2023年11月28日更新
ガスコンロを設置する費用や料金は?工事方法や天板についても紹介!
一人暮らしにともなう引っ越しなどでガスコンロを新しく設置する場合、ビルトインタイプとテーブルコンロのどちらのタイプを選べば良いのでしょうか?また、工事やそれにともなう費用など、ガスコンロを設置する際の疑問に思うことについてご説明します。
目次
ガスコンロにはどんな種類がある?
ガスコンロには、持ち運びできるカセット式のもの、システムキッチンなどに埋め込んで設置するビルトイン式のもの、置くだけで設置できるテーブルコンロタイプのものがあります。
どのタイプのコンロにも一長一短がありますので、ガスコンロを新設する際には予算やキッチンの形状などから選ぶと良いでしょう。
カセットコンロ
カセットコンロは、小型のカセットボンベを燃料にして火を起こすガスコンロです。
コンパクトで自由に持ち運べるので、食卓や屋外で利用することもできます。
カセットコンロは約2千円から購入できるところが魅力的ですが、カセットボンベのコストや安全性を考えると、日常的な料理での使用はおすすめできません。
ビルトインコンロ(ビルトインタイプ)
ビルトインタイプのものは、キッチンにビルトイン用の取付け箇所が用意されていない場合にはキッチンの交換や、リフォームを行う必要があり、新設となると費用がかかるのが難点です。
しかし、ビルトインタイプは隙間がテーブルコンロタイプより少ないため、汚れが入りにくく、天板部分も広いため、比較的清掃が行いやすいというメリットがあります。
ビルトインコンロは、システムキッチンと一体化しているガスコンロです。
テーブルコンロのようにすき間ができないので、手入れがしやすくデザイン性が高いという特徴があります。
優れた調理機能を備えた機種が多いのも人気のポイントです。
ただ、メリットが多い分、価格が高くなりがちなのが難点です。
設置方法も複雑で、取り付けや交換の際には、業者に依頼する必要があります。
テーブルコンロ(テーブルタイプ)
テーブルタイプは、キッチンとコンロの間に隙間ができ、汚れが入りやすいという難点はありますが、設置が容易で、リフォームを行わずに設置できることが多いため、コストパフォーマンスに優れているのが利点です。
テーブルコンロは、コンロ台の上に設置するガスコンロです。
ガスホースをつなぐだけで設置できます。
ホームセンターや家電量販店などで販売されているので入手しやすく、ビルトインコンロに比べると安価なのも魅力の一つです。
一方で、どうしてもコンロ台とガスコンロの間にすき間ができるので、手入れが大変というデメリットがあります。
また、ビルトインコンロに比べて調理機能が劣るので、人によっては不便と感じるかもしれません。
ガスコンロを自分で設置することはできる?
引越しや一人暮らしをはじめる際には、できるだけ余計な出費は避けたいものです。
そのため、住宅設備もできることなら自分で設置して工事価格を抑えたいと思われるかもしれません。
テーブルタイプの場合は、ガス栓とコンロを専用のコネクタ付きホースで繋ぐだけで設置できるため、個人でも設置が可能ですが、ビルトインタイプの場合は施工にガス可とう管接続工事監督者という資格が必要です。
資格以外の点でも、柔らかいガスホースで施工できるテーブルタイプと違い、ビルトインタイプでは金属、または可とう管による施工を行うよう決められているため、個人での施工は難しいでしょう。
また、どちらのタイプのコンロを設置する場合でも、施工後にはガス漏れのチェックや、コンロの正常動作を確認しなければ事故が起きる可能性があります。
施工そのものは簡単そうに思えますが、施工ミスによる事故を防ぐためにも、自分で設置するのではなく、工事保障が得られるリフォーム会社や販売業者、ガス会社など、資格を持ったプロに作業を依頼してください。
ガスコンロの設置費用について
