伊奈町のリフォーム会社73選！事例・口コミも掲載

伊奈町におけるリフォームの特徴

伊奈町の住宅に関する理念・基本方針

伊奈町では、”緑あふれ にぎわいのある 安心・安全なまち いな”を理念に掲げていま
す。

住まい・まちづくりの基本方針として、下記の4つを軸に伊奈町内の住宅、都市計画に取り組んでいます。

1. 大切な自然環境と融合するまち
2. コンパクトでにぎわいのあるまち
3. 環境にやさしいまち
4. 協働のまち

参考：伊奈町-伊奈町都市計画マスタープラン

具体的には、都市防災において建築物の不燃化・耐震化、特に木造建築物の密集地では大規模な火災や家屋の倒壊などを防止するため、建築物の不燃化及び耐震化を促進しています。

また、地区計画における開発許可制度及び建築協定のように、開発や建築のルールを決めて望ましい姿の実現を担保します。

伊奈町の景観条例にかかわるリフォームの制限

伊奈町には、田園風景や屋敷林、綾瀬川、原市沼川などの美しい景観があり、景観を維持・保全していくために、町民の生活環境の改善を重視した景観形成を進めています。

また、良好な景観を保全するとともに、個性ある景観を形成するために景観計画の策定を検討しています。

伊奈町では、属している埼玉県の景観条例に基づき、町内全域を都市区域と田園区域に分けており、それぞれの区域において建築物の届出行為が制定されています。

建築物においては、高さが15メートルを超えるもの、または建築面積が1,000平方メートルを超える建築行為を行うためには伊奈町への届出が必要です。

参考：伊奈町-景観法に関する届出について

伊奈町の地震の危険度や被害予想

伊奈町において被害が最も大きいと想定される地震は、関東平野北西縁断層帯地震（M8.1）です。

伊奈町の防災マップでは、地震における「揺れやすさマップ」と「地域の危険度マップ」があり、地震発生時の震度分布や建物の全壊率を推計して公表しています。

伊奈町において地震発生時の震度は震度6弱〜震度7が想定されており、震度6強のエリアは伊奈町内の北部と南部に集中しています。

特に、伊奈町南部の小室地区では震度7と予想されています。

また、建物倒壊危険度も伊奈町の北部と南部の地区で想定されており、南部の小室地区や栄町3丁目の一部地域では、建物の全壊率が20％と危険度が高くなっています。

参考：伊奈町‐伊奈町防災マップ

伊奈町の掲げる耐震化への取り組みと現状

伊奈町が2017年3月に調査した結果によると、伊奈町の住宅の耐震化率は81％となっています。

参考：伊奈町-伊奈町建築物耐震改修促進計画

今後の目標として、住宅の耐震化率95％と設定しており、更なる住宅の耐震化を促進する必要があります。

伊奈町では、住宅の耐震化は、地震による人的被害の減少に加えて、災害発生後の避難場所の確保や瓦礫の処理などの負担を減少させ、総合的に被害を減じていく効果が大きいと考えられています。

住宅の耐震化促進に向けて、住宅所有者に対する耐震化に関する意識啓発・知識向上のほか、住宅の耐震化のための相談窓口などの設置による環境整備、負担軽減のための制度の充実という施策を実施しています。

伊奈町で定められている防火地域のリフォームの制限

伊奈町において、都市計画に基づいた防火地域は定められていませんが、準防火地域は、埼玉新都市交通伊奈線の各駅（内宿駅、羽貫駅、伊奈中央駅、丸山駅）の周辺地区で定められています。

詳細については、リフォーム会社や町役場にお問い合わせください。

参考：伊奈町-伊奈町都市計画図

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

伊奈町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年に行われた住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、伊奈町が属している埼玉県で、リフォームに関する相談件数は年間で596件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、伊奈町では住民サービスの向上及びリフォーム会社と消費者とのトラブルなどを未然に防止・迅速な解決を図るため、消費生活センターを設置しています。
伊奈町消費生活センターの概要は下記の通りです。

参考：伊奈町-伊奈町消費生活センターからのお知らせ

伊奈町の住宅データ

2023年4月時点での伊奈町の調査によると、伊奈町の人口は約45,000人です。

前年の2022年4月時点の調査でも約45,000人であったため、ほぼ横ばいとなっています。

参考：伊奈町-伊奈町人口と世帯数

また、2018年時点で伊奈町が行った調査によると、伊奈町の持ち家率は72.6％となっており、2019年時点での全国の持ち家率平均61.2％と比較すると、かなり高い水準となっています。

参考：平成30年住宅・土地統計調査結果

伊奈町が属する埼玉県で最も新築の建築件数が多かった年は、2018年9月に公表された国土交通省建築着工統計調査報告によると、1992年から2021年までの過去30年間で1993年が最も多く104,205戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告