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2021年04月27日更新

トタン屋根の修理にかかる費用と業者の選び方

トタン屋根のトラブルと言えば変色やサビなどがありますが、なぜトタン屋根はいろいろなトラブルが発生するのでしょうか。そこで今回はトタン屋根の特徴を解説し、様々なトラブルを検証しながらその対処法について解説します。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

トタン屋根に起こりやすいトラブルとは?

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トタン屋根で起こりやすいトラブルは、トタン屋根の素材が原因で起こるトラブルがほとんどです。

昔からあるトタン屋根の素材は「亜鉛メッキ」と呼ばれる金属です。

亜鉛メッキ製のトタン屋根は瓦屋根の10分の1の重量と軽い上に耐震性があり、傾斜の緩い屋根にも取り付けられるなど施工も比較的容易です。そのため戦後間もなくから建築資材のひとつとして普及しました。

メリットの多いトタン屋根ですが、同時にトラブルが多いのもトタン屋根の特徴と言えるかもしれません。その一例を挙げてみると、次のようなものがあります。

・色褪せ・変色
トタン屋根が色褪せしたり変色したりする主な原因は紫外線です。紫外線により塗料の樹脂が劣化したり壊れてしまうことで起こります。

色褪せたトタン屋根の修理には塗装工事が行われます。その方法は、高圧洗浄や古い塗装を落とし新しい塗料が定着するようにするためのケレン作業を施した後に、下塗り・中塗り・上塗りと塗装を重ねるというものです。

・サビ
金属製のトタン屋根ではサビは避けられません。そのため、錆びないように約5年おきに錆止めを行いましょう。

もしも錆びてしまったら錆びた箇所を磨いてサビを取り除き、錆び止め剤を塗った後に塗装して仕上げます。

ただしこの処置方法はサビがまだ全体に広がっていない小さな場合にのみに有効的な方法です。サビが屋根全体に広がってしまった場合は、屋根全体の葺き替え工事が必要になるでしょう。

・穴
トタン屋根のサビをそのままにしておくと腐食して、屋根に穴が空いてしまうことがあります。穴が空いてしまったら、すぐに修理が必要です。

修理方法は穴の部分に新しいトタンをかぶせて塞ぐカバー工法か、場合によっては屋根の全体葺き替えが必要となります。

・雨漏り
トタン屋根のトラブルとしてよくあげらえる雨漏りは、トタン屋根そのものの問題というよりも、屋根を取り付けた際にトタン屋根と外壁の取り合い部分をしっかりと納めていないことが原因の場合が多いようです。

この場合の修理方法は、屋根下の部材に問題がなければカバー工法を、屋根下の部材に支障が出ている場合は屋根の葺き替えを行います。

トタン屋根の修理にかかる費用相場

ここではトタン屋根で行われる修理の種類とその費用の相場についてご説明します。

トタン屋根の塗り替えの場合

トタン屋根の耐用年数は約10年〜15年と屋根材としては比較的短いため、定期的なメンテナンスが必要です。

そのメンテナンスのひとつが屋根の塗り替えで、約5年おきに塗り替えればトタン屋根を長く維持することができるでしょう。

トタン屋根の塗り替え手順

塗り替えの手順は、まず屋根に付いたコケなどの汚れや古い塗装を落とすために高圧洗浄を行います。

次に金属屋根に欠かせないケレン作業を行います。ケレン作業では汚れを落とすだけでなく、屋根表面にざらつきを与えて新しい塗料の定着を促します。その後、塗装工程に入り、下塗り、中塗り、上塗りと重ねて、塗装作業は終了します。

トタン屋根の塗り替え費用の相場

トタン屋根の費用相場は約30坪の家屋の場合、約30万~40万円です。特にケレン作業は丁寧な作業工程となるため、費用がかかる傾向があります。

トタン屋根材の葺き替えとその費用相場

サビがトタン屋根全体に広がってしまったり雨漏りがひどくなった場合、または経年劣化が進んだトタン屋根は、既存の屋根を廃棄して新しい屋根へと変える葺き替えが行われます。