ビルトインガスコンロの新規設置料金は、約2万円が相場です。
これは、キッチンに既に設置箇所が用意されている場合で、本体価格を除いた料金になります。
もし、システムキッチンに用意されているビルトインコンロの設置部分と、お手持ちのガスコンロのサイズが合わない場合には、スペーサーなどを用いる方法によって調整が可能です
また、ガスコンロと同時にビルトインオーブンを設置する場合の工事費用は約5万円となります。
こちらもあらかじめキッチンにオーブンを設置する場所がある場合の費用ですので、オーブン用のスペースを新たに作成する場合には、追加料金が必要です。
ガステーブルの設置については、配送料や取付け部材を合わせて約1万円が相場となります。
ビルトインガスコンロの本体価格は、安価なものなら約4万円から、ミドルグレードが約8万円、ハイグレードな製品の場合は約14万円が相場です。
なお、上記の費用はあくまで一例です。リフォーム会社によってガスコンロの設置にかかる費用が変わってくるので、相見積もりを取って費用の比較をしましょう。
ガス配管工事が必要な場合と費用について
基本的にキッチンでガスコンロを使用している物件に引っ越した場合はあまり大がかりなガス配管工事は必要ありません。
ただ、オール電化住宅などでIHクッキングヒーターを利用していた物件にガスコンロを新設する場合にはガス配管工事を行う必要があります。
工事価格は、家屋内にガスを引き込んでいなかった場合は屋外配管と屋内配管、ガス栓の設置で合計約20万円、屋外配管が敷設済みで、屋内配管の追加のみなら約2万円程度が本体価格とは別に必要です。
老朽化した配管を交換する場合も屋内配管の追加と同程度の価格となり、約2万円程度が相場となります。
ガスコンロ設置の際のポイント
ガスコンロのサイズについて
テーブルタイプのガスコンロには、標準幅59cmタイプとコンパクト56cmタイプの2種類のサイズがあります。
ビルトインタイプの場合は天板幅が75cmと60cmの2種類が用意されていますが、本体幅は共通です。
天板の広さが違う場合、開口サイズが合っていないと天板などに干渉して取付けできないことがあります。
ガスコンロを設置する際には、必ずコンロを設置する箇所のサイズを確認しておきましょう。
賃貸物件にコンロを設置する際の注意点
一人暮らしなどで新しくマンションなどを借り、ガスコンロを設置する場合には注意しなければいけないことがあります。
キッチンにコンロが無い場合はサイズとガスの種類が合った製品を取り付けることができますが、賃貸物件にあらかじめコンロが設置されている場合、既存設備となりますので、自由に交換することができません。
もし既存のコンロがあり、新しいものに交換したいという場合は、まず賃貸物件を管理している不動産屋に問い合わせてください。
ガスコンロの設置は何処に相談すると良い?
ガスコンロの設置は、ガス商品を取り扱っているホームセンターやリフォーム会社、ガス会社などで依頼することができます。
引っ越しなどで新しくガスコンロを設置する場合なら、既存の配管のメンテナンスや設置後の安全確認、コンロ以外の設備の状態確認などを考慮して、ガス会社に施工を依頼すると良いでしょう。
また、専門業者に施工を依頼すれば、施工後のトラブルについて工事保障が受けられますので、もしもの時も安心です。
ガスの種類によって利用できるコンロは変わる

家庭用ガスには、都市ガスとLPガスがあり、ガスコンロなどのガス商品を選ぶ際にはご家庭でお使いのガスに対応した製品を選ばなければいけません。
これは、都市ガスとLPガスとではガスの体積当たりの熱量が違うことが理由で、もし対応していないコンロを使用してしまうと、火災や不完全燃焼が起こります。
どちらの事故も命に関わる事故ですので、ガスコンロを設置する際には必ずガスの種類にあった製品かどうか確認しておきましょう。
都市ガスの種類でコンロを変える必要はある?
