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2019年03月28日更新
天井に穴を開ける方法や準備するものについて
天井に穴を開けてお洒落なダウンライトにリフォームするというケースが増えています。自分で天井に穴を開ける際に失敗しないための注意点とその方法について紹介します。また、リフォーム業者へ依頼する場合の費用相場や業者の選び方についても知っておきましょう。
天井に穴を開ける前に知っておきたいこと
天井に穴を開けることを考えている場合、どのようなことを事前に知っておくとよいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
DIYはすべて自己責任だが「穴埋めプレート」でふさぐことは可能
DIYでの作業は費用を安く抑えることができる反面、作業に不慣れな人が行うと、穴の位置を間違えてしまったり、必要ない部分を傷つけてしまうということが起こりえます。
そのような時、一度開けてしまった穴は完全には塞ぐことはできませんが、極力目立たないように修復する方法があります。
それは穴埋めプレートを使用するというものです。この穴埋めプレートを使用することで、ダウンライトを取り外したときなどにできた不要な穴を目立ちにくくふさぐことができるでしょう。
DIYの場合足場はしっかり確保する
普段あまり高所作業をしない方であれば、自宅に脚立やハシゴが無い場合もあるでしょう。
しかし、安定した足場の確保は安全に作業を行う上で必須です。
天井に穴を開けたり、塞いだりする場合、高所で天井を見上げて腕を上げながら作業することになります。
そのため、普段は使い慣れていない首や腕などの部分へ負担がかかるだけではなく、バランスを崩しやすくなってしまうでしょう。
また、慣れない作業で思うように進められず、仕上がり具合に影響が出てしまう可能性もあります。
高所での作業を行う場合は必ず安定した足場を確保し、転ばないよう注意しながら作業しましょう。
プロに依頼すれば安心
天井に穴を開けるという作業だけであればDIYでもある程度は可能です。
しかし、開けた穴にダウンライトを設置して電気配線を整えるのであれば初めからプロに依頼した方が良いでしょう。
なぜなら安全面や仕上がりの質の問題だけでなく、電気工事を伴うリフォームであれば電気工事士の資格が必要となるからです。
リビングの照明をダウンライトにリフォームする場合、天井に穴を空けて照明を埋め込み、電気配線を整えるという作業が発生します。
リフォーム業者へ依頼した場合、穴開け作業だけでなく電気配線や照明の取り付けまで責任を持って行ってくれるので安心です。
費用の相場については照明のグレードにもよりますが、1個あたり1万円の照明を6個設置する場合、工事費込みで約8万円~12万円で依頼が可能でしょう。
天井に穴を開ける前に準備しておきたいこと
実際に穴を開ける作業を始める前に必要な準備を整えておきましょう。
どのような準備が必要かについてご説明します。
準備するもの
まずは天井に穴を開けてどのようなリフォームを行いたいのかを整理しましょう。
必要な道具や資材が足りない状態で穴を開けてしまうと、作業を途中で中断して数日過ごすことにもなりかねません。
天井に穴を開ける場合、主に必要になるものは穴を開けるための電動ドリルと、穴を空けない部分の天井や、床の汚れを防ぐための養生に使う新聞紙やビニールシート、マスキングテープなどです。
電動ドリルには穴を開けるための「ホルソー」を取り付けて作業することになるため、持っていない場合にはお持ちのドリルに合うホルソーも必要になります。
また、安全に作業するための脚立や粉塵を吸い込まないための防塵マスクやゴーグルも用意しましょう。
養生の方法
天井に穴を開ける作業では天井の下地となる石膏ボードに穴を開けることとなります。
石膏ボードに穴を開けていくと表面が削れて粉塵が舞い落ちてきます。
そのため、作業場所を中心としてできる限り広範囲を養生した方が良いでしょう。
可能であれば部屋全体に新聞紙やビニールシートを敷き、移動できる家具は部屋の外へ運び出すかシート等を被せて養生しましょう。
基礎の確認
天井はどこにでも穴を開けて良いわけではありません。
穴そのものを開けることはどこにでもできますが、もしも穴を開けた後に照明を設置するのであれば、設置するための木材がある位置を探さなければなりません。
仮に木材の無い天井板だけの場所に穴を開けてしまった場合、照明を設置、固定するためにビスを打とうにもビスを刺せる場所がなく、別の箇所に穴を開けることになってしまう可能性もあります。
