那須塩原市のリフォーム会社30選！事例・口コミも掲載

那須塩原市におけるリフォームの特徴

那須塩原市の住宅に関する理念・基本方針

那須塩原市では、那須塩原市住宅マスタープランに基づいて住宅に関する基本理念を「活き活きとした都市生活を支え、豊かな自然と安心して快適に暮らせる住まい・まちづくり」とし、施策を展開しています。

基本理念のもと、住宅施策に関する基本目標を以下のとおりに掲げています。

基本目標1　多様な居住ニーズへ対応した人にやさしい住まい・まちづくり
基本目標2　安全に安心して快適に暮らせる住まい・まちづくり
基本目標3　自然や地域の特性に応じた暮らしやすい住まい・まちづくり

参考：那須塩原市-那須塩原市住宅マスタープラン

基本目標1における具体的な取り組みとしては、高齢者や子育て世帯が暮らしやすい住宅の確保や支援、住宅相談体制の充実、市営住宅ストックの適正な管理と効率化の推進などが行われています。

基本目標2においては、住宅の耐震化の促進と防犯性の向上、安心して住み続けるための住宅の適切な管理、リフォームの推進、空き家の予防・管理や市場流通と地域資源としての活用などの取り組みが行われています。

また基本目標3では、住まいにおける省エネルギー・環境共生の促進、住宅に関する建設廃棄物の軽減や再資源化、居住支援策の検討などが行われています。

那須塩原市の景観条例にかかわるリフォームの制限

那須塩原市では、景観法に基づいて那須塩原市景観計画が定められています。

この景観計画では、那須連山の山並み景観、日光国立公園の豊かな自然景観、市街地や温泉街などのまち並み景観など個性豊かな景観を保全し、発展させていくことを目的としています。

この計画では市内全域が景観計画区域に指定されています。

市内全域では、以下の行為を行う際に市に対して届出をする必要があります。

・建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更することとなる修繕、模様替え、色彩の変更で高さが13mを超えるものまたは、建築面積が1000㎡を超えるもの

また特色ある景観で良好な景観の形成が特に必要とされる区域を景観形成重点地区に指定し、市内全域とは別の届出基準を定めています。

景観形成重点地区の区域と届出基準は、以下のとおりです。

・建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更することとなる修繕、模様替え、色彩の変更で開発区域の面積が1000㎡以上のもの

参考：那須塩原市-那須塩原市景観計画

那須塩原市の地震の危険度や被害予想

那須塩原市では、震源地を那須塩原市直下と想定した場合には、震度5弱から震度6弱、関谷断層直下と想定した場合には、震度5強から震度6強の地震が想定されています。

那須塩原市直下を想定した地震の場合には、黒磯駅を中心とした東部地域、関谷断層直下を想定した地震の場合には西部地域の揺れが大きくなることが予想されています。

参考：那須塩原市-防災ハザードマップ

那須塩原市建築物耐震改修促進計画によると、関谷断層を震源とする地震が那須塩原市に最も甚大な被害を及ぼす可能性が高いと想定されています。

この地震における建物被害（揺れによる全壊棟数）は、2,536棟とされています。

またこの被害数は住宅における耐震化を促進することにより、825棟まで減らすことができる(減災率67%)としています。

参考：那須塩原市-那須塩原市建築物耐震改修促進計画

那須塩原市の掲げる耐震化への取り組みと現状

那須塩原市の調査によると、2020年度の那須塩原市の住宅における耐震化率は86%となっており、2025年度までに95%にすることを目標にしています。

耐震化の促進に向けては、相談窓口の設置や耐震アドバイザーの派遣など安心して耐震化について相談できる環境の整備、パンフレットなどの配布、出前講座や直接住宅を訪問するなどを通した普及活動、耐震診断や耐震改修に対する助成などの活動を行なっています。

またリフォーム支援ネット「リフォネット」の紹介を通じたリフォームに併せた耐震改修の有効性の周知なども行なっています。

那須塩原市で定められている防火地域のリフォームの制限

那須塩原市では、防火地域は定められておらず、準防火地域のみが指定されています。

那須塩原市の準防火地域は、三島1丁目、三島2丁目、五軒町、西大和、扇町、南町、西旭町、東町、西栄町の各一部、永田町の全域、大黒町周辺地域、那須塩原駅前地区です。

参考：那須塩原市-防火地域・準防火地域について

防火地域や準防火地域では、建物の構造に一定の規制が設けられてます。

そのため、これらの地域にお住まいの方で住宅の建設やリフォームなどを行う方は注意が必要です。

那須塩原市にも設けられている準防火地域では「地階を除く4階以上の建物」または「延べ床面積1500㎡超の建物」の場合には耐火建築物にする必要があります。

また「地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500〜1500㎡の建物」の場合には、準耐火建築物にしなければいけません。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

那須塩原市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、那須塩原市が属する栃木県からは144件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅リフォームなどにおいて、業者とトラブルになって困っているといった場合には、一度消費生活センターへ相談してみてはいかがでしょうか。

消費生活センターでは、消費生活全般のトラブルなどについて専門の相談員に相談することができ、具体的な解決策などのアドバイスをもらうことが可能です。

那須塩原市にも那須塩原市にお住まいの方が利用できる、那須塩原市消費生活センターが設置されています。

相談は無料で行うこが可能です。（電話料金はかかります）

参考：国民生活センター-那須塩原市消費生活センター

那須塩原市の住宅データ

那須塩原市の人口は2023年4月1日時点の那須塩原市の調査によると、約114,000人とされています。

参考：那須塩原市-人口・世帯の推移

那須塩原市まち・ひと・しごと総合戦略によると、那須塩原市の人口は2010年をピークに減少に転じており、これは社人研の推計よりも人口減少の速度が早まっています。

参考：那須塩原市-那須塩原市まち・ひと・しごと総合戦略

那須塩原市が属している栃木県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、69.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、栃木県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：栃木県-平成30年住宅・土地統計調査

また2020年国税調査によると那須塩原市の2020年度における持ち家率は69.4%と最も多く、次いで民営の借家が25.3%となっています。

参考：那須塩原市-令和2年国勢調査 那須塩原市の概要

那須塩原市の属している栃木県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1996年が最も多く、27,787戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告

また、那須塩原市住宅マスタープランによると、平成17年から平成26年の那須塩原市における新設住宅着工戸数は平成18年に1,344戸と最も多く、平成26年には703戸にまで減少しています。