2024年01月24日更新

監修記事

リフォームしてよかった!便利で快適な設備を徹底紹介!

住宅をリフォームした後に現在よりもっと便利で快適に過ごすためには、ライフスタイルに合った設備を導入することが大切です。家族構成などによって使いやすい設備が変わるため、それぞれどのような設備を導入した方がいいのかを詳しくご紹介します。

便利な設備を知ってリフォームの満足度を上げるためには

リフォーム 便利

経年劣化によって古くなった設備を新しくリフォームすることがありますが、その他にもひと昔前の設備を新しく便利な設備に取り替えたり、新たに設置するリフォームもあります。

リフォームをする際に人気がある箇所はキッチンやお風呂、トイレなどの「水回り」です。水回りの設備は使用頻度が高く月日が経つと劣化しやすいため、リフォームの対象となりやすい箇所です。

また、水回りをリフォームする際に最新のシステムキッチンやシステムバス、トイレなどを選ぶことで快適さが増し、リフォームの満足度がより上がるでしょう。

しかし、リフォーム経験者が「この設備を入れて良かった」と思えた設備は水回り以外にもあります。

例えば、システムバスの導入と同時に浴室乾燥機を設置したことで、お風呂をカビから守れ、洗濯物干し場としても利用できること、浴室全体の暖房機能など便利な設備を導入することで普段の生活がより快適になるでしょう。

また、リフォーム内容によっては各設備を個別に導入するよりも、同時に複数の設備を導入した方がリフォーム費用が割安になる可能性もあります。

そのため、数年後にまた別の設備を導入するリフォームを考えている場合は、普段のライフスタイルや今後のことを考慮した上で同時にリフォームした方がお得になるケースもあるでしょう。

リフォームで導入したい便利な設備<家族編>

家族が住む住宅におすすめの便利な設備には、「宅配ボックス」「シーリングファン」「土間収納」「玄関の全身鏡」などがあります。これらの設備がどのように便利なのか見ていきましょう。

宅配ボックス

近年、通信販売の普及により宅配ボックスの需要も増えています。宅配ボックスを設置することで、共働き世帯で日中在宅できない場合や荷物の受け取り時間に不在の場合でも、荷物を宅配ボックスで受け取ることができます。

しかし、宅配物でも冷蔵品や冷凍品、貴重品などは受け取ることはできないため注意が必要です。

宅配ボックスの種類によっては、電気工事せずに設置でき、宅配時に押印もできる機械式タイプがあります。電気工事が必要な電気式タイプでは月々の電気代がかかりますが、セキュリティーが強化されているためより安心でしょう。

シーリングファン

LDKなどの広い空間の場合、上部に空気が溜まり冷暖房が効きにくくなり冷暖房の効率も下がってしまいます。

しかし、シーリングファンを取り入れることで空気の流れを作り、冬は足元を暖かく夏は気流によって涼しくなるため、人が集まりやすいLDKを快適な空間にすることができます。

その他にシーリングファンは室温を一定の状態にする効果もあるため、冬や夏の寒暖差が苦手な人がいる場合はおすすめです。

また、エアコンのみ使用した部屋の消費電力よりシーリングファンを使用した方が消費電力を2割削減できるというデータもあり節電効果も期待できます。

土間収納

土間収納とは、玄関から土間続きになっている収納空間のことを言います。玄関スペースに十分な広さがある場合、リフォームすることで新たな収納スペースを設けることができるでしょう。

土間収納では泥がついた自転車やベビーカーなどを玄関内に収納できるため、雨や風にさらされずに済み、盗難防止にも役立ちます。

また土間収納はその他にもゴルフバックや大きな宅配物の置き場、靴が多い場合の靴箱としても利用でき、壁などで玄関と土間収納とを区切れば、玄関をよりすっきりとした印象にすることができるでしょう。特にお子様のいる家庭では半外・半内のような土間空間は重宝するでしょう。

玄関の全身鏡

あると便利なのが玄関の全身鏡です。お出かけ前に鏡を見ることで、コーディネートの確認や髪型のチェックなどの最終確認ができます。室内に設置する鏡とは違い、靴を含めた全身コーディネートのチェックが可能です。

家族におしゃれが好きな人がいたり、身なりに気をつけている人がいるご家庭では全身鏡は大活躍するでしょう。

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リフォームで導入したい便利な設備<家事編>

次に家事をより便利にしたい時におすすめの便利な設備は、「室内物干しユニット」「パントリ―」「浴室乾燥機」「シャワー式水栓」です。それぞれどのように便利なのかご紹介します。

