2024年06月28日更新

監修記事

収納リフォームの施工事例を10選に厳選!費用やアイデア集もご紹介

収納リフォームは、収納したい物の大きさや数にあわせてプランを決めるのが大切です。そこで、この記事では収納リフォームの施工事例とアイデア集を紹介していきます。
実例ごとのリフォーム費用についても紹介しますので、希望に近いプランをチェックして、部屋がスッキリ片付く収納プランをつくりましょう!

まずは
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収納リフォームの施工事例

実際に収納をリフォームした物件の施工事例を紹介していきますので、収納リフォームを検討している方は参考にしてみてください。

【事例1】大容量の玄関収納にリフォーム

リフォーム費用約560万円
※収納リフォーム以外も含む
工期3か月
建物一戸建て
施工箇所トイレ
キッチン
浴室
洗面所
洋室
玄関ドア
リビング・ダイニング

家族5人分の靴を収納できるよう、シューズインクローゼットを新設した施工事例です。

お客さんが来た時は収納を隠せるように、引き戸を設置したので「いつでもきれいにしておかなきゃ」というプレッシャーもありません。

ただ、引き戸をつけたことで気になるのは臭い。とくに、蒸し暑い季節に玄関から漂う嫌な臭いで、ストレスを感じている方が多いのではないでしょうか。

しかし、この物件では、引き戸を浮かせる設計にしたので、臭いがこもりません。

少しの工夫で、臭いの問題は改善できるので、リフォームの際に参考にしてみてください。

【事例2】シューズクローゼットの可動棚

リフォーム費用約650万円
※収納リフォーム以外も含む
工期2か月
建物マンション
施工箇所トイレ
キッチン
浴室
洗面所
壁:壁紙
床:フローリング
洋室
階段・廊下
リビング・ダイニング

中古マンションを購入した際に、LDKや居室のリフォームとあわせて収納をリフォームした施工事例です。

玄関のスペースは広く確保したので、一画にオープンの可動棚を設置し、シューズクローゼットとしました。

また、玄関にファミリークローゼットも併設。洋服をまとめて収納できるので、家事の効率も上がります。

【事例3】キッチンとあわせたシステム収納

工期1日
建物マンション
施工箇所キッチン・台所
メーカー名/商品名クリナップ

マンションを購入した際に、キッチンにシステム収納を設置した施工事例です。

キッチン本体とメーカーをあわせて、システム収納もクリナップを採用しました。

キッチンの収納は、ホームセンターなどで購入するという方法もあります。しかし、キッチン本体と色柄をあわせたいなら、システム収納がおすすめです。

【事例4】キッチン収納上にオープン棚

工期約100日
※収納リフォーム以外も含む
建物一戸建て
施工箇所キッチン
浴室
洗面所
壁:壁紙
床:フローリング
洋室
玄関ドア
エクステリア
リビング・ダイニング

「収納が不足している状態を解消したい」とご相談があり、水まわりの設備機器の交換も含めてリフォームした施工事例です。

ペニンシュラキッチンの色とあわせたシステム収納を、キッチンの背面に設置し、システム収納の上に棚をつけました。

棚をつけたことで、お気に入りの小物を飾れるスペースができたので、ディスプレイも楽しめます。

【事例5】キッチン横のパントリー

リフォーム費用約2,570万円
※収納リフォーム以外も含む
工期4か月
建物一戸建て
施工箇所トイレ
キッチン
浴室
洗面所
壁:壁紙
床:フローリング
和室
洋室
窓サッシ
階段・廊下
玄関ドア
ベランダ
外壁塗装
リビング・ダイニング

大規模な間取り変更で、LDKを広くした際、キッチンの横にパントリーを新設した施工事例です。

収納したい物にあわせて高さを変えられる棚なので、デッドスペースをつくってしまうことがなく、めいっぱい空間を活用できます。

【事例6】洗面所のシステム収納

工期3か月
※収納リフォーム以外も含む
建物一戸建て
施工箇所トイレ
キッチン
浴室
洗面所
階段・廊下
玄関ドア
リビング・ダイニング
メーカー名/商品名TOTO/オクターブ

