレ |
0.5坪(1帖) | 一般的な戸建て住宅のトイレ |
0.75坪(1.5帖) | 広めのトイレ |
1坪(2帖) | 介護用など特に広めのトイレ |
0.4坪(0.8帖)一般的なマンションのトイレ
幅 | 75〜80cm |
奥行 | 約120cm |
分譲マンション、賃貸アパートや戸建て住宅の2階トイレなど、スペースが限られている場合に多く採用されています。
機能上必要最小限のコンパクトなトイレで、圧迫感を感じることもありますが、スペース効率がよく、お掃除の手間が少ないメリットもあります。
0.5坪(1帖)一般的な戸建て住宅のトイレ
幅 | 75〜80cm |
奥行 | 約165cm |
1帖(畳1枚・91cm×182cm)の形状に相当し、木造戸建て住宅では納まりが良いため多く採用されています。
幅は0.4坪タイプと同じくらいで奥行が深くなっており、機能上は少し無駄なスペースが生じますが、手洗い器を設置する場合にはゆとりが感じられます。
0.75坪(1.5帖)広めのトイレ
幅 | 約120cm |
奥行 | 約165cm |
1坪タイプのトイレの幅を1.5倍にしたもので、広めのスペースが必要な場合に採用されています。
奥行の深いトイレカウンターや大きめの手洗い器、豊富な収納スペースなどを設けることができます。
また手すりを設置しても余裕があり、介助スペースも取りやすいため、身体の不自由な方や高齢者へのバリアフリー対応もしやすい間取りです。
1坪(2帖)介護用など特に広めのトイレ
幅 | 約165cm |
奥行 | 約165cm |
一般的な0.5坪タイプの2倍に相当する広いトイレです。
バリアフリー対応の間取りとしても適しており、車いすの方向転換をしたり、介助する方が一緒に入ることがしやすくなります。また、ゆとりある空間を活かして大きめの手洗い器や洗面カウンターなどを設置することで、高級感のある豊かな空間デザインも可能になります。
内法寸法と芯々寸法とは?
これらの寸法を図面と現場で確認する場合には注意が必要です。
表面から見える壁と壁の間をそのまま測った実際の寸法を内法(うちのり)寸法といいます。
これに対して、住宅の設計図や販売図面で表記されている寸法は建築専門用語で芯々(しんしん)寸法と呼ばれ、壁の中心〜中心間を示しています。ここから壁の中の柱や間柱、仕上げ材の厚みを引いた寸法が内法寸法となります。
マンションの間仕切り壁 | 7〜10cm |
木造(在来)の間仕切り壁 | 13〜18cm |
木造(2×4)の間仕切り壁 | 12~14cm |
必要な内法寸法に対して、余裕のある芯々寸法を確保して計画する必要があり、特にトイレのような小さな空間では、この差は無視できないものになります。リフォーム会社と打合せする場合には、内法と芯々の寸法を間違えないようにしましょう。
タイプ別にみる便器の寸法(サイズ)
トイレには、背面に水を溜めるタンクがあるタイプと、タンクがなくコンパクトな形状のタンクレスタイプがあります。また、背面にキャビネットが一体化されたタイプもあります。
それぞれの寸法と特徴を解説します。
タンク付きトイレ
タンク付きトイレは、背面に水を溜めるタンクがある、最も一般的なタイプの便器です。
幅 | 約40cm |
奥行き | 約80cm |
高さ | 約80~100cm |
タンクがある分奥行きが深いため、奥行きの狭いトイレでは空間が不足する場合があります。また、タンク部分の高さがあるため、見た目に圧迫感を感じることもあります。機能面では、水が溜まるまで流すことができないため、連続使用に制限があります。
