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2023年02月17日更新

リビングリノベーションで快適くつろぎライフ!費用相場とポイントを解説

自宅のリビングをリノベーションし、屋内の雰囲気を変更したい場合、どのようなポイントを抑えると良いのでしょうか?リビングのリノベーションで注意するべきポイントと、リノベーションを行うメリット、施工期間、施工費用の目安などについてご紹介します。

子供の学力にも影響?リビングは人が集まる特別な空間

リビングをリノベーションすると、どのようなメリットが考えられるのでしょうか?

リビングは家の中心となる部屋で、家族が集まって過ごす時間が最も長い場所とも言えます。また、近年は子供部屋ではなくリビングで子供を学習させる「リビング学習」が人気です。

これは、リビング学習を行うことによって学力が上がるとされ、良い大学に入学した子供はリビングで学習を行っていた事例が多いということが理由といわれています。

リビング学習では、子供が集中して学習できるよう、子供の身長に合った学習机の設置や、家事を行っている家族の目が届きやすいリビングにすることが大切です。

このようなリビングをリノベーションすることによって、リビング学習を行いやすくなり、親子間の関係性や、成績面での向上を期待できるでしょう。

その他にも、家族間の距離を縮められるようリビングとキッチンなどを一体化させることもできますし、単純にリノベーションを行うことで快適な空間へと作り替えることも可能です。

生活の中心、家の中心とも言えるリビングをリノベーションすることにより、家そのものの雰囲気を変えることができ、より快適で暮らしやすい住まいへと改善することができるでしょう。