「収納を増やして部屋をスッキリさせたい」という要望を受けて、間取りを変更した施工事例です。

使っていない和室を解体し、水まわりのスペースを広く確保し、つくったスペースに収納を追加しました。

収納できる容量が多いシステム収納と棚を設置したので、洗面所全体の収納できる量が格段に増えています。

【事例7】トイレのデザインキャビネット

リフォーム費用約65万円
※収納リフォーム以外も含む
工期3日
建物一戸建て
施工箇所トイレ
メーカー名/商品名TOTO/ネオレスト

トイレにデザインキャビネットを設置した施工事例です。

納戸を一部解体し、トイレを新設した際、手洗いと収納が一体となったキャビネットを設置しました。

ストックのトイレットペーパーや掃除に使う洗剤を入れられるので、交換・掃除するたびに別の部屋へ取りに行かなくて済むのが便利です。

【事例8】壁面収納を使ったワークスペース

施工箇所洋室
壁:壁紙
窓まわり
メーカー名/商品名【壁面収納】大建工業/ミセル
【ロールスクリーン】TOSO/ビジックコルトライン

「壁面収納を設置したい」とご相談があり、壁に穴を開けずに設置できる製品を提案した物件です。

この物件の建物は、下地に穴を開けられないため、壁に補強桟を取り付け、穴を開けずに固定できる商品を採用しました。

収納がなかった洋室に、テレビを置いたり、パソコンで作業したりできるスペースができ、楽しい時間を過ごせる空間に仕上がっています。

【事例9】リビングの壁面収納

建物マンション
施工箇所トイレ
キッチン
浴室
洗面所
壁:壁紙
床:フローリング
洋室
リビング・ダイニング

マンションを購入した際に、間取りの変更とあわせて、リビング・ダイニング・書斎・寝室に収納を設置した施工事例です。

奥さまのコレクションを飾れるよう、造作のオープン棚を提案し、採用いただきました。

ダイニングにも、同じようなオープン棚を設置したので、食器や小物のディスプレイを楽しめます。

【事例10】ダイニングの壁面収納

リフォーム費用約737万円
※収納リフォーム以外も含む
工期1か月半
建物一戸建て
施工箇所トイレ
浴室
洗面所
壁:壁紙
床:フローリング
和室
洋室
階段・廊下
玄関ドア
リビング・ダイニング