タンク付きトイレにはメリットもあります。水が流れる音が比較的静かで、水道の水圧の影響を受けず、停電時にも制限なく使用できます。またタンクの上に手洗い器を設置することができるので、手洗い器を設置するスペースを節約できます。
構造がシンプルで本体価格もタンクレスタイプに比べて安価なので、できるだけコストを抑えたい場合にもおすすめです。
タンクレストイレ
タンクレストイレは、背面にタンクがない新しいタイプの便器で、水道の水圧を利用して流す構造になっています。サイズがコンパクトなため納まりがよく、近年では主流になりつつある人気のトイレです。
幅 | 約40cm |
奥行き | 約70cm |
高さ | 約50~55cm |
タンク付きトイレより奥行きが小さいため、空間に十分な広さが確保できない場合にも設置が可能です。タンクがないため高さも低く美しくデザインされており、トイレ空間をすっきりとおしゃれに見せたいときにもおすすめです。
節水効果が高く、タンク付きトイレに比べて少ない水量で洗浄できます。各社とも最先端のトイレとして重点的に開発されているため、お掃除のしやすさや各種の自動化機能なども進んでいます。
メリットの多いタンクレストイレですが、注意するポイントもあります。
水道の十分な水圧が必要なため、2〜3階建て住宅の上階では設置に制限があります。また電磁弁やポンプを使用するため停電時の使用に制限があること、またタンク付きトイレよりも水を流す音がやや大きく感じられることがあります。
本体価格はタンク付きトイレより高額で、手洗い器を単独で設置する必要があります。
キャビネット付きトイレ
タンク付きトイレの一種で、タンクまわりに収納や手洗い器が一体化されたタイプです。
幅 | 約40cm (キャビネット78cm) |
奥行き | 約76~88cm (キャビネット26~32cm) |
高さ | 約50cm (キャビネット75〜105cm) |
寸法や機能はタンク付きトイレと似ていますが、収納や手洗い器をユニット化しているため一体感と清潔感があり、空間がすっきりとまとまるのが特徴です。古いタンク付きトイレのリフォームに向いています。
また、便器が床から浮いていて、美しくお掃除しやすいフロートタイプもあり、人気が高まっています。
快適に過ごすためのトイレ空間の広さとレイアウト
トイレ空間には便器や手洗い・収納やペーパーホルダーなどの器具がレイアウトされ、出入り口のドアや引き戸があります。トイレを計画する際には、これらの寸法を理解しておくことが大切です。
便器と壁の距離
便器と側面・背面の壁には適切な空間が必要になります。スムーズな身体の動作のため、またお掃除などのメンテナンススペースとしても最低限の寸法を確保する必要があります。
便器先端から壁面やドアまでの距離は最小40cm以上必要です。側面壁までの距離は最小15cmから20cmまでが適切で、トイレットペーパーホルダーの付く側の壁面は遠すぎても使いづらくなります。
便器と側面壁の距離 | 15~20cm |
便器先端と正面壁の距離 | 40cm以上 |
最小サイズのトイレの大きさはどのくらい?
リフォームの際に「狭いスペースになんとかトイレを配置したい」「ここにトイレが納まるだろうか」と悩むことも多いでしょう。以下の図は、省スペース化が可能なタンクレストイレを利用した最小サイズのトイレ空間の例です。
幅 | 70cm |
奥行き | 110cm |
2階のサブトイレや、階段下に納める時など、やむを得ない場合にはこのような最小寸法を採用してもよいでしょう。使用に問題はありませんが、ペーパーホルダーが近すぎたり、身体の転回時に壁に触れやすいなど、狭さや圧迫感を感じることがあります。
手洗い器を設置するために必要な広さは?
