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2019年01月19日更新

ペットを放し飼いする方におすすめ ウッドデッキを設置する費用は?

ペットと暮らしている方がエクステリアリフォームでウッドデッキを施工する場合、使用する材質はどのようなものが良いのでしょうか?ペット向けウッドデッキにおすすめの材質と、ペットをウッドデッキに外飼いする場合の構造、施工費用についてご紹介します。

ペットをウッドデッキに外飼いするのにおすすめの材料は?

庭にウッドデッキを作り、大型犬などを外飼いにする空間にする場合、どのような素材で作るのがおすすめなのでしょうか?

ウッドデッキの材質には、耐久性が高く硬いウリンやイペなどのハードウッドから、耐久性が低いかわりに質感が柔らかい杉やヒノキ材、そして木材を樹脂で固めたエコアールウッドなどの人工木などがあります。

まず、ハードウッドなどの天然木についてですが、こちらはささくれや汚れの問題に注意しなければなりません。

大型犬などのペットは常に素足で歩き回るため、天然木を屋外に設置した場合に発生しやすいささくれは足の怪我につながってしまいます。

また、ペットがトイレではなく、ウッドデッキで排泄してしまった場合、天然木では内部に排泄物が染みこんでしまい、汚れや臭いが残ってしまうでしょう。

人工木の場合、樹脂で木材の繊維がコーティングされるため、ささくれの発生が抑えられますし、樹脂によって水分も弾かれるため、汚れが染みこみにくく、ペット用ウッドデッキに向いています。

特にエコアールウッドという製品は、厳島神社の柱など、海水に浸かる部分でも使われており、高耐久性が特徴の素材です。

水分に強く、変形も少ないため、エクステリアとして屋外に設置するウッドデッキに最適な素材と言えるでしょう。

犬小屋などとセットになったペット用ウッドデッキセットも販売されていますので小型のものであれば簡単で安上がりかもしれません。

ペットを放し飼いする方におすすめ ウッドデッキを設置する費用は?

素材別のウッドデッキ施工費用

エクステリアリフォームでウッドデッキを施工する場合、施工費用は素材によってどの程度変わるのでしょうか?

まず、アールウッドを使用した場合の費用は、1平方メートル辺り約30,000円です。

ヒノキ等の天然木を使用した場合、施工費用は1平方メートル辺り約18,000円が相場となります。

ハードウッドで施工した場合の価格は、1平方メートル辺り約35,000円です。

ウッドデッキに木製の屋根、バーゴラを設置する費用は、ウェスタンレッドシダーを用いた場合、8平方メートルで約5万円が相場となります。

バーゴラの設置費用は使用する木材、サイズ等によって大きく変わるため、ウッドデッキを施工する際に見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

脱走防止柵としてフェンスを設置する場合の費用は、使用する木材の価格によって変わりますが、ウッドデッキの1平方メートルあたりの単価とほとんど同じのようです。

既製品のフェンスを用いる場合はもう少し安く、フェンス1平方メートル辺り約10,000円が相場となります。

また、外飼いではなく日中のみウッドデッキに出るという場合には、ケージを使用するという方法もおすすめです。

ケージなら必要な時だけ設置することができるため、邪魔になりにくいですし、既製品のケージなら大きさにもよりますが、作り付けの柵を設置するより安価に導入できるでしょう。

ペット用ウッドデッキのカラーリングはどんな色がおすすめ?

ペット用ウッドデッキをリフォームで設置する場合、どのようなカラーが良いのでしょうか?

大型犬などのペットを放し飼いする空間として考えた場合、どうしても爪による傷やトイレの失敗による汚れなどが気になります。

そのため、薄い色では傷や汚れが目立ちやすくなるため、シャイングレー色などの濃い色がおすすめです。

ただ、人工木のウッドデッキでシャイングレー色のような濃い色を用いた場合、夏場などに表面温度が高くなりやすくなるため、屋根を設置したり、背の高い柵を設置したりして日光を遮る必要があります。

しかし、濃い色でカラーリングを施すと、冬場に太陽熱を良く集めてくれるため、表面が暖かくなりやすく、屋外でも快適に過ごせる空間となるでしょう。

熱くなりにくい色を選びたい場合には、ホワイトブラウン色などの白系の色が良いのですが、汚れが目立ちやすいため、こまめなお手入れが必要となります。

シャイングレー色のような濃い色以外で汚れや傷が目立ちにくいものが良い場合は、ナチュラルブラウンなどの薄い茶色のカラーリングもおすすめです。

どうしても色が決められないというときは、ガーデンスペースのバランスを考えた色使いにするのもおすすめです。

ウッドデッキはガーデンスペースの中でも大きな設備となるため、設置するだけでガーデンスペースの見た目が大きく変わります。

色合いをガーデンスペースのデザインに合わせ、色による問題は設備やメンテナンスで対応すると良いでしょう。

ウッドデッキを塗装する場合の費用は?

汚れや傷が目立つようになっても、木材そのものが腐って強度が低下していない場合、そのまま使い続けることができますが、傷などが多くなるとどうしても見た目が悪くなってします。

また、庭などの屋外に設置するため、太陽光や雨などが原因の経年劣化によって色が落ちてしまい、見た目が悪化することもあるでしょう。

このような場合、表面に塗装を施すことでウッドデッキの見た目を蘇らせることができます。

ウッドデッキの塗装では、素材に染みこむ浸透タイプと、表面に塗膜を作るタイプの2種類がありますが、おすすめは浸透タイプです。

これは、塗膜タイプは表面の保護はできますが、内部の傷みを防止することができないため、割れなどが発生し、内部に水分が浸透した場合に劣化が進んでしまうからです。

浸透タイプの場合、木材の内部まで成分が浸透して保護してくれるため、割れなどが起きても傷みの進行を予防してくれます。

ペット用として考える場合、塗膜タイプならトイレの失敗による汚れの浸透を防いででくれるというメリットがありますが、爪による傷が付きやすいため、木材の保護を考えるなら浸透タイプを選ぶと良いでしょう。

施工費用については、浸透タイプの塗料である「キシラデコール」を使用した場合が1平方メートル辺り約3,000円、塗膜タイプのウレタン塗料を用いた場合が1平方メートル辺り約2,500円です。

ペットを放し飼いする方におすすめ ウッドデッキを設置する費用は?

ウッドデッキや犬小屋の作成はDIYでもできる?

ペットのためにウッドデッキや柵、犬小屋を用意する場合、リフォーム会社に依頼するのではなく、材料を用意してDIYで手作りした方が安上がりになるように思えます。

実際、リフォーム会社などに施工を依頼すると、材料費の他にデザイン費や施工費が追加となるため、DIYで手作りする場合に比べると費用は高くなるでしょう。

ただ、施工価格そのものはDIYの方が安価でも、長期的な耐久性を考えた場合、色々なノウハウを持ったリフォーム会社に施工を依頼した方が安心です。

また、施工の際に出るゴミの処理や庭の掃除などの後片付けも、業者に依頼していれば自分で処理費用を払ったり、作業したりする必要もないため、トータルで見ればコストはあまり変わりません。

材料となる木材と組み立て金具、そして電動ノコギリやドリルなどの工具があれば自分でもウッドデッキや犬小屋を手作りすることはできますが、耐久性や見た目などを重視するなら、プロに任せた方が良いでしょう。

ベランダリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたベランダリフォームは、あくまで一例となっています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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