リビングリノベーションの流れと諸経費とは

リノベーションの流れや必要な諸経費などをつかんでおけば、よりスムーズにリノベーションを進めることができます。

以下では、その流れと諸経費についてご紹介します。

リビングリノベーションの流れ

1.リビングリノベーションの情報収集とイメージ固め

どのようなリノベーションを行うのかのイメージを固めることから始めます。

webサイトやショールーム、雑誌などで情報を収集し、好みのリノベーション方法や種類を具体的に見つけ出しましょう。

また、情報収集の一環として価格相場もリサーチしておくことで予算も立てやすくなります。

マンションの場合は、管理規則などでリノベーションについての制限や制約などが定められていることが一般的です。

事前に、管理規則を確認しておきましょう。

2.依頼する業者検索

口コミで評判の良い業者や、webサイトで見つけた気になる業者など、依頼する業者をいくつか選びます。

会社により施工を行っている地域が決まっているのでエリア内かどうかも調べておきましょう。

複数業者への一括見積もりサービス提供しているwebサイトを利用するという方法もあります。

リノベーションを依頼する業者によって、完成後の満足度は大きく異なります。

実績や技術のある会社や丁寧に応対してくれる業者など、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

3.業者を3社程度にしぼり下見と相見積もりを実施

依頼するリノベーション業者を決める前に、見積もりを依頼します。

見積もり時には、業者がリノベーション箇所を確認する現地調査が行われることが一般的です。

この際、1社の見積もりだけでは内容や価格の比較ができないため、3社程度に相見積もりを依頼します。

内容や金額が比較できるよう、すべての会社に同じ条件で見積もってもらうことが重要です。

また、見積もり内容に疑問があれば業者に確認して、納得がいくまで説明を受けましょう。

この際、信頼できるか、親身になって相談に乗ってくれるかなど、業者の応対についてもチェックしておきます。

4.業者と契約

見積もりの内容に納得ができ、工事の内容や工程、日程が決まれば契約を交わします。

書面で契約書を作成し、細かいことでも契約書に記載してもらうようにします。契約書への記載が難しい場合は、後のトラブルを防ぐためにも覚書を作成するようにしましょう。

また、この時に支払期日や支払回数、管理組合からの承認が下りなかった場合の対応などについても、決めておくことが重要です。

5.近隣住民への挨拶

工事関係者や工事関係車両の出入りがあるため、着工前に近隣の住民へ挨拶をしておきます。

工事中のトラブルを防止するためにも、工事の期間や工程なども説明し、了解を得ておくことが重要です。

6.リビングリノベーション工事開始

工事の期間中は業者任せにせず、現場をご自身でも確認することをおすすめします。

現場を確認することで進行状況がわかったり、疑問点をその場で解消することも可能です。

また、仕様や費用の変更があった際にも現場で確かめながら判断することができるので、よりスムーズに工事が進み、完成後のトラブルを避けることにもつながります。

7.工事完了と確認

工事が完了して業者の完了検査が終了すれば、依頼主が最終確認を行います。

傷や汚れなどがないかを細かくチェックし、気になる点はその場で質問しましょう。

また、第三者による検査を利用するという方法もあります。

確認がすめば、残代金の支払いをして引渡しとなります。

リビングリノベーションにかかる諸経費

リノベーションの際には、工事費用以外にも考慮しておきたい諸経費があります。

代表的なものをご紹介します。

ローンに関する諸費用

住宅ローンやリフォームローンを利用する場合、5000円程度の事務手続き料を金融機関に支払う必要がありますが、金額は利用する金融機関によっても異なります。

また、万が一支払えなくなった場合に備えてローン保証料も必要です。

融資額の0.2%が一般的な金額です。

印紙税

工事請負契約時には印紙税が必要です。

印紙税の額は1,000円〜1万円ほどで、契約金額に応じて定められています。

建築確認に関する費用

増築を行う場合には、建築確認申請が必要なケースもあります。

その際には建築申請時・検査時に手数料がかかります。

家具等の購入費

リノベーションで雰囲気を一新した場合、新しい部屋に合うように家具や照明器具、カーテンなどのインテリア、家電等を買い換えるケースもあります。

そのための費用も考慮しておきましょう。

リビングリノベーションで押さえておきたい建築用語とは

リノベーションを行う際によく聞かれる建築用語をおさえておくと、情報収集や業者との相談の際に役立ちます。

主な建築用語について見ていきましょう。
     

スケルトン

スケルトンは、柱や梁・床など建物の構造を形作る躯体(骨組み)を指す言葉です。

内装設備が無い状態の店舗をスケルトンとも言います。

また「スケルトンリフォーム」は、躯体だけを残してまるごとリフォームする方法です。

吹き抜け

天井を設けず下の階と上の階がつながっている空間を指します。

戸建ての玄関や階段、リビングに設けられるケースが多く、広々とした空間や採光、開閉できる窓位置によって通風を確保しやすくなります。

しかし、空間が広くなるため、冷暖房効率の低下や音の反響、匂いがこもりやすい点などがデメリットです。

小上がり

土間より一段高い場所に設けられる座敷で、仕切りのない空間を指します。

「蹴上がり」とも言われます。

リノベーションでは、リビングなど広い部屋の一部に一段高い場所に設けて造られた和室や洋室のスペースを指します。

ワークスペース

机での作業をするための場所を意味します。パソコンでの作業や勉強などのための空間ですが、一人で利用すれば書斎、家族で共用する場合はワークスペースなどと呼び分けることもあります。

リビング近くのほか、ダイニングやキッチンの近くに設置するレイアウトも人気があります。

耐震補強

建物の耐震性を高めるために行われる、主要な構造部分への補強工事を意味します。

壁や基礎の強化、接合部の補強、屋根の軽量化など建物自体に対する工事のほか、地盤を改良する工事もあります。

家全体の雰囲気がガラッと変わるリビングリノベーションの3つのポイント

リビングのリノベーションを行う際には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?代表的な3つのポイントをご紹介します。

ポイント1.カラーコーディネートにこだわる

カラーコーディネートは部屋の雰囲気に大きく影響するポイントです。

好きな色を取り入れることでより自分にあった空間を作れますし、落ち着いた風合いのカラーコーディネートを行えば、1日の疲れを癒やすリビングにすることもできるでしょう。

注意点として、リビングのカラーコーディネートでは赤や青などの主張の強い色や、色同士の相性が悪いものを組み合わせないことが大切です。

色調が強い色や相性の悪い色に囲まれると、精神的な疲れが増し、落ち着かないリビングになってしまうかもしれません。

リノベーションでカラーコーディネートを変更する際の費用は、壁や天井のクロスを貼り替える場合、6畳で約20万円が目安です。

大手クロスメーカーではPCやスマホ用のコーディネート参照アプリを無償提供しています。

自宅リビングの写真にサンプルをシュミレーションしリアルなカラーイメージを試せます。

ポイント2.採光を意識する

採光とは、室内に入ってくる屋外の光、自然光のことです。

自然光は住宅で用いられている一般的な照明機器に比べて明るさが強く、採光にこだわることによってより室内を明るく、開放的な空間にすることができます。

リノベーションによって採光を良くするためには、屋外側の開口部を増やす、つまり窓や光庭、明障子を追加すると良いでしょう。

光庭とは、建物に光を取り入れるために作られた空間で、吹き抜けと似た形状のものです。

リビングに光庭や吹き抜けを設置することで、プライバシーを維持しつつ明るい室内を演出することができるでしょう。

また、もし立地条件の問題で日当たりが悪く、自然光を取り入れるのが難しい場合には、光の反射で採光を行うプリズムライトガイドや反射板などの設置がおすすめです。

施工費用は窓を大きくする場合が約20~40万円、天窓を設置する場合は約30~50万円が目安とされています。

ポイント3.収納スペースを作る

リビングと収納スペースはあまり関係がないように思えますが、リビングに収納スペースを作ることによっても雰囲気を変えることができます。

リビングは生活空間のため、どうしても生活に使用する道具などをおいておくことが多いのですが、目に見える場所にそのまま保管していると、生活感が感じられてしまうのです。

収納スペースを作ることにより、この生活感を抑えることができ、リビングをよりおしゃれな空間へと変えることができるでしょう。

施工費用は壁面収納の場合、可動組立て式約5~10万円、固定設置型10~20万円から、テレビ収納ハイタイプの場合は、約10~30万円が目安です。

大型収納の場合は別途組立て費を払っても職人に依頼するほうが良いでしょう。

まとめ

リビングのリノベーションを行うことにより、子供の学力向上や親子間の関係性向上、日頃の疲れの回復、生活への張りなど、さまざまなメリットを得ることができます。

しかし、ただ漠然とリノベーションを行うだけでは、これらのメリットを最大限得ることはできません。

カラーコーディネートや採光、間取り、収納など、さまざまなポイントを抑え、ライフスタイルにあった設計を行うことが、リビングのリノベーションでは重要なポイントです。

リビングのリノベーションの際には、このような施行に慣れた業者に相談し、理想的なリビングについて設計してもらうと良いでしょう。

先ずは気楽に相談してみましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩本祐子

atelier comado

岩本 祐子

大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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