狭小なトイレ空間の中にも、コンパクトな手洗い器を設置することができます。下図では、手洗い器付きのタンク付きトイレ、タンクレストイレ、キャビネット付きトイレそれぞれの最小寸法例を示します。
タンク付きトイレやキャビネット付きトイレはタンク上を手洗い器スペースとして利用できるため効率的ですが、便器を挟んでの使用になるため、手洗い時に汚れやすかったり、お掃除しにくく感じられることがあります。
>>トイレ手洗い器の交換・後付けの費用はいくら?寸法や種類も紹介
トイレの出入り口について
トイレに出入りするためのドアや引き戸などの寸法も重要です。一般的に以下の寸法が必要とされています。
最小のドア幅 | 55cm |
一般的なドア幅 | 60〜70cm |
バリアフリー対応の最小の引き戸幅 | 75cm以上 |
バリアフリー対応の理想的な引き戸幅 | 80cm以上 |
トイレに対する出入り口の向きも重要です。便器に対して直角に入る方が身体の転回が少なく、狭さを感じにくくなりますが、手洗い器やペーパーホルダー、リモコンなどの設置に制限が生じます。また開ドアの場合は室内で倒れたときの安全性のため、原則として外開きとします。
高齢者や身障者が使用したり、介助を必要とする場合には、開きドアよりも引き戸や折りたたみ戸が適しています。
トイレ空間の高さ
トイレの寸法の中で、忘れがちなのが高さです。天井高さはそれほど必要ではなく、換気扇や照明器具のメンテナンスを考慮すると高すぎない方がよいでしょう。便器の上に収納棚を設けたり、階段下利用で低くなっている場合は、腰掛けた時に頭が当たらないような高さを確保します。
最小サイズのトイレをつくる場合、高さに気をつけながら階段下を利用すると効率的です。
一般的なトイレの天井高さ | 210〜240cm |
便器の上の収納などの高さ | 130cm〜 |
狭いトイレを広く見せるコツとは?
トイレ空間の広さを十分に確保できない場合にも、圧迫感を減らして広く見せたり、身体動作の窮屈さを感じさせないための工夫をすることができます。
タンクレストイレを採用する
タンク付きトイレをタンクレストイレに交換するだけでも空間は広く見えます。約10~15cmほど奥行きにゆとりが生まれ、高さも低く、デザインが美しくすっきりとしており、視覚的にも身体動作的にも圧迫感が少なくなります。特に狭いトイレのリフォームではタンクレストイレを積極的に検討しましょう。
インテリアを工夫する
インテリアの工夫によって視覚的な広さを感じさせる方法もあります。たとえば、壁紙は白系の明るい色をベースとして、床をダーク系にしたり、壁の一面や天井など一部に差し色や柄物のアクセントクロスを入れることで奥行き感が生まれて圧迫感を減らすことができます。
壁の一部を凹ませてニッチをつくり、小物を飾ったりすることでも雰囲気は変わります。デザイン性の高い照明器具に入れ替えてアクセントとすることも有効です。
洗面所などと一体化する
工事はやや大掛かりになりますが、既存の間取りによってはトイレとその他のスペースを一体化して空間を広くすることもできます。
ドアの位置を移動して廊下の一部を取り込んだり、既存のトイレと洗面所の間仕切り壁をなくして、ホテルのレストルームのようなリッチな空間をデザインする方法があります。
トイレが2箇所ある場合には、そのうち1箇所に個性的なレイアウトを採用してもよいでしょう。
車いす使用者に対応するトイレの空間の広さ
高齢者や身体障害者の方などに対応できる、トイレのバリアフリー化について解説します。