東京ガスや大阪ガスなど、都市ガス業者が供給しているガスは、会社ごとに種類が違い、合計で13種類に分類されています。
これは、原料となる天然ガスの成分が違うことが原因なのですが、ある程度互換性があるため、都市ガス対応のガスコンロを購入すればほぼ問題無く使用できるでしょう。
また、現在経済産業省の主導のもと、全国でガス規格の統一が行われており、供給されるガスはほぼ13Aとなっています。
東京ガスや大阪ガスなどの大手はこの13Aというガスを供給していますので、東京ガス用の機器を大阪ガスが入っている物件で使うことも可能です。
ただ、設置に関してはガス漏れなどの問題が起きる可能性がありますので、工事保障が受けられるよう、必ずガス会社または施工業者に工事を依頼してください。
その他の注意点として、一部の地域に供給しているガス会社では、まだ12Aや13Aではないガスが供給されていることがあります。
このような場合には、ガス商品の内部部品を交換しなければ正常に使用することができません。
ガスの種類は、ガス会社への問い合わせ、またはガスの元栓部分に取り付けられているプレートを確認するといった方法で確認できます。
新しくガスコンロを設置する際には、まずガスの元栓とガス会社を調べ、どんなガスが供給されているか確かめておきましょう。
ガスコンロの寿命・耐用年数は何年?買い替え時期の目安や劣化症状を解説
ガスコンロに不具合があったときは、経年劣化による寿命なのか、対処すれば直せるものなのかを見極める必要があります。
そこでこの記事では、ガスコンロの耐用年数と、よくある不具合の対処法について解説していきます。
ガスコンロの選び方も紹介しているので、交換を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガスコンロの寿命はどのくらい?

ガスコンロの寿命は以下の通りです。
- テーブルコンロ:約5年
- ビルトインコンロ:約10年
ガスコンロの寿命は、使用頻度や手入れの仕方で大きく異なります。
そのため、耐用年数に満たなくても買い替えが必要な場合もあれば、耐用年数を超えても問題なく使い続けられる場合もあります。
ただ、一見すると問題なく使えているように見えても、実は内部が劣化している可能性もあるため、寿命を超えたガスコンロで不具合がみられた場合は、買い替えを検討しましょう。
また、ガスコンロで使用する各パーツの寿命は以下の通りです。
- プロパンガス用のゴムホース:約3年
- 都市ガス用のゴムホース:約6年
- 乾電池:約1年
ガスホースは、劣化すると弾力がなくなったりひび割れを起こしたりします。
劣化した状態で使用するとガス漏れを起こすリスクが高まるので、定期的にチェックしましょう。
また乾電池は、残量が少なくなると火がつかなくなるなど不具合の原因になることもあります。
製品によっては交換時期になるとランプなどで知らせてくれるものもありますが、約1年を目安に交換するといいでしょう。
ガスコンロの経年劣化の見分け方
ガスコンロに不具合が起こる原因は、パーツの汚れや取り付け方などに問題がある場合と、経年劣化による場合に分けられます。
以下では、ガスコンロの経年劣化の見分け方を解説します。
点火しにくい
点火しにくいときは、まず電池切れや元栓の開き忘れを確認してみてください。
また、安全装置の誤作動で点火しないケースもあるので、火が出るところの周りに汚れがないかもチェックしておきましょう。
点火していない状態のまま放置すると、不完全燃焼を起こし一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
電池や元栓に問題がなく、コンロにも汚れがない場合は、経年劣化が原因かもしれません。
安定して火が出ていない
火の出方が偏っていたり、 安定して火が出なかったりするときは、バーナーキャップの汚れや取り付け方の不備が原因かもしれません。
バーナーキャップは、火が出ている部分にあるギザギザした円形のパーツです。
バーナーキャップが正しく取り付けられていないまま使用すると、バーナーが変形したり、火がガスコンロの中に入り込んだりする可能性があります。
また、不完全燃焼を起こすリスクもあり危険です。
バーナーキャップの汚れや取り付け方を改善しても火の出方が安定しない場合は、経年劣化を疑いましょう。
着火時や使用時に異音がする
着火時や使用時に異音がするときも、バーナーキャップの詰まりや取り付け方の不備が原因の可能性があります。
不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生しやすくなるので注意が必要です。
バーナーキャップに特に問題がない場合は、寿命かもしれません。
ガスのにおいが充満する
ガスのにおいが充満するときは、どこからかガスが漏れています。
