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2020年10月22日更新

監修記事

バルコニーを部屋にリフォームする費用・価格の相場は?

使っていないバルコニーを部屋やサンルームにリフォームするためには、どの程度の費用がかかるのでしょうか?バルコニーをサンルームや部屋にリフォームする際の注意点や、工事の方法、種類、費用、快適な生活空間を作るためのポイントなどをご紹介します。

バルコニーのリフォームではどんなことができる?

住宅のバルコニーやベランダのリフォームでは、子供部屋、寝室など、部屋としての改装や、洗濯物が干しやすくなるサンルームへの改装が人気です。

また、ウッドデッキと屋根を設置してリビングから直接屋外に出られるように改装する場合もありますし、リビングと繋げて部屋を拡張する場合もあります。

家族が増えることで部屋数が足りなくなってしまったり、バルコニーやベランダを有効活用できていなかったりする場合には、このようなリフォームを行い、有効利用できるようにすると良いでしょう。

バルコニーを部屋にリフォームする費用・価格の相場は?

住宅のバルコニーやベランダをリフォームして部屋とする場合、基本的には壁と屋根を追加すれば部屋として利用することができます。

しかし、壁と屋根を取り付けただけでは快適な空間として活用できないかもしれません。

例えば、バルコニーのスペースのみを部屋にした場合、元々の面積によっては部屋面積が狭すぎて使い勝手が悪くなってしまうでしょう。

また、部屋へどうやって出入りするかも注意が必要なポイントです。

バルコニー部分に出入りする通路が特定の部屋にしか無い場合、家族の部屋を経由しなければ新しい部屋を使えないということになるかもしれません。

これらの問題を解決する方法としては、間取りの変更リフォームがおすすめです。

間取りの変更リフォームを同時に行えば、廊下から直接部屋に出入りができるようにできますし、隣の部屋とスペースを分け合って部屋の広さを変えることができます。

ただ、間取り変更リフォームを同時に行うと、費用が約100万円以上追加でかかってしまいますので、予算の都合に合わせて施工内容を考えると良いでしょう。

バルコニーをリフォームする際の費用と相場

バルコニーをリフォームする場合、目的や工事の内容によって工事費用はどれぐらいかかるのでしょうか?

それぞれの目的別に工事費用の相場を調査しました。

バルコニーを子供部屋などにリフォームする場合の費用

バルコニーを子供部屋などにリフォームする場合、施工面積によって費用が変わってきます。

寝室や書斎、子供部屋などの全体を囲った部屋の場合、2畳なら約60万円、3畳なら約80万円、6畳なら約140万円が相場です。

注意点として、バルコニーを部屋として使用する場合、追加された壁材などの重量がバルコニー部分にかかるため、家屋の状態によっては補強工事が必要となり、相場より費用がかかることがあります。

また、ドアの設置や電気工事、エアコンの設置などを行う場合にも追加で費用がかかりますので、正確な費用が知りたいという場合はリフォーム会社に問い合わせてみると良いでしょう。

バルコニーをサンルームにする場合の費用

バルコニー部分に屋根や壁を設置し、サンルームとして利用する場合の工事費用の相場は、約100万円です。

バルコニーに既に屋根がある場合は、壁部分だけを囲ってサンルームにすることもできます。

この場合の費用は、広さにもよりますが約50万円が相場です。

サンルームを設置する場合も、部屋を作る際と同じく、重量によっては補強工事が必要となりますので、施工を依頼する前にバルコニー部分の強度を検査してもらいましょう。

ウッドデッキを取り付けてアウトドアリビングにする場合の費用

バルコニーにウッドデッキを設置し、屋外で寛げる空間として改装する場合の費用は、2畳で約15万円、4畳で約30万円、6畳で約45万円が相場です。

ウッドデッキだけを施工しても良いのですが、屋根がないと雨の日に利用することができなくなってしまいますので、施工の際には同時に屋根を設置しておくと良いでしょう。

先ほどご紹介したサンルームを施工する際に床部分をウッドデッキにしてアウトドアスペースとして活用するのもおすすめです。

この場合の費用は、サンルームの設置費用とウッドデッキの設置費用を足したものとなり、6畳なら約100万円となります。

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バルコニーを部屋にリフォームする費用・価格の相場は?

バルコニーを部屋にリフォームする際の注意点

バルコニーやベランダを改築して部屋を作った場合、基本的には増築として扱われるため、延べ床面積や建築面積が増え、容積率や建蔽率の制限を超えてしまう可能性があります。

特に、外壁からはね出したようなバルコニーやテラスをリフォームする場合は、軒先から1mを超える部分のみ建築面積として参入されていたものが、全て建築面積としてみなされることになります。

建築面積は建蔽率に影響しますので、建蔽率ギリギリに建築している建物の場合は、どの程度まで増築可能かどうかよく確認する必要があります。

また床面積についても、10㎡を超える増築は地域により確認申請が必要となります。

バルコニーをリフォームして部屋を増築する場合には、建ぺい率に問題が無いか、申請の意必要性があるかどうかリフォーム会社や設計事務所に調査してもらいましょう。

マンションのバルコニーをリフォームすることはできる?

一戸建て住宅と同じように、マンションのバルコニーをリフォームして、部屋にすることはできるのでしょうか?

実は、マンションのバルコニーは専有部分ではなく、共有部分として扱われることが多いため、基本的には部屋としてリフォームすることはできません。

場合によってはウッドデッキを設置する程度なら認められることもありますが、大抵の物件ではリフォームは認められないでしょう。

ベランダリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたベランダリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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