室内物干しユニット

室内物干しユニットとは、洗面所やリビングなどあらゆるスペースに設置できる部屋干し専用のユニットのことです。

仕事などで夜に洗濯をしたり、天候などの影響で外に干せないときに部屋干しをしたりと、近年室内物干しユニットに対する需要が増えています。

また室内物干しユニットなら、洗濯物が多く、ベランダ等では干しきれないなどの悩みも解消してくれるでしょう。

室内物干しユニットは使用しないときは自動で天井に収納できるため、スペースを有効に使うことができ、洗濯物を干すときの高さも調整可能です。

その他に、人に洗濯物を見せたくない場合は洗面所など人目に付かない所に設置することも可能なため洗濯の際に大活躍するでしょう。

パントリー

キッチンをリフォームする際に要望が多いのがパントリーです。パントリーとは食品倉庫のことで、調味料や食品などをストックする場所のことです。

近年災害が多い中で常温食品は注目されていますが、パントリーがあればたくさんの常温食品をストックできるため、もし災害が起きた場合のために常備しておくことも可能です。

また家族が多く食料を常備するスペースが足りない場合や、使わないキッチン家電を収納することもできるため、料理が好きな人にもおすすめの設備です。

浴室乾燥機

お風呂をシステムバスへリフォームする際に人気の設備が浴室乾燥機です。浴室乾燥機は浴室内で洗濯物を乾燥させることができる設備のことで、洗濯物が乾く他にお風呂の防カビ効果も得ることができます。

浴室乾燥機の中には、冬のお風呂でヒートショック現象が起きないようにお風呂を温める「暖房機能」や夏場のお風呂でのぼせ防止になる「涼風機能」、お肌にうるおいを与える「ミスト機能」などが搭載されているものもあります。

浴室乾燥機は、雨が多い時期に洗濯物とお風呂を同時に乾燥させることができるため、忙しい人の強い味方になるのではないでしょうか。

シャワー式水栓

キッチンで作業する際に何かと便利なのがシャワー式水栓です。シャワー式水栓は、シャワー部分が取り外しできるため、シンクの端に水をかけたり大きめのお鍋を洗うときに利用するととても便利な水栓です。

シャワー効果でまんべんなく水を流すことができるため、洗い物の効率も上がります。また水の飛び跳ねやシンクに当たる音も軽減でき、人気が高いキッチン設備です。

リフォームするなら導入したい便利な設備<子ども・高齢者編>

リフォーム 便利

子どもや高齢者がいる住宅をリフォームする際に導入したい便利な設備は、「センサー付きスイッチ」「IHコンロ」「床暖房」「引き戸扉」などです。それぞれどのように便利なのか見ていきましょう。

センサー付きスイッチ

夜に暗い廊下を通ってトイレなどに行くと足元が見えず、転倒の原因となることもあるため、足腰の弱い高齢者には危険です。また子どもが一人でトイレに行く場合、真っ暗だと怖がってしまう可能性もあるでしょう。

センサー付きスイッチがあれば、センサーで人を検知して自動的に明るくなるため、暗い中わざわざスイッチを探し出す手間もかかりません。

また、センサー付きスイッチは荷物で手がふさがれていても自動で部屋を明るくしてくれるため、夜間買い物から帰ってきた際などにも便利な設備です。

IHコンロ

キッチンをシステムキッチンに交換する際に、IHコンロにするケースが増えています。特に高齢者や小さな子どもがいる住宅の場合、IHコンロなら火の消し忘れや衣類への燃え移りの心配がないためおすすめです。

IHコンロは、例え火を消し忘れたとしてもセンサーが感知して自動でストップする機能が搭載されています。そのため、うっかり火を消し忘れても火事の心配はないでしょう。

その他に、鍋などを置く五徳がなくフラットになっているため、掃除がしやすいのも人気の理由です。

床暖房

リフォームの満足度が高いのが床暖房です。エアコンをつけても足元が冷えていることが多く、常に寒いと感じる人におすすめしたい設備です。

床暖房を設置することで冷えやすい足元からじんわりと暖かくなります。また、暖かい空気は上に昇る性質があるため、熱が部屋に伝わりやすく一定の温度を保つことができます。

部屋全体が暖かくなると暖房効率も上がるため、結果的に暖房費を節約することも可能になるでしょう。

引き戸扉

高齢者がいる住宅で人気なのが引き戸扉へのリフォームです。開き戸と違いドアの開閉時のスペースが必要ないため部屋が狭くても扉が邪魔になりません。

引き戸扉は開閉時の動作が簡単なため、高齢者が利用する際バランスを崩さずに開閉できるという点でも近年注目されています。引き戸扉にすることで、段差がなくなり転倒などの心配も減らすことができるでしょう。

また、車椅子を使う生活になったときに段差がないことで移動がスムーズに行えるというメリットもあります。

その他に引き戸扉を設置する際、ソフトクローズ機能というゆっくりと扉が閉まる機能を設置するだけで指を挟む危険がなくなるため、小さな子どもがいる家庭でも安心です。
ただ引き戸扉は開き戸よりも密閉度が落ちるため、音や匂いの道筋、断熱効果を考えどのような部屋に使用・設置するかは充分な吟味が必要です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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