ガス漏れが起こる原因として、ガスホースの劣化や元栓とホースをつなげている部分のゆるみなどが考えられます。
ガスが充満すると爆発のリスクが高まることもあります。
ガスホースに問題が見られない場合は、ガスコンロ本体の腐食を疑いましょう。
コンロの火の色が青くない
コンロの火は青いのが正常ですが、不完全燃焼が起こると赤やオレンジになることがあります。
不完全燃焼は、バーナーキャップの汚れなどが原因で引き起こされます。
加湿器を使用しているときもコンロの火が赤くなることがありますが、特にリスクはありません。
バーナーキャップの汚れや加湿器の使用がないにもかかわらず、コンロの火が青くない場合は、ガスコンロの経年劣化が原因かもしれません。
鍋にススが付着する
鍋にススが付着するときも、ガスコンロが不完全燃焼を起こしている恐れがあります。
バーナーキャップの汚れや取り付け方を確認しても改善しない場合は、買い替えるタイミングかもしれません。
表示などが故障している
エラー表示が出ているときは、ガスコンロの内部や基盤が劣化している可能性があります。
リセットしてもエラー表示が消えない場合は、買い替えを検討しましょう。
2008年以前のコンロを使っている
製造年が2008年以前のコンロの場合は、不具合の有無に関係なく買い替えたほうがいいでしょう。
というのも、2008年以前のコンロはSiセンサーが標準装備されていないため、安全性が劣る可能性があるからです。
Siセンサーは、火を消し忘れたときに自動で消火したり、鍋底の温度を感知して油の温度を調節できたりする安全装置です。
ガスコンロは火災や一酸化炭素中毒などの事故を引き起こすリスクがあるため、できるだけ安全性を高めておいた方が良いでしょう。
明らかな不具合がなくても、製造年が2008年以前の製品は早めの買い替えをお勧めします。
ガスコンロの不具合と対処法

ガスコンロに不具合があったときは、以下の対処法を試してみてください。
それぞれ詳しく解説していきます。
コンロの電池を交換する
なかなか火がつかない場合は、コンロの電池を交換してみましょう。
ガスコンロは、電池で着火しているため、電池の残量が少ないと火がつきにくくなります。
なお、電池を交換するときは、アルカリ電池を使用してください。
五徳やバーナー周りを掃除する
火の出方に偏りがあったり、鍋にススがついたりする場合は、五徳やバーナー周りを掃除するとよいでしょう。
バーナーキャップに汚れが詰まっている部分からは火が出ないため、バーナー周りが汚れていると火の出方が偏ることがあります。
また、五徳やバーナー周りの汚れは不完全燃焼を引き起こし、鍋にススがつくことがあります。
古くなった歯ブラシなどで汚れを落とし、しっかり乾かしてから再度取り付けてみましょう。
バーナーキャップがずれていないか確認する
着火しにくかったり、火の色が赤やオレンジになったりする場合は、バーナーキャップがずれていないか確認しましょう。
特に、掃除をしたあとはバーナーキャップが浮いていたり、取り付け方が間違っていたりすることがあります。
バーナーキャップは、取り付ける向きが決まっているので、しっかり確認してから取り付けましょう。
グリルの掃除をする
グリルの使用中に異臭がしたり煙が出たりする場合は、グリルの掃除をしてみてください。
グリル内の油汚れや小さな食材カスは、異臭や煙の原因になります。
安全装置のセンサーの汚れを取る
点火しにくかったり、吹きこぼれなどがないのに突然火が消えたりするときは、安全装置のセンサーの汚れを取ることで症状が改善するかもしれません。
安全装置であるSiセンサーは、近くに汚れがついていると吹きこぼれなどと誤認識して火を消してしまうことがあります。
バーナーの中央部にある棒状のパーツと、バーナーキャップ付近にある小さな突起のようなパーツかSiセンサーです。
汚れがついているときは、固く絞った布でふき取りましょう。
ガスのホースの状態を確認する
火がつかないときや、ガスのにおいがするときは、ガスホースの状態を確認してみてください。
ガスホースは消耗品なので、使っているうちにだんだん劣化していきます。弾力性とひび割れの有無をチェックしましょう。
また、元栓とホースの接続がゆるんでいたり、ホースが途中で曲がっていたりしても正常に動作しません。
ホースの劣化状態と接合部のゆるみ、形状を改善しましょう。
加湿器がそばにないか確認する
火が赤くなるときは、加湿器がそばにないか確認しましょう。
加湿器がそばにあると、水道水に含まれる金属イオンが空気に混ざり、火と反応して赤くなることがあります。
不完全燃焼を起こしているわけではないので体への悪影響はありませんが、気になる場合は、加湿器の使用を中断してみるとよいでしょう。
ガスコンロの交換費用はどのくらい?