トタン屋根の葺き替えの手順

トタン屋根の葺き替えの工程は、既存のトタン屋根を撤去して、防水シートとなるルーフィングを新しいものへと張り替えます。その上に新しい屋根材を敷いていきます。

葺き替え費用の相場

トタン屋根の葺き替え費用の相場は、錆びにくいと評判で最近よく使用されるガルバリウム鋼板を使った場合、約30坪の家屋の屋根なら約90万~150万円ほどかかるでしょう。工事期間は約3日~1週間程度でしょう。

カバー工法と葺き替えの違い

トタン屋根の修理が塗り替えではすまない場合、屋根全体を新しくする「葺き替え」か既存の屋根を残したまま修繕する「カバー工法」のどちらかが行われます。

それでは各工法の特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

カバー工法とは既存の屋根を残した工法

カバー工法は重ね工法とも呼ばれ、既存の屋根を残したまま、その上から新しい屋根材を取りつける方法です。

カバー工法のメリット

・工事期間が短い
既存の屋根を撤去する作業がないため、葺き替え工事に比べると、工事期間は短くなります。

・遮音性・断熱性のアップ
屋根が二重構造になることから、外からの騒音を軽減でき、また断熱効果もアップします。

・工事費用の節約
屋根全体が新しくなった上に既存の屋根の撤去する費用がかからないため、工事費用を安く抑えることができます。

カバー工法のデメリット

・屋根全体が重くなる
トタン屋根は軽量なため耐震性が高いというのが特徴ですが、カバー工法により屋根が二重になるので屋根全体が重くなります。

屋根が重くなれば、地震のときの家全体の揺れが大きなるという傾向があります。

葺き替えとは既存の屋根を撤去する工法

葺き替えとは既存の屋根をすべて撤去して、新しい屋根材を取り付ける工法です。

葺き替えのメリット

・新しい屋根素材と交換できる
トタン屋根から全く違う素材の屋根の素材へと変えることができます。瓦屋根や軽くて耐震性も期待できるスレート屋根、同じトタン屋根でも錆びにくいガルバリウム鋼板で葺き替えればメンテナンスが楽になるでしょう。

・見た目がよくなり屋根の寿命も延びる
新しく屋根を葺き替えることで見た目がよくなるだけでなく、耐用年数の長い素材に変えれば屋根の寿命も伸びることになります。

葺き替えのデメリット

・費用がかかる
カバー工法に比べれば既存の屋根の撤去費用が上乗せされることになり、さらに人件費も合わせると、高額になるでしょう。

・工事期間が長い
約30坪の家屋の屋根なら1週間程度かかることが予想されます。葺き替えは大掛かりな工事となるため、工事期間も長めです。


トタン屋根の修理業者を選ぶポイント

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ここではトタン屋根の修理を依頼する場合の業者選びのポイントをご紹介します。

修理実績の確認

トタン屋根の修理を依頼するとしたら、「板金」や「修理」などを社名に挙げている会社が連想されますが、業者によってもそれぞれに得意とする分野が違います。

そこで業者選びのポイントとして、修理依頼をする前に検討している業者の修理実績を確認してみましょう。

トタン屋根の塗装を得意としているのか、それとも葺き替えなのか、希望する修理と照らし合わせて業者を選ぶといいでしょう。

業者の実績は実際に業者に出向いて話をするのもいいですし、最近ではインターネット上の自社サイトに施行事例を公開している業者も多いのでそこから確認することもできます。

相見積もりを取る

業者を選ぶ際には、複数社に問い合わせて見積もりを依頼するようにしましょう。そうすることでより適切な費用の相場を把握することができ、業者の対応も比べることができるようになります。

相見積もりを見比べる際のポイントは、極端に他社よりも低い見積もりを出してくる会社は要注意です。人件費を抑えた結果、作業の質が下がる可能性もありますので、安いという理由だけで業者を選ばないようにしましょう。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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