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2019年12月18日更新
趣味の空間を造るリフォームのポイントやパターン別費用を解説!
リフォームによって趣味の空間を作りたいという場合には、どのようなポイントに気をつけると良いのでしょうか?内装材や窓、収納などの設備を選ぶ際のポイントから、目的別の工事方法、工事にかかる費用などについてご紹介します。
趣味の空間を造るリフォームを行う際の材料選びのポイント
趣味の部屋の内装材選びのポイント
趣味に合った部屋を造る場合には、まずどのような内装材を使用するかを決めると良いでしょう。
音楽系の趣味なら、外部へ音が漏れてしまわないよう、吸音や遮音効果のある内装材や、音の反響にこだわった内装材を使うのがおすすめです。
絵画やものづくり系の趣味を目的とする部屋なら、床や壁が汚れてしまう可能性が高いため、汚れがつきにくい内装や、掃除がしやすい内装を選ぶと良いでしょう。
趣味の部屋の窓選びのポイント
趣味用の部屋造りでは、窓選びも重要なポイントです。
音楽系の趣味なら二重窓や防音サッシを利用する必要がありますし、ものづくり系の趣味なら換気や採光にこだわる必要があるでしょう。
また、窓の位置によっては光の当たり具合などで趣味に集中することができなくなる可能性もあるため、設計の際には太陽の向きも考慮し、作業の邪魔になりにくい位置に窓を作る必要があります。
趣味の部屋に設ける収納選びのポイント
趣味の種類にもよるのですが、大抵の趣味はどうしても道具や材料といったものが増えてしまう傾向があるため、収納選びも重要なポイントと言えるでしょう。
収納するものの大きさや量に合わせて出し入れが行いやすい収納を作ることで、ストレスなく趣味に没頭することができます。
また、ものづくり系の趣味の場合は、工具や材料を頻繁に出し入れするため、作業代に収納を設置したり、出し入れがしやすいオープン収納にしたりするという方法もおすすめです。
その他にも、間仕切りとして使用することができるシェルフや、設置場所に合わせてサイズを調整することができるワークデスクなどもあります。
このような製品を利用すれば、オープン収納の場合でもスペースを有効活用することができるため、より使いやすい趣味の部屋を造ることができるでしょう。
外で行う趣味のための空間を設ける場合のポイント
屋外で行う趣味のためにリフォームを行う場合には、どのような点に注意が必要なのでしょうか?
ガーデニングを目的としたスペースを造るなら、肥料や土などの材料や道具類などを収納できるようガレージや倉庫の設置がおすすめです。
また、雨天時でも作業が行えるよう、サンルーフを設置しておくのも良いでしょう。
自動車やバイク、自転車などの趣味を目的とした場合にも、ガレージやサンルーフの設置がおすすめです。
ガレージがあれば必要な工具やパーツ類を安全に保管することができますし、サンルーフがあれば天候が悪い状態でも気軽にメンテナンスを行うことができるでしょう。
ガレージやサンルーフは趣味に合った製品を選ぶ
屋外での趣味のためにガレージやサンルーフを設置する場合には、趣味に合った製品を選ぶようにしましょう。
ガーデニング目的なら道具や材料の出し入れが行いやすいよう、開口部が大きくドアの開け閉めが楽なガレージを選び、サンルーフについても清掃がしやすいよう、水を流しやすい構造にしておくのがおすすめです。
自動車やバイクを駐車するのが目的の場合は、車体の出し入れが行いやすいことも重要ですが、盗難や悪戯による被害を防ぐために、頑丈なシャッターや監視カメラ等の付いた製品を選ぶと良いでしょう。
趣味の空間を造るリフォームのパターンと費用の目安
リビングをリフォームして趣味の空間を設ける場合の費用目安
リビングをリフォームして趣味の空間を作る場合の費用は、間仕切りなどの設置が約8万円、収納スペースの追加が約15万円、壁や床の内装を変更する場合は約50万円が相場です。
ワークデスクなどの設置費用については、使用する設備によって価格が変わるため、リフォーム会社や家具店などで相談すると良いでしょう。
洋室をリフォームして趣味の空間を設ける場合の費用目安
洋室をリフォームして趣味の空間を作る場合の費用は、基本的にリビングをリフォームした場合と変わりません。
追加で防音工事を行う場合などについては、壁材や床材、窓、ドアを防音仕様のものに変更する必要があるため、約100万円からが目安とされています。
和室をリフォームして趣味の空間を設ける場合の費用目安
和室の場合は、内装のリフォームを行うかによって費用が大きく変わります。
畳敷きでも問題のない趣味の場合は、比較的費用を抑えることができますが、床を張替えてフローリングにする場合には、床面の高さ調整等を行った上で床材を張る工事が必要です。
畳敷きからフローリングに張替える工事の費用は、部屋の広さにもよりますが、約15万円からが目安とされています。
キッチンをリフォームする場合の費用目安
料理趣味でキッチンをより趣味に合った形にリフォームする場合の費用は、システムキッチンの入れ替えが約70万円から、収納スペースの追加が約5万円からが目安です。
間取りを変更して作業スペースを広げる場合については、建物の構造によって費用が変わりますが、間仕切り壁の移設等の比較的簡単な工事なら、約30万円からが相場とされています。
書斎を設ける場合の費用の目安
書斎を設けるためのリフォームをする場合の費用は、作り付け本棚の設置費用が約5万円から、内装のリフォーム費用が約10万円からが目安です。
作業中に光が邪魔にならないよう窓の位置を調整する場合については、建物の構造によって多少変わりますが、約10万円が目安とされています。
シアタールームを造る場合の費用目安
シアタールームを作る場合の費用は、本格的な防音工事となると、合計で約100万円からが目安です。
窓や内装などを防音仕様のものに交換するだけの簡易的な防音工事を行う場合については、約50万円からが相場とされています。
トレーニングルームを設ける場合の費用目安
トレーニングルームの設置については、重量の大きなトレーニング機器を使用する場合、床の補強工事が必要です。
床の補強工事費用は、6畳のスペース全体に行った場合で約20万円から、掃除がしやすい床材に変更する工事も同時に行うなら、約30万円からが目安とされています。
リビングと繋がるようにウッドデッキを設ける場合の費用目安
屋外にウッドデッキを設置し、リビングと繋げてオープンリビングに変更する場合には、約30万円からが工事費用の相場です。
この価格はウッドデッキを設置するだけの費用ですので、屋根を付ける場合には追加の工事費用がかかります。
屋根の追加費用は、市販のサンルーフを設置する場合で約8万円から、ウッドデッキに合わせてオリジナルの屋根を設置する場合は、約20万円からが目安です。
サンルーフやガレージを設ける場合の費用目安
サンルーフやガレージを庭に設置する場合の費用は、自動車1台分のガレージの場合で、基礎工事等を含め約80万円からが目安です。
サンルーフについては大きさや形状によって価格が大きく変わりますが、シンプルなものなら約8万円から設置することができます。
屋外用設備は、施工箇所の状態や設置する設備によって施工価格が大きく変わるので、複数の業者で相見積もりを取り、費用や工事内容を見極めてから依頼すると良いでしょう。
優良なリフォーム会社を見つけるには?
ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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