独立したキッチンから、カウンター付きの対面キッチンに間取り変更した際に、ダイニング側に造作棚をつけた施工事例です。

ダイニングはリビングも兼ねているので、食卓で使う食器だけでなく、書類や雑貨類も収納できるよう、大容量の棚をつくりました。

また、キッチンとダイニングの間にある袖壁に造作棚をつくり、収納できる量を増やしました。

【実例付き】収納リフォームの費用相場

収納リフォームの費用相場は10〜30万円です。しかし、使用する商品・材料や収納の面積などにより、費用が大きく変動します。

そのため、希望する収納のリフォームプランを探した上で、目安となる費用を確かめることが大切です。

以下より、実例を元に収納のリフォーム費用を紹介していきますので、リフォームする際の参考にしてみてください。

【パターン1】可動式シューズ棚

リフォーム費用約8万円
工期1日
建物一戸建て

新たに可動式のシューズ棚をつけた事例。5段の棚と棚を支える金具の施工で、かかった費用は約8万円です。

もし、棚を無垢材にして、塗装する場合には、5万円以上の費用が追加となります。

【パターン2】システム洗面台で収納力アップ

リフォーム費用約30万円
工期1日
建物一戸建て
メーカー名/商品名LIXIL

既存の洗面台には収納が少なかったため、収納が多いシステム洗面台に交換した事例。交換にかかった費用は約30万円です。

システム洗面台は、メーカーやシリーズによって金額が大きく変動します。

収納したい量や設置が可能なサイズを確かめながら、商品選びをしましょう。

【パターン3】トイレの埋め込み収納

リフォーム費用約20万円
工期1日
建物一戸建て
メーカー名/商品名【トイレ】TOTO
【埋め込み収納】造作

トイレ本体の交換や壁紙・床材の張り替えとあわせて、壁に埋め込み収納をつけた事例。トイレ全体のリフォームの費用は約20万円です。

埋め込み収納は、施工できる最大限のサイズを調べた上で、既製品ではなく造作でつくりました。

既製品の方が安く済む場合も多くあります。しかし、収納したい物によってはサイズが小さすぎるなどの問題が起きます。

そのため、既製品に希望のサイズ・デザインがなければ、造作で対応するのがおすすめです。

【パターン4】トイレの背面収納

リフォーム費用約58万円
工期1日
建物店舗
メーカー名/商品名TOTO/レストパルF(I型)

既存の棚を外して、背面収納にスッキリ物をまとめた事例。トイレ本体の交換や壁紙・床材の張り替えも含めたリフォーム費用は約58万円です。

壁紙のモダンな雰囲気にあわせて、落ち着いた木目調を採用することで、おしゃれなトイレに仕上がっています。

背面収納は、トイレ本体とセットで販売されているケースが多いので、メーカーのカタログから希望の商品を選びましょう。

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収納リフォームで失敗しないためのポイント

収納リフォームで失敗しないためのポイントを、いくつか紹介していきます。

【ポイント1】収納したい物を明確にする

収納したいものサイズの目安
シングル敷布団
(3つ折り)
幅1,000mm × 奥行き700mm
シングル掛け布団
(4つ折り)
幅1,000mm × 奥行き700mm
男性のシャツ
(ハンガーに掛ける場合)
幅30mm × 奥行き550mm

収納したい物を明確にすると、物が部屋にあふれてしまったり、デッドスペースをつくってしまったりするのを防げます。

たとえば、畳1枚分の広さがある押し入れの内側の寸法は、幅170cm・奥行き80cmほどです。

シングルサイズの敷布団・掛け布団を入れるなら最適なサイズ。しかし、シャツを掛けて収納するには大きすぎてスペースが余ります。

収納の大きすぎ・小さすぎで失敗しないよう、事前に収納する物を明確にしましょう。

【ポイント2】マンションの管理規約を確認する

収納をリフォームする前に、マンションの管理規約の内容を見て、リフォーム内容が規約に違反していないかを確かめましょう。

水まわりや間取り変更よりは規模の小さいリフォームですが、収納のリフォームに対してもルールを決めている場合があります。

「リフォームしたのに、収納を外すことになった」など、リフォーム後にトラブルが起きないよう、管理規約を確かめた上で計画を進めましょう。

【ポイント3】相見積もりをして依頼先を決める

収納のリフォームは、プランのバリエーションが豊富なため、施工する業者によって提案する内容が異なります。

たとえば「手作り感」を強みとしている業者の場合。収納も大工が板を加工してつくってくれる場合が多く、唯一無二の収納ができあがります。

また、業者によってリフォーム費用も異なるので、相見積もりをして、金額や提案内容を比較しましょう。

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部屋がスッキリする収納リフォームアイデア集

「部屋をスッキリさせたい」という方のために、部屋が片付く収納リフォームのアイディアを9つ紹介していきます。

収納のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【アイデア1】可動棚で大好きな趣味道具を収納する

賃貸マンションの玄関スペースに、趣味のアウトドア道具や靴をおしゃれに飾れる棚を施工した事例。お店のようなディスプレイを楽しめるので、いつまでも眺められる収納です。