トイレで車いすを利用する場合、出入り口の幅は80cm以上が望ましく、トイレ空間の広さは最低1坪から、介助や転回のスペースを考慮する場合は1.25坪を確保できると理想的です。
使用者の身体的条件は個別に異なりますので、状況に応じて必要な出入り口の幅や位置、手すりの種類や位置などを注意深く検討します。また、こうしてつくられたバリアフリー対応トイレは、健常者にとっても安全でゆとりがあり使いやすいトイレになります。
以下の図は、住宅性能表示(品確法)等級5級に相当する車いす使用者向けプランの例です。
代表的なトイレ商品
トイレのリフォームでは、便器や手洗いなどの衛生機器の選定が大切になります。ここでは、代表的なトイレメーカーとシリーズを紹介します。
タンクレストイレ
近年のトイレリフォームではタンクレストイレが多く採用されています。代表的な3種類を紹介します。
TOTO ネオレスト
「ウォシュレット」で有名なトップブランドならではの高い信頼性に加えて、トルネード洗浄、セフィオンテクト、縁なし形状などのお掃除らくらく機能と、美しくボリューム感のある曲面的なデザインが特徴です。機能と価格別の豊富なラインナップが揃っています。
リクシル サティス
リクシルはタンクレストイレのパイオニアです。すっきりとした直線的なデザインは、トイレをよりコンパクトに見せることができます。中でもサティスSタイプは奥行き65cmと特にコンパクトになっており、最小サイズのトイレ空間に最適です。
パナソニック アラウーノ
パナソニックはトイレメーカーとしては後発になりますが、他社にない機能を特徴にしています。水垢がつきにくく隙間のない有機ガラス系の樹脂素材で作られており、激落ちバブル、トリプル汚れガード、オゾンウォーター、ナノイーXなどのクリーン機能と、豊富なカラーバリエーションも魅力です。
>>パナソニックのアラウーノシリーズを比較!価格や評判の高い機能についてご紹介
タンク付きトイレ
シンプルな構造でリーズナブルな価格のタンク付きトイレにも根強い人気があります。代表的な2種類を紹介します。
TOTO ピュアレスト
TOTOのスタンダードなタンク付きトイレです。ネオレストと同等のトルネード洗浄やセフィオンテクト、縁なし形状などのクリーン機能を備えており、節水にも配慮され、楕円形の優しいデザインも特徴です。
リクシル アメージュ
リクシルのスタンダードなタンク付きトイレです。アクアセラミックの便器はいつまでも新品の輝きを保ち、お掃除しやすい形状や、洗い心地のよいシャワー機能も特徴です。
手洗い器・トイレカウンター
トイレ内にコンパクトな手洗い器やトイレカウンターを設置することも多くなっています。代表的な3種類を紹介します。
TOTO コンフォート
高級感のあるデザインと豊富なバリエーションで、空間にぴったり合った美しいコーディネートが可能です。
リクシル コフレル
リクシルのトイレに合うシンプルなデザインで、狭い空間に効率よく納まりながら、収納もしっかり取れています。最小サイズのトイレ空間に最適です。
パナソニック アラウーノ専用手洗い
アラウーノの給排水を利用して手洗いを設置できるのが特徴です。便器の給排水を利用するので、新たな給排水の立ち上げ工事は不要で、スピーディに設置工事がおこなえます。
サイズやレイアウトを変更したトイレリフォーム事例
ここからは、サイズやレイアウトを変更したトイレリフォームの事例を紹介します。
タンクレストイレに交換して広く!