デザイン性だけで穴を開ける場所を決めるのではなく、建物の構造を理解した上で事前に穴を開けるのに適切な場所を確認しておきましょう。
機材
天井付近での作業となるため足場が覚束ない場合や、高さが足りず無理な体制で作業を行うことは大変危険です。
安全に作業するための脚立や足場を必ず用意しましょう。
また、穴を開けるための電動ドリルとホルソーが必要です。
電動ドリルを購入する場合は安いものでも約1万円は必要となり、高性能のものは約3万円以上必要になるでしょう。
最近はホームセンターで工具のレンタルを行っている店舗もあるため、レンタル品であれば1日数百円でレンタルすることもできるようです。
電動ドリルとホルソーの2つがあれば、天井に穴を開けるという作業自体は可能ですが、天井に穴を開ける場合は石膏ボードの破片や粉が降ってきます。
実際に作業を行う場合はゴーグルやマスク、帽子等も用意しておいた方が良いでしょう。
また、床を汚さないためにも新聞紙やマスキングテープがあると後片付けが簡単です。
【実践編】天井に穴を開ける方法
実際に天井に穴を開ける方法として、フリーホルソーを使って穴を開けるという方法があります。
フリーホルソーというのはホルソーの1種で、開ける穴の大きさを自由に設定できるようになっているタイプのものです。
通常のホルソーは円形に並んだノコギリのような無数の刃がついたパーツを電動ドリルの先端に取り付けて使用します。
そして、ホルソーを取り付けたドリルを回転させることによって板や石膏ボードなどの板状のものに穴を開けることができます。
このとき、開けられる穴のサイズは使用するホルソーの刃のサイズによって決まります。
そのため、ホルソーを使用して複数の異なるサイズの穴を開ける場合、穴のサイズの種類と同じ数だけホルソーが必要となります。
そのため、ミリ単位で調整したい場合などにはフリーホルソーが適しているでしょう。
フリーホルソーはコンパスのように自由に直径を設定して使用することができるため、必要に応じて開ける穴のサイズを変更することができるのです。
フリーホルソーを使用する手順としては、まず開ける穴の半径を確認します。
次に、フリーホルソーの中心に付いている錐と刃の部分の長さを開ける穴の半径と同じになるように調整します。
作業中にフリーホルソーの直径がずれてしまわないよう、付属のネジ等のストッパーでサイズを固定しましょう。
設定が済んだらいよいよ天井に穴を開けます。
開けたい穴の中心にあらかじめ印を付けておき、印の位置にフリーホルソーの錐を押し当てます。
最初はゆっくりと回転させ、出来る限り垂直に、刃が均一に天井を削るようにドリルを押し付けながら穴を開けていきます。
最後まで切れたら押し付ける力が軽く感じるのですぐにわかるでしょう。
このフリーホルソーは約15,000円から販売されているので、1本持っていると様々な穴をあけることができるため便利です。
注意点としては、壁の固さや厚みに対して電動ドリルの性能が低い場合、パワー負けして途中で止まってしまうことがあります。
ドリルはできるだけパワフルなものを選ぶと良いでしょう。
リフォームする際の最適なリフォーム会社の選び方について
リフォームを自分で行おうとすると手間や道具を揃えるための手間がかかるだけでなく、安全面や仕上がりの問題も出てくるでしょう。
しかし、専門のリフォーム会社へ依頼すれば、 これらの問題を解決することができます。
では、どのような観点でリフォームを依頼する業者を選べば良いのでしょうか。
選ぶ際の目安として次のようなものがあります。
まず、類似の内容のリフォーム実績が豊富であるかどうかを確認しましょう。
実績については大手の会社であればインターネット等で公開していることも多いのですが、担当者に直接問い合わせることで、近隣地域での事例があれば紹介してもらえるかもしれません。
実績が豊富で顧客満足度が高く、依頼主の質問に丁寧に答えてくれる担当者のいる業者であれば、良いリフォーム業者である可能性が高いでしょうす。
良いリフォーム会社と出会えたら、次はその会社からより良い提案をもらうためにも、まずは自分の要望を担当者へ詳細に伝えましょう。
たとえば、どのような色合いの照明を、いくつ、どの位置に穴を開けて設置したいかといったことが明確であればあるほど、リフォーム業者からもらえる提案も具体的なものとなるでしょう。
壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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