吹田市のリフォーム会社115選！事例・口コミも掲載

吹田市におけるリフォームの特徴

吹田市の住宅に関する理念・基本方針

吹田市では「これまでも そしてこれからも 住みたいまち 吹田」を基本理念に掲げ、住まい・まちづくりの指針としています。

吹田らしい魅力をさらに上げるために、誰もが安心して多様な暮らし方ができる居住環境を充実させ、良質な住宅ストックの形成、社会変化にも柔軟に対応できる持続可能なまちづくりなどに取り組んでいます。

参考：吹田市‐吹田市住生活基本計画

吹田市の景観条例にかかわるリフォームの制限

吹田市には、吹田市景観まちづくり条例があり、地域ごとの景観まちづくりを行うための制度を定めています。

吹田市全域を景観法に基づく景観計画区域として定めており、高さ15m以上、建築面積600㎡以上のマンションなどの建築や外壁の塗り替え、擁壁などの工作物や開発行為を計画する場合は、事前協議や届出が必要です。

参考：吹田市‐吹田市景観まちづくり計画

景観計画区域における届出対象行為は、一般の住宅の場合は規定の高さや面積に該当しないものが多いため届出の対象とはなりませんが、景観形成の基準に調和するリフォームが望ましいと言えるでしょう。

吹田市の地震の危険度や被害予想

吹田市の地震の危険度や被害予想を確認できる地震ハザードマップは、吹田市のホームページ内から確認することができます。

吹田市全域に最も甚大な建物被害が発生すると想定される地震は上町断層帯地震（M7.5）と有馬高槻断層帯地震（M7.5）です。

上町断層帯地震が発生した場合、吹田市全域で震度6以上、阪急千里線の沿線地域などでは震度7と想定され、建物の被害は、吹田市の中心部から南部にかけて広範囲で全壊または半壊の危険性が高まっています。

有馬高槻断層帯地震が発生した場合、吹田市北部を中心に震度6強、大阪大学周辺や青山台、古江台などの高台地区では震度7と想定され、上町断層帯地震と同様に建物の全壊または半壊の危険性が高まっています。

参考：吹田市‐吹田市地震被害想定

吹田市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年度に改定された吹田市住宅建築物耐震化計画によると、2020年度の吹田市の住宅総数175,000戸のうち、159,000戸が耐震性を満たしており、耐震化率は91％です。

目標の耐震化率95％には届いておらず、耐震化のスピードアップを図るため、吹田市住宅耐震化緊急促進アクションプログラムを策定しています。

吹田市全域の1981年5月以前に建築されたすべての住宅を対象に、住宅所有者へ戸別訪問をし、住宅の耐震化について理解を深めてもらう普及啓発活動を行っています。

参考：吹田市‐吹田市住宅建築物耐震化計画

吹田市で定められている防火地域のリフォームの制限

吹田市では、市内の南部に位置する吹田駅を中心とした鉄道主要駅周辺地域を防火地域に指定しています。

防火地域に指定されているのは、吹田駅、江坂駅、岸辺駅、南千里駅、北千里駅の周辺地域です。

準防火地域は、安威川と名神高速に挟まれた地域に広範囲に広がっており、阪急千里線、北大阪急行線の各駅周辺地域などが指定されています。

参考：吹田市‐都市計画情報すいた

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

吹田市のリフォームの実施状況

2021年に吹田市が行った調査によると、吹田市内全体でリフォームを実施した割合は約38.3％となっています。

リフォームの内容として、台所、浴室、トイレなどの設備の取り替えや、壁紙や床の張り替えなど内装の変更が多く、バリアフリーへの改造を行った割合は20％強となっているようです。

建設時期別にみると、2000年以前の住宅でリフォームをした割合が高くなっています。

参考：吹田市‐吹田市住生活基本計画

吹田市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、吹田市が属している大阪府から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は840件となっています。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

吹田市に開設されている「吹田市消費生活センター」では、吹田市在住の方を対象として、事業者との契約の内容や、悪徳商法による被害の相談など、消費生活に関する不安や疑問などを相談員に相談できます。

参考：国民生活センター-吹田市消費生活センター

吹田市の住宅データ

2022年12月時点での吹田市の調査によると、吹田市の人口は約381,000人です。

前年の2021年時点での人口は約379,000人であったため、人口の増減を比較すると約2,000人の増加となっています。

参考：吹田市-毎月末人口・世帯数

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査では、吹田市が属している大阪府の持ち家率は54.7%となっており、全国の持ち家率61.2%よりも低い水準となっています。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

また、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、吹田市が属する大阪府で最も新築着工数が多かった年は、1996年で120,935戸となっています。

参考：e-Stat-建築着工統計調査