2024年07月19日更新
屋根瓦の撤去にかかる費用を種類別に紹介!費用を抑える方法とは?
屋根のリフォームを考えるとき、「屋根瓦を撤去する費用はどのくらいかかるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。屋根瓦の撤去にかかる費用は瓦の種類によって異なります。今回は、屋根瓦の撤去にかかる費用を種類別に解説し、費用を抑える方法を解説します。本記事を読めば撤去費用の適正価格がわかるので、安心して業者に依頼できるでしょう。
屋根瓦の撤去にかかる費用
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屋根瓦の撤去にかかる費用について、日本瓦・スレート瓦・セメント瓦の3つに分けて解説します。
屋根瓦の種類 | 撤去費用 (1平方メートルあたり) |
---|---|
日本瓦 | 約3,000円 |
スレート瓦 (アスベスト無し) | 約2,000円 |
セメント瓦 (アスベスト無し) | 約2,500円 |
上記の表から、屋根瓦の撤去は瓦の種類によって異なりますが、1平方メートルあたり2,000円〜3,000円が相場であることがわかります。
また、アスベストが含まれる屋根瓦の場合は専門業者に依頼する必要があり、その分費用が高くなるので注意しましょう。
屋根瓦の撤去で費用を抑える方法
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屋根瓦を撤去する際は、屋根の葺き替えなど同時に行う場合が多く見られます。
屋根の葺き替えは費用が高額なため、撤去にかかる費用を少しでも安くしたいもの。
そこでここでは、屋根瓦の撤去費用を抑える方法について解説します。
【方法1】複数の業者から見積もりを取る
業者によって屋根瓦の撤去にかかる費用は異なるため、複数の業者から見積もりを取りましょう。
複数の見積もりを比較することには、以下のようなメリットがあります。
- 費用が安い会社を選べる
- 見積り金額が適正なのかを比較できる
- 対応が良い業者を選べる
- リフォーム・メンテナンスの選択肢が増える
このように、屋根瓦の撤去を依頼する業者を選ぶ際は、1つのメリットだけではなく、全体的なコストパフォーマンスを確認することが重要です。
業者によって見積金額や作業内容が異なる場合は、かならず業者に確認しましょう。
【方法2】屋根瓦の撤去範囲を最小限に抑える
屋根瓦のズレや一部の破損など、撤去が必要な部分のみを撤去すると費用が抑えられます。
ただし、屋根瓦にアスベストが含まれているときは屋根全体を撤去する必要があり、費用が高くなる可能性があるので注意しましょう。
【方法3】業者の繫忙期を避けて依頼する
屋根瓦の撤去など、屋根のリフォーム・メンテナンスは台風前の繁忙期などに依頼が集中します。
このようにお客様からの工事依頼が多いと、人手が足りなくなり工事費用が通常より高くなるケースも見られます。
そのため、これらを逆算して緊急のとき以外は依頼の時期を調整することにより工事費用を抑えられる可能性があります。
台風シーズンが過ぎた閑散期の11月~12月や、梅雨に入る前の4月〜5月などに工事を依頼するのがおすすめです。
【方法4】DIYによる修理を検討する
屋根瓦の撤去費用をさらに抑えたいという人は、DIYによる修理を検討してみましょう。
屋根瓦の部分的な撤去であれば、DIYで可能な場合もあります。
しかし、屋根瓦の修理は高所作業で転落などの危険が伴うため、細心の注意が必要なことを忘れてはいけません。
また、屋根瓦の劣化状況などによっては、自分で修理するよりも専門業者に依頼すべきケースもあるでしょう。
これらのことから、屋根瓦の撤去は無理せずに専門的な知識を持つ業者にまかせるのが安心です。
屋根瓦を撤去した後に必要な屋根の葺き替えとは
多くの場合、屋根瓦を撤去したあとは、屋根の葺き替えを行います。
屋根の葺き替えとは、既存の屋根材を撤去し、下地を補修したあと新しい屋根材を葺く工事のこと。
屋根の葺き替えでは、今後のメンテナンスを視野に入れた屋根材選びや、雨漏りを予防するために屋根下地の細かな点検・補修が欠かせません。
このように屋根の葺き替えでは検討材料が多いため、屋根瓦を撤去する際は屋根全体のリフォーム・メンテナンスまで視野に入れてじっくり検討しましょう。
屋根の葺き替えにおすすめの屋根材
![](https://new-img.hapisumu.jp/press/dev/2024/07/18144042/28894275_m-1200x800.jpg)
屋根瓦の撤去したあとに屋根を葺き替える場合には、屋根材選びがとても重要なポイントになります。
屋根の葺き替えに採用できる屋根材は数多くありますが、屋根材によって費用や特徴が異なるため、建物の構造や今後の住まいかたに合った屋根材を選ぶことが欠かせません。
そこでここでは、屋根の葺き替えにおすすめの屋根材を厳選して紹介します。
屋根材の種類 | 商品名(メーカー) |
---|---|
エスジーエル鋼板 | スーパーガルテクト (アイジー工業) |
ガルバリウム鋼板 | 横暖ルーフ α S (ニチハ) |
石粒付き金属屋根 | スカイメタルルーフ (伊藤忠建材) |
なお、屋根の葺き替えを検討する際、屋根材を選ぶポイントは以下のとおりです。
- 屋根材が持つメリット・デメリットを理解して選ぶ
- 屋根材の費用だけでなく、取り付けや将来のメンテナンスにかかる費用も考慮する
屋根材の種類や費用などに迷ったときは、専門業者に問い合わせてみましょう。
屋根瓦の撤去~屋根の葺き替えの施工事例
最後に、屋根瓦の撤去から屋根葺き替え工事の施工事例を紹介します。
【事例1】重くて古い屋根瓦を撤去
築30~40年ほど経過した家の屋根瓦を撤去しました。
古くて重量のある屋根瓦は、地震や大雨などの二次災害を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
工事内容 | ・屋根瓦の撤去 ・ガルバリウム鋼板屋根へ葺き替え |
リフォーム費用 | 約150万円 |
工期 | 5日 |
【事例2】屋根瓦を撤去して雨漏り改善
築30~40年が経過した古い屋根瓦を撤去し、雨漏りが改善しました。
工事内容 | ・屋根瓦の撤去 ・屋根葺き替え ・外壁塗装 |
リフォーム費用 | 約550万円 |
工期 | 4週間 |
【事例3】劣化した屋根瓦を撤去
耐震対策として、古い劣化した屋根瓦を撤去しました。
工事内容 | ・屋根瓦の撤去 ・金属屋根に葺き替え |
リフォーム費用 | 約150万円 |
工期 | 2週間 |
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