【アイデア2】キッチンにオープン吊り棚をつける

吊り戸棚では視界を遮ってしまいますが、オープンの棚であれば、開放的な空間を演出しながら収納量も確保できます。

お気に入りのワイングラスや、ストックの食材を「あえて見せる」ことで、おしゃれなキッチンを演出できるのが魅力です。

【アイデア3】畳下のデットスペースを活用する

昨今では、畳下にできた床下の空間を収納として活用できる商品があります。

上の写真のように、ふたを閉じれば収納があるとはわかりません。そのため、畳スペースの上に物を置かずに済み、空間をスッキリさせられます。

【アイデア4】畳スペースの床下を全面収納にする

和室を小上がりにする場合、床下を引き出し収納にするのがおすすめです。

リビングやダイニングで使う物もまとめて収納できるので、空間をスッキリさせられます。

【アイデア5】押し入れからクローゼットに変える

敷布団などの奥行きのある物ではなく、衣類をメインとして収納したい場合、押し入れからクローゼットに変えるのがおすすめです。

引き違い戸から、上の写真のような折れ戸に変えることで、開けられる幅が広がります。そのため、幅のある物でも入れやすくなり、さまざまな収納材を設置できます。

【アイデア6】洗濯機上に収納キャビネットをつける

洗濯機まわりに収納がなく、洗剤やタオルを収納する場所に困っていませんか?

「収納が欲しい」と思っている方におすすめなのが、洗濯機の上につける収納キャビネットです。

上の写真のように、吊り棒がついた収納なら、バスマットを掛けておくなどの便利な使い方ができます。

造作でもつくれますが、既製品も多く販売されているので、リフォーム会社に相談する際にカタログなどを見て商品を選びましょう。

【アイデア7】家電と食器を造作家具に収納する

造作の収納は、希望のサイズでつくれるのが魅力です。

とくにキッチンには、家電・食器・調味料・鍋など、さまざまな種類の物があるので、既製品では物を収納しきれない場合があります。

既製品を選んだ方が安く済む場合も多いですが、工夫をすれば造作でも費用を抑えることが可能です。リフォーム会社に予算を伝えて、最適なプランを考えてもらいましょう。

【アイデア8】キッチン横にワークスペースをつくる

キッチンの横に棚があるワークスペースをつくることで、ダイニングやリビングで使う物を収納できるので空間がスッキリします。

また、パソコンやプリンターを置くスペースもあるので、使うたびに移動させる必要もなくて便利です。

【アイデア9】大型の壁面収納に本を収納する

長い時間を過ごすLDKの壁に、大型の造作棚を設置したリフォーム事例です。

収納したい物を事前に伝えて寸法を決めておくと、ぴったりおさまる収納が出来上がります。

自分が好きな物を壁一面に並べられるので、家で過ごす時間が楽しくなります。

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【Q&A】収納リフォームでよくある質問

棚の取り付けをDIYで行うことはできる?

棚や金具を購入すれば、DIYで設置することも可能です。

ただ、金具を取り付ける場合、強度が必要になります。

住宅の壁面は、一般的に石こうボードが使われているため、設置の際にネジを柱や間柱につけなければ、重い物を乗せると簡単に落下します。

また、壁の一部が破損する恐れもあるので、DIYではなくリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。

床の間を収納スペースにリフォームできる?

リフォームで、床の間を収納スペースにすることは可能です。

住宅によって異なりますが、畳1枚分、または畳の半分ほどの面積があるため、布団や衣類を収納するスペースにできます。

下駄箱をおしゃれにリフォームする場合はいくらかかる?

既存の下駄箱を撤去し、新しい玄関収納(カウンタータイプ)を設置、壁紙の張り替えをした場合は7万円〜が費用相場です。

カウンター収納
(腰の高さ)
5万円〜
撤去・設置費用2万円〜
壁紙の張り替え3万円〜
合計7万円〜
費用の変動に注意!

下駄箱のリフォームは、選ぶ玄関収納のメーカーやサイズなどによって、金額が大きく変動します。そのため、あらかじめ専門業者に希望予算を伝えた上で、目的に合ったプランニングをしてもらいましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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