住宅の種類 | 一戸建て 木造 |
リフォーム箇所・テーマ | タンクレストイレに交換 |
工期 | 10日 |
採用メーカー・シリーズ | リクシル サティス |
施工地 | 千葉県 |
タンクレストイレに交換することで、狭かったトイレを広々とさせることができ、将来のために手すりを設置するスペースも生まれています。背面の壁紙にアクセントクロスを使うことで空間の奥行き感も演出しています。
家族みんなが気持ち良く使えるトイレ
住宅の種類 | 一戸建て 木造 |
リフォーム箇所・テーマ | 小便器撤去と手洗い器交換 バリアフリー対応 |
工期 | 1週間 |
採用メーカー・シリーズ | TOTO ネオレスト |
施工地 | 静岡県 |
小便器を撤去してワイドな手洗いカウンターを設置し、トイレはタンクレストイレを採用して空間の奥行きにゆとりを持たせることでバリアフリー化を行い、介護が必要な家族にも使いやすくなっています。
車椅子対応のトイレリフォーム
住宅の種類 | 一戸建て 木造 |
リフォーム箇所・テーマ | 車椅子対応トイレ |
工期 | 3日間 |
採用メーカー・シリーズ | パナソニック アラウーノ |
施工地 | 栃木県 |
既存の間仕切り壁を撤去することでトイレ空間を拡張し、タンクレストイレやコンパクト手洗い器を設置することで広大なスペースを確保して、車椅子に対応できるバリアフリーなトイレを実現しています。
トイレの寸法・サイズを選ぶ5つのポイントと注意点
トイレのリフォームで寸法・サイズやレイアウトを変更するときには、以下の5つのポイントに注意して進めていきましょう。
1. 既存トイレの問題点・求める機能やサイズを整理する
まず最初に、既存のトイレにどんな問題があり、どのように改善したいのかを明確にしましょう。
- 狭いトイレを広々とさせたい
- 最小サイズのトイレをつくりたい
- 古くなったトイレ機器を最新型に入れ替えたい
- トイレ空間内に使いやすい手洗い器を設置したい
- 身体の都合のため手すりを設置したり、介助しやすいトイレにしたい
- 車椅子で利用できるようにしたい
- 暗く汚れたインテリアを美しく明るい雰囲気に改善したい
- トイレと一緒に洗面所などもリフォームしたい
このような問題点や要望事項を整理し、優先順位を付けていきます。
2. 間取りや広さを変更できるか検討する
これらの要望を満たすために、トイレ空間のサイズを変更しなければ実現できない場合があります。
- トイレの位置を移動する、または新たにつくる
- 既存の間仕切り壁を撤去、新設する
- トイレの周囲にある廊下や洗面所スペースと一体化する
既存建物の状態や条件にもよりますが、これらの方法が可能であればトイレの環境を劇的に改善できるかもしれません。リフォーム会社に「こんなこともできますか?」と相談してみる価値があります。
3. タンクレストイレや狭小手洗い器でも広くできる
構造や配管などの制約により、トイレの空間のサイズを変更できなかったり、さらに狭くせざるを得ない場合もあります。
このような場合にも、トイレ機器の交換によってスペースを有効に活用し、広く感じさせることができます。既存のタンク付きトイレを最新のタンクレストイレに交換するだけでも奥行きが広くなり、身体の動作にゆとりが生まれ、圧迫感も少なくなります。コンパクトで機能的な収納付きの手洗い器もスペースを節約できます。
機器メーカーのショールームやリフォーム会社から、使い勝手の要望や間取り・空間の寸法にマッチする製品を提案してもらうのもよい方法です。
4. トイレの機器はショールームで実物を確認したい
トイレのリフォームは設置する衛生機器類の機能やデザインに依存するところが大きくなります。技術の進化は目覚ましく、これらの機器の更新によって満足度を大きく向上させることができます。
しかし、タンクレストイレをはじめとして最新の機器は各社の特徴が強く出ているため、慎重に選択することが大切です。デザインによるボリューム感やサイズ感については、カタログと実物で印象が異なる場合もあります。特に便器・便座のサイズや高さ、フィット感を知るためには実際に座ってみることも大切です。
タンクレストイレは30〜40万円と決して安い買い物ではなく、10〜20年以上も使うことになります。ショールームでなるべく実物を確認するようにしましょう。
5. リフォームのコストと工期を確認する
トイレの間取りやレイアウトを変更する場合は、大工工事や配管工事などが大掛かりになり、費用が高くなることがあります。また、トイレのリフォーム中は使用ができないため、工期も重要になります。
スペースを有効活用するために選択した衛生機器類が高価になる場合もあります。リフォーム会社には予算を提示した上で、リフォーム提案と合わせて見積もりや工期を慎重に確認し、ひとつひとつ納得しながら進めていきましょう。
>>トイレの位置を変える移動リフォームにかかる費用の相場は?
トイレリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
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