2024年01月24日更新

監修記事

床をリノリウムに張替える価格・費用は?

リノリウムは高級感がある素材の一つで、バレエ教室や学校の床などに使用されていることが多いです。自宅の床をリノリウムにすることで、おしゃれな雰囲気の部屋になります。今回は、床をリノリウムに張替えるのにかかる費用・価格の相場について解説します。

リノリウムの床へ張替えリフォームするのにかかる費用

リノリウムは、学校などの仕上げ材として使用されることが多い素材です。

ビニール製のタイルに近い質感であるため、様々なテイストのインテリアになじみます。

シックハウス症候群の対策として取り入れる学校が多いです。

床をリノリウムに張替える価格・費用は?

リノリウムには、特にグレード設定がありません。

これは、元々防火性や抗菌性に優れている素材だからです。
1平方メートルあたりの価格の相場は約3,000~10,000円です。
リノリウムの床へ張り替えリフォームするのにかかる費用の相場は、30平方メートルで約10万~20万円です。

リノリウムの床に張り替えるメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく解説しています

リノリウムの床へのリフォームにかかる費用の内訳

リノリウムの床へ張替えリフォームする際には、リノリウムの本体価格と張替え工賃、工事の際に周りの床や壁を傷つけないように保護する養生、剥がしたタイルを処分する際にかかる費用、リフォーム会社の交通費や運搬費がかかります。

張替え工賃の相場は1平方メートルあたり約3,000~5,000円です。
既存の床板の上からリノリウムを張る場合は、1平方メートルあたり約1,000~2,000円となります。

既存の床板の上から張る場合は、床板を剥がす手間が省けます。

そのため、工賃が比較的安くなります。

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張替えリフォームで別途工賃が発生することがある

リノリウムへ張替える際には、下地に問題がないか調べる必要があります。

リノリウムは耐久性に優れた素材で、それだけ硬いのが特徴です。

硬い材質の床板をひび割れや歪みが生じた下地の上に敷き詰めると、後から問題が起こる可能性があります。

そのため、必要であれば下地の補修を行います。

下地の補修は、軽度のものであれば1平方メートルあたり約10,000~50,000円、重度のものになると基礎部分の補修が必要になるため、約10万~30万円もの費用がかかります。

下地の状態を調べるためには、既存の床板を剥がす必要があるので、下地に問題がなかったとしても下地を剥がすのに工賃が発生します。

床をリノリウムに張替える価格・費用は?

余計な費用が発生しないように注意しよう

リノリウムの床板に張替えリフォームする際には、家具を全て移動させておくことが大切です。

移動させずに施工を開始してもらうと、家具の撤去費用を請求される可能性があります。

特に、2人がかりでなければ運べない大型家具などの移動に関しては、多くのリフォーム会社が費用を請求しています。

1人で施工できるところ、家具の移動が必要なために2人で作業することになれば、それだけ人件費が高くなります。

そもそもリノリウムとはどのような素材なのか

リノリウムは、主に床材に使われる建材で、亜麻仁油や石灰岩、木粉、コルク粉、天然色素など天然の成分で構成されています。

一見、ビニール製のフロア材に見えるので、様々なインテリアとなじみやすいです。

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リノリウムの床に張替えリフォームするメリット

リノリウムは天然成分で作られているため、有害物質が発生しないというメリットがあります。

さらに、亜麻仁油が持つ抗菌作用により、清潔な状態を保ちやすいという利点もあります。

特に、黄色ブドウ球菌に対して抵抗を持つといわれています。

黄色ブドウ球菌は、人の肌などにも生息している細菌で、免疫力が低下したときに病気の原因となります。

発火する温度が非常に高いので、燃えにくく安全性が高いのも嬉しいところです。

リノリウムの床のメリット・デメリットは?

日々のお手入れの面でも多くの利点があります。

まず、静電気も発生しにくいため、ホコリが溜まりにくいです。

お手入れの方法は雑巾で乾拭きするだけなので、手間がかかりません。

そして、耐久性に優れているため傷つきにくいのもメリットです。

水やジュースで変色はせず、子供部屋には大変向いている素材です。安全性が高く保育園や幼稚園で多く使用されています。

水が染み込むことも変色することもなく、無駄なワックスは不要です。

床をリノリウムに張替えるリフォーム価格はこちらの記事で詳しく紹介しています

リノリウムの床に張替えリフォームするデメリット

リノリウムの床のメリット・デメリットは?

天然素材で作られていることは、メリットにもデメリットにもなります。

まず、亜麻仁油は癖のあるニオイがするので、不快感を示す人もいるでしょう。

ただ、使用しているうちに、少しずつニオイは消えていきます。

ワックスは基本不要ですがどうしてもしたい方は、リノリウムはアルカリ性の物質に弱いので中性のワックスを使用する必要があります。

アルカリ性のワックスを使用すると変性してしまい、二度と元の状態に戻らなくなります。

リノリウムへの張替えリフォーム工事にかかる費用の相場は、1平方メートルあたり約6,000~10,000円と、他の床材と比べて高めです。

メリットとデメリットを見比べて、納得したうえで張替えリフォーム工事を行いましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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