ガスコンロの交換費用は以下の通りです。
- テーブルコンロ:約3万円から
- ビルトインコンロ:約7万円から
テーブルコンロは、誰でも交換できるので工事費用が必要ありません。
そのため、基本的には本体の購入費用のみで交換できますが、場合によってはガスホースの購入費用が追加になるかもしれません。
一方、ビルトインコンロは資格がないと交換できないため、本体の購入費用だけでなく工事費用が別途必要になります。
本体の購入費用と工事費用を合計した約7万円からが交換費用の相場です。
ただ、遠方の業者を呼ぶ場合や大がかりな工事の場合は費用が高額になることがあり、また、ビルトインコンロは製品による価格差が大きく、高いものでは約20万円するものもあります。
なお、こちらの記事に記載の金額はあくまでも一例です。
詳しくは業者の現地調査が必要となります。
また、業者によっても金額は変わるので、複数社に見積もりを取りましょう。
ガスコンロの選び方・選ぶ際の注意点
ガスコンロで失敗しないために、選び方と選ぶ際の注意点を解説していきます。
テーブルコンロの場合は事前にサイズを測っておく
テーブルコンロを購入するときは、事前にサイズを測っておきましょう。
テーブルコンロには、56cmと59cmの2種類のサイズがあります。
サイズを間違えると設置できなかったり、設置できたとしても手入れが大変になる可能性がありますので、ガスコンロを快適に使うためにも、購入する前にサイズを測っておくことをおすすめします。
都市ガス用・プロパン用コンロを使用するガスに合わせて選ぶ
テーブルコンロはガスによって規格が異なるので、使用するガスに合わせて選ぶ必要があります。
都市ガスならば「A12」「A13」、プロパンバスなら「LP」とテーブルコンロに記載されています。
また、ホースもガスの種類によって異なります。
都市ガスならクリーム色、プロパンガスならオレンジ色のホースを選びましょう。
火力の高いバーナーの位置に気を付ける
テーブルコンロを設置するときは、火力の高いバーナーの位置に気をつけましょう。
というのも、2口以上あるテーブルコンロは、左右で火力が異なっているためです。
高火力のバーナーが壁側にあると、壁が傷んだり、火災のリスクが高まったりする恐れがあります。
火力が高いバーナーの位置は、コンロの型番をチェックすれば簡単に判断できます。
型番の最後の文字が「R」なら右のコンロが高火力で、「L」なら左のコンロが高火力なので、自宅の壁の位置に合わせて選択しましょう。
古いコンロの処分方法

最後に、古いコンロの処分方法を解説していきます。
粗大ごみとして処分
テーブルコンロは、粗大ごみとして処分できる場合が多いです。
ただ、費用や回収方法は自治体によって異なるので、ホームページなどで確認しましょう。
買い取ってもらう
不具合がないコンロなら、リサイクルショップで買い取ってもらえることがあります。
ただ、状態により買取価格は異なるので、古いコンロの場合は希望の価格にはならないかもしれません。
とはいえ、粗大ごみとして処分するときは処分費が必要になることもあるので、たとえ値段がつかなかったとしても引き取ってもらえるだけで十分でしょう。
リフォーム時に処分してもらう
ビルトインコンロは、交換リフォームの際に業者に処分してもらうのが一般的です。
自治体によっては回収してもらえないこともあるので、やや高額な費用がかかったとしても業者に依頼するのが確実でしょう。
テーブルコンロも、店によっては買い替えるときに無料で引き取ってもらえることがありますので、購入時にチェックしてみてください。
キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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